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消えた拳銃 66年

2022年5/12深夜〜5/12深夜 タブレット端末にて執筆し新規割り込み投稿

原稿纏めながら合間合間にウズラ猫にミルク飲ませたり下の世話やってると 段々バターミルク煽る主人公のイメージが哺乳瓶片手にオギャる愉快な姿に…………多分寝不足で白日夢見てるんですね私(ΦωΦ)

【 裁かれるのは善人のみ 不審者が銃を向けたから撃ったら相手は何とビバリーヒルズでもその高潔さで有名な名士(ラストン)だった ラストン医師の拳銃消えた事で過失致死の疑い向けられる元優秀な刑事=トム・バレンス巡査部長は果たして自身に掛けられた冤罪を晴らす事が出来たのか……事件はちゃんと解決したけど 生きている味方は捻くれ者なワイドショー司会者だけだし多分無理だと思います(苦笑) と言う訳で当時人気テレビドラマ "逃亡者" でキンブル医師役で脚光浴びたデヴィッド・ジャンセンを主役に抜擢した後味ほろ苦いハードボイルド 】


★なお撃った主人公も撃たれた医師も善人でも単なる悪党でも無い所がかなりリアル 史実でもそんな事案続出したから80年代辺りからパトカー搭載のビデオ撮影⇒やがて個人が持ち歩ける撮影媒体携帯が義務付けられる様になりました。


原題:WARNING SHOT

威嚇射撃

アメリカ テレビムービー

1967年 日本 劇場公開

原作:ウェイド・ミラー(ロバート・アリソン・ウェイド/H.ビル・ミラー共著の共同ペンネーム) 711-OFFICER NEEDS HELP 1966年 警邏711番より 救援を乞う

翻訳版等については探せませんでした


 令和4年5月12日 目が開いて自力である程度動き回れる様になれば人間と違って少しは子育て楽になるなんて誰が言った…………畜生!私だよ‼  生後そろそろ半年な元捨て猫のロシアンブルーは多少子育て楽になったけどウズラ柄のおチビさんは小猫の片鱗見せ始めてまして擁するに滅茶苦茶手間掛かる 目の焦点合うようになりダンボール箱から出すとダッシュで部屋探検し大騒ぎ 平均2時間毎に此れだからもう落ち着いて映画やアニメが楽しめない(涙) 何にせよ多分突然死や衰弱死の心配だけは無くなったかな GWは無事終わり此処沖縄は15歳以下メインで武漢コロナの感染者が激増中、幸い成人や爺ちゃん婆ちゃんと違っていきなり昏睡状態に陥ったりする例はごく僅かですが 家庭内感染でやっぱり高齢者に犠牲者が出ており人数だけなら過去最悪の感染者数ですので早々に予防接種に行ってくれと呼び掛けてるとか 此処に来てコロナによる自粛ムードやら営業妨害で精神的に病んだり中には自分の命絶つ人も


昨日は定期検査で寝不足気味でも根性で病院へ モーニングショーよりはマシだけど悪趣味で的はずれな批判やら裏取りしてないデマ情報を待合室で延々と見せられるのかと内心うんざりしてたんですが放映してたのは毒にも薬にもならないTBSのバラエティ番組 何時もなら来賓患者が嫌がっても "めざまし8" の筈なのに何故? 内心首傾げつつ処方箋貰い薬局へ 戻る途中で色々寄り道してて自宅帰ったのはお昼前 下の世話とミルク飲ませ自分の軽い食事済ませ漸くタブレット端末見たのはお昼もとうに過ぎてから 渡辺裕之さんに続いて上島竜平さんもあんな事になったのを知ったのはこの時でした。 悪趣味な事に自宅前で生中継し自殺の詳細色々だだ流ししてたとかで政府の定例記者会見でも批判される事に 入院費用支払う時とかいきなり不整脈となり点滴投与なんて経験してると今後の生活どうしようと悩んだり目一杯落ち込む事もあるから露骨に後追い自殺煽るのはアウトだろう(怒) そもそも何処にチャンネル変えてもウザいくらい韓国食文化とかホモケバいタレントの売り込みしつこいので私はBSでも映画しか見てません


そんな最中さらなる寝不足覚悟し深夜見たのはこんな作品 正直裁判の場面がやたら長かったり 独り悩み暴走する主人公に共感なんかとうてい出来ませんでしたが良作で後味悪いサスペンスドラマ そもそも殺されたジェームズ・ラストン医師の方が主人公=トム・バレンス巡査部長よりも遥かに人望有りまくり あのラストから察すると 間違いなく主人公の社会的地位はもうどうしようも無いレベルで終わった可能性が高いけど…………所詮フィクションですのでその悲しい運命まで思い悩むのもどうかとなるのでさっさとストーリーの纏めでも



