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トゥルー・ディテクティブⅢ③ 19年

2023年9/27〜9/28タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割込み投稿

【 1980年11月17日のパーセル事件当時、紫の煙(パープル・ヘイズ)ことウェイン・ヘイズ刑事が当時35歳だとして何故たった35年でああも老け込んだのか? そもそも記憶障害や幻覚に幻聴の原因とその病名は? ベトナム戦争は枯葉剤による遺伝子異常や元兵士の子供や孫にまで遺伝するダウン症等の様々な身体障害や脳障害 そして第二次世界大戦前から多くのアメリカ軍兵士に後天性の脳障害やフラッシュバックを引き起こす向精神薬ベンゼドリン=アンフェタミンを投与し依存症に追い込んでます 此れに加えて様々な麻薬に睡眠導入剤にありとあらゆる薬物の混合摂取 主人公が2015年発症させた病は恐らく向精神薬(アンフェタミン)過剰摂取によるレビー小体型認知症 三大認知症の1つで今の所治療方法は有りません 】


★勿論アンフェタミンは日本でも麻薬扱いで持ち込み禁止 製薬会社は副作用無いよと主張してますがどれだけ危険かお察し下さい でも欧米では薬局で簡単に買えるんだよ


 令和5年9月27日 大方週末に工事やったんでしょうがかれこれ四半世紀近く見慣れた集落や公民館周りの歩道がいきなりカラー化しアスファルトが黄緑色に そもそも朝夕のラッシュ時以外滅多に車も通らない信号機無しの横断歩道も水色と白でリペイントされてたから思わず何じゃこりゃとなったけど多分アレだな 家の近所で建設中の聖帝廟……もとい総合病院の移転&リニュアルオープン準備の一貫なのかも 此れで私が住んでる自宅の半径500m以内はモノレール路線に幼稚園兼小学校と中学校/ヘリポートまで有る総合病院と長期療養の滞在施設/老人ホームに保育所と葬儀施設に大型墓地まで隣接してるので文字通り揺り籠から墓場まで なお歩いて30分以内の所にショッピングモールが2箇所に大型スーパーも3件程 母と妹が通い詰めてるスポーツセンターだの空手道場を始め色々設備は整ってる訳ですが 影キャラで独神の私にはあまり関係の無い話かと(苦笑) 


勿論地価がアホみたいに跳ね上がったから固定資産税も市民税も滅茶苦茶上がります 一応私病気療養中で通院してるから無職なんだけど此れからどうするよ まぁ考えても詮無き事だし、駄目ならなるようになるさと開き直りつつ 漸く折返し地点までこぎつけた未だ事件の全容が霧の中なこの物語の紹介を ブラックな職場環境に不定期な勤務時間 ごく平均的なアメリカ人とやらは上流階級でも中流階級でも傍から見てると恐ろしくなるレベルで薬剤塗れ レンタル用DVDの1巻に特別収録されていた別のドラマでもドウェイン・ジョンソン演じる主人公の毎朝の日課は向精神薬と栄養サプリの摂取で 其れなりにお金持ちな設定だから週1レベルで精神化通いセラピー受ける どう考えても健康的な生活とは程遠いとしか感じないけど90年代辺りから此れが当たり前なんだとか 


飲むと元気になると宣伝し、アンフェタミンがアメリカの製薬会社で大々的に売り出されたのは1937年のこと(作り出したのはルーマニアの科学者で1887年) 持ち運びが大変でアルコール依存症の心配が絶えず付き纏う酒と違い滅茶苦茶安価で兵士達の加虐性抑え込むリミッター外せるこの手の薬物は勿論ベトナム戦争以降も直接飲ませたり飲食物に混ぜる形で投与され 除隊し平和な日常生活送っている筈の元将兵がある日銃を手に自分や家族を手に掛けたりあるいは暴力行為に歯止め効かなくなる遠因は此れの可能性が濃厚だけど、勿論アメリカ政府を始め製薬会社や医学界もそんな後遺症を認めてません 放射線による遺伝子障害もそうだけど耐性に個人差あったりそもそも研究すること事態が彼の国のみならず多くの自称先進国でもタブーだからね むしろ酒やタバコが悪役に仕立て上げられてる辺り本当にたちが悪い 今現在もアメリカではANDHD=注意力欠化・多動性障害起こした子供に医師が勝手に投与し文字通りヤク中患者生み出してます 商品名次々と変えるからキリが無いんだよ


