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甲鉄城のカバネリ① 16年

2022年6/27深夜〜6/29午後 タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割り込み投稿 本当に今更ですが免許更新の際組み込まれた写真が完全に悪ふざけ…… 何故キューピーみたいな変な寝癖付いてるの指摘してくれなかった(泣)

【 スチームパンクなゾンビ時代劇なのに此れから漸く盛り上がる所で 人間の敵は同じ人間だったと兄さまこと性格最低で惨めなラスボス天鳥美馬(あまとりびば)が出てきてからいきなりなんじゃこりゃだったんだけど "劇場版・海門決戦" はそこそこ楽しめたので私の評価は終わり良ければ全て良し こんな感じで纏めてみます 何にせよ久しぶりの時代劇要素入ったオリジナル企画のアニメなんて1980年代以来かな ヒロインズは言うまでもありませんが 卑屈だけど熱い主人公生駒(いこま)技巧頭(メカニック)の怪しい帰化人鈴木鍛左衛門(すずきたんざえもん)が個人的にお気に入りです。 】


★何にせよ美樹本晴彦(みきもとはるひこ)先生のキャラで育った世代だしな 嫌いになれる筈が無い


英題:Kabaneri of the Iron Fortresd

鋼塞のカバネリ

日本 オリジナル・テレビアニメ作品

全12話+劇場版⇒もしかしたら続くかな?

劇場版: 総集編 前編/集う光 2016年 後編/燃える命 2017年

短編作 海門決戦 2019年


 令和4年6月27日 此処10年は単独で動く事が多いので原付バイク愛用してるのだけれど 折角取った資格放棄するのも勿体無いので5年振りの自動車運転免許更新手続きするため往復だけで半日移動 那覇港近くに有った施設が街の再開発とやらで家から滅茶苦茶遠い場所に移転して以降通算3回目 移動にモノレールとバス併用すればもっと楽に移動出来たし疲れなかった筈だけど 久しぶりに那覇の大渋滞体験したいし何か新しい店が有るかもと気まぐれ起こしたのが裏目に出ました 講習その他より熱さと退屈さでフラフラに………… もう21世紀なんだから更新ぐらいはリモートとか便利にならないものか 矢鱈多い寄付金云々も出費が嵩む


驚いたのが講習で隣の席に居たのがお懐かしやなベイダー卿(仮名) 声掛けた事も掛けられた事も有りませんが小学校高学年の頃から行く先々でバッティングし早○○年 SWシリーズの名悪役彷彿させる独特な鼻息と威圧感が凄くって毎回笑い出しそうになりながらも関わったら厄介そうだから離れてたんだけどね あの頃から大概オジサンだったけど私自身が爺さんに片足突っ込む歳になっても大して外見が…………流石に髪の毛1/3ぐらいになったし全部白髪にはなってるか 多分向こうは此方に気付いてないからと今回も謹んでスルーさせて頂きました なおベイダー卿は別に太ってる訳じゃ有りません 明らかに日本人だけど身長176cmの私を軽く見下ろす程度の身長持つずっと黒尽くめな服装の巨漢マッチョ 独特な鼻息はお気に入りの作品見付けた時の興奮モードらしい 但し顔はまんま作曲家兼俳優だった小林亜星さん+博物学者兼小説家の荒俣宏さん では小ネタにオチ付けた所で今作の前振りを 


進撃の巨人をアニメ化したスタッフが全面的に関わったオリジナル企画と言う前振りと 動画サイトで閲覧させて貰った熱い予告編に釣られ 新作料金でDVD1巻レンタルしたものの 私アニメに感情移入し易いから本作のゴアシーン滅茶苦茶苦手でさぁ(苦笑) 何れ取り上げる予定の ハクソー・リッジ や ザ・パシフィック は民間人殺害描写あってもおぉ此れすげぇと楽しめる程度には耐性身に付けてるけど 美樹本キャラ……特に女子供が惨たらしく死んだり食われたりするシーンに絶えられなくてずっとHDの肥やしに HD破損⇒焼いたDVDもそろそろ寿命ですので 他のアニメ作品同様レンタル落ちしてラインナップから外される前に紹介しておこうかと ちなみに火葬場がいっぱいでほぼ1週間もの間、親族と交代しながら遺体の側で寝泊まりする体験してると本物の死体は単なるモノ扱い 寧ろ保存用薬剤や死臭が鼻の奥に入り込んで臭いとしか感じられません でも此れがアニメだと悲しいと感じたり恐ろしいと思うのはやっぱり変なのかね



