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ナチュラル 84年

2022年9/29〜9/30 タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割り込み投稿

小見出しにも書いたけど 華麗なるギャツビー の10年振りの意向返し あっちは撃たれて死んでますが此方はそこから這い上がる

【 神から授かった素晴らしい才能(ギフト)を 信仰や布教ではなくたかが金儲けや自身の名声の為に使うなんて許せないと男性嫌悪主義(ミサンドリー)も混ざったカルト思想のイカれ女に撃たれ 人生台無しにされた野球青年が34歳でメジャーリーグに再デビュー 陰惨なエピソードは殆ど改訂したから原作ファンから散々貶されたけどちゃんと野球に関してはある程度プロの監修受けてるので完成度は映画版が上かな 】


★なお原作+こっちのバージョンはスラム出身な主人公の台詞が"わし"な角川翻訳版は文面古いし原作版はバッドエンド 私はブックオフ送りにしたし知らない方が無難です ハヤカワ文庫版は今回NET検索で初めて知ったので勿論未読


原題:THE NATURAL

自然体或いは生来の意

アメリカ 劇場公開作品

同年 日本 劇場公開

原作:バーナード・マラマッド著 The Natural 1952年

翻訳版 1970年 角川文庫 汚れた白球 -自然の器-

1984年 ハヤカワ文庫 奇跡のルーキー バーナード・マラムード名義

何方も劇場公開時ナチュラルに改題 短編集に纏められる形で廃版


 令和4年9月29日 台風18号接近に伴い昼過ぎ辺りから沖縄は大雨 昨年97歳で亡くなった祖父の1回忌という事で昼前から親族集まったり業者に頼んで花やら焼香台やら色々手配したりとバタバタやってたんですが 家の母親も大概だけど70越えの爺婆集団に掛けられたパヨクの洗脳が中々解けてない 朝日新聞や共同通信の偏った情報鵜呑みに故 安倍元総理を自覚なしで罵る辺り本当に救えない 自分がやられて嫌な事はするな 確か子供の頃、私はそう習ったんだけどね 正義も悪も時代が変われば根刮ぎ簡単にひっくり返る 年金貰ってる癖に未だに全共闘世代の反政府活動や反米運動に同情的なのは時代錯誤にも程が有る 孫や曾孫に怒られて愚痴るのは勝手ですが老害もそろそろ大概にして欲しい


今月最後になりそうな作品として此れ取り上げたのは例によってレンタル終了し焼いたDVDもそろそろ再生不可能となりそうだったのと宗教系反社が絡む物語だったので 幸いキリスト教福音派もその系列のカルト団体も日本進出は軒並み失敗してるけど フランス革命にロシア革命等々で大発生した棄民やカルト信奉者達を安易に移民として受け入れた カナダにイギリスやオーストラリアとアメリカ合衆国ってホラーサスペンス映画や小説の題材になるレベルでこんなイカレさんがウロウロしてるんだよ 第二次世界大戦で一旦は沈静化したものの宗教系反社が再び猛威振るう時代がぶり返したのは60年代後半〜80年代前半まで続いた人心の荒廃と21世紀に入り特亜勢力スポンサーに過激化したLGBT運動とかANTIFAを名乗る左翼系反社の跳梁


別段、女子供でも銃が簡単に入手可能なアメリカの専売特許という訳じゃなく このまま子供が増えたら温暖化で滅びるなんてトンチキな理由で看護師の立場利用し、新生児ばかり判明してるだけで50人以上殺害したオーストラリア女の事例 日本でも施設襲い死刑判決受けた阿呆が居たけど高齢者や身障者ターゲットに何十人も殺し懲役700年喰らったけど未だ公判中なんて輩も男女関係無しにオーストラリアとドイツにイギリスやカナダと沢山居る 文字通り此れはSDGs=再生可能エネルギー云々のオカルト要素とゴミみたいな理想論を子供達に教え込んだ成果と言えますが、日本の報道機関は何故か話題にすることすら避けてます 子供の頃、この映画見てロバート・レッドフォード演じる主人公の活躍よりも何考えてるのか本気で理解不能なサイコパス女が心底気持ち悪かったんだよ 


