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歌舞伎町ゲノム 19年

2023年8/14〜8/15 タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割込み投稿

世間様はお盆の最中だし台風7号列島縦断中 此処沖縄も再び強風と大雨が……もしかして8号の影響かもね

【 歌舞伎町セブンシリーズとしては初めての短編集 とは言え基本コンセプトは現代舞台にした必殺仕事人なストーリーだから此方の方がごちゃごちゃしてなくて読みやすいかな とかく本編長編では主人公の二代目❲欠伸のリュウ❳こと本業バー・エポのマスターな陣内(じんない)陽一(よういち)と実の娘で元締め役なリカーショップ経営者の斎藤(さいとう)杏奈(あんな)をメインに色々有って堅気の生活どころか新宿以外じゃそもそも生き残れない可能性満載な面々のヒューマンドラマメインで"始末に纏わるあれやこれ"はあくまでもオマケにせざる終えなかったので 】


★とかく謎解きとか依頼人絡めた物語は長編だと作り辛い 故 森村誠一先生の棟居刑事シリーズみたいに短編化するのが妥当かと


日本 ミステリー文学小説

誉田(ほんだ)哲也(てつや)

歌舞伎町セブンシリーズ第4作目

中央公論新社 創業130周年あやかり誌 小説BOC 7号〜10号(終刊号)掲載

+WEBサイトBOC 2018年11月〜12月号掲載

❖シリーズ初の短編集⇒次巻から暫くジウシリーズ合流


 令和5年8月14日深夜 明日は新盆だと言うのに本州メインで関西地方は大型台風7号上陸となり 里帰りとかお盆休みのスケジュールがもう滅茶苦茶 大抵そんなトラブル巻き込まれてるのは例年なら此処沖縄の筈なんだけど謹んてお見舞いを とかく田んぼや畑が心配だと見に行ったりする等、無茶だけは避けて下さいな 命有っての物種ですしカセットコンロとポータブル発電機が有れば停電ぐらいは何とかなる筈です 某動画投稿サイト=情報源は台湾の報道機関によると台風6号と扇状降水帯が追い打ち掛ける形となってる中華人民共和国首都圏の洪水被害は予想外のダメージらしく この期に及んでも犠牲者数は33名のみらしいけど建物のみならず道路に鉄道や橋も滅茶苦茶になった北京の復旧は24時間体制で色々やろうが最短1年以上は掛かるとか 


武漢コロナの世界散布(パンデミック)と日本の尖閣諸島に台湾、フィリピンやミクロネシアにインドやベトナムそしてタイへの侵略挑発行為 露助や北朝鮮の軍事支援にも関わってるから当たり前のことながら国際社会からの支援も同情も買えない辺りはもう嗤うしかないかと 北京とモスクワ襲った今度の水害で大陸ではもうすぐコレラも蔓延する筈だから団体旅行の再開なんてニュース聞くと都心部には近寄らないのが無難ですな 押し込み強盗の暴発警戒して台風明け辺りからF/A-18E或いはFタイプの戦闘攻撃機が空母と普天間基地行き来してるんだけどパイロットがとにかくやんちゃ過ぎてね …………家もそうだけど市街地低空で亜音速でぶっ飛びあろうことかビクトリーロールかますもんだから何時操縦ミスやらかすかとヒヤヒヤもので 19年前、沖国大にCH53ヘリ墜落させた日は飛行訓練停止してました でも新盆明けたらまたやらかすんだろうなアレは 建物揺れるレベルの嫌がらせは是非とも中共海警局の巡視船とやらにやって下さいな 撃って来たら正当防衛の名目で撃沈出来るし