 

■第5話 再起 If You Have Ghosts/もしもゴーストを手中にしていたら


❖指向性対人地雷M18クレイモア 700個のボールベアリング弾を強力なC4爆薬で半径50mに撒き散らすかなり悪趣味な兵器 勿論至近距離で其れを喰らった人間は大概その原型留めないミンチとなる


❖かつてホーボーと呼ばれた浮浪者達 彼等の中には親を捨てまたは捨てられる形で青年期を生き延びた人物達も居る 代表的なのが後に作家となったジェイムズ・エルロイ 彼の場合娼婦だった母親殺されその父親が犯人だったので逃げ回る(かたき)を独り追い続ける 勿論捜査官達は娼婦殺しの犯人なんざ追い掛けても居なかった


 1990年アーカンソー州警察・パーセル事件再捜査本部のミーティングにより明らかとなる兄妹の母ルーシー・パーセルの最後 88年8月12日、ラスベガスのホテルで薬物過剰摂取により死亡しているのが発見され 彼女の従兄弟でジュリー等とも関わりがあるダン・オブライエンも87年にベガスでの目撃情報最後に行方不明 もしドラッグストアの監視カメラに写っていた女性が赤の他人だったら? 捜査本部を指揮するローランド・ウエスト警部補は敢えて父トム・パーセルに未確認情報を流さない形で動こうとしたが 捜査の脚引っ張りたいジェラルド・キント州司法長官はジュリーの目撃情報をマスコミにも全面公開 此れ迄彼女が殺されている可能性高いと思い込んでいた父親(トム)は全国放送で娘に連絡くれと呼び掛けてしまう 記者会見の現場にはブレッド・ウッダードの再審裁判中のジム・トプキンズ弁護士とアラン・ジョーンズ弁護士(元検事)に案内されたウッダードの遺族の姿も有った 


1980年11月ライフルや拳銃手にウッダード宅を襲撃した6人の暴漢はクレイモアと狙撃銃により全員返り討ち ローランド刑事も脚撃たれ重傷 「 今更正当防衛は認められない筈だ、頼む俺に惨めなベトナム帰還兵のレッテル貼ってくれるなよ軍曹 」 半ば懇願される形でウッダードは主人公(ウェイン・ヘイズ)に撃たれ即死 家屋の残骸から見付かったウィルのリュックサックに焼却炉で半ば焼けていたジュリーのセーター 事件は野蛮なインディアン(ブレッド・ヴッダート)が誘拐殺人犯となった形で無理矢理結末を迎え結局ジュリーは行方不明のまま放置 尋問とは名ばかりな拷問により心折れた容疑者フレディ・バーンズは勿論無罪放免で釈放されたが元々落ちこぼれだったし貧乏だから高卒で自動車修理工に 90年の再捜査で嫁子供持ちだけど俺の人生はお前等のせいで滅茶苦茶だと罵られてもねぇ(苦笑) 主人公を異様に恐れるフレディから入手した新たな証言 どうやらウィルはジュリーや叔父さんと言う事になっている人物と逸れ独り徘徊中にあんな最後を迎えたらしい 資料保管庫から何者かの手で持ち出されたウィルのリュックサックとジュリーのセーター 他にも洞窟に隠してあった玩具や指紋データも全て抜き取られている 改めて考えて見るとヴッダート邸で見付かった兄妹の遺品はあまりにも状態が良過ぎた まるで事件後にわざわざ持ち込み置かれていたかの様に