 

【 オープニング〜旅立ちまで登場する主人公ロイ・ハブスと幼馴染みアイリス・ゲインズの生まれ故郷は恐らくカンザス州の何処か この辺りはアメリカ西部と並ぶ小麦の供給源 悪名高い連作障害によるダストボウルからも辛うじて生き延びた土地です 原作小説版はブラックソックス事件とシューレス・ジョーの悲劇を題材にした架空の物語だから多分サウス・カロライナ州 実際に撮影した場所はメイキングムービーでも内緒になってたから何もかも推測混じります 】


★男から何もかもを奪うクソ女のハニートラップ打ち破れ 全くの別作品だけど 華麗なるギャッツビー の意向返しも入ってます 出来りゃ2本続けてみるとより楽しめますよ


☆所で何故に雷なのか? キリスト教圏では雷=神鳴り 正義の鉄槌または神罰を意味します


 ロイ・ハブスの野球人生の原点は収穫終えた小麦畑での父親とキャッチボール 息子に天性の才能見出した父親と幼馴染みアイリスとの穏やかな日々 母親はどうも早世したらしいが映画の中では明らかにされない 父親が心礎発作で命落とした数ヶ月後、庭木に落ちた強烈なカミナリ 既に地元高校のチームで活躍していた主人公が割れた庭木で作り上げたのは1本のバット ワンダーボーイと命名された其れは主人公の守り神兼、大事な相棒として快進撃に貢献する 高校卒業しマイナーリーグへ、1923年シカゴ・カブスのスカウトマン バド・シンプソンに見出されメジャーリーグへの入団テストを受ける事に プロになったら結婚しよう 美しい女性に成長した幼馴染みアイリスへのプロポーズ


生まれて初めての列車の旅 ヤンキーズの名打者ワーマーとシカゴ・トリビューンのスポーツ記者マーシー・マックスが話題にしているのは 来年開催のパリオリンピック選手代表に抜擢されたとあるスポーツ選手の暗殺事件 被害者の体内から見付かったのは銀の弾丸 先週はどうも若手のアメフト選手が同じ手口で命を失ったらしい バドが見出した有望な若手選手=ロイ・ハブスを嘲笑うベテラン記者とワーマーの悪ふざけから始まった10ドル賭けての草野球 本気になった名打者(ワーマー)を剛速球で手玉に取る主人公 だが喪服姿の寡婦にして連続殺人犯=ハリエット・バードに目を付けられたハブスはホテルに訪ねて来たサイコパスの凶弾に斃れる そして物語は其れから16年後の1939年へ


敵対的買収が進められているプロ野球チーム・NYナイツは 新オーナーの就任以降チームも設備もガタガタに 1人気を吐いていたのはチームの要ライトを任されたヘイリー・バンプだけだったがポップ・フィッシャー監督の姪メモ・パリスと交際始めて以降成績は右肩下がり 下手な草野球チーム顔負けなエラー繰り返す選手達を罵る監督の前に現れたのは明らかに場違いな格好した34歳の新選手ロイ・ハブス 新オーナーの意向に背いた事を口実に監督解任を警戒するコーチ レッド・ブロウの取り成しも有りベンチ入りは認めたものの 監督(フィッシャー)は意地でも主人公を選手として認めない 連戦連敗が続く中チームのピッチャー アル・ファウラーが主人公に八つ当たり目的で絡み始まった打撃練習 ファウラーが何方に投げても打ち返された球はホームランになる 


何時もの如く負け試合 代打で出したハブスが打ち返した打球はものの見事に木っ端微塵 ボールの芯だけ客席に飛び込んだけど此れは何だ? 結局初打席は逆転ホームランと審判団が判断し主人公は一躍時の人となる 次々とホームランや内野安打を放ちチーム躍進に貢献するもマスコミ嫌いでプライベートも決して明かさない主人公に付き纏う有象無象 とある理由でマイナーリーグへ籍を移しピッチャーから内野手に転向していたハブスに興味を抱いたのは、主人公の顔も名前もうっかり忘れていたマーシー・マックス記者だった 


