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黄昏のチャイナタウン 90年

2015年7/30ガラケー投稿 2020年4/29タブレット改稿▶中断 

2021年12/1再改稿〜12/2朝脱稿 DVDレンタル出来たので再チャレンジ

【 前作から10年 (本当は16年だけど突っ込み禁止) 何もかもが変わり果てたカリフォルニアで たかが一介の私立探偵には手に負えない巨悪と無能な官僚主義者に捻じ曲げられた悲劇の連鎖に終止符は打てるのか? 前作を大絶賛してるファンな皆様にしてみればイマイチな評価だった様ですが バットマンのJOKER役からジャック・ニコルソンが好きになった私はこの物語も大好きです。 何より日本語吹替版が 明日のジョー の天才ボクサー=力石徹や 昭和版の宇宙戦艦ヤマト の島大介航海長を演じきった故 仲村秀生(なかむらしゅうせい)さんだし トゥルーエンドで終わりますのでね。 】


★前作共々タブーな描写(近親相姦等)多いから まずBSでも取り扱わない作品だし ビデオ1 閉店後、大手も含めレンタルしてる店舗見付からなかったから正直諦めモードだったんですが……置いて有ったよ。


☆尚、そこそこ台詞回しのタイミングやオリジナル要素加えた吹替版と違い 色々ウザさが際立つオリジナル言語版はなぁ………推理のもたつきもそうだけど駄作なのは正しい評価 爆発シーンはあからさまにギャグだし中身外見共にイケメンには程遠い主人公がモテるのも何か変(苦笑)


原題:THE TWO JOKES

2人のジェイク 

私立探偵ジェイク・キデスと容疑者ジェイク・バーマンの名前から

アメリカ 劇場公開作品

1991年 日本 劇場公開


 2021年12月1日 実はウクライナ紛争取り上げたくて "ソルジャーズ・ヒーロー・ネバー・ダイ" と言うドネツク空港防衛戦描いた映画探してたのだけれど何処もレンタル終了してまして空振り状態 で数年振りに那覇のとあるレンタル店立ち寄ったら色々掘り出し物が………そんな理由でこの作品借りる事が出来ました。 折角ですので再視聴しガラケーで書いた初稿を何とか人様に読んで貰えるレベルに手直ししたいと思います。 なお、行く先々で本当に目障りで神経逆撫でしたのが滅茶苦茶楽しみにしてた 閃光のハサウェイ のDVDレンタルを後回しにする形で割込レンタル開始してる 似非宗教団体じみてきたNHKのお勧めアニメ ○○○のプペル(爆笑) 多分こんなマニアックな作品の紹介やら時事ネタ挟んだ文章なんざ意識高い系のパヨな皆様は読まないと思うから書き逃げしますが ○流&○流ドラマよりも反応悪くて誰も借りて無いんだけど商売成り立つの?


コンビニで深夜勤務のバイトした時もつくづく感じたけど○流タレントのノベルティやこの手の捕まってないだけの詐欺師の片棒担ぎ (具体例:詐欺バレて今年会社そのものが倒産したスピードラーニング 健康食品なんて大概其れだよな) は不燃ゴミばかり増えるので本当に迷惑です。 チャン・グンソクとかドンゴンなんて誰も覚えて無いもんな 考えて見るとコカ・コーラが定期的にやらかすオリンピックマスコットのグッズなんかもそうだよね 私はそもそもプラスチックゴミを減らせとか云々喚き立てる小泉エネ次郎みたいな反社会的勢力じみた存在が心底嫌いです 温室効果ガスを減らすため産油国や石炭産業に石油減産や採掘停止要求したらガソリン価格や石炭価格が阿呆みたいに跳ね上がったとか 無理なリサイクルの結果屑鉄の卸値どころか何処からも輸出止まったなんてニュース読むと黒い笑いが込み上げてくるのですがお客様はどう思います 本当に世の中馬鹿ばかりで嫌になる。


鼠賊が仕組んだ詐欺にまんまと騙されるからこんな結果になる訳です。



【 何度も書いてるけど日本の興信所と違いアメリカの私立探偵はライセンス製 最短6年以上警察官としての現場実務経験と各種の法的資格が要求されるがために 諸外国では割と有りがちな浮気調査等の仕事は受けたがらない傾向が有る 多いのは警察が捜査諦めた迷宮入りな事案や州跨いで逃げ回る逃亡犯の追跡に家出事案や交通事故の調査 物語では未だ明かされないチャイナタウンでの忌まわしい事件を理由に警察に三行半叩き付けた私立探偵ジェイク・ギテスが敢えてそんな事案を引き受けているのは贖罪なのかもと推測しつつ物語にお付きあい下さい。 】


