表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
202/1232

わらの犬 71年

2022年8/3夜〜8/5午前 タブレット端末にて執筆し脱稿

一皮剥けばみんなケダモノ 一応レーティング無しらしいけどDQNや無敵の人候補には間違っても見せちゃいけない問題作 此れリメイクしたと聞いたけど本当に大丈夫かね(汗)

【 今も昔も自制心や想像力がバッサリ欠落したDQN相手に対話や妥協は愚策の極み ゴキブリとカルト宗教に無敵の人は何処へ逃げても現れる 司法機関だって基本事が起きてからしか動けないし余りに事件が多いと対応遅れがちになるから 自分自身や大切な家族の命や誇りを守りたいなら戦うしかない 立ち向かう事すら出来ずただ泣き叫ぶ者に手を差し伸べる存在なんてこの世界の何処にも居ないんだ 大雑把に纏めるとそんな物語になりますが勿論目玉はDQNのざまあと処刑シーン 例えフィクションだろうが屑が報い受けるとスッキリしますよね 】


★原題の意味は地上でのありとあらゆる諍いは天地自然にはどうでも良いこと 転じて目障りならば排除されるとライミーの政治学者は曲解しアメ公は勘違いしたまんま


原題:STRAW DOGS

わらの犬……老子の"語録"から引用した格言らしいのですが

解釈思いっ切り間違ってる様な気がします

アメリカ 劇場公開作品

1972年 日本 劇場公開

原作:ゴードン・M・ウィリアムズ著

THE SIEGE OF TRENCHERS FARM トレンチャー農場の包囲 1969年

イギリス⇒アメリカ出版の際に原題追記

翻訳は1972年 角川書店 海外ベストセラーシリーズにて

文庫版は不明 あの時代なら出版されてる可能性有り


 令和4年8月3日 ナンシー・ペロン下院議長がもし台湾に向かう様なら政府専用機を撃墜する 紀元前の蛮族そのものな習近平の脅しに対し、殺るならやってみろとアメリカ合衆国は空母機動部隊を派遣し此処沖縄の米軍基地も臨戦態勢 宣戦布告そのものな1連の遣り取りは大々的に報道され結局チキンレースに屈した中国人民解放軍と共産党政権は世界中の笑い者となりました NHK筆頭に日本の報道機関は何処もヘタレたね 此処沖縄ですら頭ぱよぱよちーんな県知事筆頭に左翼みんなだんまりなのは言うまでも有りません 著しく自制心に乏しく共存共栄が不可能な特亜はそろそろ根こそぎ滅んで貰わないと迷惑です このクソ暑い最中に醜い面並べギャーギャー叫んでる奴等見てると当時テレビ生中継で目の当たりにし不謹慎だけど失笑せざる終えなかった "DQNの川流れ" を連想するんだよ


で今回紹介する作品はDQN (元ネタはテレビ朝日のバラエティ番組・突撃ドキュン1994年〜2002年から……集団で或いは単独で見ず知らずの他人に無差別に迷惑掛ける痴れ者を突撃取材で散々告発した事による 但しとある団体の圧力で顔はモザイクで隠され声も変えられた) なんて日本でしか通じないNETスラングが登場する遥か昔に、此れからそんな連中がうんざりするほど沢山沸いて来るよと警告した物語。 勿論低予算の早撮り作品ですので売りは散々ストレスフルな振る舞いやらかした末にクライマックスで無敵の人と化した主人公により無惨にぶっ殺されるDQNの断末魔 どうも黒澤明監督作品などを代表とする日本の時代劇を参照にしたから血飛沫がドバ~とか内臓がぽろりなんて描写が滅茶苦茶ウケたそうな 翌年の72年、アメ公が喧嘩売りやがったと反抗心抱いたお笑い集団 モンティ・パイソンが 自身の番組で サム・ペキンパーのサラダ・デイズなんてパロディを制作してますな