■第1話:脅える屍


★思わずあれは痛いとなった冒頭アクションの髪の毛肉ごと毟られる場面 確か元ネタはサンゲリアだったかな バケモノに成り果てる前に心臓吹き飛ばし人として死ねと周りから強要される自決袋(手榴弾)使ったアレも嫌過ぎる死に方です


 カバネ……其れは20年前、突如日ノ本に現れた動く死者で有り人を理性無きバケモノに変えてしまう人類の脅威 銃弾や刀矢を通さない不気味に光る鋼鉄の様な皮膜で守られた心臓を破壊しない限り決して殺せず 咬まれた者や喰い殺された人々をカバネに変え増え続ける 幕藩体制が崩壊しないまま其れなりに海外技術や帰化人を受け入れていたこの國は 多くの犠牲者を出しながらも駅と呼ばれる城塞都市を築き立て籠もり 駅を線路で繋ぐ装甲蒸気機関車=駿城(はやしろ)で連絡を取り合い交易を続ける事で辛うじて抵抗を続けている だが其れは感染者やその疑いが有る者を情け容赦無く切り捨て排除することで成り立つジリ貧の安定に過ぎない


物語の冒頭描かれるのは生き残った僅かな避難民と荷を護衛し安全地帯で有る駅を目指す顕金駅(あらかねえき)の武士達 彼等を乗せた駿城=甲鉄城(こうてつじょう)は途中、連谷駅に停車し補給と避難民を引き渡す筈だったが 既に連谷はカバネリにより壊滅しており車体に取り憑いたカバネ相手の戦闘で多数の負傷者を出す事に 迂闊にも咬まれた同僚に自決袋渡し自死を強要する武士の姿はとても理性有る知識階級には見えない 例え感染しても親族に別れ告げる3日間の猶予は有るのに 母の名を呼びながら怯え泣いて死ぬ幼い武士の最後を映しながら始まる主人公のモノローグ 5年前故郷と唯一の肉親だった妹 初音(はつね)を失い避難民として流れ流れて顕金駅で蒸気鍛冶師で糊口凌ぐ日々を送る平民の少年 生駒(いこま)の夢は仇であるカバネを殺す蒸気銃=ツラヌキ筒開発と感染者を人のまま生き残らせる手段の構築 


だが其れは戦闘の矢面に立つ武士階級を差し置いて平民が戦う事を意味する横紙破りな考え 多くの同僚が主人公を口先だけの英雄と馬鹿にしその努力を嘲笑う中 味方となってくれるのは苦楽を共にした親友 逞生(たくみ)と大凡ながらも生駒の焦りを理解する女鍛冶師 (かじか)ぐらい 連谷滅亡で半日早く到着した甲鉄城 検疫で傷が見咎められいきなり惨殺されようとしていた平民を庇った事で 生駒(いこま)は武士達のみならず偶々客人の少女 無名(むめい)とその護衛四文(しもん)を出迎えに来ていた領主 四方川堅将(よもがわけんしょう)の怒り買い領主の1人娘 菖蒲(あやめ)の取りなしも虚しく罪人として牢屋送り 誰もが己の命と安全を優先する末世の世界で明らかに異端な主人公に興味抱く無名(むめい)


深夜定時に到着した駿城=扶桑城(ふそうじょう) 最早生きている者は誰も居ない装甲列車を暴走させていたのは喰われカバネと化した元機関士や武士の成れの果て 列車と共に押し寄せるカバネに蹂躙される顕金の人々 深夜四文と共に屋敷抜け出し何かを行っていた無名 こっそり持ち込んだ針金使い牢屋を脱出 地獄絵図と化した街から逃げ出す人々に襲い掛かるカバネを自ら囮となり作業小屋で待ち伏せる生駒(主人公) 逞生(たくみ)のアドバイスで改良加えたツラヌキ筒で中々殺せないカバネを一撃で仕留めた主人公だったが腕を齧られた 一か八かで開発中だった拷問器具みたいな装置使いウィルスを封じ込めた様に見える生駒はそのまま気絶 同じ頃四文がカバネに咬まれ自決 たった1人で甲鉄城に向かう無名(ヒロイン)の前に立ち塞がるカバネは彼女の下駄で瞬殺された 此処はもう終わりだ 領主=堅将は民と顕金駅を見捨て甲鉄城を確保し脱出図るため手勢と共にホームへ向かう 領主屋敷には菖蒲と来栖(くるす)をリーダーとする僅かな武士達 そして逃げ延びて来た領民が取り残された 




