スターシップ・トルーパーズ 97年
2014年5/28ガラケー投稿
【ムシムシ大行進・ジョニーは戦場へ行った】
窓ガラスに大量の「白アリ」が張り付いた昨日の恐怖体験を思い浮かべながら書いてます。
以前4000以上あった本を全てこいつらに食い尽くされて以来、私に取っては殲滅すべき敵となりました。
そういえばこの作品観に行って家に戻ったら庭全体に「毒蛾」の幼虫が大発生していて、夜まで「殺虫剤」の散布~チリばさみでの駆除を続けてフラフラになった記憶が有ります。
半泣き状態で頭の中にあのテーマ曲(無駄に格好いいアレ)流しながら皆殺しにしてました。
※赤い頭にど紫の身体した芋虫の大群は果てしなくキモいですよ。
という訳で「エンダーのゲーム」に引き続き「バグス」と戦うトラウマ製造映画の紹介です。
原作ロバートAハインラインの「宇宙の戦士」と違ってPバーホーベン監督版の「変態映画」はひたすら登場人物が虫のエサになるだけですから、かなり悲惨なシーンしか有りません(笑)
なんせ「巨大フンコロガシ」のオナラビーム攻撃で数千人が搭乗する数百隻の宇宙戦艦が次々と真っ二つ。
放り出された乗組員が真空で破裂する映像を延々と見せつけたり。
やっとこさ上陸した「宇宙海兵隊員」も武器はライフルだけ。
戦闘機の支援も大砲も有りません(笑)
ひたすら「バンザイ突撃」ですからバタバタ死にます。
空から寄生蜂、地中から芋虫、あるいは真っ正面から蟷螂の大きい奴が「ゴハンだ~(歓喜)」とありとあらゆる巨大昆虫に喰われまくりです。
アニメ「進撃の巨人」の第5話皆殺しシーンが延々1時間以上続きます。
兵隊が足りないから老若男女容赦なしで虫のエサです。
逃げたら上官に撃たれますから死ぬのは一緒。
やっとこさ生き残っても軍の発表もマスゴミの報道も「大勝利」ばかり。
事実を言えば国家反逆罪で「公開処刑」です。
巨大昆虫と戦争してるのに補給品が「フットボール」「バイオリン」「バドワイザー」「野球セット」ってどうよ。
貰って大喜びしてる主人公「ジョニー」達も底無しの阿呆ですが(笑)
その頃主人公の幼なじみでヒロインの「カルメン」は宇宙戦艦のパイロット昇格目指して、上官の前で笑顔でパンツ脱いでます(笑)
※原作版のカルメンは主人公より頭が良い設定の為、実力で宇宙戦艦の艦長です。
手紙のやりとりは有りますが最後まで直接会う事はありません。
映画の後半、虫に脳みそ吸われて上官死んだら呆気なく主人公に乗り換えました(笑)
原作「宇宙の戦士」では「従軍経験」が無いと一切の権利が認められない軍の独裁政府が管理する世界でした。
映画版はその上、毎日市街地に「バグス」が遊星爆弾を投下して来る地獄の世界です。
負けてんじゃん、どう考えても。
しかも普通に頭の悪そうな虫に(笑)
※「エンダーのゲーム」のアリ型宇宙人「フォーミック」と違ってよだれダラダラ流して襲いかかる嫌過ぎる虫しか出てきません(笑)
【土曜日の映画館はカップルしか居ませんでした(笑)】
予告編観た時に嫌な予感がしたから映画館へは1人で行きました。
館内は私以外は全て「カップル(笑)」とファミリー客。
隣りの子供連れのおじさんに「1人で観に来たんですか?」と不思議そうに聞かれました(笑)
映画が始まって30分、阿鼻叫喚の地獄絵図がスタートしてから館内で次々と喧嘩が始まりました(笑)
映画が終わった時、館内のお客さんは1/3になってましたね。




