表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
259/1232

ノーエスケープ 自由への国境 15年

2024年2/24〜2/25タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割込み投稿

【 私の場合精神的に余裕が無い時に限定されますが 経済的窮状や政治的閉塞感を自分達で何とかしようともせず 誰も私を助けてくれないなんて泣き言抜かしただヒステリックに怯え逃げ回る良い歳したおっさんとかおばちゃん相手にしてると時偶無性に殴り倒し(ぶっ殺し)たくなりませんか? 本作は不法入国者取締り強化広言してた当時のトランプ政権批判する名目で撮影した事になってる砂漠での負け犬狩り(マンハント) 映画ではメキシコ人という事になってるけど実際はそれより南の棄民達 】


★なおサウジアラビアを始めアラブ・アフリカ諸国じゃ日常茶飯事 白人に近い生物じゃ無いと本物の虐殺映像すらテレビでダダ流しやってるドキュメントでも無視されるのは差別なのかねえ?


原題:DESIERTO

スペイン語で"砂漠"

トロント国際映画祭でイベント上映 

アカデミー外国映画賞でノミネートの箔付貰い祖国に凱旋

2016年 フランス/メキシコ合作 劇場公開作品

2017年 日本 劇場公開

❖リベラル御推薦だけどアメリカでは劇場未公開(笑)


 令和6年2月24日 もう我慢の限界越えた…… バイデン政権の意向に逆らう形でテキサス州は州兵動員しメキシコ国境の警備強化 毎日数千名が砂漠やら湿地帯を横断し殺されたり野垂死んで鳥獣の糧となる結末は随分激減した様ですが 統計によるとカナダ経由&メキシコ経由でアメリカ合衆国に潜り込んだ不法移民は判明しているだけでも2023年末の時点で245万人 その大半が英語話せ書ける以前に自国語も書けないし読めないから仕事貰えず祖国で経済的に貧窮 但し良きキリスト教徒或いはイスラム教徒そして中国共産党員としてプライドだけはお高い文字通りの役立たずだとかで合法的にちゃんと英語を学び就労ビザ取得したり入国審査をちゃんと受けて移民している南米系の人々を激昂させているらしく トランプの爺様及び共和党を躍進を支持してるのって意外と南米出身者が多いのだけど大手マスゴミは日本同様に難民受入れに反対してるのは白人だと決め付けたいらしい


実際、最初にブチ切れたのは白人のDQN 今となってはあまりに自動小銃使った無差別発砲による殺人事件多過ぎて当事者以外覚えてないだろうけど現地時間2017年11月5日テキサス州サザーランド・スプリングスの南米移民集まるカトリック教会を狙った事件では死者25人に重軽傷者20人の大惨事 なお実行犯デヴィン・パトリック・ケリーは逃走中に何者かに惨殺され事件の真相は未だ闇の中 で今年はプエルトリコ系のシングルマザー=ジェネシー・モレノなる輩が多くのカトリック信者が集まるメガチャーチで2024年2月11日にまたしても自動小銃で大量虐殺図ったんだけど偶々何故か拳銃携帯してた非番の警官に見付かり自分の子供とその友人撃ったタイミングで射殺されてます 多分此方も精神疾患だの育児ノイローゼで片付けられそうだけど銃身にパレスチナ云々とスローガン彫られてたとか 彼の国はマーベル漫画みたいに大昔から割と誇大妄想と英雄志願者拗らせた阿呆には事欠かないからね 案外この映画が劇場未公開となったのも真似する馬鹿が出て来る可能性考慮したのかも


娯楽作品(シチュエーション・ホラー)として完成度やストーリーの魅力はさておき こんな映画は公序良俗に違反するから不特定多数が見てしまう映画やテレビで放映するな なんて阿呆な綺麗事が罷り通るから彼の国の映画産業は観客喜ばせるより活動家のイキりに悪用される訳だけど外圧に滅茶苦茶弱い日本も他人事じゃない 所詮は悪趣味なフィクションなんだから肩肘張らず感情移入せず愚かな登場人物達が惨めにくたばる様を嗤い飛ばすべきかと……しかも突っ込み要素満載なんだよな此れ 不法入国するのに武器や麻薬に現金を持たないなんて本物の難民に跳び蹴り喰らうぞ此れ だからガザ地区から近隣諸国に逃げ出す輩は封じ込められてるのにね



【 難民に救いの手を……そんな戯言喚き散らすリベラルには極めて不都合な裏話ですが数百万もの経済難民が道端で物乞いしたり強盗や窃盗やってるメキシコじゃ此れ迄寄生虫扱いだったマフィアが取締りやったり自警団に取り押さえられた難民が収容施設に送り込まれ施設の管理者相手に暴動起こしたり逆に殺されたりする事例も多発してるそうです 2022年度のデータになりますが国境地帯の砂漠や湿地帯で見付かった難民の遺体は748人 バイデン政権誕生以降倍々ゲームで増えてます カナダ?川に落ちたら雪解けまで回収出来んし春には大概跡形も無いよ 】


