トゥルー・ディテクティブⅢ① 19年
2023年9/24〜9/25タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割込み投稿
当初は白人刑事主役で構成してた物語だったそうですが リベラルの根城だった80年代当時のアーカンソー州でインディアンに次いで割と目の敵にされがちな黒人刑事が主役になりました アーカンソーの最初で最後の全盛期は黒人奴隷を文字通り使い棄てで酷使した綿花の需要で其れもインドに潰されます 2023年現在未だ州の人口は貧困層の白人に偏ったまま(苦笑)
【 1日平均1200名越え年間平均46万名 どう言い繕っても国辱レベルの不名誉な数値ですしその内何件が同一人物による単なる家出累計で どの程度の数が犯罪に巻き込まれた数なのか詳細は不明ですが 此れはアメリカ合衆国で此処10年の間に誘拐或いは突如行方不明となる子供の数の年平均 女性の4人に1人が生涯において必ずレイプ被害に合ってる辺りインドのスラム街や某半島レベルだし 捕まっても日本の其れより量刑軽かったり再犯率滅茶苦茶高い状況なのに問題視しないのは可笑しくないか? このシリーズは視聴率半ば度外視してもそんな題材取り上げます という訳で今回は子供の誘拐と貧困に虐待の連鎖テーマにした物語 】
★一応フィクションと言う事になってるけど 現実でも生後数ヶ月の赤ん坊すらレイプし殺害する国だしなアメリカ合衆国って ある意味露助以下のケダモノです 日本は年1000件ですがその大半が首都圏と言うよりトー横で見付かります
原題:TRUE DETECTIVE
直訳すると探偵物語 シーズン3
アメリカ合衆国 ケーブルテレビHBO配信ドラマ
2019年日本スターチャンネル有料配信 後、DVD化✕全8話
❖R15作品 配信時邦題サブタイトル/迷宮推理
DVD化の際、猟奇犯罪捜査の邦題サブタイトル付いてます
2023年9月24日 秋分の日過ぎましたが相変わらず夜明け前の蝉時雨に叩き起こされる日曜日 月末だしなるべく出費は抑え目にと無駄な努力やってますがこんな時に限って余計な持ち出しは増える一方 とにかくまた武漢コロナ流行ってるからと親族説伏せ、祖父の命日に坊さん呼んで有り難い説話をなんて予定は無しとなりました。 前振りネタになるニュースは無いかとBSチャンネルでワールドニュース閲覧してたら 性的搾取や営利誘拐目的と言う点ではアメリカ合衆国やカナダやイギリスを遥かに上回る児童誘拐率のフランスで最近急増してるのが 動物園を狙った希少生物の誘拐とNET販売 例え捕まっても器物破損扱いで最長半年の懲役 軽い場合は罰金刑で済まされるから遥かに効率的らしい 実行犯は大概アフリカ諸国の戦争難民名乗る輩で購入相手は勿論中華人民共和国やアメリカの成金ばかり
貧すれば鈍する 殆どの犯罪行為は物理的と言うより心の貧困が引き起こすモノ 日本もそうならない様に自戒したいものです と言う訳で今回久しぶりに取り上げるテレビシリーズはシーズン4の製作がこの間漸く通ったそんな物語を その内旧作料金になったら借りようと思ってたら知らない間にGEOのラインナップから外されてたし スターチャンネルの有料配信も終わってたから視聴諦めてたんだけどTSUTAYAに置いてあったので思わずレンタル しっかり堪能させて頂きました 次は未だ未見の第2シーズン或いは最近出たばかりのウエストワールドの最終シーズン 他にも色々有るので目移り中です、そろそろサーバーに溜まるばかりなアニメも取り上げたいしなぁ