■第2話:明けぬ夜


★カバネと見なされたら最早人扱いですら無い 理不尽に貶められた主人公の怒りに思わず感情移入……結果最終話がリリースするまでは多分精神的に絶えられないからとずっと放置してた馬鹿は私です


 ツラヌキ筒でカバネを斃した 生駒(いこま)助けに作業小屋にやって来た逞生(たくみ)と勝利の雄叫び 領主 堅将(けんしょう)の連絡を待ちながらどんどん増えるカバネ相手に絶望的な抵抗続ける来栖(くるす)等若き武士達 このままでは皆んな助からない 箱入り娘な領主代理=菖蒲(あやめ)の優柔不断さに痺れ切らした家老職=六統領は手勢率い走れる民だけ連れて甲鉄城に向かおうとするが 其処に現れたのは戦装束に身を固めた客人の少女 無名(むめい)だった 御年12歳だから色々言葉足りないがあの台詞の真意は 緊急時の対応が後手後手に過ぎると菖蒲と六統領や武士団を責めたモノ


2丁の蒸気銃とトリッキーな動き 瓦礫や折れたパイプやその他使い次々とカバネを仕留める無名(12歳)に庇われる形で領主屋敷を脱出 偶々避難民の中に紛れてた運転士見習いの少女 侑那(ゆきな)等と共に甲鉄城に無事辿り着く 人々を乗せ起動開始する甲鉄城 群衆に紛れ何とか客車に潜り込んだ生駒達だったが押し寄せるカバネを撃退した時、うっかり光る心臓を避難民と来栖に見咎められ生駒は銃で撃たれ走り出す列車から放り捨てられた 跳ね橋の前に立ち塞がり甲鉄城脱出を阻むのはカバネと化した領主だったものとその部下だったもの 多くの武士達を犠牲にカバネを排除しつつ活路を探すが跳ね橋が下りず綾金駅から出られない 其処に駆け付けカバネをツラヌキ筒で倒し手動レバーを操作したのは来栖に撃たれ死んだ筈の生駒だった


「 俺を見ろ 皆がバケモノと殺意向け蔑んだ男が血を流し死ぬ様を見ろ 見捨てた男に助けられた記憶を抱え惨めに生きてゆけ 俺はお前等を三途の川の向う側から嘲笑ってやる ざまあみろとな‼ 」


そして跳ね橋は降りた 崩れ落ちる生駒(いこま)残し走り出す甲鉄城 逞生(たくみ)だけはワイヤー降ろし取り残されようとする主人公を助けようとするが武士達に取り押さえられる 其処に現れ生駒救出に介入したのは居丈高な来栖(クソ野郎)の応援要請無視し仮眠取っていた筈の無名(むめい) 列車内に放り込まれた生駒(主人公)を殺そうと駆け付ける来栖(クズ)に対峙する少女(むめい)が語る主人公が成り果てたモノ 


其れはカバネリ……人とカバネの狭間に在る者 無名の背中にも光り輝くカバネと同じ心臓が 画面は暗転しエンディングへ




■第3話:捧げる祈り


★1〜2話で受けた印象が酷過ぎてアニメ見てた私は屑呼ばわりしてた来栖(くるす)が単なる菖蒲様(ご主人様)ラブなワンコ頭なだけで別段悪人と言う訳でも無いと判明した名誉回復エピソード だけどあの領主の側近だった六統領はやはり無能揃いだったと判明


 人としての理性残したカバネリなる存在を理解出来ず無名(むめい)生駒(いこま)に銃向ける来栖(くるす)達 一触即発の殺し合いを止めたのは2人に多くの領民を救われた菖蒲(あやめ)様の介入 避難民を乗せた甲鉄城の目的地をカバネの脅威が届かない幕府の本領金剛郭(こんごうかく)に定め動き始める人々 無名と生駒は取り敢えず最後尾の車両に自ら蟄居する事に カバネリは普通の人間やカバネとは比較にならない肉体と戦闘力持つが勿論弊害も有る 無名の場合身体酷使するとその反動で暫くの間動けない 殉職した四文(しもん)に代わりせめて打たれ強い肉の盾にと無名主導で始まる生駒の戦闘訓練 共に大切な家族をカバネに殺されたヒロインと主人公 休憩の合間に明らかとなる正義バカ=生駒の原点 移動続ける列車では逞生(たくみ)巣刈(すかり)達蒸気鍛冶師が技巧頭の鈴木鍛左衛門(すずきたんざえもん)の指導下破損部分の応急処置を続け