2015年亡き妻アメリアが遺した事件の概要綴った書籍を読み耽る主人公は驚愕する 「 子供達は笑顔が1番…… 」 其れは故ルーシー・パーセルが多用する彼女の口癖だった あの脅迫状を製作したのは被害者の筈の母親 ルーシーに亡くなるまで毎年多額の現金支援していた元雇用主のエドワード・ホイト もしかしたら此れは人身売買が絡むのか? 未解決事件となったままのパーセル事件を追い掛けるケーブルTV局ディレクター=イライザ・モンゴメリー等、調査チームが最近発見した殺されミズーリ州の採石場に埋められていたのが見付かったダン・オブライエンの白骨死体と90年に行方不明となった元捜査官ハリス・ジェームスが口封じされた可能性 再捜査が打ち切られ25年 人里離れた山小屋で独り野良犬達の面倒見ながら暮らすローランドとの再会 何故ダンが殺され埋められていたのかリュックやセーター見付けた大手柄遺した筈のハリスはどうなったのか? 断片的だが漸く事件を思い出した主人公が再捜査から手を引いたのはホイト等から妻と2人の子供を守るためだった そのホイトも既に鬼籍に入り何もかも今更だ 再捜査の時に俺が何をどう裏切ったのかどうしても思い出せないがわだかまりの原因となったあの事件を今度こそ終わらせる


そして舞台は再び1990年に 捜査本部に掛かってきたジュリーと覚しき女性メアリー・ジュライからの電話 1時は家出した少年少女達と行動を共にしていたらしいメアリーからの伝言は自分を探さないでくれという要望と貴方は私の父親なんかじゃないと罵る怒りのメッセージ 新たな謎が増えた辺りで物語はまた次回



■第6話 閨房(けいぼう) Hanters in the Dark/ハンターは暗闇の中に


❖閨房……要するに夫婦の寝室=プライベート空間の意 但し今回のメインはカトリックやプロテスタントがお布施で経営する今で言う子供達や犯罪被害者女性のためのシェルター 色々調べたけどアメリカ合衆国の児童家庭局の歴史は何処にも掲載されてません 割と最近までボランティア団体や宗教施設が逃げ場所だったのは日本も同じ


 1990年、メアリー・ジュライが掛けて来た電話はオクラホマ州ラッセルヴィズのドライブインに設置された公衆電話 残された指紋から彼女はほぼ間違い無くジュリー・パーセルの可能性が高まるも父親を恐れ嫌悪感を顕にした理由は何? 主人公等の疑いは既に娘と血が繋がってない事実が判明しているトム・パーセルに向けられる 錯乱状態のトムを容疑者として拘束 証拠品を資料から抜き出し持ち去った者は警察官の中に居る 事件後程なく警察を辞めホイト食品の警備主任に再就職したのは白バイ警官のハリス・ジェームス 2人を呼び出し7000ドルの報奨金と引き換えに故ルーシー・パーセルと繋がっている街の名士の名を証言すると持ち掛けるダン・オブライエン


アメリアは手掛かり求め犯罪被害者女性が逃げ込むシェルターへ メアリー・ジュライと名乗るジュリーは幼少期の記憶を半ば失った状態でオクラホマ州を放浪していた事実が判明 彼女が家出少年少女のグループと袂を分かったのは麻薬の乱用と売春の強要から逃げたのだとシェルターに運良く保護された少女が証言 ダンの証言で何とか釈放されたトムは激情に駆られるままダンに拳銃を向け延々と8年もの間ルーシーを経済支援していた人物の名前を引き出した もしかしたらルーシーの薬物乱用死は脅迫相手のエドワード・ホイトの手下が関わっている可能性が高い アメリアのパーセル事件を扱った本のサイン会に現れ彼女を人の不幸で利益得るケダモノだと罵る謎の黒人男性ジュニアス・ワッツ 奇しくもその外見と特徴はウィルやジュリーと週三度ものペースで会っていた男そのもの 他にも2015年の時系列で明らかとなる主人公の息子で今はオクラホマ州警察で刑事やってるヘンリー・ヘイズとTVディレクターのイライザ・モンゴメリーの不倫関係が発覚したりと色々ミスリード誘う小ネタを挟みつつ ホイト邸に拳銃片手に潜入したトム・パーセルが屋敷の地下室で目の当たりにするピンクの子供部屋 その背後に忍び寄るハリス・ジェームスの姿で画面は暗転



❖パープル・ヘイズことウェイン・ヘイズ元刑事を苦しめるレビー小体型認知症 この物語はあくまでもフィクションですが薬物乱用とアルコール依存症の末にこの病で苦しんだのが俳優のロビン・ウィリアムズさん 結局彼が選んだ手段は自分が自分でいる内に自ら命を絶ったのではと言われてますが真相不明なまま

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