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パラドックス13 09年

2022年12/7〜12/8 タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割り込み投稿

【 多分この世界で生きている人間は私達だけ 想定外の超常現象に巻き込まれ動物の類いは何も居なくなった都心部で始まる13人の老若男女のサバイバルの結末と彼等がそんな世界に取り残された意外な真相とは? この手の物語は古くは世界中に存在する迷い家伝説⇒其れから派生した様々な創作物がもう数え切れない程有るので単なる嫉み妬みから盗作やらパクリ呼ばわりされてるらしい物語 私はそんな雑音無視して素直に楽しめば良いと思うのだけどね 】


★NET検索したらパクリ云々騒いでるけど被害受けた作品の名前とか何処がどう類似するのか証拠すら出て来ない 無関係な輩が検閲官ごっこするのは恥ずかしいとは思わないのかな?


英題:PARADOX 13

パラドックス サーティーン と呼びます

日本 SF小説

東野圭吾(ひがしのけいご)

毎日新聞社刊 サンデー毎日2007年5月号〜2008年5月号 連載

2009年 毎日新聞社より書籍化

2014年 講談社文庫化


 令和4年12月8日 昨日は早朝から病院で定期検診 何時もの其れと違って割りと多めに血を抜き取られたせいか身体だるいし矢鱈と眠くてzzzzz………… タイトルと小見出し書いた時点で力尽きました。 一晩しっかり睡眠取り何とか復活したんでそこそこ面白かったけど色々詰めが甘いというか登場人物の魅力が徹底的に欠けしかも其々の人物の歪みに対する掘り下げ描写も欠落してるせいで物語が動き出すまで滅茶苦茶キツかったこの物語を含む東野圭吾作品数点を取り上げて見ようかと思います 何故に殆ど初対面な登場人物を13人も出しときながら無理矢理短く纏めようとするかな? 思いっ切り感情移入出来たり好感持てるキャラクターが皆無だとさっさと終われるけど 読み甲斐がねえぞど畜生ヽ(`Д´)ノ


お目当ての作家さんの小説が軒並み貸し出し中 かと言ってお爺ちゃんになって作風が変わったというか下手な同人誌より読むのが辛い森村誠一先生の作品もそろそろ飽きたし 西村寿行先生の作品もあまりぶっ飛んだモノは置いてない そういや名前は知ってるけど精々ドラマのクライマックスかオープニング場面に映画の予告編しか見た事無い人気作家さんにも久し振りに手を伸ばして見ようかと 小学生の頃、妹の本棚に平積みになってたり近所の古本屋で1冊20円(カバー無し)で売ってた赤川次郎作品読む感覚で読み終えたけど 背表紙に印刷された当時の定価見てるとな……電撃文庫や富士見ファンタジア文庫とか集英社スーパーダッシュ文庫の作品と比較しても何処となく垢抜けてないしイマイチお値打ち感が宜しくはない


まぁ私が東野圭吾作品の文脈や物語の癖に慣れて無いことも有るんだろうけどさ この間サイト閲覧し、後日ちゃんと出版されたバージョンも読んだけど 読んでて何となく締め切りに追われてたんだろうなどチベットスナギツネな目になった柳内たくみ先生の GATE ZERO もそんな印象受けたし出版サイドか編集担当者が作業急かせたかな? 全体的に粗製乱造気味な印象受けました 物語のアクセサリーと化したマイクロブラックホール云々については調べて見ると割と当時の流行りネタ 粒子加速器で陽子と陽子ぶつけ合うと瞬間的に発生する現象で宇宙精製の謎解きにも繋がる研究が始まってるそうですが理系でもないしそもそも大学行ってない私があれこれ語るのも問題有りそうなので勘弁を



【 物語の冒頭部分で描かれるのはJAXSAやアメリカ航空宇宙局=NASAから齎されたブラックホールの活動が密接に関わっているらしいP-13現象なる謎多き天変地異への警告 日本やアメリカのみならずロシアに中国やイギリス等でも何かが起きる事は分かっていても世界がどう変動するか全く予測が付かないこと 今となっては誰も思い出す事すら無いだろうけどコンピュータープログラムの2000年問題やノストラダムスの諸世紀みたいな要らぬパニックやデマの流布にテロを恐れた殆どの先進国は危機を隠蔽することを決断する なるべく不慮の事故を避ければ何事もなくやり過ごせる筈だった 】


