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オーディンの鴉 10年

2023年3/6〜3/7タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割り込み投稿

お目当ての作家さんが根刮ぎ図書館の書架から貸出しとなり消えてたのでこんな物語を ごめんなさいm(_ _)m割り込み先間違えたけど今更原稿消すのもアレだしそのまま置いときます

【 元はといえば捏造報道やヤラセ演出重ねた末の自業自得だけど 報道機関がとある理由で音声変えたりモザイク被せ顔出しや声出しを躊躇する代わりに俗に言うバカッターや煽り運転の実行犯に関する個人情報炙り出し等に活躍してるSNSや動画投稿サイト 裏を返せばその(チカラ)は特亜や露助みたいな主権が国民に存在しない国だと独裁者や秘密警察 思い込みで個人を叩く匿名の正義の味方とか愛国者が何もかも腐らせる諸刃の剣となる ところで貴方や家族はカードやスマホ決済にパソコンに組み込まれたAIのシステム 監視カメラからの情報流出を危険視した事が有りますかとなるミステリー形式のホラー エシュロン使い国ぐるみで悪用しボロ儲けしてたのがバラク・オバマ政権下のNSA=国家安全保障局でした。 】


★此れ出版してる朝日新聞や共同通信社も創業以来ずっとこの物語に出て来る悪党そのものな手口で画面や動画編集し印象操作やってる史実は突っ込んじゃイケないそうです(黒い笑い)


英題:ODIN'S RAVENS

北欧神話の最高神に仕える二羽の鴉フギンとムニン

世界中飛び回り情報集めて来る使役鳥

日本 ポリティカル・フィクション小説

福田(ふくだ)和代(かずよ)

㈱朝日新聞出版 季刊誌 小説トリッパー

2009年夏号〜2010年春号掲載

同年出版 2012年朝日文庫化


 令和5年3月6日 昨日転覆した台湾船籍の漁船が尖閣諸島近海で見付かり海人保安庁は朝からヘリやら巡視船出して生存者捜索中 残念ながら船内からは既に1人が遺体となって発見されたけどこんな波穏やかな季節に救難信号も出さずにひっくり返る理由が分からない 此れが日本船籍の船ならトランスポンダー搭載必須だから安全懸念上(劣化ウラン弾の問題有るし)の問題から許可無く入り込んだら警報流れすぐさま対応出来た筈なんですが船引き上げ残る6人の生存者見付け事情聞かないともう何がなんだか 私事では、天気良かったから浮かれた家の新入り猫二匹がお外に出たまま夕飯の時間になっても戻らない(汗) 深夜近くに漸く疲労困憊な状態で生還したけど 何が有ったと聞いても人とケダモノに会話なんざ成立しませんのでもどかしい気分味わいつつこんな書き出しとなりました 色々気が散って題材選ぶのに丸1日無駄にした


本作が雑誌に掲載された2009年(平成21年) リーマン・ショックの時もそんな体験したけど他所の国であれ自国の其れが元凶であれ消費税増税とのWパンチによる官製不況で私等みたいな庶民が真っ先に削るのは大抵は娯楽 と言う事情からなのかどうかは知りませんがお目当てだった楡周平作品も中山七里作品も軒並み貸出し中だったからこんな作品をチョイス 出版されたのは今から13年も前だし取扱ってる題材はこの頃に朝日新聞系列がスクープしたアメリカ合衆国が安全保障……特にテロ対策目的で1943年から延々ハードやソフトの改良進めつつ秘蔵していた傍受システム・エシュロンの悪用 本来のテロを始めとする安全保障を後回しにNSA=アメリカ国家安全保障局が組織的に行っていたのは友好国の政官財スキャンダルの盗み聞きを始めとする産業スパイ行為に加え アル・カイダ等イスラム原理主義テロ組織設立運営にも関与している可能性が極めて高いサウジアラビアのとある王族や中共の協力者等がスポンサーとなっての欧州や日本を狙った浅ましいマネーゲーム


2001年(平成13年)に朝日新聞のスクープ記事で三沢基地の傍受施設の存在が明らかになったエシュロンとNSAは経済侵略のみならずデマの流布による精神的な追い込みや脅迫行為による友好国の隷属化や弱体化にも関わっているのでは無いかと大風呂敷を広げてみたのがこの物語になります 登場人物も舞台設定も全く違うけど読んでて連想したのが このシステム悪用した非合法工作員の口封じ作戦を阻止するジェイソン・ボーン・シリーズ この前紹介したアンダードックスにも色々被るモノが有るので色々楽しませて頂きました とは言え小見出しでも突っ込んだけど其れを朝日新聞社が警告するかねぇ………… 押込み強盗に有り金全部毟られた挙げ句、もっと防犯対策に万全を期すようにと怒られてるみたいでなんか腹立つんだけど



【 割とニュースで目にする機会あるけど東京地検特捜部ってどんな組織で何故全国区で活躍してるのか? 大都市の経済犯罪捜査メインなら何故関西の大阪や名古屋に存在しないのと疑問に思うかも知れませんが大阪と名古屋は21世紀初頭に弁解不可能な不祥事仕出かし解散させられました 元々は所轄警察程度では太刀打ち難しい大企業や旧軍閥の物資隠匿とか海外企業絡んだ汚職や横領捜査する組織として作られたんだけど政権与党含めその手の団体にしてみれば目の上のたん瘤みたいな部署でも有ります 特に公安とか警視庁とは色々捜査が被ったりするからゴタゴタしてるそうです 】


★そういや中山七里先生のヒートアップに登場した関東信越厚生局麻薬取締部もそうだけど統合案が度々出てきます…… でも纏めたら中共の公安警察かナチスドイツの秘密警察化する危険性が有るので分散するのが最適解かも どんな組織も必ず腐るので