【 ところで何故主人公が愛飲してるのが子供向けのバターミルクなのか酒や煙草の描写無いのは何故だろう 死体の描写がかなり間接的なのか そして大人向けの作品なのに何故に軽いキスシーンのみなのか ………………原作小説未読なので断言は出来ませんが多分テレビムービーだったから と言う訳で長年まともなソフトが無かったのも案外そんな理由だったかも 予算の都合で霧はドライアイスどころか普通のスモーク 勿論過激なカーチェイスシーンなんかも有りません。 】


★バターミルク:脱脂肪乳にレモンや甘味加えた牛乳飲むとお腹ゴロゴロするお子様向けドリンク 要するに粉にしてない脱脂粉乳 元はバターの副産物で家畜の餌や仔猫&子犬用ミルクにもなってます。


☆当時はベトナム反戦運動&ヒッピー文化に薬物乱用 果ては黒人や先住民による公民権運動による暴動とデモが続発 作品公開後程なく起きたのが悪名高いシャロン・テート殺害事件


 銃で撃たれ緊急搬送と長いリハビリ 8ヶ月振りの職場復帰を果たしたビバリーヒルズ署のトム・バレンス巡査部長は歳上の相棒ムッソ巡査部長と共に高級マンションや豪邸狙った連続強盗殺人犯の警戒中 治安悪化で何処もかしこも人手が足りず 本来ならペア二交替か三交代で張り込みを続ける木曜日の深夜12時 住民が皆寝静まったマンションからコソコソ鞄とトレンチコートに帽子姿のあからさまに挙動不審な人物飛び出してきたから声掛けするとプールサイドに逃げ込み銃を向けてきた 連日連夜の深夜勤務にプライベートでは妻ジーニと離婚調停中 思わず条件反射で撃ってしまった弾は致命傷となり容疑者を射殺。


怒号と銃声、スラム街ならトラブル恐れ皆窓やドアを閉め切る所だが 此処シーズケーブはビバリーヒルズでもかなり治安の良い高級リゾートマンション 上階から多くの野次馬が見守る中行われる現場検証に遺体搬送 もし転がっているのがヒッピーや黒人だったら大した騒ぎにはならなかった筈だがとにかく相手が悪かった。 撃たれ死亡したのはヒルズの名士でありメキシコの寒村に通い詰め貧民の治療をタダ同然で行っていた外科医ジェームズ・ラストン医師 多くの捜査員が探し回ったがバレンス巡査部長が目撃した拳銃は何処にも落ちていなかった しかも担当刑事がプライベートで問題抱え 一度撃たれ瀕死の重傷負った経歴から検察官や警察委員長も疑惑の目を向け始める 


海の向こうの遠いベトナム戦争よりも足元で起きた警察の不祥事 司会者の毒舌コメントで抜群の視聴率を稼ぐワイドショー(ベリー・ノーランド・ショー)は連日連夜殺されたラストン医師の功績を報道し世論を面白可笑しく弄り回し 誰でも良いから殴り倒しても反撃してこないサンドバッグを探してたリベラルな皆様はバレンス巡査部長を解雇しろ或いは牢にぶち込めと気勢を上げる 内務監査会でムッソ巡査部長は全てが終わってから現場駆け付けたから証言を取り上げて貰えず お気に入りの医師を殺されお冠な老婦人アリス・ウィロースは "愛犬シーザーの様子があれ以来可笑しくなったと事件とは無関係な話ばかり" 直属上司のロイ・クローデン警部のフォローもあまりアテにはならない 自棄酒代わりにバターミルクをあおり愚痴るバレンスに戸惑うムッソ


「 あれは財布と拳銃を間違えたんだ 精神疲労を口実に事故だと証言すれば捜査の最前線からは外されるが警察に残れる。」


同僚や裁判官に馴染みの弁護士から説得されるが 主人公は頑なに証言を翻さない


事件は刑事裁判に持ち込まれる 有象無象の人々により疑惑の人物に仕立て上げられたバレンス巡査部長に露骨に嫌悪感剥き出しにするのは 東欧移民だった父親を不審者として警官に撃ち殺された過去を持つ遣り手のサンダーマン検事 だが状況証拠だけで目撃者も証拠品も見付からない異端審問じみた裁判は迷走に迷走を重ねる 此処で心神耗弱による事故だと証言翻せば穏便に終わる筈だった裁判は次回法廷へ持ち越し 無期限の停職処分を喰らった主人公には捜査が終わるまで自宅謹慎を命じられる テレビ画面を通して連日連夜バレンスを擁護するのは有れ程事件煽り立てたベリー・ノウランド(ワイドショー司会者) 生前のラストン医師とはゴルフ仲間 数年前破産し借金踏み倒し行方眩ませるまで親友だったノウランドには確信が有った