【 で今回お盆なのにこんな血なまぐさい物語取り上げようと思ったのは 大手報道機関は記者会見後、自社に潜り込んでるOBやそのシンパの妨害やら嫌がらせ警戒してるんだろうけど曲がりなりにも逮捕者出た日本大学ラグビー部を筆頭に首都圏大学で蔓延している可能性が極めて高い悪質な薬物汚染やパワハラ問題 この間何とか終わらせた東京オリンピックでも後日滅茶苦茶不祥事発覚してましたが "健全なる身体に健全な精神が宿る"なんて古代の詩人の皮肉を誤用しまくるナチや共産主義者の掲げるスローガンって嘘っぱちも良いとこだと思います 脳筋は賢者にはなれません 他人蹴落して這い上がるタイプのエリート様なんて害悪の極みです 】


★"健全なる身体以下略"の言い出しっぺはギリシャの詩人デキムス・ユニウス・ユウェナリス 身体鍛え上げ中身スカスカな当時の若者を徹底的に皮肉った詩だったんですが読解力皆無な蛮族(バルバロイ)がその間違いに気付いたのは21世紀に入ってから



①兼任御法度 2017年10月 BOC 7号掲載


❖民自党元総裁 高橋(たかはし)幹雄(みきお)のモデルは勿論元総理のアレ 最近だと2人をレイプし去年捕まった同志社大学アメフト部の4人になるが 痴漢と違いレイプ犯罪は被害者不利となる傾向多く 警視庁や政権与党のみならずありとあらゆる大手企業に元ラグビー部だのアメフト部が居るから結局示談になったり実刑喰らっても何食わぬ顔で就職してたり本人反省してると執行猶予で庇う屑が多いのが体育会系のデフォ 性犯罪者(馬鹿で屑)は死んでも治りませんよ


 ペンゴロの上岡慎介が新世界秩序(テロ組織)に殺された"硝子の太陽N"事件から2ヶ月後 半ば活動休止状態な歌舞伎町セブン もしかしたら助けられたかも知れない被害者を俺は疲れているからと見殺しにしたのかも…… トラブルに自ら首突っ込んだのは普段なら厄介事に憂み他人に無関心な〔ジロウ〕こと津原(つはら)英太(えいた) 単なるやっかみから帝都大ラグビーの元マネージャー小山内(おさない)咲希(さき)を集団でレイプ 彼女を首吊り自殺に追い遣ったのは元ラグビー部員の前川(まえかわ)喜一(きいち)町田(まちだ)佑樹(ゆうき)寺脇(てらわき)健介(けんすけ) 東警部補が赤坂署転属となった新宿署に持ち込まれた被害届は警視庁上層部の横槍により捜査妨害入って無期限停止中 被害届死んでるから起訴取下げの可能性すら有る


独り婚約者の無念晴らそうと無茶やってた会社員=広瀬(ひろせ)昌隆(まさたか)の相談に乗った〔ジロウ〕からの持ち込み事案 彼等に扱き使われ不可抗力とは言え犯罪隠蔽に関わった掃除屋〔シン〕や〔ジロウ〕と関わり持とうととある情報手土産に介入してきた土屋(つちや)昭子(しょうこ)により明らかとなる4人目の協力者 伊藤(いとう)勝巳(かつみ)と民自党の重鎮 高橋幹雄の関係 伊藤を騙りまんまと釣れた人面獣心のケダモノ達はこの頃ストレス溜まりまくりな〔ミサキ〕や〔リュウ〕〔ジロウ〕によりお尻にマイク突き立てられる等、しっかり報い受け苦しみながら嬲り殺し 杏奈に脅される形で後始末まで押し付けられた〔シン〕も済し崩し的に7人目の暫定メンバーに(苦笑) 主犯三人が永遠に此の世から姿消し4人目も事故死で片付けた数週間後、偶々すれ違った〔ジロウ〕と広瀬の声無き遣り取りでこの物語は幕を下ろす



②凱旋御法度 2018年1月 BOC 8号掲載


❖沖縄だと最近多いのはバングラデシュ系 インド系は以前から沖縄市でカレー屋や土産物屋やってます 彼等彼女等は基本英語も日本語もOKだから高卒な私なんかより遥かに頭良い筈だけど半島系と違い驕らない