 『 迷惑を掛けて済まない 私は恐ろしい、此れ以上は耐えられない 君にも何時かわかって貰えると思う。 』


 2009年4月上旬 自宅アパートの屋上から飛び降り自殺 支離滅裂な内容の遺書を妻に遺し夜明け前に遺体で発見されたのは次世代ミサイル防衛システム導入に関する海外メーカー口利きの疑いでこの日朝8時に事務所にて東京地検特捜部の強制捜査が行われる筈だった政権与党の 矢島(やじま)誠一(せいいち)議員 既に何度も事情聴取受け強制捜査に対する打ち合わせも自身が大して重い罪に問われる可能性が極めて低い事も理解していた筈の容疑者が何故急遽命を絶つマネなんか仕出かした 議員が自殺した原因は大手動画サイトに執拗にアップされた捏造動画やありとあらゆるプライベートを調べ上げ届けられた不特定多数の脅迫メールにより精神的に追い込まれた末の自裁だと判明するが彼の死が報道された直後から全てのデータは抹消されていた まるでそんな嫌がらせなんて最初から無かったかの様に


矢島議員に対する強制捜査を突破口に追い詰める筈だった事件の黒幕で政財界の暗部 瓶子(へいし)剛三(ごうぞう)への事情聴取から始まった特捜部メンバーに対する出処不明の脅迫行為や捏造情報 この物語の主人公で急性リンパ性白血病の治療を続ける幼い娘 美紗(みさ)と移動多い因果な主人公を献身的に支える妻 奈緒子(なおこ)に公私共に生き甲斐貰ってる湯浅(ゆあさ)雅彦(まさひこ)検事の生殺与奪云々な脅迫状を送って来たのは "オーディンの(カラス)" を名乗る正体不明の組織 最初に異常に気付き伝手を持つ腕利きのハッカーに捜査協力要請した新人の安見(やすみ)慎也(しんや)検事 彼に好意持つ小津(おづ)清美(きよみ)事務官 主人公より5歳上で色々喰えない貧さんこと仙道(せんどう)五郎(ごろう)のエピソード挟みつつ どうやら手掛かり掴んだらしい安見検事は何者かの手により多摩川河川敷で撲殺死体として発見され 福生警察署の捜査員達が安見検事の自宅で見付け出したのは脅迫に使われたと思われるノートパソコンのデータにプリンター…………だが安見検事が犯人で有る可能性はまず有り得ない オーディンの鴉の存在に最初に気付き動いていたのは彼だったのだから


組織の協力者は警察のみならず報道機関や検察庁の上層部にも潜り込んでいる可能性が極めて高い 此れからこの物語閲覧するお客様のために敢えて誰がどう動いたかはバッサリカットするが 嫌な気分になる事請け合いな個人情報保護システムの脆弱さや匿名で見ず知らずの他人を貶めることでストレス発散する人々の醜悪さが浮き彫りとなる場面挟みつつ安見検事が主人公に保険として預けていた連絡先から通称ハジメと名乗るハッカーと接触 セキュリティ会社を始めとする様々な伝手を使い安見検事の殺害と情報汚染に関与した可能性が極めて高い瓶子(へいし)は事情聴取で彼の貢献する組織の存在ほのめかし妻子を失いたくなければこの件から手を引けと逆に脅し付けるが瓶子(バカ)は余りにも調子に乗り過ぎた 数日後口封じの形で殺されたのは瓶子剛三 検察特捜部の自作自演を疑い包囲網を狭めて来る警視庁は端からアテにならない 


伝手を使い総合探偵保証サービスに妻子の身辺保護を要請するも担当者は偽名で仕事を依頼した主人公の正体も彼が抱く懸念も何もかも理解していた そんな居心地悪い状況下で捏造された監視カメラの映像や自宅官舎に恐らくは捜査員の中に入り込んだ工作員により仕込まれた様々な物的証拠から主人公は瓶子剛三殺害容疑で全国に指名手配 だが集まった傍証と事件から手を引いた事になっているハッカー=ハジメのアドバイス受け自身の追い込まれた現状をスマホ使いオープンソースの動画配信で生中継していた主人公は遂に安見殺害の実行犯 平田(ひらた)次席検事補を追い詰め数々の物的証拠と共に到着した司直に身を委ねることになる ところが平田は拘置所内で首吊り自殺し主人公自身に掛けられた数々の冤罪は晴れたものの大手マスコミやNET回線使い広められた冤罪の噂により検察庁特捜部への復帰は極めて難しい でも何とか組織の解散も妻子や残る同僚達を守りきった そもそも娘が健康取り戻し無事退院に漕ぎ着けた以上は未だ暗闘が続く伏魔殿な東京(ここ)に留まる理由も無い


反撃受けたら割と脆弱だった反社組織 オーディンの鴉 に政財界や官公庁そして国内大手報道機関が何処まで汚染されているのか明らかにされないまま物語は時間切れ 居心地悪い余韻残し無理矢理感の強いハッピーエンドで幕を閉じる………… 多分シリーズ化も考えてたんだろうけどあの頃とんでもないパラダイムシフトが起きたからねえ(苦笑)


❖こんな荒唐無稽な事案や売国奴がホイホイ誕生する訳無いと突っ込まれそうだけどそうでも無いんだよ 貴方は選ばれた人間なんだ新しい秩序構築のために協力を…………そんな風にカルト団体に勧誘され新宿地下鉄でサリンバラ撒いたのはそんなエリート達だったんだから


❖令和5年3/11 行方不明中の台湾漁船残る7人の乗組員ですが 結局生存者も遺体も見付からず捜索は一旦打ち切り 全国ニュースでもそう大きくは取り上げられなかったですね

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