「 あいつは世間が褒め称える程、立派な慈善家でもないし 優れた外科医と言う訳でもない 」


手掛かりとなるのは診療報酬を殆ど貰ってないのにそこそこ優雅で裕福だったラストン医師の金回り そもそも此処数年でカリフォルニア州だけでも強盗事件は12%殺人事件に至っては40%も跳ね上がってるのにたかが刑事1人を槍玉に挙げるのは気に食わない あまり期待していなかったノウランドに背中押される形で始まった単独捜査 昼間のシーズケーブ・リゾートマンションは1週間前の惨劇など無かったかの様に賑わっているし私服姿のバレンスに気付く者も誰も居ない 主人公を刑事だと見抜いたのは事件当時悪天候で職場から戻れなかった民間航空会社に務めるウォルト・コーディ副機長だけ あれ程主人公に憎悪の眼差し向けてたウィロース婆さんも目の前の男が医師を撃った刑事だとは全く気付いていない 実は糖尿病で殆ど目が見えておらず耳も大概聞こえていない


事件の1週間前から連絡取れないラストン医師の患者でグラビアモデルのシャリ・シャーマン 離婚調停中で写真スタジオのメイクアップアーチストとして主人公の倍は稼いでる妻ジーニの伝手使い彼女がマンションから1歩も出てない確信掴みクローデン警部に直談判し部屋の鍵開けると女は死んでいた 死因は違法な墮胎手術の施術ミス 恐らく施術したのは彼女と愛人関係に有ったらしい故ラストン医師 決定的な手掛かり求め閉鎖決まった医師の職場を訪ねたら看護婦のセイヤーにけんもほろろに追い出され 外で敵待ち構えていたラストン医師の息子とその友人達にボコボコにされた 幸いにも其れが切っ掛けとなり看護婦(セイヤー)から有力な手掛かりが………… 医師(ラストン)の口座に定期的に莫大な報酬を振り込んでいたのは影でマフィアとの繋がり囁かれてる証券会社 その対価としてラストンは小型民間航空機でメキシコへ毎週通っていた事実が判明する 彼の名声はマフィアにより作り上げられた偽物でしか無かった


考え纏めるため自分以外誰も居ない応接間で深夜テレビ見ながらバターミルクを啜る主人公 離婚調停を持ち掛けたのはさっさと殉職する可能性も有った夫に刑事辞めさせ ヒモ或いは大きなペットか赤ちゃんとして囲い込む積りだったスーパークリー○  …………もといジーニの赤ちゃんプレイの誘惑に危うくフラフラと釣られそうになり必死に抵抗 勿論試聴者が期待してるサービスシーンは寸止め ウィロース婆さんの愛犬シーザーの急死に 夫の悪事に薄々気付きながらも莫大な養育費渡され知らんふりする事を決めたラストン夫人の誘惑と危うく事態をややこしくさせる所だったその馬鹿息子とのリベンジマッチ 自宅に仕掛けられた一酸化炭素中毒の罠 マフィア介入の事実バラした看護婦(セイヤー)が何者かに殺され遺された指紋等の証拠から主人公(バレンス)は容疑者に仕立て上げられる 任意同行を勧めに現れた相棒(ムッソ)を返り討ち ロッカーに閉じ込め警察車両奪ったバレンスは有力容疑者を罠に嵌めるべくコーディ副機長を相棒にペット集団墓地(セメタリー)


初めてマンションで鉢合わせした時からあからさまに様子が可笑しかった婆さんの愛犬シーザーの死因はヘロインの過剰摂取そのもの 墓を掘り返してみると死体と共に埋葬されていたのはラストン医師が手土産として渡していた玩具の拳銃 その中身は純度の極めて高いヘロインが詰まっている 医師(ラストン)は組織の運び屋として多額の報酬を得ていた ヘロインの受け渡し場所は愛人を囲い込んでいたあのシーズケーブ・リゾートマンション その日偶々受取人は天候不良で到着遅れ 死後1週間が経過した愛人の死体に動揺した医師は濃霧の中から突然現れた主人公を受取人と勘違い 命乞いの積りでヘロイン入りの玩具をバレンスに向けたのだ 君が受取人だったんだなコーディ副機長

 

追い詰められたコーディは銃を抜きバレンスを射殺しようとするが主人公の方が1足早かった 撃たれ掘り返したシーザーの墓穴に落ちる真犯人 とにかく此れで事件は終わった 心身共にヘロヘロなバレンスは警察無線を使い応援を要請 多分此れから長い長い夜が待っている。



ちなみにプールに浮いてた玩具の拳銃拾ったのは既にヤク中だったワンコ そりゃあ見付からない筈だとそんなオチ

上島竜平さんの自宅前生中継……テレビ朝日のモーニングショーもやってたけど罵られたのはフジテレビ 理不尽だと思います

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