 面白ければ儲け大した事なくても構わない ホストクラブの経営続ける傍ら此処を訪れる暇人の為に歌舞伎町ブックカフェの営業続ける芦久保(あしくぼ)テルマと関根組 組長 市村(いちむら)光雄(みつお)との友人関係はテルマが人気ホストだった時代から数えかれこれ20年にも及ぶ 斎藤杏奈の口利きでテルマのベンツ専属運転手を務めていたアイアンマンことエジプト人の若者セフ・ムハンマド・エドフが滞在ビザ更新のため明日日本離れるという訳で開催されたホスト仲間やあれこれ駆け付け始まった送別会 勿論異性とその場限りの関係持ったり酒も決して飲まない厳格なイスラム教徒だけど実は豚骨ラーメンが好物なアイアンマンも楽しそうに宴に加わる


そんなアイアンマンが翌日車に轢かれ即死した ベンツも有り金も全て奪われ全身殴られ前後不覚の状態でアパートの有る大久保ではなく水道橋道路で 所轄署は歌舞伎町で割と日常茶飯事な喧嘩の末のうっかり事故だと片付けたが 明日故郷に戻るエジプト人が何故身包み剥がされそんな所に放り出されたのか説明が付かない 自責の念に駆られる親友の代わりに情報収拾に動く市村と未だ通り名付かない小川(おがわ)幸彦(ゆきひこ)巡査部長 前回から半強制的にメンバーにスカウトされた〔シン〕の目撃証言から浮かび上がったのは暴走族上がりのヤクザでも手を焼く三木本(みきもと)淳也(じゅんや)橋場(はしば)勝之(かつのり)を頭目とする半グレ団体 地下格闘技ゴッコで攫った男ボコボコにして有り金奪い女は同じくレイプ あまりの幼稚さに空いた口が塞がらない歌舞伎町セブンによる容赦無き殺戮劇により総勢5人の組織は皆殺し 後始末押し付けられた〔シン〕がガチ泣きする程の惨状だったらしいが 久しぶりに人間壊した〔ミサキ〕をメスゴリラ呼ばわりするのは命知らずにも程があった



③売逃御法度 2018年4月 BOC 9号掲載


❖正直転売屋は私苦手です 物に付加価値付けて仕入れ価格より儲けるのは商売の鉄則だけど 奴等、自分が何を手放したのかすら理解していない


 先代元締めから受け継いだ裏家業とリカーショップ信州屋 以前にも増して交友関係広まり相談事や揉め事も持ち込まれる様になった斎藤(さいとう)杏奈(あんな)を戸惑わせた不可解な仕置依頼 歌舞伎町セブンのメンバーで裏取りした結果浮かび上がったのはダミーの依頼者使った投資会社FSQのオーナー三上(みかみ)(りょう)自身の自殺幇助 あまりに身勝手で自分本位なターゲットの思い上がりを徹底的にブチ壊した〔リュウ〕は調査に掛かった経費と人件費100万円を取り立てたものの残り200万円は此れは正規の仕置じゃないと丸々残し帰還 勿論指紋含め歌舞伎町セブンの身元が分かる様な証拠は何一つ残してないが 独断専行で事態収拾したから暴れられなくてストレス溜まりまくりな〔ミサキ〕に絡まれたり他のメンバーに揶揄われたりと散々な目に とかく仕置人の纏め役として能力給による差別は止めようと誓う元締め杏奈のモノローグで誰も死なない今回のエピソードは幕を下ろす。