 判明しているのは3月13日13時13分13秒から始まる13秒間 何もやらかさなければパラドックスと呼ばれる規模によっては世界を終わらせかねない歪みは発生しないという分析結果 自衛隊に警視庁や消防庁など関係各位が揉め事を事前に防げと厳戒体制に入る中、不可抗力の1つが発生してしまう スタンドプレイを度々仕出かし所轄署でも孤立している主人公 久我冬樹(くがふゆき)刑事は母親違いの兄で警視庁のエリート久我(くが)誠哉(せいや)警部が突入班率い一斉検挙に踏み込もうとしていた中国人強盗団の潜伏先に単独強行突入 小説読んでて幼稚園児かよとあまりの稚拙振りに怒りすら感じたけどバカが馬鹿やったせいで主人公共々誠哉も銃弾を浴びた瞬間…………彼等は突如運転手が居なくなり暴走する車や墜落する飛行機 果ては脱線事故を起こした電車等によるトラブルに巻き込まれる


自動車事故は何とかやり過ごし身体に感じた灼熱感とは裏腹に身体にダメージは残っていない もしかしたら被疑者はテーザーガンを使ったのか? 其れよりも誰も居なくなったこの現象はいったい何なんだ? 何らかのトラブルに巻き込まれ失語症となった少女白木ミオと彼女の案内でビルの屋上に倒れ込むその母親白木栄美子を保護 機転効かせスプレーで道路に赤い矢印を残し救援隊到着まで寿司屋で飢えを満たす積もりでいた変な小太り新藤太一もサバイバルのメンバーに合流 同じ様に人のみならず鳥や獣に魚すらも消えた街で生存者を保護していた兄 誠哉と合流 兄が保護したのは女子高生の中原明日香 老人夫婦の小西繁雄と晴子 パニック気味の看護師 富田菜々実 受け答えからしてかなり挙動不審な建設会社重役の戸田正勝に専属運転手の小橋義之 


数日後 此れにインフルエンザ掛かり半死半生のヤクザ河瀬やアパートの1室に独り遺書と共に取り残されてた赤ん坊の勇人0歳が加わり総勢13人となった老若男女の都心サバイバル生活が始まるのだが まるでシチュエーションホラーかSF小説の様に自分達は生き残ってしまったと考えていた彼等には唯一の共通点が有った 彼等は事故或いは自殺や他殺等の形であの13秒の間に命を失い模造品の様にコピーされた都心ごと現実世界から切り離されたのだという事が明らかになってゆく 白木ミオは母親の無理心中に巻き込まれビルの屋上から投げ捨てられ SF小説愛好家で割と常識人枠なヤクザ河瀬は敵対組織のカチコミ受け即死 老夫婦と女子高生にメタボは交通事故起こした重役の車に跳ねられ死亡 看護師は建設現場から落下した鉄骨の下敷きに…………その他云々数え上げたらキリ無いからバッサリ省略するけと 絶えず繰り返される地震による街の崩落や打ち所が悪い転倒とかで登場人物達はまともにそのキャラクター掘り下げる機会すら与えられずバタバタ二度目の死を遂げてゆく 


似て非なる東京で彼等はどう振る舞いどう抗ったのかに関しても本編のネタバレになるし色々萎えるので敢えて此処には書き残しませんが異界で数ヶ月の日々は現実世界では僅か13秒の出来事 ほんの僅かな決断の違いで本来死ぬ筈だった主人公含む数人の生還者は異界でサバイバルした記憶を全て失い再び現実世界へ 何かとんでもない体験した筈なのにと呆然としたままある者は意中の異性と再会し ある者は見ず知らずの人物が身代わりとなることで命を拾う こうも冷遇されてるならいっその事誰が生き残り誰が死んだのか書いても構わないかも知れないけど 未だ映像化もされてないしネタバレしても大概アレなストーリーなので敢えて色々ボカシます 古本屋で見付けるか図書館で借りて読むのが無難かな 文庫本や毎日新聞の刊行版を定価で買うなら自己責任でどうぞ 迷い家ものはうる星やつら2/ビューティフル・ドリーマーとか読んでて最後までヒヤヒヤした遠野物語とか傑作に名作に問題作が文字通り山のように有りますので


てっきりミステリーだと思ってたら東野圭吾先生がSF小説に挑戦してみた物語でした NET検索してみてパクり云々悪口書いてる輩が多くてドン引き 良くある話だけどパクりじゃ無いぞ此れ

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