イギリスで原作小説が執筆された理由は その年1969年から施行された死刑廃止を巡る長い論争と強行採決 ロンドン中心にイギリス全土で繰り返されるIRAによる爆弾テロや銀行襲撃に銃撃事件 アメリカに引き摺られる形で連邦加盟国全てから派遣する事になり 軍費も犠牲者もうなぎのぼりなベトナム戦争と帰還兵が持ち込んだヘロインに大麻 第二次世界大戦前から始まり以降も何だかんだ口実設け未だ延長続く酒販売の各種規制に右肩上がりの消費税や酒税 何でもかんでも雁字搦めだったからビートルズとかパンクロックにヒッピーなんて文化が生まれた訳です 映画やマンガ等ありとあらゆる創作物を楽しむ私等には無縁な話だけど 得てしてヒステリックなお笑いや残虐描写にエロがウケる時代は大概その国の締め付けが厳しい頃 さらにそんな作品を陰湿に取り締まってるアメリカやオーストラリアみたいな国は…………まぁ歴史書でロベスピエールによる恐怖政治とか文化大革命閲覧してりゃ馬鹿でも理解出来る筈なんだけど視野の狭い輩には無理か  



【 なお わらの犬 の本来の意味は 神やら頭脳やら進化論紛いのあれやこれ持ち出し、どれだけ権威付けようが人間も天地自然=地球の1部で有り単なる哺乳類の仲間に過ぎない 思い上がりも大概にしなさいという意味なんだとか 貧困層を救いたいと思うなら(食べ物)を与えるのではなく魚の取り方(作物の育て方)漁場()の環境保全のノウハウを教えろと 知恵の共有や教育の大切さ書き残してる人なので多分そんな解釈なんじゃ無いかと……確か市立図書館に置いてあった筈だけど武漢コロナで閉鎖中 もしお客様からの指摘や後日閲覧した時に間違い見付けたら謹んで訂正致します。 】


★だから私は毎年毎回うんざりするぐらい 愛が地球を救う なんて戯れ言聞かされると頭にきます 綺麗事喚き立て親切の押し売りなんて上手く行く筈がない


 1970年 イギリス南西端のコーンウォールのとある小さな田舎町トレンチャー 良い奴も悪い奴も中には少しだけ知恵遅れな男も何とかやっていけるそんな世界で異物と化しているのは 治安の悪いアメリカから妻エイミーの生まれ故郷だと言う此処に逃げ込んできた数学者デビッド・サムナー 隣近所とも仲良くしょうとせず家のリフォームやビニールハウスの整備に清掃も雇い入れた男達チャーリー/スカット/バーティ/クリスに丸投げ 日がな1日黒板の前に座り込みチョークで書き込んだ計算式を前に漫然と座り込むその奇人変人振りに 農業や牧羊で生計立てている村人は距離感を掴み損ねるどころか嫌悪感すら抱いている 結婚し人妻になっても立ち振る舞いは幼女のまんま ノーブラで薄手のセーターにミニスカートからちょくちょく色々見えてるエイミーに欲情する男達と眉をひそめる女性達 


ほんの6年前まで色々奔放だった元彼女(エイミー)とよりを戻したいチャーリー・ヴェナー かつてのヒロイン(エイミー)同様に見境なしに男を誘惑する末っ子ジャニスの振る舞いに翻弄されてるヘーデン家 家長トム・ヘーデンと長男(ボビー)次男(バーティ)が懸念してるのは 過去に淫行事件や傷害事件を繰り返しながらも精神薄弱理由に野放し状態のフランケンシュタイン=ヘンリー・ナイルズにジャニスが秋波を送っている事 ネズミ駆除業者のクリスがガメたヒロインのショーツ嗅いで欲情してる大工のスカット そこそこまともなのは地元の名士な牧師夫妻とどうも戦争中はトムの上官だったらしく地方検事になっても階級で呼ばれるスコット少佐 墓場で遊ぶ無邪気な子供達の玩具扱いなナイルズ 些か時代から取り残されそうになっている地元民を軽蔑し余計な1言や振る舞いで孤立している主人公(デビッド) 色々溜まってやたら脱いだりスカート中身丸見えシーンばかりなヒロイン(エイミー) 此れで何も起こらない筈は無い


子供なんか仕事の邪魔だと公言する主人公に対する嫌がらせ目的で面倒見てた猫が何者かに惨殺された 犯人は明らかにあの4人の誰かしか居ないのだが 彼等の粗野な振る舞いに心底ビビる主人公は "酒酌み交わし話し合えば分かると" 何処ぞのシールズみたいな言い訳しながら妻に背中押され4人と対峙するも逆に丸め込まれ生まれて初めて散弾銃手に鴨撃ちに参加することに 怖いから誰が何故猫を殺したのか問い詰める事すら出来ない主人公を心底軽蔑するヒロイン 翌日コーンウォールの荒れ野に連れ出された主人公(デビッド)は風や草木が奏でる音に怯えながらへっぴり腰で鴨を捉えようと乱射を繰り返すが見張り命じられたスカット以外はさっさと退散 勿論残る3人の目的は事実上村のさせ子だったエイミー相手のあれやこれ 色々下卑た内容書き連ねるとR15どころか運営に怒られるから細かい描写は本編見てくれとだけ書いときますが Wikipediaを筆頭にアレはレイプだとあらすじ説明してるけど本当にそうなのか? なんつーか色々酷過ぎてね


