俺は、君のためにこそ死ににいく 07年
2025年7/19〜7/22深夜 タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割込み投稿 無為無策の末に無謀な戦争を終わらせる事も出来ず滅びに瀕した国を護るため平均年齢20代なパイロットを原始的な誘導爆弾として使い棄てる…… 最初に書いときますが私個人は例え殺されようが既に作戦ですらない鬼畜の所業=自爆攻撃を剪定しようとは全く思いません でも当時浦添城址=ハクソー・リッジで高射砲兵やってた祖父は死体に塗れながら其れを目撃してたし勤めてた会社の会長が元予科練で海軍特攻隊員だったんだよ
【 多くの海軍将兵が命張ってるんだから陸軍航空隊も特攻を出してくれ…… 始まりは負けが確定した44年秋のフィリピン戦線 メインストーリーは1945年春の鹿児島県知覧、どうせ出撃させても多勢に無勢で無駄死にするだけだからと台湾沖航空戦の敗北から始まったのは[振武隊]と命名され必ず死んで来いと送り出された493名もの若き航空士官達の末路だった 戦死者と遺族の名誉守るため史実をかなり美化してるけど其れまでのジメジメしてる国産戦争映画よりはマシなのかな? 】
★胸糞悪くなる程、押し付けがましいタイトルで脚本書いた石原慎太郎も撮影スタッフに出演者達も あの戦争リアルに体験してる訳じゃ有りませんので割切りを 死人に口無しと代弁者気取りな制作陣の意向はともかく、私達が生まれる遥か前に犠牲となった先達が居たから今の日本が在るという事を忘れない為に1度は観るべきかと BSのみならずNET動画でも当時のグロ映像=船上にバラバラに散らばってたり海に投げ出され生ゴミ扱いされてる特攻隊員の無残な屍を閲覧する事すら不可能だし
英題:FOR THOSE WE LOVE
私達が愛する人のために 英語圏では弔い言葉の定番例
日本 劇場公開作品
後年舞台劇化 そもそも尺の都合で映画じゃ描ききれなかった
令和7年7月20日 有る意味東日本大震災時の民主党政権よりも塵屑以下だった自民&公明党/日本維新の会/立憲共産党/れいわ新選組、もののついでに捏造報道しかやらないオールドメディアなる売国奴も今日の投票で根こそぎ滅ぶ事を祈りつつ いやもう此処まで無為無策で"今だけ金だけ自分だけ"なゴミな政治家や総理大臣ってそうは居ないと思いたいけどね…… 此れでも欧米リベラルよりはマシなのが尚更胸糞悪い(笑)
前振り書いてる最中、別の海外メディアによりすっぱ抜かれたのが英国公共放送=BBCによるパレスチナ人テロ組織ハマスやイランの子飼組織ヒズボラとの癒着 エログロのみならずデマの拡散でも悪名高い[ポッカキット]なるサイトでも流されてた"マネキン使った事前の空爆巻き添え撮影リハーサル(毎度恒例子供が犠牲になりましたな其れ)"は本当だったし "米国民間軍事会社による民間人虐殺の捏造" "食糧や水不足で苦しむ難民達のお芝居" "イスラエル軍に両親殺され孤児となった子供真似た嘆きごっこ"に至ってはハマス幹部の子弟が出演し多額の出演報酬貰ってたとかで 広報は下請業者が勝手にやった事と言い逃れ
今回の選挙で事実捏造してまで参政党バッシング続けるNHKや民放報道機関…特にTBSの[報道特集]に朝日放送の[モーニングショー&玉川徹なるゴミ]もそうだけど番組制作陣による愚かな民衆を正しく導く(洗脳し奴隷化する)なら幾らでも嘘を並べ立てる 或いはその媒体が売れスポンサーから大金入るなら手段を選ばない…………行為そのものは例えば日本における史実だと"江戸時代のかわら版が度々風説の流布等の違法行為に関わり" 当時の幕府政権から取り締まられてる訳で 本来公共放送による受信料なる徴税行為が法律で認められてる理由は時の為政者や官公庁の検閲や如何なる捻じ曲げ等の影響受けず事実をなるべく早く正確に人々に届ける義務を果たす対価だった筈なんだけどね どんな崇高な理想を志そうが組織はただ存続する為に動けば必ず歪むし腐敗します