小見出しにも書いた通りこのシリーズが取り上げるネタは 多くのアメリカ人が目を背け見なかった事にする陰惨な児童誘拐 金持ちはボディガード雇ってるから大丈夫 貧困層は自分達だけは関係無いと思ってるし もし起きたとしても官憲や児童家庭局にガサ入れされたくないからと黙ってる輩も多いからどんどん未解決事案が増える一方 捜査にあたる警察サイドにしてもメキシコやフィリピン程酷くは無いにせよ 毎年結構な警察官が押収された麻薬に手を出したり地元の名士に買収されて犯罪行為隠蔽に加担したりとこの物語のメインとなる1980年代よりも状況は右肩下がりで悪化中 そりゃあリベラルの言うがまま犯罪者解放したり窃盗事件を事件化しないから酷くなるのは当たり前の話なんだけど軌道修正するのにまた半世紀以上は掛かるかと
■第1話 追憶 The Great War and Modem Memory/大きな戦争と新しい記憶
❖確か"勇気ある追跡 1969年"やそのリメイク版の"トゥルーグリット 2010年"でも触れたがアーカンソー州はその大半が禁酒郡 酒の販売や購入が犯罪行為として禁じられている 事件が起きた集落ウエスト・フィンガーの場合は飲む事は犯罪では無いがもし酒瓶見付かれば高額の罰金刑 だから余所で飲んで酔っ払い運転で彷徨き回る本末転倒な状況下 勿論未成年者なら尚更酷い罰則規定が付き纏う
どの様な結末を迎える事例であれ、犯罪行為は其れの捜査を担当した捜査官 被害者とその家族 彼等の知人でしかない老若男女の人生に影の様に付き纏う 其れが未解決事件ならば尚の事 8話の分散したエピソードで同時進行で描かれるのはアメリカ合衆国のみならず世界中が第二次オイルショックを切っ掛けで始まった不況に苦しめられた1980年11月 科学捜査の発展により冤罪事件が次々と発覚し再捜査が行われた1990年5月 そして黒人に対する人種差別だの未成年者に対する性的搾取が欧米で問題視される様になった2015年5月 二年前妻に先立たれてから度々記憶障害とフラッシュバックに苦しめられる様になった元アーカンソー州刑事で老境のウェイン・ヘイズが関わった誘拐事件の顛末が描かれる
1980年11月7日 アメリカ合衆国南部内陸部のアーカンソー州は遥か昔の南北戦争の時代から全米屈指の貧困地帯 まともに手入れすらされていない原生林を縫う様に走る道路はクネクネとねじ曲がりその間に転々と広がるのは同じ規格で建てられた低所得層向け住宅郡 数十年前、此処はチェロキーを始め5つの先住民族が暮らす居留地だった リベラルを標榜する民主党政権下で行われた悪質な法改正により此処のインディアンは絶滅したことになり追い出された彼等の代わりに入り込んだのは東欧諸国から移り住んで来た英語を喋れない合法移民達 アメリカ国籍を取得するため軍に志願入隊しベトナム戦争へと送り込まれた アル中を克服し人生やり直すため此処に移り住んだトム・パーセル 夫に子供任せ近隣の歓楽街で働く妻ルーシー・パーセル 半年前に妻の親族が仕出かしたとある事案契機に夫婦仲は険悪化 そんな最中自転車で公園に遊びに行った兄妹ウィル・パーセル12歳とジュリー・パーセル10歳が夜になっても戻らない
通報受け担当者となったのはウェイン・ヘイズ刑事とローランド・ウエスト刑事 ちなみに2人共、元ベトナム帰還兵 LRRP=単独又はペアで偵察斥候任務に付いていた主人公は天性のハンターだった 行方不明となった翌日夕刻、自転車や足跡を追っていたウェイン刑事は壊され投げ捨てられた自転車 何者かが道案内する様に置いたトウモロコシを使った花嫁人形 そして頭部に致命傷を負い手を組まされた状態で岩場の隙間に安置されたウィルの遺体を発見 その後90年5月20日、アラン・ジョーンズ元地方検事とジム・ドプキンズ弁護士に左遷先から呼び戻され事件再調査の証言録取中で明らかとなる行方不明なままだった妹ジュリー・パーセルが生きている可能性 指紋と映像が撮影されたのはオクラホマ州のドラッグストア 彼女には強盗事件の容疑者の疑いが掛けられていた
■第2話 痕跡 Kiss Tomorrow Goodbye/キスと明日と別れ
