ラビット 77年
2014年4/12ガラケー投稿 2019年2/24タブレット端末にて全面改稿開始〜2/25午前終了
【 馬鹿なセレブの大冒険に巻き込まれた結果全身大火傷。 偶々実験動物を探していた怪しい大病院で色々弄くり回された挙げ句、女性器みたいな脇の口から飛び出る犬の○○○ン見たいな吸血器官から血を吸わないと餓死する身体にされちゃった。 ちなみに血を吸われた人間は軒並み口から泡を吹き他人に噛み付いたり暴れ回った挙げ句最終的には狂い死ぬから軍隊による駆除作戦が始まって とかなり無茶苦茶で鬱展開の陰惨な物語となりました。 】
★5年前余りに下品な…つーか普通の映画なら間違い無く下ネタギャグだけど何で真面目にストーリー進めてるのか理解出来ず頭抱えた作品で御座います。
原題:RABID
怒り或いは凶暴化
狂犬病の場合RABIESとなります
カナダ劇場公開作品.
日本公開1978年.
“シーバース”と一緒に借りたのはまあ当時愛読してた映画秘宝の影響です。 ハリウッド・ポルノ業界の不文律 当時同じ人間扱いすらされてなかったアフリカ系黒人相手にお口で○○○○○やらかした事が問題視され、合衆国の撮影現場から永久追放 ちなみに借金返済を盾に脅しつけ嫌がる彼女を暴力で強制しソレをやらせた製作会社や男優の責任は放ったらかし 元ポルノ女優扱いのマリリン・チェンバース主演のホラー映画なんですが、決して明るい話じゃありません。 クローネンバーク作品なんてまともに見た事無かったからせっかくだから観てみようかなと借りてきたんですが、予想外に悲惨な展開だったんで書くかどうか迷いました。
なおCMモデル上がりの彼女を陥れた恥知らず達は、彼女のファンや激怒した業界関係者により仕事干されて自殺に追い込まれたりと壮絶な報いを受ける事になるのですが屑の人生なんて一々記録に残すのもどうかと思いますので自重します。 2009年に自宅で心臓疾患による脳出血と動脈瘤で亡くなるまで彼女はそれなりに女優の仕事を楽しんでいた……それだけの話です。 薬物乱用の疑惑も有りますがアメリカ人ならそんなに珍しい話でも無いのですよ、そもそも殆どの人間が病院で治療して貰えないし。
映画自体はぶっちゃけゴミ(笑) テレビ映画だったシーバースと違ってカナダ政府から其れなりの予算を増額されたから自動車やバイクが豪快に炎上したり爆発する場面が有ったり深夜から早朝にかけてののモントリオールの街を借り切って大規模な武力鎮圧&暴徒射殺場面や列車や病院内の感染パニック描写とか色々頑張ってはいるのですが その手のゾンビ映画見慣れた今のお客様ならもう飽きるぐらいの光景でしか無いのかも知れません 試しにグーグルで検索したら最初に出て来るのピーターラビットだったしねぇ。
皮肉にも日本で劇場公開された理由は彼女の黒歴史とも言える出演歴が原因でした。 当時ロードショーやスクリーン等(キネマ旬報は知らん)で洋モノポルノは日活ロマンポルノ同様専用コーナーが設けられ、当然の事ながらカラーグラビアの隠れた目玉もそっち……まあエロDVDどころかビデオすらも存在しない時代だし考えてみると割と最近まで新聞の映画欄には作品タイトルとかその手の団体に怒られないレベルで写真とかも載ってた訳だし……よって映画館には彼女のそのシーン目当ての有象無象が押し掛けたと推測すると成功作と呼べるのでしょう。
まあアレだ…魔女狩りとか拷問とか理不尽な理由でひたすら可哀想な目に合う雰囲気がエロい訳有な美女って野郎には下半身に響くシチュエーションだったワケなのよ…そもそも内容がメチャクチャな作り話だからそこまで罪悪感も感じないしと結論が出た所でさっさとあらすじに入りたいと思います。 あくまでも5年前に見た記憶掘り起こしながら書き綴ってますので事実誤認や勘違いも有るやも知れません、指摘頂ければ誤字脱字同様謹んで訂正致します。
☆そういや裸以外は殆ど演技だった大昔のアダルトビデオって虐待シーンとか惨殺シーンも多かったなと今気が付いた(冷や汗) 青年向けのリョナコミックもそんな感じなのでしょうか?
【 基本コンセプトが何もかもエロいヒロインをよってたかって理不尽なシチュエーションで虐めまくる変態映画ですのでストーリーはサラッと流して頂ければ助かります(笑) 本当の目玉は殆どのシーンでノーブラか脱いでる主人公の身体メインで狂犬病患者みたいな犠牲者やアクションシーンはオマケです。 】
お金持ちでイケメンな彼氏“ハート・リード”とバイクで二人乗り、雑草と道路たまにヘラジカが歩いている典型的なカナダのド田舎で調子こいた馬鹿がスピード上げたせいで呆気なく空を飛び草むらに落っこちたバイクの下敷きになったこの物語の主人公“ローズ”はタンクから漏れた燃料が原因で全身火達磨……意識は回復しないまま後は死を待つだけの元女性らしきモノに成り果てます。ちなみに事故を引き起こしたボンボンは全治1ヶ月、彼女の医療費は負担したものの意識が回復しないからまあ良いかとさっさと退院しやがってます。
其れなりの医療費を貰った整形外科ケロイド・クリニック(笑)はこのままだと間違い無く死ぬ事が確定している彼女を実験台に特殊な培養方法を施した(確かブタのソレを人間様に品種改良)皮膚を少しづつ人体に移植。半年程で意識を回復した時には既にほぼ元の状態に戻っていたのだか、普通の食物は身体が受け付けず脇から飛び出る犬かウサギのチ○○ンみたいな吸血器官で衝動的に他人に襲い掛かり血を吸う化物と化していた。ちなみに血を吸われた人間は記憶喪失を起こし6~8時間内に狂犬病を発症し最終的には狂い死ぬ為、咬まれた人もネズミ算式に感染することで病院は阿鼻叫喚のゾンビワールドに変貌。
自らの行為の結果巻き起こる地獄絵図に罪悪感を抱きながらもイケメンな彼氏に再び会いたい…ヒッチハイクを繰り返しモントリオールを目指す彼女が原因で発生した原因不明の狂犬病患者によりカナダ全域が大パニック…遂には治療不可能な感染者を殺処分する為に街は戒厳令下に突入。感染者は容赦無く射殺されるまでの事態に突入します。友人をウッカリ感染者にし再会したイケメンに食欲を抱いた主人公はついに発狂、偶々出歩いてた感染者にわざと噛まれて無残な最後を遂げ翌朝ゴミ捨て場に転がる彼女の死体を防護服姿でまるで野良犬の死体を扱うかの様にゴミ収集車に詰め込むシーンで物語は幕を閉じるのでした。
うん、改めて思い出しても本当に鬱展開だわな。




