インターステラー 14年
2015年8/19投稿 2019年8/3改稿開始〜
【アメリカの宇宙飛行士は必ず洗礼受ける義務が有り 異教徒は国際宇宙ステーションに滞在するどころか地上の運用管理にすら携われない 勿論カトリックやユダヤ教果ては無神論者なんて論外だと言う出所不明な噂話が有るんですが事実でしょうか? 実際月面まで行った宇宙飛行士達は全員プロテスタントでしたが歴代大統領の大半と国民の1/4以上もそうであり統計によると割合多い筈のユダヤ教でさえ下手すると2%も行かないなんてデータも有ります。 そんな価値観と最先端のブラックホールやワームホール理論をごちゃまぜにした説明に困る作品です。】
★ちなみに投稿当時携帯で感想纏めた頃は“世界を滅ぼすに至ったキリスト教=プロテスタント&カトリック”の人間もとい信者中心の独特な価値観に嫌悪感しか感じませんでした。そんな訳で支離滅裂な文章になりましたのでもう一度映画見直して全面改稿してゆこうと思います。
☆カトリックが地球は丸い星の外は真空だと認めたのは1999年の事でした。ついでに書いとくと神のおわす世界へ乗り込む宇宙飛行士は不敬だ異端だと激昂する阿呆はカトリック&プロテスタント双方に多数存在しており中には命を狙う蛆虫も実在します……コレで精神病んだ元宇宙飛行士は沢山居ます。
原題:INTR STELLAR
星と星の間という造語になるそうです
アメリカ&イギリス合作劇場公開作品.
同年日本公開.
災厄を生き延び方舟から解放されたノアの家族と選ばれた動物達へ神が送った祝福は“生めよ増やせよ地に満ちよ…”という言葉だったそうですが 其れは唯一神による呪いでも有りました。 無分別に増え続ける人間を種の頂点とする思い上がりも甚だしい歪んだ価値観により海や河川は汚され続け、豊かだった筈の大地は森を切り開き巨大な農場や家畜の大量生産を始めた事を切っ掛けに連作障害で栄養を失い地下水の汲み上げにより干上がった。 多くの種を滅ぼし地球という星を破壊し尽くしてしまった挙げ句に彼等が選んだ手段は住めなくなった故郷を再生するのでは無く何もかも棄てて星の世界へ新天地を求める旅へ 人間はいったいどの様な形でその対価を支払う事になるのでしょうか アレから5年、ハッピーエンドには程遠い微妙に歪んだこの物語を改めて視聴した私が抱いた印象はそんな感じです。
人類が移り住める星はこの世界の何処にも存在しない。絶望に押し潰されて死ぬ筈だった主人公とヒロインは生き残り、あろうことか時空を越えて人類だけが生き残る道標を与えてしまった。 その答えとなるワームホールを創り出し全てを御膳建てしたのは恐らく5次元の世界へと進出を果たした遠い未来の子孫達。 だとしたらこの世界に神は居ない…………ありとあらゆる手段により世界秩序を構築する役目を与えられた人間だけなんだと“2001年宇宙の旅〜その続編2010年”とは真逆な結論を迎えたこの物語をどう評価するかに付いては映画見たお客様それぞれの価値観で判断するしか無いのかな? そう感じさせる内容で以前から事ある度に書いてきましたが私自身は"神の力"も"奇跡"とやらも別段信じている訳では有りません。
ただし自分自身の行動が堕ちない様に見守ってくれる "お天道様" は居て欲しいなぁと思っています。 道を誤らせない基準点となる人としての理想は蔑ろにするべきでは無い そういう意味で私は宗教という存在は必要だと思います。
ちなみに「ラザロ」の意味はヘブライ語で「神様が助けてくれる(読み方はエルアザル)」という内容です。
復活後は熱心な布教で「聖人」となり
乞食とハンセン病患者の守護神扱いでキプロスとマルセイユに間違いなくここで亡くなった(笑)とお墓と教会があります。
さながら映画の中で提示されたA案/B案みたいに……
映画を観た人にはこの皮肉が分かると思います。




