いつか、虹の向こうへ 05年
2023年12/14〜12/15深夜 タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割込み投稿
悩んだけど本宅掲載 日テレの24時間テレビのみならずNHKも紅白歌合戦の予算推定1億2000万円をプロデューサーが中抜きし代わりに半島アイドル売り込みに加担した事実明らかになったけど横領犯の追求やってなかったそうですな 共同通信も海外の拠点で横領やったけど犯人の名前すら出さない辺り自民党を責める権利すらありません 本当に■ねば良いのに
【 離婚調停裁判の結果、慰謝料支払いでもうすぐ手放す予定の元腕利き刑事な主人公の家で共同生活送るのは 其々のっぴきならない理由から世間からも経済的にも居場所無くした訳有りの3人の男女 4人目となりそうな新たな居候が持ち込んだ事件は因縁浅からぬ地元暴力団や所轄警察で薄汚い副業勤しむ元同僚刑事も絡む胸糞悪い案件だった とかくアル中気味な主人公が"元刑事なのにも関わらず(本編最大のツッコミ要素 身内に居るけど60歳越えても下手なヤクザは纏めて返り討ちにされるぞ普通)"最初から最後までボコボコにされるので要注意 事件はちゃんと解決するけど開放感はあまり無いかな 】
★テレビドラマ版の出来は話題にすらならなかった辺りでお察し下さい デビュー作だからとかく色々設定やらエピソード山盛り過ぎて消化不良起こした可能性も高そうですが最大の問題は主演のキャスティングミス
日本 ハードボイルド文学小説
伊岡瞬 著
2005年角川書店 刊/2008年文庫化
❖第25回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞
2005年テレビ東京系列のBS番組 水曜ミステリー9でドラマ化
令和5年12月14日 其れなりに歳を経ると安易に神の正義とやらを口に出す輩には嫌悪感すら抱けるのだけれど 1神教による幼稚にも程がある善悪論が罷り通る世界では清濁併せ呑み実利を求める現実主義者な輩はどうやら火炙にされるべき異端者らしい ドバイで行われていた人類史上魔女狩りや異端審問に次いで最も恥ずかしい茶番劇COP28とやらが例によって二酸化炭素最大排出国である中華人民共和国やインドにロシア共和国みたいな屑を糾弾することすらせず何はともあれ先進国が悪いので日本は金出せ技術寄越せのアホウ極まる"此れから頑張る宣言"で12日に閉幕 ワールドニュースチャンネルでダマスゴミやってるスペインの夕方のニュース見てて思いっ切り爆笑したけどテレビ朝日は大真面目だったね ■ねば良いのに
日本国内のマスゴミに至っては世間様から日テレ24時間テレビの義援金横領事件から目を逸らすために自民党清和会だけを槍玉に挙げパーティ券云々でアベガーアベガーと大騒ぎ 結果視聴率は右肩下がりが止まらず年末年始の特番にすらスポンサーの資金提供集まらず今回の騒ぎを裏で操る特亜某国からの臨時収入をあてに反日活動 高々広告宣伝費年2億円程度で報道機関としての矜持もプライドも中国共産党に売り渡した毎日/朝日/東京新聞や共同通信社みたいに 或いは日中戦争勃発前と真逆の世論操作で日本を滅ぼす積もりなのかね奴等
とまあそんな理由で、嘘とデタラメ流すテレビなんか端から見る気しないので 昨日も読むに耐えない旧稿の全面リニュアル終えてとある映画のDVD探し沖縄本島南部を原付きバイクで行脚 例によってお目当てのブツは全く見付かりませんでしたが ジュンク堂書店でも置いてなくてその内本屋で見掛けたら買おうと思ってた伊岡瞬先生のデビュー作を偶々古本屋で見掛けたので即座に購入 自宅のメーター取替え工事立会いの待ち時間にさらっと読み終えた所です なおテレビドラマ版は文庫本後書き読んで初めて映像化されたと知ったけどNETで検索したら主人公役がよりにもよってアレだったので謹んで閲覧辞退させて貰います
流石に石田純一で猟犬の牙隠し持つ元刑事なんてキャスティングはダメ過ぎる(笑)
【 物語全体に漂う雰囲気が、ローレンス・ブロック御大のアル中探偵で元刑事のマッド・スカダーのシリーズ彷彿させる内容なんで原作レイプが慢性化してる崩画や殆ど保育園児のお遊戯会以下なドラマを良しとする今の日本芸能界には演じられる人間が居ない 敢えて映像化するなら老若男女演じきれる人材揃うアニメなんだよな此れも 応募作品なのでやはり此れが最後とばかりに本筋から脱線しかねない色んな要素詰め込み過ぎてますので不幸のミルフィーユXmasケーキと化してる主人公筆頭に登場人物の過去がどいつもこいつも悲惨極まってます あくまで此れはフィクションだと言うことで流して下さいな 】
★とは言え伊岡瞬作品は主人公を始め皆不幸の坩堝につかり切ってるのが売りではあるんだよ 時事ネタ使わないのは作者の個性かな?