④改変御法度 2018年7月 BOC 10号掲載


❖令和5年現在も詐欺と強要に威力妨害の罪で逮捕勾留中の元国会議員 東谷義和(ガーシー)とか言う屑もそうだけど脅迫屋は永遠に口を塞がないと何やるか分からない


 本業はビルメンテナンス業務営む有限会社の唯一人の社員な石井こと〔シン〕が新宿歌舞伎町で表沙汰に出来ない遺体処理やある種の特殊清掃に関わる様になったのはとかく出会う相手に恵まれなかったこと 最初は指紋や顔を溶かすだけだったのに報酬が其れなりに破格で依頼主も下手に断った日には即座に人生終わるヤクザや犯罪者ばかりなのは もうツイてないレベルどころじゃ無いのかも知れないが 遺体をモノとして割り切れる異常性も背中押したかも 未成年者出演の違法AV撮影に関わるヤクザ古澤組から逃げ出した少女の落としたICレコーダー その内容は未成年者相手にあれやこれやってる民自党衆院議員 飯崎(いいざき)(あきら)が仕出かした醜聞 既に彼女をAV撮影に差出しその後心変わりして古澤組幹部に大怪我負わせた幼馴染みとやらは解体し下水に流してしまった


もし彼女 野村(のむら)陽名(ひな)が組に捕まったら口封じで殺される可能性も有り得る 歌舞伎町セブンのメンバーに泣き付き〔ロク〕こと関根組組長 市村(いちむら)光雄(みつお)に交渉役として間に入って貰うことで〔シン〕がこの案件に関わった事実もしっかり誤魔化して貰ったが この案件は政権与党で民自党の西野総理が反社と組みライバルの追い落としに使われた可能性が浮かんでいた もしかしたらその背後には新世界秩序NWOの影が……陰謀の臭いがプンプンする



⑤恩賜御法度 2018年11月〜12月 WEBサイトBOC掲載


❖硝子の太陽N ノワール 後日譚 整形し違う人間と成り果てた闇の世界の仕置人は新世界秩序は滅ぼさないといけない害獣そのもの 次巻ジウXのプロローグなエピソード


 別に自ら望んて闇へ落ちる人間なんて居ない とある政治家の愛人の子として生まれ育ち曲がりなりにもエリート養成校に放り込まれた土屋(つちや)昭子(あきこ)は中学生の頃から性奴隷として男達の慰み者から這い上がろうとして闇にどっぷりと浸かりこんだ人生歩んで来た 歌舞伎町セブンのメンバー〔欠伸のリュウ〕と関わった事で新世界秩序と半ば縁切り状態 かつての上岡慎介同様にペンゴロと陰口叩かれながらも 表の世界で同性の友人と馬鹿話したり飲み歩く穏やかな日々 だが指導者失い派閥に別れ死屍累累の内紛続ける新世界秩序の元顔見知り達は昭子を忘れてなど居なかった


東警部補と元刑事の経歴持ち彼と因縁浅からぬ〔ミサキ〕と只今同棲中な〔ジロウ〕のニアミスに内心冷や汗ダラダラな陣内に掛かって来た電話は土屋昭子からの救難要請 表の世界の女友達レイプし昭子を手に掛けようとしているのは前巻 "硝子の太陽N ノワール" で歌舞伎町セブンに惨殺された筈の元夫 花城鐵馬のオリジナル 茨城の警察病院に搬送され運転免許証の虚偽バレ逃亡 全国に指名手配されている逃亡犯 庄田(しょうだ)(みつる)に成り済ましていた花城は新世界秩序から裏切り者として処刑命令が出ているらしい 元妻脅し海外逃亡企んだ誰でも無い男は駆け付けた〔リュウ〕により敢え無く殺処分 だが敢えて見付かり易い場所に放置したその遺体はとある勢力により延々2ヶ月近く隠蔽され 後日茨城県警が身元不明の腐乱死体発見と公表 どうもあの疫病神にまんまと利用されたのじゃ無いか 後日其れなりの報酬受け取ったものの陣内の胃に深刻なダメージ残す。



という訳で歌舞伎町セブンシリーズとしては4作目だけどジウシリーズとしては9作目のエピソード 最新巻は今年6月に出たばかりなのでどうするか考え中

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