【 敢えて小見出しに書いときますが私は故・石原慎太郎を偶々顔合わせたらガチで殴り合いボコボコにする程度には嫌ってます(笑) 彼の世が有るのかは死んだ事無いので分かりませんが数十年後に死んで多分あっちで再会しても殴りかかるんじゃないかな 右であれ左であれ時には暴力振るってまで自身の思想信条を見ず知らずの他人にまで強要するタイプが老若男女関係無しに嫌いなんだよ 実際私の肉親や1部の親族はそんな輩だったから物理的に被害受けてるし 】
★何で死んでも見る気無かったこんな映画に手を出したのか? うっかりYoutubeで特攻シーン見入ってしまい何か悔しかったので
物語の冒頭記されるのは石原慎太郎による本作製作の経緯 彼等が居なかった事にされるのは我慢がならない 特攻作戦を忘却させようとする当時の与党政権に逆らう形で此処知覧から出撃した陸軍特攻隊=振武隊の史実や隊員達の思い出の語り部となった富濱食堂の女将[鳥濱トメ]の話に感銘受け製作に至った経緯が語られる プロローグで描かれるのは1943年(昭和18年)春・飛行学校時代の知覧基地の情景 そして物語は特攻の始まりとなった翌44年フィリピン・マラカットの1航艦・海軍航空隊司令部に着任する[大西瀧治郎中将]の演説 先に戦死した盟友・城英一郎少将と共に温めた奇策=250kg爆弾を積んだ数機の零戦による空母の無力化を狙った神風特別攻撃隊 それは何処までも敗北の責任取らず降伏の決断先延ばしとする戦時内閣や報道機関に煽られる民意 そして連合艦隊上層部に対する意向返しでも有った
そもそも艦艇攻撃はおろか地上爆撃すら未経験な戦闘機乗りが其れを成功させる事は出来るのか? 白羽の矢を立てられたのは本来艦爆乗りで付け焼刃とも言える爆装零戦隊の訓練指導官としてフィリピンに出向していた[関行男大尉] 圧迫面接による志願とは名ばかりな強要により集められた5人の士官から始まった神風特別攻撃隊=敷島隊 映画では即日即座に正規空母にダメージ与えた印象付けるため沖縄戦の記録映像が転用されてるけど彼等が初めて護衛空母に命中 数隻の空母沈没に至ったのは急かされた挙げ句の5回目の偶然から ぶっちゃけ出撃する度に台風未満な悪天候により飛行中隊規模の戦闘機と将兵が未帰還となった其れは陸軍にも強要され アメリカ軍によるマニラ制圧まで海軍機333機=420名 陸軍機210機=251名を生きた爆弾として使い棄てる愚行は 台湾沖航空戦やセブ島上陸誤報作戦、或いはカモ撃ちと連合国軍側に揶揄されたマリアナ沖海戦よりも敵に与えたダメージとストレスが効果的だったからと陸海軍航空隊現場指揮官の反対抑え込む形でなし崩し的に繰り返される 映画では敢えて省略してるけど大西中将とその取巻きのみならず陸軍航空隊全員特攻厳命した富永恭次中将等も早々にフィリピンから離れた
という訳で映画がこの辺の描写や愚行の経緯を美談として描いてて 『 これ本当は俺達の面子掛かってるから若造はみんな死んでくれ 』の間違いじゃねと正直ムカついたので長い前振りを…… なお本編は尺の都合で語り部=鳥濱トメとその娘や特攻隊遺族の描写やナレーションでハイスピードで物語進み 実際に振武隊として出撃し戦死したり自決したり落とされ偶々無人島で生き延びた実在の人物のエピソードを虚実交え描いてるけどさ 登場人物が皆出た死んだとなるのでノリはアレだ…………其の昔TBSが配給 復帰直後の沖縄では確か琉球放送で毎週土曜日午後放映してたジェリー藤尾とその妻や娘、そして日テレ[笑点]からデビューした企画アイドル・ずうとるび司会進行によるバラエティ番組[笑って!笑って!! 60分]の哀愁学園パート5の10分ドラマ[君よ不死鳥のように]の特攻散華シーン豪華版なノリで展開するのでCGや特撮に記録映像フル活用した戦闘シーンとか出撃シーンが繰り返されるのでサラッと流します なお蛍=亡くなった特攻隊員の魂云々とか やっぱり捏造されまくりな大西中将自決シーンで正直興醒めしたし、登場人物大杉でもうどう整理したもんかとなるアレや此れなエピソードは全略(笑)