❖80年代当時も今程では無いにせよ子供を狙ったレイプ事件はかなり多い だが実行犯が白人の場合でしかも相手を殺さなければ児童に対するレイプや性的イタズラは精神病扱いで裁判員裁判により平均5年未満で釈放 勿論通院義務は有るが新しい名前貰いやり直しが効いた なお有色人種が同じことやったら問答無用で死刑である まぁ此処まで書いたら分かるだろうけど主人公等がやった様な私的制裁や更には名誉殺人も半ば黙認されている 酷い事例になると刑務所とシャバを行き来しながら7回も子供レイプし75歳で亡くなるまで名前も顔も変え続けたバケモノも実在する
1980年11月10日 先日見付かったウェイン少年の遺体発見受け豪雨の中で強行される河川での遺体捜索 痕跡辿ろうにも何もかもが雨で台無し 回収された自転車から指紋を検出する 人形の手掛かり求め街の住民へ聞込み 勿論重要容疑者として目されているゴミ男こと先住民のブレッド・ウッダードにも事情聴取 未だベトナム戦争のPTSDに悩まされているウッダードは退役後、大工として真面目に働いていたが他の先住民同様に職場虐めにより廃品回収業へ 妻と2人の子供も移住者達の嫌がらせに屈する形で夫を置いて此処を出て行ったと言う 州司法長官の選挙間近に控えたジェラルド・キント検事長の捜査梃入れにより始まったFBIのバート・デュラー/ジョン・ボーエン両捜査官も加わっての州を跨いでの広域捜索でもジュリーの足取りは掴めない 多くの住民達が集落から離れない最後のインディアンを犯人呼ばわり キント検事長の記者会見と過熱するテレビや新聞報道により街は半ばパニック状態 そんな最中、生徒から情報収集続けていたアメリア・リアードン教師が有力な手掛かりを見付けだした どうもあのトウモロコシを使った花嫁人形はハロウィンで集落を回った子供達に配られたモノらしい
捜査対象に絞られたのは110軒の貧困層向け住宅 此処の住民は被害者夫妻同様、不仲誤魔化してたりDVの疑い掛けられる様な厄介な住民があまりにも多い ジュリー生存の可能性を信じたい主人公等は総当たりでの捜索活動を懇願するもキント検事長により意見具申は黙殺される 視聴者のミスリード誘う1990年と2015年の遣り取りはややこしくなるからバッサリ省略 記者会見で検事長がうっかり失言し犯人しか分からない証拠の事が皆にバレた 連日連夜続く数百件のイタズラ電話や偽情報に翻弄される捜査本部 ベトナム戦争でのトラウマ体験からけばけばしい風俗街のネオンサインや暗闇にネズミが物凄く苦手な主人公に代わり 蛇の道は蛇とばかりに街の郊外のガソリンスタンドに併設するエロ本屋兼売春宿の主人から有力な情報仕入れるローランド・ウエスト刑事 やはりこの街に刑務所を出所後住み着いたペドフィリアが小学校のボランティア用務員として潜り込んでいた ロバートことテッド・ラグレーンジを拉致し拷問 怯え命乞いするテッドをどうする? 迂闊に解放すればこいつはマスコミや人権派弁護士に助け求め俺達は破滅が待っている いっその事、殺して埋めようか そんな相談してる最中、被害者宅に脅迫文が届けられたと通報有りトランクケースにテッド載せたままパーソン宅へ 新聞や雑誌の切り抜き貼り合わせ綴られた文章は
『 子供は笑顔が1番 ジュリーを探すのは諦めろ 』
舞台は再び1990年5月20日 アラン元検事⇒弁護士から告げられたジュリー生存情報 刑事を辞めた"パープル・ヘイズ"ことウェインの妻となったアメリアにジュリー生存を告げる主人公の姿 そして2015年5月深夜、息子夫婦の家に世話になる主人公を悩ませる記憶の混濁とフラッシュバック 主人公は何故今も苦しみ続ける? 謎を残したまま物語は次回へ
❖あらすじ説明に組み込め無かった伏線をいくつか ①妹の着替えやベッドを特等席で撮影出来る兄のクローゼットに空けられた覗き穴 ②どうも妹は父親の血を引いてない可能性 なおトムの両親はルーシーをアバズレ呼ばわりしガチで嫌ってる ③アメリアが英語の先生やってる理由は移民の子弟の大半が英語で話せても書いたり読むのに苦心しているため