★ちなみに旧稿でストーリー纏められなかったのは演技だしフィクションだとは承知しててもゴキブリ野郎=ローチ警部補の台詞にブチ切れたから(笑) 下手に感情移入してもストーリーは変わらないのにね。


 誰もが嫌がる離婚に優位な証拠集めによる依頼者大喜びなお仕事 途中第二次大戦の召集で数年程不自由や修羅場も体験したが収益は右肩上がり 元同僚や警察に裁判所に弁護士からも蛇蝎の様に嫌われてるが 法を盾にやりたい放題の悪事を見逃したり警察組織の不祥事隠蔽するより遥かにマシだ 忌まわしい結末迎えた前作から10年……私立探偵ジェイク・ギテスは相変わらず浮気調査をメインにした業務で生計を立てている 今回の依頼人は妻と間男がホテルで1線越えるタイミングで現場へ踏み込み離婚調停で優位な立場に付きたい神経質な中年男性ジェイク・バーマン 既に証拠写真も押さえてあるしちょっと子供には聞かせられない嬌声交じりなあの時の音声も録音済 あとは現場を偶々目撃し踏み込めば一件落着 今回の依頼もそうなる筈だった。


1948年10月27日 隣の部屋でそこそこ付き合い長い探偵助手の相棒ローレンス・ウォルシュと証拠音声録音に勤しんでいたギネスを驚かせたのは響き渡る5発の銃声 撃たれ隙をついて間男の銃奪い反撃 其れで間男が死んだのなら正当防衛が成立する筈だがバーマンは供述を拒み続けてる とは言え状況証拠は間男側に圧倒的に不利な筈だ 幸い事件直後に現場に踏み込んだ目撃者(主人公)が居て証言した訳だし 


あからさまに態度が可笑しい元同僚ルー・エスコバス警部 探る様な態度を崩さないバーマンの顧問弁護士コットン・ワインバーガー 司法取引で民間人殺害は事故という事になったものの警察官としての人生は破滅したゴキブリ野郎の息子ローチがロス市警の警部補になってた不快な事実 この事件は計画された謀殺の可能性も有るらしい 死んだマーク・ボディーンは不動産業営むバーマンの共同経営者だった 何方かが死ねば資産は共同経営者のモノになる 酔っぱらい探偵事務所にお仕掛け大暴れし抗議する死んだ間男(ボディーン)の妻リリアン どいつもこいつも自分に都合の良い情報は小出しにし肝心要の情報は決して与えてくれない 度々繰り返し建物を揺さぶる大きな地震 街の至る所に建てられたボーリング掘削櫓 ロサンゼルスは需要が急増した石油と天然ガスの調査と掘削で大わらわ かつては街路樹に覆われた自然豊かな街は押し寄せた有象無象の山師達のせいで排気ガスとメタンガスの匂いが漂う薄汚い場所に変わりつつ有る


事件の重要な証拠となる盗聴テープを聞いてみる 途中始まった地震により辺り一帯が停電となり肝心要な謎解きは中断を余儀なくされた 調査の探り入れてくるワインバーガー弁護士をいなしつつ停電終わるの待っててうたた寝 事務所に忍び込んで来た性別不明の不審者の目的は録音テープの奪取 停電回復し慌てて逃げ出す物音に起こされた主人公 手掛かりは本にくっきり残る見覚え有りまくりな泥まみれな足型 再び流れ出したテープの音声 ボディーンがバーマンの妻キティ・バーマンを誘惑した理由は バーマンに関わるとある女性キャサリン・モウレーの行方捜索 彼女を排除すれば600万ドルの大金がボディーンに転がり込む筈だった リリアンの顧問弁護士を名乗るチャック・ニューティの脅迫 専門顧問弁護士(チャック・ニューティ)の本当の雇い主=石油王アール・ローリーの暗躍 証拠となる録音テープを狙い主人公のミスリードを狙うマフィア=ミッキー・ナイスとその用心棒リバティ バーマンが宅地開発進めてるサン・フェルナンドの分譲地はかつて主人公が農民達にボコボコにされイブリン・モウレーと出会ったあの因縁の地


見覚え有りまくりな看板無視し火を付けたタバコが天然ガスに引火 思いっきり空を舞った主人公を介抱するイブリンにそっくりな女性=キティ キャサリン・モウレーは糞警官に撃ち殺されたイブリンの娘だった 手掛かりを求め親子を知る唯一生き残る関係者 元執事のカーンが務める植物園へ 実の娘(イブリン)(キャサリン)を性奴隷にしていた老人=ノア・クロスの元から脱走 キャサリンと此処へ身を寄せていたカーン 数年後、遺産を相続し誰も居ない自宅へ戻った彼女とは永らく音信不通となっていた 貴方(ギテス)あの娘(キャサリン)も過去の虜になっている 再び会うべきでは無い 例え今は苦難に塗れていても彼女はきっと助け出そうとしてくれた貴方に感謝している筈だ 10年前の悲劇を誰よりも重く受け止め生きてきたカーンはウォルシュ同様この事件から手を引く様警告するが主人公は曖昧に微笑むだけ