生き残った来栖(くるす)や巨漢の吉備土(きびと)等が蒸気銃の整備続ける中 (かじか)主導で始まる僅かな食事の配給 食事の量を巡り様子が可笑しい妊婦に絡む阿呆の暴走 避難民の中にカバネの気配感じ取った無名は客車に乗り込み生駒巻き添えに武士や六統領とその取巻き達と再び喧嘩寸前に そのタイミングで破損した水タンク 甲鉄城はタンク修理と水補給のためカバネの襲撃警戒しながら給水施設で1晩明かす事に ならば二度と戻れない顕金で亡くなった家族の弔いを 六統領の1人頭巾ハゲな間瀬(ませ)に扇動された暴徒による無名&生駒暗殺未遂 カバネ化が進んだ人を助ける手段なんて有りはしないと無名により殺処分される妊婦だったものとその胎児 ワザトリと呼ばれる変異種に感応し危うく菖蒲様襲いそうになる生駒


給水塔の周りの森にひしめき合うカバネの大群 もしかしたらガバネリはカバネを呼び寄せるのか? 主人公達の間に生まれる不信感



■第4話:流れる血潮


★ツンデレ男子キャラ巣刈(すかり)が主人公達の参謀役で真価発揮する第1部最終話 確かに心臓潰さないと斃せないが普通に刀で手足落としたり首撥ねてもカバネは無力化出来ると判明したエピソード


 カバネリのカバネ化を止め定期的にその身体を苛む疲労感を抑えるためには人の血が不可欠 何とか給水塔での危地は脱したもののバケモノは排除しないといけないと暴徒化する避難民達を味方に付けた阿幸地(あこうじ)を頭目とする六統領の反乱により菖蒲様の指揮権は剥奪された 無名と生駒に味方した逞生(たくみ)(かじか)巣刈(すかり)は2人と共に最後尾車両に閉じ込められ 運転手として外せない侑那(ゆきな)鍛左衛門(たんざえもん)は反乱メンバーに監視されながら甲鉄城を動かし 菖蒲と来栖は同じく軟禁状態


金剛郭への近道となる山間部への路線変更 襲い掛かる無数のカバネを引き付ける囮として最後尾車両を切り離そうとする愚か者達 だが反乱メンバー打った手は尽く裏目に出てしまう 本来列車は平地を走り抜けるもの 山間部でスピード落ちた甲鉄城に取り憑く無数のカバネは元武士の成れの果てワザトリ指揮下に組織的な襲撃を開始する 刀を振るい獲物を嬲り殺しにする快楽に溺れるワザトリの殺戮で五号車両は壊滅 主人公達を囮に危地を脱しようと企んだ武士や暴徒に六統領の間瀬(ませ)萬鬼(ばんき)もカバネの餌食となった 慌てふためく阿幸地(役立たず)から甲鉄城のマスターキーを取り返し再び指揮権を掌握した菖蒲様と軟禁解かれた来栖達により何とか最悪の事態だけは免れたものの 避難民を守るため若手武士達は次々と犠牲に 


来栖側近の1人倉之助(くらのすけ)はカバネに咬まれ最早是迄と自決袋を起爆剤に数体のカバネ巻き添えに自爆 刀使いカバネを次々と行動不能に追い込んでいた来栖もワザトリに襲われ刀で貫かれる トンネルを出入りする甲鉄城の上を巣刈(すかり)のアイデアでタイミング見計らい避難民救援に向かう無名と生駒 トレーニングの効果を早速発揮し最早鈍いとしか感じないカバネを駆逐する生駒だったが 血の補給を欠いたまま戦闘続けた無名がダウンし次いで生駒にも立つことも不可能な疲労感が襲い掛かる 自ら腕を傷付け血液提供した菖蒲様の活躍で復活果たした主人公はツラヌキ筒でワザトリを斃した 甲鉄城は漸く山道を抜け海が見える沿岸部へ まるで最終回なノリの生存者勢揃いで始まる遣り取りの末、血液提供は仲間達の協力でおこなわれる事に カバネが居ない美しい自然風景に思わず魅入る登場人物達を俯瞰で映し物語は次のステップへ


その内取り上げる積りでズルズルと先延ばししてたアニメ作品を ウズラ猫は未だ闘病中、今日久しぶりに飯のお替り寄越せと立ち上がりました 食い終えたらまた眠ってますけどね 兎に角今日も30度越えのカンカン照りだし仕方が無い もう1匹は扇風機の前で溶けてます 私の部屋以外はクーラー動いてるのに何故動かん?

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