そりゃあ、あらすじ纏めたエッセイ無い筈だわ
❖本作の目玉は多分初めて日本の戦争映画に登場した[1式戦・隼三型] エンジン換装しメタノール噴射システム導入で最高速度485km⇒560kmにアップ 旧式機扱いでも二式戦・鐘馗同様、整備性は後の三式戦や四式戦闘機に遥かに勝り武装は貧者ながら零戦と異なり戦闘爆撃機や対潜哨戒機としても運用可能 ほんの半世紀前までは偏見によりボロ扱いだったけど[別名エースキラー] 但し既に四式戦や五式戦の実戦配備始まっており其れ以上の性能向上計画は見送られた なおマ弾と呼ばれる炸裂弾を戦争末期に使っている ベテランパイロット限定だが二型後期仕様と共に沖縄戦にて満を持して送り込まれたP47Dサンダーボルト/P38ライトニング/P51Dマスタング/グリフォンエンジン搭載したスピットファイア後期型等を駆り多くの撃墜記録持つ連合国軍エースを逆に低高度の乱戦に持ち込み返り討ち
特に1945年8月15日=無条件降伏受諾以降からアメリカ合衆国仲介による交戦禁止命令発動までに千島列島や北海道と東北地方を占領すべく派遣されたソ連軍の少なくとも50機越える新型戦闘機部隊を僅か4機で翻弄(なお報復殺人や家族拉致のリスク有ったので撃墜記録は抹消されてる)するなど近年封印された史実が次々見付かっている なお此れまではその大半が零戦の戦果と誤認されていた
本作では露骨な迄にオンボロさ強調されてたけど実際操縦技能未熟としてリストラされ特攻隊=振武隊に志願入隊強要された彼等に与えられたのは現役引退してた97式戦闘機やスピード出せても端から戦闘機としては使えない事はっきりしてる百式司令部偵察機 そしてエンジン寿命により廃棄処分となった元戦闘機 実の所陸軍は沖縄戦よりもフィリピンや石油精製施設有るマレーシアやインドネシアを優先した史実が存在する 彼等の多くはまさかソ連が土壇場で裏切り参戦する可能性を夢にも思わなかったらしい まぁ令和になってもこの間政治屋引退表明した鈴木宗男みたいに安易に騙される阿呆は沢山居るしねぇ
❖特攻作戦での陸海軍パイロット犠牲者数は大凡4000名 知覧のみならず九州南部や台湾に石垣島等から散発的に出撃した振武隊 そもそも飛行機に燃料や爆弾すらも何もかも足りない敗戦濃厚な中で旧式機や廃棄処分予定機を充てがわれた特攻機の稼働率だけが跳ね上がる筈も無く、また敵艦隊の情報や海上長距離航法技術も未熟或いは学ぶ機会皆無な若手パイロットが成果上げられる筈も無かった その多くは文字通り無駄死に エンジン故障による不時着やそもそもターゲットが見付からず空振り帰還を余儀なくされた振武隊特攻隊員は1276名中、内650名にも及ぶ なお海軍航空隊におけるその手の不祥事は徹底的に抹消された為、僅かに口開いた生還者の証言しか存在しない
❖此れはあくまでも余談だが軍神と祀り上げられたものの悪天候で不時着等、うっかり生還しちゃった将兵達の末路は悲喜こもごも 中にはフィリピン脱出しインドネシアやベトナムへ彼等の独立戦争でパイロットや教官として加担した元日本兵が漸く祖国の地を踏んだのは1975年以降となる 既に亡くなってるけど元神風特攻隊のパイロットだったベトナム帰りな爺さんと知り合ったのは宜野湾の古本屋だったなぁ 私量産型だから良く誰かの孫だの子孫だと間違われ声掛けられるんだよ 結局偽名を名乗りうちなーんちゅとして亡くなった筈