「 ねぇオジサン……ホテル、泊まらない? 」警備員の仕事明けに馴染みの店で軽くビールと焼酎を空きっ腹に数杯 やさぐれた気分を発散するかの様にフラフラ歩く尾木遼平ターゲットにパパ活の声掛けしてきたのは明らかに美人局のシノギに不慣れな少女 高瀬早希 案の定すぐ近くに待ち構えていたヤクザの下部構成員なチンピラ3匹に絡まれたから咄嗟に相手巻き添えに思いっ切りゲロ吐いて昏倒 その後大騒ぎになったらしく少女に介抱されながら辛うじて自宅まで送って貰った主人公に呆れた眼差し向けるのは3人の同居人 燃え尽き症候群で何も手につかず大学休学中のジュンペイこと柳原潤に DV繰り返す相手から逃亡中で翻訳の仕事してる同性愛者で美青年の石渡久典と 実はとある事件が原因で日常生活も覚束ない村下恭子 屑な父親にサラ金の連帯保証人にされ 風俗落ちか暴力団のシノギで使い潰される寸前だった早希も加わり始まる血の繋がりが無い5人の疑似家族
元腕利きの刑事だった尾木を最初に襲った不幸は息子潤平の突然死 仕事にかまけて肝心要な時に息子を見殺しにした この手の物語で割と有りがちな不幸の連鎖の末に酒に逃避先を見出した尾木をさらなる不幸のドン底に叩き落としたのはとある飲み屋の女店員 交際相手のDVに悩んでいた女店員は計画的に相手を厄介払いするため主人公を弾除けに仕立て上げるが、DV男は嫉妬心から刃物持ち出し揉み合う内に返り討ち 掌返しで主人公に全ての罪着せる女店員により過剰防衛の罪で収監となり4年の懲役刑 世間に対する官憲の不祥事拡散を恐れた上層部のパワハラと女店員の偽証行為に心折れた主人公は再審請求すら諦めた 面会に現れた妻の言うがままに離婚の判を押した尾木が釈放されたのは其れから3年6ヶ月後 残されたのはローン支払い済な空っぽの一軒家 何とか警備員として再就職果たしたものの 取れる物は根刮ぎ奪ってしまえと親族に背中押された元妻は多額の賠償金を請求
追い詰められ死ぬ積もりだった主人公に手を差し伸べてくれたのは 元同僚ではなくとある陰惨で後味悪い事件で被害者遺族として知り合った花房伊佐夫弁護士 親からの仕送り絶たれ野垂れ死に寸前だった柳原潤に家に住むかと声掛けたのも 交際相手のDVと薬物依存で追い詰められていた石渡久典を匿っているのも 地元大手スーパーチェーンの御曹司が引き起こした飲酒運転事故に巻き込まれ夫と息子を失った挙げ句、示談に応じない頑な態度を貫き通したばかりにレイプされ精神を病んだ村下恭子を後見人の形で引き取ったのも仕事柄、なおざりにされる犯罪被害者の悲惨な人生を目の当たりにしてきた尾木のある種の贖罪だったかも知れない そんな疑似家族の様な関係も家屋と土地の売却目処が立ったからもうすぐ終わる 燃え尽き症候群を何とか克服したジュンペイ 薬物依存症の治療終え再出発を図る石渡 アパート暮らしか郊外の小さな家になるか分からないけど多分色々有って親も親族も死に絶えた恭子とは肉体関係も無い同棲生活続くんだろうなそう考えていた尾木にトラブルが降り掛かる
早希に美人局の囮役をやらせていた屑の1人、久保裕也が金蔓取り返すため尾木を不意打ちし暴行 その直後に歩道橋の上から何者かに突き落とされ転落死 以前から美人局グループをマークしていた近川巡査部長等により久保殺害犯として挙げられたのは高瀬早希 問題だったのは殺された久保が檜山興行を含む地元暴力団9グループ九峰会の調整役を数期務める檜山啓太郎の甥っ子だったこと 端から小娘による甥っ子殺害を冤罪だと疑っている檜山は因縁浅からぬ尾木こそが久保を殺した真犯人だと疑っている あくまでも早希を久保殺害容疑で挙げようとする元同僚室戸警部補ととある理由から勾留中の少女と主人公に冤罪被せようと暗躍する檜山興行幹部 新藤拓郎 実は早希は本人も知らされないまま麻薬の運び屋やらされており其れが九峰会 しいては檜山啓太郎に知られた日には死の制裁が待っていることが明らかとなる 新藤の部下達に襲われ大怪我負ったジュンペイ 主人公は早希が麻薬の運び屋と知っていた石渡や花房弁護士に恭子の協力得ながら身体ボロボロになりつつも警察内部に潜む協力者を罠に掛ける形で新藤達を破滅へと追い込むのだが肝心要の久保を殺害した真犯人は意外にも恭子だった
レイプ事件以降は重度の対人恐怖症で日常生活もままならない筈の彼女が久保を手に掛けた理由は 屑が仕出かした尾木に対する執拗な暴行 死亡した新藤等のヤサから見付かった大量の麻薬と顧客リスト 内通者だった近川刑事の惨めな犯行理由 危うく冤罪事件により破滅する筈だった室戸警部補と主人公の遣り取り 精神疾患が認められ情状酌量の余地も有る恭子の帰りを待つことに決めた尾木と早希にジュンペイや石渡の疑似家族の遣り取り最後に物語は幕を下ろす ちなみに此処まであらすじ纏めるに辺りドラマ版のストーリーはどうなったのか色々調べてみたけどさ……原作改悪し過ぎだろ此れ(# ゜Д゜)
❖実は主な登場人物とエピソードをあらすじ纏めるに辺り三分の一ぐらいまで削ってます 此れで多少はごちゃごちゃしてる物語の全体像把握出来るかと なお版権は色々ややこしいことになってるから再度の映像化すら困難かと思いますので敢えてオチを とは言え色々読まないと楽しめない描写は控え目にしてますので勘弁を 怒られたら消しますよ勿論




