表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
201/1232

DNA/DYING BREED 08年

2014年5/18ガラケー投稿 2019年1/17タブレット端末にて改稿開始〜1/18終了

多分何処のレンタル店行っても見付からない可能性大 色々詰めが甘かった

【 ちょっとだけエロい(かなりファンキーだった当時のエロマンガよりはね)桂正和原作の昔の萌SFアニメからHGヴェルズの名作を改題したちょっと悪趣味なホラー作品まで山程被るタイトルですので捜索困難……但し見る価値有るのかと聞かれると非常に困る(笑)田舎(タスマニア)島民(しまんちゅ)は怖いよ系ポンコツホラー 被害者にこれっぽっちも同情出来ないゲテモノ作品と書いといた方が良いのかも知れません。 】


原題:DYING BREED.

絶えた血脈:本来は絶滅したタスマニアタイガー

を暗喩する意味なのですが実は……な悪趣味作品.

オーストラリア劇場公開作品.

日本では09年DVDセルのみ.


★どう考えても売れる見込み皆無な映画だったので“「SAW」シリーズ リー・ワネル主演”というサブタイトル付きました。なお私SAWシリーズ見た事無いから知らないのだけれど人気有るんでしょうか?


☆ちょっと“ディセント風に泥まみれの”訳有りな少女がパッケージになってますが彼女は出オチキャラで御座います。そもそも白豪主義(オーストラリア)がタスマニア人を流刑島の未開民族(ひとくいじんしゅ)扱いしている段階でもう…ね。



5年前かなり精神的に不安定な状態で見た…ついでに一緒に見てしまったのがコレの前に書いた“全裸大作戦”だった事から余りにショボイと切り捨てた物語で御座います(苦笑) 作品としの価値は“この島は昔オーストラリア以上に凶悪な犯罪者を処分する為の流刑地として使われた史実”ぐらいかな……ぶっちゃけさせて貰うと元々住んでた先住民推定4000〜7000人(イギリス政府&オーストラリア政府は証拠隠滅を図った為に調査が進んで無い)をスポーツハンティングの標的にした挙げ句皆殺し。 剥製にして今現在も自宅に飾り立ててる連中ですのでなんぼ自然豊かだろうがアレにあぶく銭与える為に観光に行く奴の気が知れません。


本国オーストラリアよりも遥かに貧乏で白豪主義が蔓延し、有色人種…特に自分達より遥かに裕福で幸せに見える日本人や価値観も生活習慣も掛け離れた中国人に対する嫌悪感を感じてしまうと尚更ね。実際1996年には日本人探して35人も射殺したキチ○イが発生してますし……殺された先住民の霊と皆殺しに加担した犯罪者の子孫が何処にも逃げられないまま燻る形で結局の所この島は呪われてるんですよと断言させて頂きます。もっとも最近じゃ無制限に伐採進む森林資源と鎮痛剤の材料として大量のアヘン栽培してるとかで割と羽振りは良い様です……但しごく僅かな人々のみだし当然ながら麻薬の流通も始まりました。


イギリス本国から連れて来た流刑囚=死刑囚を使い潰すついでに目障りな原住民を殺して白人様の理想社会を…別名BLACK WAR=黒んぼ戦争と呼ばれる絶滅戦争は1828年〜1832年まで延々と続き生き残った僅かな人々は水も食料も乏しい隣の無人島=フリンダース島に追放…英国人が持ち込んだ各種病原菌による集団感染と餓死による民族浄化。 1886年に最後のタスマニア人が亡くなったらソレを博物館に展示するという悪趣味振りは流石に英国国内でも眉を顰める者が続出。その代表的な人物の一人があのHGヴェルズでした。


文明人を自称する英国人とオーストラリア人は下手な悪魔顔負けの醜悪さを恥じるべきだ…そんな厭世的な心境で1896年に発表されたのが“Dr.モローの島(舞台のモデルはタスマニア島)”で自分達人間より科学や文化の進んだ異星人にタスマニア人の様に狩られる恐怖を描いたのが1898年に出版された“宇宙戦争”です……まあこんな批判を展開しても連中はオーストラリアで21世紀初頭まで虐殺を繰り返してる訳ですからまかり間違ってもタスマニアに押し込められた貧乏人を人食い人種呼ばわりする権利なんて無い筈なんですがね…目糞鼻糞でしょうよコレ。


そういや松本零士の出世作“銀河鉄道999”でも主人公星野鉄郎の母が殺され貴族気取りの機械伯爵の屋敷で剥製として飾られてる悍ましい描写が有りましたね。案外元ネタは此処から来てるのかも知れません。



【 物語自体は割と定番の偽ドキュメント 馬鹿な都会の人間がド田舎で調子こいたら地元住民に反撃されてミートパイの材料になりましたと言う良くある怪奇譚(おいおい…) 冒頭の水死体で発見されたヒロインの姉以外、全ての描写が雑な物語でもともな検索サイトにも引っ掛からないポンコツホラーですのでサラッと不真面目に進めます 見所ってピントがイマイチ合って無い自然風景ぐらいの様な気が 】


 映画の冒頭は1860年 重犯罪者収監施設から脱走する数人の男達とソレを追跡する警官隊の姿 次々と撃たれ死んでゆく仲間達を囮に生き延びたミートパイ作りで有名だったアレクサンダー・ピアーズだけが捕まらなかったと言う前振りから 正直書くと暗闇ばかりで声しか聞こえない描写にうんざりした後、本編は148年後にぶっ飛びます。 タスマニアタイガーを追って8年前に行方不明となった姉が水死体で発見された オーストラリアから駆け付けたヒロイン ニーナとその夫マットは自称タスマニア島を知り尽くしたガイドのジャック=DQNとアジア系のその恋人レベッカ=ビッチの案内で遺体が見付かった湖が有る島の奥へ やっとの思いで辿り着いたその村は余所者を受け付けない歩行器や杖に酸素吸入器が必要そうな老人ばかりが暮らす閉鎖的な村。


地元警官が週一回、村名物のミートパイを買い付ける為に来るその村で廃屋同然の民宿に滞在し姉の居た痕跡を探す4人は偶々村の秘密 都会からやって来た馬鹿なバックパッカーを捉え村の御飯にしていた事実を知ってしまったが為に森の中を追い掛け回され次々とミートパイの材料に………… とまあそれだけの話 盛り上がる要素皆無なままマットだけが生き残り繁殖用の家畜として放り込まれた小屋に居たのはヒロインの姉が村人にレイプされ生まれたピアーズ一族の後継者の少女 人食い人種の呪われた家系はコレからも続く と言うオチ見せられて何かもうどうでも良くなった訳ですが…………口直しにDrモローの島でも見直そうかな。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] <未視聴> [気になる点] やっぱり<オーストラリア>ですかね。 [一言] どう考えも<第二の米国>になれるだけの<ポテンシャル>はあるのに、非常に民度が低い事で有名ですよね。 現在<中…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