新・黄金の7人 7✕7 68年
2014年10/13ガラケー投稿 2025年8/22タブレット端末にて改稿開始〜
先日、続編にしてシリーズ最後の[1+6エロチカ大作戦]共々DVD入手 但し滅茶苦茶高く付いたので執筆終えたらBOOKOFF送りの予定 惜しむらくは音声がね……リマスター処理やってないので画質のみならず劇伴も辛い
【 テーマ曲及びBGMは前2作同様、[できるかな]や[11PM]が影響受け 盗みのアイデアはまんまアニメ[ルパン三世Part2]に引用された名作だけど此処沖縄じゃ劇場公開すらされておらずソフト化されたのも確か21世紀に入ってから まぁイタリア映画でイロモノ扱いだったしね なお幼少期の私は此れのみテレビ視聴……1作目や2作目もテレビ放映するの待ってたんだけどな 】
★なおDVD化された時は新品税別3800円+消費税5% 今回中古品だけど4800円+消費税10%(涙) くたばれ自民党&財務省そして転売ヤー
「黄金の7人」「続黄金の7人・レインボー作戦」に続く第3弾
色々事情(秘密だそうです)があって
「姐さん=ロッサナ・ボデスタ」
※当時この黄金の7人シリーズの監督のヨメ
を始めメンバーのほとんどが入れ替えとなっている作品なんで
外伝扱いになりました。
※代わりにリーダーの愛人役演じた女性が「見せてるけど全く見えない(笑)強烈なお色気シーン」やってますよ。
「姐さん再登場」の「黄金の7人:エロチカ大作戦」はシリーズとは全く関係ないお馬鹿なエロ映画なのに「黄金の7人」のタイトル入ってますから注意下さい。
…まあ、アレはアレで面白かったんですけどね。
(○玉が三個ある絶倫男のお話です、風も無いのに上下左右に揺れまくる高級車のシーンがツボにハマる人にお勧め(笑))
昔テレビで見た時はそんな事情はつゆ知らず「懲りないオッサン達」が繰り広げる「お馬鹿な大作戦」にワクワクしながら見入っていました。
「英国紳士」なリーダーが実はドイツ人なのも結構笑えます。
後年私もサントラCD買うまで知らなかったんですが実は「イタリア映画」です
CDで昔の映画のサントラが次々とリリースされていた頃、偶然あの「ダブル・デッカー(イギリス独特の赤い二階建てバス)」のイラストが表紙のCDを見かけて懐かしさに思わず購入。
ライナーノートを読んで初めて「イタリア映画」だったんだと知りました。
映像だけでなく音楽も徹底的にイギリス風に仕上げ、主題歌まで「ブリティッシュロック風」知らない人は間違い無く騙される音楽も本当にお勧めです。
「ビッグベン→現在はエリザベスタワーに愛称変更」「ダブルデッカーやロンドンタクシー(ハックニーの黒くてごついアレです)」果ては「イギリス独特の刑務所」まで、イタリア人が考えた「イギリス・ロンドン観光案内」として楽しめる作品になってます。
【足が付かない大量の現金を盗む方法→造幣局で印刷しよう!?】
ワールドカップ:サッカー決勝戦。イギリスの代表が決まる大事な試合がもうすぐスタート。
ロンドン近郊のとある刑務所で「囚人のテレビ観戦」を拒否した横暴な刑務所所長に抗議する為、
屋外でストライキを続ける囚人達の姿がありました。
雨の日も風の日も昼夜を問わず続けられた抗議活動の甲斐もあってテレビ観戦はようやく許可されましたが、
首謀者6人は過労でダウン。
監視役で看護士経験のある模範囚1人と共に病室で過ごす事になりました。
…実はそれが彼等7人の計画でした。
監視カメラで全ての部屋が24時間チェックされている刑務所をわざわざ選び。
ちょっとした軽い罪で収監された彼等は前もって撮影していた病室の映像をカメラに見せる事で騙くらかし、脱走に成功。
目的はサッカー決勝戦テレビ中継で半ばゴーストタウン状態のロンドンで「現金200万ポンド」を手に入れる事。
政府の重要施設から印刷用の専用インク拝借→造幣局に忍び込んで新札印刷→大金隠した後は再び刑務所に潜り込んでアリバイ作り→釈放後は堂々と大金回収→俺達大金持ちとなる計画です。
リーダー曰わく
「諸君!大金をもし銀行から盗み出したら大騒ぎだ。だが自分達でこっそり印刷したら? 事件発覚まで時間がかかるのだよ!!」
制限時間は試合終了=撮影フィルム上映時間の90分
移動手段の「ダブルデッカー」
も「水上バス」も各ポイントに準備済み。
知らずに乗ってくるお婆ちゃん(笑)に紳士的に対応しながら作戦は上手く行くかに見えました。
病室の常連で疫病神窃盗犯「サム」が勝手についてきたのを除けばですが。
ちなみに「疫病神」扱いされてる理由がいつも要らないポカやらかして他のドロボーに迷惑掛ける病弱なクソジジイだからだったりします。
何かあればポカ&心筋梗塞を起こすクソジジイにヒドい目にあわされながら
何とか時間内に病室へ戻った6人+心筋梗塞で死んじゃった「サム」の遺体。
証拠の上映機材も無事廃棄処分済み。
後は出所後のお楽しみの筈だったんですが実は重大な落とし穴が待っていました。
実は「サム」がインクに要らない加工を追加。
防水性が無くなった新札は見事に元の紙パルプ。
作戦は大失敗となってしまいます。
【コイツら全く懲りてません(笑)】
…結局無駄な刑務所生活体験をする事になった7人は反省します。
「現金印刷は不確定な要素があって失敗した。じゃあ今度は簡単に変化しない宝石の加工施設に潜り込んで密造ダイヤ(密造だけど正規品(笑))を作り出してみよう!!」
いつも通り手間暇かかる作戦計画を相談し始める「懲りないオッサン達」新メンバーに病室で蘇生した「サム」も加わり今度は8人で悪巧みが始まります。
イタリアのドロボー軍団にコケにされたイギリスも黙ってはいませんでした(笑)
映画公開の翌年
イタリアの金融機関から「ミニ・クーパー」で大金をかっさらう傑作映画が公開されます。
原題「イタリアン・ジョブ」→「ミニミニ大作戦」です。