気が付いたら荒れ野に独り置き去り 夕方トボトボ歩いて家に戻ってきた主人公はバラバラになった下着がゴミ箱に捨てられてたり あからさまに怯え切り毎晩の夫婦生活拒絶するエイミーの態度から全てを察するが 頑なに家を手放しアメリカに戻ろうと懇願するヒロインに逆に怯えるばかり なけなしの勇気振り絞り翌朝家のリフォーム工事にやって来た4人に対しヒステリックに解雇を告げるも世間体恐れ警察に電話することすら出来ずただ庭で独り頭抱えるだけ そうこうしている内に夜となり牧師夫妻と大佐夫妻主催で行われる村の懇親会に参加する時間となる パーティー会場には主人公が心底苦手にしている子供達 主人公達を心底嫌うヘーデン夫妻とその息子と娘達 昨日のあれやこれがまるで無かったかの様に振る舞う4人の男達 勿論危険人物ナイルズもイベント強制参加 居たたまれない気分となった主人公達はパーティーがゲスト無視する形で盛り上がる中コソコソ退場


だがこの時既にトラブルは始まっていた 発情したヘーデン家の末っ子ジャニスに無理やり暗闇に連れ込まれたナイルズが貞操の危機に怯えうっかり彼女を絞め殺してしまう 慌てて会場から逃げ出したナイルズは主人公夫妻の車に跳ね飛ばされ 困った2人はそのまま彼を自宅へ連れ帰る あれだけアイツは危険だと皆んなに警告したじゃないか 末娘殺され激昂するトムと2人の息子(ボビーとバーティ) 酒で理性も何もかも飛んだチャーリー/スカット/クリスに煽られる形でショットガン手に主人公達の家へ 少女(ジャニス)殺した糞野郎(ナイルズ)を俺達に引き渡せ……穏便に終わる筈だった交渉は娘殺され理性飛んでるトムがうっかりトラブルに割って入ったスコット少佐こと検事を撃ち殺してしまった事で最悪の事態へ 6人は殺人目撃した余所者(デビッド)やエイミーごとナイルズを殺して何もかも無かったことにしようと家を包囲し襲撃を始めた


文字通りヘタレで負け犬な主人公(デビッド)に心底愛想尽かしたエイミーは此処でこんなことで死にたくないとナイルズを6人に引き渡し命乞いをしてでも生き残ろうと動くが 度重なるトラブルと貯まりにたまったストレスの末に手の付けられない無敵の人となった主人公は暴走 有り合わせのモノで罠や武器を作り襲い掛かる6人を殺しにかかる ショットガンの暴発で脚を失ったトム 投げナイフで挑発するも火かき棒で死ぬ迄滅多打ちにされるクリス 顔面に煮え滾った油掛けられたバーティに針金で窓に括り付けられ頚動脈切れるボビー 裏口から屋敷に入り込み激情に駆られるままエイミーをレイプしようとしたスカットは主人公殺しかつての恋人取り返そうとしたチャーリーに撃ち殺される 主人公諸共階段転げ落ち仕掛け罠の餌食となるチャーリー 唯一生き残ったバーティは仲間の敵取ろうと主人公に凄惨なリンチを加えるが色々ブチ切れたエイミーにショットガンで撃たれ内臓撒き散らしながら事切れる 


家の中のあちこちに転がる男達の死体 怯える妻の姿に目を合わせられない主人公はナイルズを車に乗せ一路地元警察を目指し車を走らせるがコーンウォールの夜は果てしなく真っ暗闇 本当にこの道が正しいのかは誰にも分からない 僕此れからどうなるんだろう 待ち受ける将来に怯えるナイルズに何とかなるよと無責任に受け答える主人公の歪んだ笑顔を最後に物語は終わる



★えげつない殺し合いのシーンで何故主人公はスコットランドのバグパイプ行進曲流したのか? コーンウォール人はケルト系で独自言語と文化持っておりイングランド人やスコットランド人とも違うらしいのですが対立云々は要調査かな


後味の悪さは間違いなく保証出来ます 見る際は自己責任で

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