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ストーカー 79年

2015年8/1投稿 2019年1/23全面改稿開始〜

【ZONE……ソレは多くの人々が犠牲者となった惨劇の特異点でありその原因を引き起こした正体不明の来訪者が暫し滞在し残していった用途不明の多数の異物と危険な罠、変わり果てた動植物が存在する民間人の立ち入りを禁止した危険な土地。ZONEに魅せられ射殺や逮捕そして来訪者が残した罠に殺されるリスクを覚悟の上で入り込む人々のガイドを引き受けた食い詰め者達は密猟者(ストーカー)と呼ばれた。1986年のチェルノブイリ原発事故を予測した様な内容から今も伝説となる映画ですが…眠くなります(笑)】


★アメリカでテレビシリーズ化予定してるそうですが予算面で難航中…案外日本の三次元でアニメ化した方が質量共に良さそうですが採算取るのが難しいかな。


原題:Сталкер、

英題:Stalker 密猟者

ソビエト連邦劇場公開作品.

1981年日本公開.

原作はアルカジオ/ボリス・ストロガツキ

のストロガツキ兄弟著

Пикник На обочине/Road side Picnic

路傍のピクニック 1972出版/1977英訳

日本では早川文庫で1983年出版.


 正直書くと4年前新作扱いで某大手レンタル店でそれなりの対価払って見た時はただひたすら寂しい後頭部や拡がり続ける額が厳しいオッサン達が文字通りの荒地をまるで地雷原に迷い込んだかの様にコソコソと動き回るだけのシーンを延々と見せ付けられたせいか異常なまでの眠気すら感じて感想らしい感想書いてませんね(冷や汗)謹んで駄文廃棄し雑感や作品知識書き終えたら改めて映画見直して見ようと思います……つーか改めて全文再チェックするとこの頃の私って慢性的な寝不足で狂ってるとしか思えん。


原作は何故“路傍のピクニック”なんて不可思議なタイトル付いてるのかと言いますと結局の所、広大な土地を住民ごと殲滅し無数の用途不明な…一見ゴミとしか思えない様々な異物を残し人類との接触を避け続けた彼等は何故地球を訪れたのか、もしかしたら我々を認識出来ない或いは知的生命体だと思っていなかったのでは?という推測を研究者が行ってしまったエピソードから。例えるならそれは人間とアリ…足元にそんな生物が居る事に気付かないまま行楽に訪れ細かな食べカスや回収し忘れた細かなゴミを我々は有難がっているのでは?全部で4部展開の物語の中で映画版として脚色され撮影されたのは第2部と4部を編集したオリジナルストーリーになります。


この物語の主人公“レドリック・シュハルト(映画では密猟者(ストーカー)としか呼ばれない)”はZONEに魅了され、寝食を忘れるまでに謎の解決に取り組んだものの成果を出せないまま研究者の地位を追われた事で挫折し無気力に…ZONEでのフィールドワークで体内に蓄積した汚染物質により先天性異常で生まれた娘…顔以外は全身に金色の短毛が生え知能は発達せず生まれつき両足が無く四つん這いで動き回るから“サル”と名付けられた子供とショックで精神を病み毎日泣きじゃくる妻の存在に怯え、かと言ってまともな職にも付けないまま28〜31歳までの転落人生を送る男。









時折主人公の「ストーカー」がつぶやく「自作のポエム」が虫唾が走るぐらい気持ち悪いだけです(笑)


※余談ですがポエムの朗読は帝政ロシア時代から高学歴な知識人の常識

だそうですが、

見た目殆ど不審者のおじさんがぶつぶつ何か呟いているのは「滅茶苦茶キモ




【今日も特に何もありませんでした by案内人】


…夏休みの絵日記かい(殴)


 ソビエト連邦でもワルシャワ条約機構加盟国でもない

ヨーロッパのある小さな国に何かが墜ちた。


※字幕説明のみです

当時は国を特定するとおっかない秘密警察が挨拶に来ますからあく


さてあらすじ戻ります。

そこに何があったのかは誰も知らない。


軍隊が派遣されたが誰も帰って来なかった。


政府は調査を諦め

応急処置として「ゾーン」を鉄条網で囲み立ち入り禁止にしたが

中に入り込む侵入者は後を絶たなかった。


いつしか侵入者を相手に「ゾーン」を案内する者が現れた

彼等は「ストーカー」と呼ばれている。



ここ迄ひたすら字幕説明(笑)


本編スタートは何時なんだと呆れる頃にようやく登場人物が出てきます。




 立ち入り禁止の「ゾーン」の中に存在する「本当の望みをかなえる事が出来る部屋」


そこで「本当の望み」を手に入れ、その為に「自殺」した師匠


通称「ハリネズミ」からその部屋への道筋を受け継いだストーカー「案内人」の元に2人の客がやって来た。


1人目は「教授」

彼の望みは「誰も想像がつかない新しい発明」


2人目は「小説家」

彼の望みは「誰も追いつけない名声」


自分は1般社会で

「不遇な立場」にあると思い込んでいる2人は「一か八かのチャンス」を手に入れる為「案内人」を雇いに来たのだ。


ストーカー以外の仕事がなかった

主人公の「案内人」も自分は不幸だと信じている1人だ。


妻からは

「自分が付いてないと何も出来ない可哀想な人」と思われ


1人娘は

突然変異体で自力では歩けない。


父親を心の底から軽蔑しているそれは


父親が金銭面で健康面で面倒見ないと簡単に死んでしまう存在だった。



家族の復活を望んだ筈が「本当の望み=大金を手に入れる」夢を叶えて自殺した師匠を見ていた彼は

恐ろしくて「部屋」に入る事が出来ず、かといって「部屋」の魅力から離れられない

本当に惨めな存在だった。




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