★内、何人がこんな風に殺されたのか? 州で起きる殺人事件やレイプ事件に誘拐事件で奔走してる官憲が把握出来る筈も有りません


 夜明け前の荒野をひたすら国境目指し走り続ける1台の軽トラック 申し訳程度に木枠で囲まれた貨物席に座り込む15人の男女達 愛車の整備ミスという微罪で警察に捕まり不法滞在者だとバレそのまま難民収用所送り 妻子残し独りオークランドからメキシコに強制送還されたモイセスは前科持ちなために今回は入国ビザが下りず非合法な手段で家族の元へ戻ろうとしている だが車は国境前で呆気なくオーバーヒート 前金貰ってる以上今更取り止めとはいかず運転手のクリミは此処で牽引車待ち ガイド役のロボとその助手が道案内する形で歩いて荒野を踏破する事になった 此処は先月も12名の密入国者が何者かに殺されたルート 助手は怯えてるがロボはあれはマフィアに恨み勝った奴が居たからだと追加報酬保証され状況を楽観視


だが人狩り(ハンター)は此処に居た 埃塗れな4WDに猟犬(シェパード)と狙撃銃を乗せ兎狩りを名目に現れたアイルランド系の初老なハンター=サムの獲物は殺しても殺しても次々と潜り込んで来る密入国者達 車同様薄汚れ水の代わりに風味が甘いテネシー・ウイスキー(ジャック・ダニエル)をストレートで煽る男を毛嫌いする地元保安官はサムを屑呼ばわり……最高気温50度越えるこんな日に外出するそのイカレ具合 何か強面のワンコ連れてるし表立っては怖くて言えないが(笑) なお白人にしては小柄な身長188cmで何処となく黒人メイクしたロバート・ダウニー・Jrを彷彿させるその外見はまんまラティーノなのが紛らわしい 


こんな厄介な道案内はさっさと終わらせたい ロボは落伍者を置き去りに先を急ぐ パニック起こす助手と違い割とお人好しなモイセスはメタボ気味なおっさん=ウリセスとどうも未成年者らしいアデラとその旦那気取りなラミロを見捨てる事が出来ず遅延組と同行 その甘さが彼を命拾いさせた 猟犬(トラッカー)が見付け出したロボ率いる10名をハンターは躊躇い見せず狙撃銃で射殺 怯えた助手が真っ先に逃げ出したがために猟犬の気を引いた5人を追うハンター 猟犬に喉笛食い千切られラミロが11人目の犠牲者に次いで岩を飛び越えるのに躊躇したウリセスが頭撃たれ崖下に落ち死んでゆく 猟犬とハンターは車使い何処までも追って来る 其れはかつて先住民(アパッチ)が騎兵隊に追われまた侵略者(ラティーノ)を逆に追い立てた水無し川のルート 助手は力尽き砂地に落ちたタイミングで猟犬にズタズタにされ命乞いするもハンターに頭を撃ち抜かれた


もう此処からは何処にも逃げられない モイセスとアデラそしてハンター=サムと猟犬トラッカーの其々の夜 此処はガラガラ蛇の巣窟だった 独り用足しに出掛けたアデラが見付け出したハンターの4WD ウサギの死体と喋るテディベアの玩具使い猟犬とハンターを車から引き離しトラックを奪うが狙撃されアデラが大怪我 ハンドル操作誤った4WDはサボテンに激突し横転 サボテンの影に動けないアデラ残し咄嗟に4WDから持ち出しだ信号銃を手に猟犬とハンターを挑発し囮となる主人公(モイセス) わざと狭い場所に誘い出し口に信号弾叩き込む形で猟犬仕留め 逆上し追い縋るハンターと丸半日近く命懸けの鬼ゴッコ 反撃の末に共に崖下に右脚骨折し狙撃銃奪われ命乞い始めるハンターを射殺しようとする主人公(モイセス)だったが銃身曲がったライフルは使い物にならなかった お前は此処で渇いて逝け 瀕死のアデラ背負いかつては湖だった塩の平原へ歩み進める主人公 既に意識も無いヒロインに声掛けし風の中から微かに見えるヘッドライトやエンジンの音を道標に這う2人の姿が闇の中へ そして物語はエンドクレジットへと流れ込む



❖シチュエーション全然違うけど途中まではマンハントなデスゲーム描いた貴志祐介先生の"クリムゾンの迷宮" ラストシーンで連想したのが夢野久作先生の"氷の涯" まぁアレは露助と関東軍双方に追詰められシベリアの氷河に行きずりで知り合ったヒロインと2人死出の旅路歩む場面だけどな

❖邦題は"ノーエスケープ=逃げられない" 自由の国ってとどの詰まり弱肉強食な世界なのは何処も同じ その昔、日清食品がカップヌードルのコマーシャルでノーボーダーなんてフレーズ使ってましたが人はケダモノだった頃から殆ど何も変わってなんかいません

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