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レッド・オクトーバーを追え! 90年

2025年8/10〜8/12 タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割込み投稿 時系列的には[パトリオットゲーム]から○○年後となるらしいけどシリーズの始まりでありデビュー作なので なおシリーズ小説版権は阿漕な出版社により滅茶苦茶安く買い叩かれてるので原作者亡くなっても餓鬼道堕ちた輩が集まり裁判継続中、よって翻訳版も書店から消えてます…………自分で調べた結果突っ伏したよ 古本屋で気長に探すしか無いな此れ

【 映画は無心で楽しめたけど原作小説版は なんだよ此れ、"原子力潜水艦、北へ 71年"の逆バージョン+"Mig25=ベレンコ中尉亡命事件 76年"をベースにしたラノベ(厳密には玉石混交なラノベの中でも読者を小学校高学年に限定したもの)じゃねぇかとなった上に映画で描かれなかったアレで色々興醒めした物語でした。 まさかラミウス艦長&ボロディン副長のモデルが本物のベレンコ中尉だったとは……知らなかったなぁ(汗) 】


★ベレンコ元中尉は保険会社勤めで婿養子だった原作者の顧客で同い年な友人兼アドバイザーだったそうな なお裏話明かされたのはソ連崩壊後


原題:THE HUNT FOR RED OCTOBER

"赤い10月"を狩れ

アメリカ 劇場公開作品

同年 日本劇場公開

原作:トム・レオ・クランシー・ジュニア

The Hunt For Red October 1984年 レッドオクトーバーを追え(!は有りません)

翻訳版は1985年 文藝春秋社・文春文庫上下巻


 令和7年8月11日 小見出しまで書いて月イチの飲み会に 高校時代からの友人等相手の其れで必ず留意するのは"政治と御贔屓な球団だのサッカーチーム"の話題は絶対ヒートアップの末に殴り合いの喧嘩に成りかねないから避ける事(笑) とは言え選挙ボロ負けしても総理大臣や外務大臣等々の椅子にしがみついてる無能と財務省による貧窮化税制により飲み代のみならず何もかも値上げ一辺倒の状況に正直滅茶苦茶ムカついてるし ちょっと気になったんですよね……アレだけ参政党の得票数が跳ね上がったのに何故オール沖縄シンパ(つまり隠れ増税糞メガネ派)のオバチャンが当選したのかと どうも那覇と糸満筆頭に選挙活動のやり方に色々問題有りまくりだった様です


さり気なく話題振ったらまんまれいわ新選組かオウム真理教に創価学会連想させる『 123参政党!! 』なシュプレヒコールで印象最悪だったらしいよ(笑) 私の住む近所では其れやらず自民&共産党よりまともだったけど脚引っ張る輩が居たのかも


前書きにて理由明記しますがあちこち情報収集した結果、トム・クランシー作品の捜索は一旦諦め ついでに何処に閉まってたか忘れてたDVDも見付かったのでシリーズ1作目を改めて 殆ど二次創作に近いアメリカ版ラノベなんだけど高校までの勝ち組がフットボールのクォーターバックとチアリーダーな彼の国じゃ創作物読む輩は負け組扱いらしい……その結果愚民化進んでる訳です 前にも書いた通り日本は消費税による低所得化と生活締付け以降は海外文学 特にアメリカ合衆国における小説が殆ど入らなくなったからね でも本作無ければかわぐちかいじ先生の[沈黙の艦隊]や福井晴敏先生の[終戦のローレライ]も違う物語となるか世に出なかった訳で 文化鎖国は必ずしも良い事だけじゃない 参政党と日本保守党には是非とも消費税やガソリン暫定税を財務省や政権与党毎絶滅に追い込んで欲しいモノです 他の野党?……皆ゴミじゃん



【 そういや当時原作小説が些か稚拙だと感じたもう1つの理由が 作品タイトル忘れたけど1988年に癌で早世した航空評論家というより軍事アドバイザーだった青木日出雄元空佐が執筆してたソ連陸海空軍の現状分析してるムック本より遥かに甘い現状分析 航空ジャーナル別冊で多分入手不可能だから書いとくけどワルシャワ条約機構が見掛け倒しのハリボテで持って90年代初頭辺りまでにシステム崩壊するなんて書いてたのは彼の書籍だけでした 】


★確か78年出版され高校生の頃に古本屋で入手した表紙ボロボロな本 出張中にミニマリストに影響された家人に捨てられたけど もし手元に残ってたら滅茶苦茶プレミア付いた筈 [原子力潜水艦、北へ]もそうだけど勝手に処分されたり借りパクされた書籍は滅茶苦茶多い


 アメリカ合衆国に現ロシアや中共等、本来であれば大半の資源を自分達だけでは使い切れない程賄える筈な大陸国家が何故過剰なまでの武力に頼り近隣諸国への侵略行為や謀略戦を繰り返すのか? 其れは覇権国家名乗る大国の殆ど全てが価値観が相容れない多民族国家であり貧富の差が激しかったり不公平な政策が庶民貧窮させるから "国を纏める為に有りもしない脅威を、そして仮想敵国に敵意剥き出しにする事で辛うじて国としての体裁維持しているからに他ならない" 其れが武力であれ宗教であれ或いは経済だろうが他国を異民族(又は自国の少数民族)を異端と忌み嫌い踏み躙り搾取する侵略国家は必ず滅ぶ だがほぼ全ての為政者や現代の異端審問官なオールドメディアは歴史から何も学ばない