「俺はただ忘れたくないだけなんだ。」


足跡残し消えた侵入者はアール・ローリーの雇い入れた部下 バーマンの依頼で造成地のボーリング調査続けてる地質学者タイロン・オードレーによるとこの所度々起きる地震の原因はローリーの会社が大々的に行っている原油掘削によるもの 直接対峙してみたものの一介の探偵でしかないギテスは海千山千なローリーに軽くいなされる 離婚考える程疎遠な筈のキティに対するバーマンの好意に疑念懐き テープの会話を調べ上げ事件現場へ忍び込む 何故浮気現場に間男=マーク・ボディーン名義の拳銃が隠してあったのか? 其れはミッキーが手配した運送業者により持ち込まれボディーンを謀殺するため 彼女とバーマンは此処数年そんな行為は皆無 精神的にかなり不安定でそういう行為でずっと異性を繋ぎ留めて来たキティの性癖 セックスレスとなったのはバーマンが死病に取り憑かれていた事実 そもそもボディーンは共同経営者とは名ばかりで未だ行方が分からないキャサリン・モウレーを匿うバーマンを脅迫し多額の資産を喰い潰していた 単なる粗暴なマフィアだと思われていたミッキーは親友の窮状に手を差し伸べていただけ


バーマンと結婚するまで次々と名前も経歴も変えていたキティは何者なのか ちょっとした遣り取りから彼女こそがキャサリン・モウレーだと判明 バーマンは残り少ない人生を全て費やしローリーやボディーンに薄汚いマスコミやローチ警部補から彼女の過去を守り切るために戦って来た真相 ワインバーガー顧問弁護士とキティが被告側の代表となった刑事裁判 担当検事とニューティー弁護士から録音テープの供出と証言を要求された主人公も裁判に参加 編集された録音テープから浮かび上がるのはボディーンのバーマン社長に対する殺意と憎悪 色々ややこしい遣り取り有ったもののローチ警部補や検察側の提訴内容は証拠不十分で認められず被告の正統防衛が認められた 途中から身体差し出したり調査に協力したリリアンには恨まれ 警察署の中で発砲事件とお漏らしやらかし人間の底辺に落ちた担当捜査官ローチ警部補には殺意まで抱かれてるが初対面から気に食わなかったからどうでも良い 


カーン元執事の警告は正しかった 10年前の事件がトラウマとなっていた俺も 母親と暮らしていた土地から離れられなかったキャサリンも 彼女を守ろうとしたバーマンも皆取り返しの付かない過去に囚われているだけだったんだ サン・フェルナンドの地下に眠る原油を掘り続けるローリーの無茶な掘削により宅地造成地からは天然ガスが吹き出しバーマンの最後の夢も潰えた 過去に囚われている限り彼女は決して幸せにはなれない 末期癌で余命幾ばくもないバーマンが選んだローリーに対する意向返しはタバコの火の不始末による大事故 主人公や最後まで友人庇おうとしたミッキーを避難させ散々躊躇った末にタバコの火を付ける 爆発はサン・フェルナンドの造成地を何もかも吹き飛ばす大事故として処理された 木端微塵となったバーマンは行方不明扱い 


もう誰も地権者=キャサリン・モウレーとバーマンの行方を探す事は出来ない


探偵事務所でキティに聞いて貰うためバーマンから託された最後のメッセージテープを再生する主人公 15歳の頃、母と自分を救おうと巨悪に立ち向かった冴えない探偵 時が何もかも忘れさせ名前だけしか覚えてないオジサンに救って欲しかったキャサリン 彼女は本当の所バーマンを頼りはしても愛してなど居なかった 別れのキスと主人公に託された思い出のペンダント  


「過去は無かった事には出来ないんだよ キャサリン」


事務所を去るキティに主人公はそう悲しげに投げかける。



と言う訳で前作に劣るとか演出やカメラワークがギャグアニメかよと悪い評判ばかり鳴り響き肝心要なストーリーは支離滅裂に纏められた物語の再構成をやって見ました 多少は起承転結が分かりやすくなったかな?


2021年12/2追記:カード更新でTSUTAYA行ったら首里店は大量のプペル全部レンタル中だったよ(苦笑) 何処もでは無かったので謹んで訂正を………年寄り多い所は騙されやすいのかね(……ボソッと)

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― 新着の感想 ―
[良い点] <未視聴> ですが、前作と一緒に借りたいと。 [気になる点] プペルに何故そこまで執着を(笑) こったはあんまり数ありませんでしたので実感が(笑) 小泉元環境庁になりました(笑) 「僕…
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