ハブスの活躍に苦い思いを抱くのは街の暗部(マフィア)と結託し非合法の野球賭博で莫大な利益を上げていたチームのオーナー(本業判事)と胴元のガス・サンズ サンズの愛人でヘイリーに貼り付き彼の不調の原因となっていたパリス 無理を重ねたヘイリーは試合中に事故死 新たにライトを任された主人公に付き纏うパリスの暗躍 飲み食いする際、薬仕込まれたり文字通り性的に食べられ下半身ガタガタとなり右肩下がりに成績落とす主人公を立ち直らせたのはもう二度と再会は叶わないと思ってた幼馴染みアイリスの登場 大恐慌の最中父親が亡くなり農園を母に任せ出稼ぎ労働者やってるアイリスはシングルマザーになっている アイリスの応援に後押しされる形で再び主人公は立ち直りチームは優勝争いの最候補に


このままではチーム敗北に賭けた大金を失う事になる パリスに薬盛られ昏倒 意識不明となり緊急搬送される主人公 手術の際、身体の中から見付かった銀の弾丸 16年前のあの時、瀕死の状態となりながら女殺人鬼をホテルの窓から突き落した忌まわしい過去 辛うじて命を拾ったもののシカゴ・カブスは要らぬスキャンダル恐れ彼を追放 再び野球が出来る様になるまで6年続いたリハビリ生活 世界大恐慌の最中、ありとあらゆる仕事で糊口凌ぎ数年前漸くマイナー・リーグで野球人生を再開 漸く意識取り戻したものの診察した医師によるともう身体はメジャー・リーグの過酷なスケジュールに耐えられる程持たない可能性が極めて高い オーナーに提示された多額の口止め料を手に彼等の狗に堕ちるか それとも優勝決定戦で活躍しそのまま現役引退するか 悩む主人公に抗う決意をさせたのは面会に訪れたチームメイトや最愛の女性アイリスの励まし


口止め料を愚か者達に突き返し 激情に駆られ拳銃向ける憐れな馬鹿女(パリス)に三行半を叩き付ける主人公 漸く謎の強打者の正体掴んだ新聞記者(マックス)は真相ぶちまけられたくなければ……と主人公に独占記事書かせろと迫るが今シーズンを最後に最初で最後のメジャー・リーグを終える覚悟決めた主人公は 権力者気取りな新聞記者を心底憐れで惨めな存在だと心の底から嘲り笑う 降りかかる災厄と戦った事も抗ったことも無い道化に野球選手の気持ちなんて理解出来る筈もない 半ば登板諦めていた監督(フィッシャー)やブロウ・コーチにチームメイトに出迎えられ始まるパイレーツとの最終決戦 双方のピッチャーと守備陣により得点が取れない中、遂に崩れた均衡 奮戦虚しくマウンドを去るヤングベリーに代わり パイレーツが投入してきたのはかつての主人公を彷彿させるサウスポーの剛腕投手ジョン・ロード


度重なるファールボールにより遂に寿命迎え真っ二つに折れる主人公のバット 代わりのモノを頼む バットボーイ=ボビー・サボイが手渡してくれたのは彼が主人公とワンダーボーイ(ハブスのバット)に憧れ見よう見真似で作り上げたサボイ・スペシャル 16年前に撃たれ再び摘出手術受けた傷口が開く中、再びバッターボックスへ ロードの渾身の1球を遂にジャストミートする主人公 打ち上がった打球は照明器具に命中しまるで花火の様 勝利のサヨナラホームランを決めたハブスと駆け寄るチームメイトやコーチに監督達を映し出し暗転する画面


メジャー・リーグを去りアイリスとその息子と共に、生まれ故郷で再び鍬を振るう日々を送る農夫ロイ・ハブス 仕事終えた夕刻から始まるのは彼と義理の息子のキャッチボール 沈む夕日の輝きは麦畑や草原を金色に染めている


ヒロイン=アイリスが何故未婚の母に? 原作版ではその詳しい原因書いてますが映画てはオミット あまり楽しい話でも無いので私も書きません アメリカでは未婚の母は肩身が狭いので架空の夫はニューヨークに単身赴任という事になってます 主人公にメモ渡され気合い入ったのはそんな理由が綴られてたから

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