映画版時系列は1984年11月 プロローグで登場する今では沿岸部が放射性廃棄物汚染で鯨の死体多数転がるロシア北極圏唯一の不凍港ムルマンスク ソビエト社会主義共和国連邦全盛期、此処はソ連原子力潜水艦建造の一大拠点でも有った ちなみに史実において当時ソ連書記長はコンスタンティン・チェルネンコ 84年2月、前書記長病没に伴い急遽最高権力者となった惚け老人の治世下始まったのは西側諸国に対する敵対行為 同年8月15日にソ連はアメリカ合衆国と日本政府に対し宣戦布告を行うもアフガン侵略戦争の泥沼化の後、陸軍や空軍は弱体化進み 核兵器による威圧と秘密のベールに閉ざされた新型弾道ミサイル潜水艦であるタイフーン級(西側コード名)(アクーラ級)が頼りで自軍からも相手にすらされていない⇒翌年惚け老人亡くなり政権掌握したゴルバチョフ書記長により撤回 恐怖心煽ってたのは日本じゃ御主人様を中国共産党に鞍替えしてた共同通信に朝日/毎日/東京新聞ぐらいかな?


とまぁそんな理由から原作小説は自国の生温さに危機感抱くタカ派(脳筋単細胞)なアメリカ合衆国海軍将兵等だけでも4000万部売れまくる事となる(笑)


 ロシア語で"赤い10月(革命記念日)"と名付けられた弾道ミサイル原子力潜水艦は無音推進システム=キャタピラの搭載により同型艦なタイフーン級よりも12m大型化し全長187m 全幅も3m拡大し26m 感知される事なく合衆国湾岸部に潜り込む形での先制核攻撃を可能とする 怪物を託されたのは軍歴40年で多くの潜水艦乗りを育て上げた"ビルニアス・ナスタニック(校長)"[マルコ・ラミウス大佐] パドーリン海軍提督の娘婿だった彼の出自は異民族のリトアニア人だった事から軍諜報部(GRU)の密かな要監視対象でもある彼のミステリアスな雰囲気と試験航海開始から場面は代わり英国へ


CIA=中央情報局ロンドン支部[ジョン・パトリック・ライアン・シニア]非常勤分析官に英国諜報機関が持ち込んだのは新型潜水艦"レッドオクトーバー"の極秘資料 定期報告装いわざわざ民間機でワシントン経由ラングレーへ向かう主人公 かつて飛行機事故で背中損傷し長年後遺症に悩まされる主人公の葛藤シーンがオープニングで描かれる 上司[ジェームズ・グリーア海軍提督]との遣り取りに盟友で専門家な[スキップ・タイラー]に写真見せた事で判明する"キャタピラ"の正体 北海でソ連原潜監視任務にあたる"ロサンゼルス級攻撃型原潜ダラス"の腕利きソナーマン[ロナルド・ジョーンズ二等兵曹]と艦長[ハート・マンキューソ大佐]によるレッドオクトーバー追尾 ナチのゲシュタポ気取りな政治将校[イワン・ツポレフ上級中尉]を事故装い殺害 艦を掌握した[ラミウス艦長]と8名の将校の真意が見えないまま物語は加速度的に突き進む


ソ連海軍上層部は反乱艦レッドオクトーバーの追尾撃沈を厳命 事故により空母エンタープライズに所属するF14トムキャット戦闘機搭乗員が殉職 偶発的な第3次世界大戦勃発避けたい駐米ソ連大使による欺瞞情報の流布によりレッドオクトーバーは反乱起こした極左テロリストとされ米軍にも撃沈命令が下されようとするが 


『 彼等の目的はアメリカ合衆国への政治亡命だ!! 』とライアンが会議参加者を誘導


確か原作本ではこの辺りの結論出す経緯が丹念に描かれるが 本作は時間無いのでノリと勢いでかなり強引に突き進む なおDVDソフト日本語吹替版はラミウス艦長=小林清志さん ライアン=富山敬さんが熱演してるのでかもするとヤン・ウェンリー(旧版銀英伝)vsエギーユ・デラーズ(ガンダム0083)なノリとなるのは御愛嬌 ぶっちゃけるとオリジナル音声&字幕吹替版よりイケボで楽しめます 


で『 お前がそう断言するなら直接現地行って何とかしろ タイム・リミットは3日間 骨は拾ってやるしグリーア海軍提督がケツ持ちやるからな 』とジャック・ライアンは部下失いマジ切れモードな[チャーリー・ダヴェンポート大佐]が艦長やってる空母エンタープライズ⇒次いでレッドオクトーバー追尾中な原潜ダラスに乗り込むため水温4℃な北大西洋の海にヘリから紐無しバンジー そして深海救難艇に乗り込み放射能漏れ装い何も知らない士官と水兵脱出させたレッドオクトーバーに乗り込む訳ですが 潜水艦には狂信的なGRU破壊工作員で表向きはコックのタフ…………もとい[イゴール・ロギノフ主計兵]が潜んでるし 立身出世の為に恩師を乗員諸共皆殺しにする気満々なラミウスの元愛弟子[ヴィクトル・ツポレフ艦長]率いるソ連潜"コリヴァノフ"とのテンション上がる戦闘が続くのですが 事態は何とか大団円


原作本では同い年だったラミウス艦長とライアンの遣り取りを疎遠だった祖父と孫の会話風にアレンジして描き 下手なジェームズボンド顔負けなハードワーク熟し疲れ切った主人公は漸く飛行機恐怖症を克服する訳です


★CGの出来が未だお粗末だったから実物大の潜水艦セットと模型使い違和感無く物語に没頭出来る作品です とは言えアメ公の思い上がり甚だしい"俺達が正義だ!!(アイム・ジャスティス)"な価値観が鼻に付く物語でも有りました


★映画で描かれなかったアレ…… 流石にラミウス艦長のリアクションは無かったけどアメリカ合衆国に政治亡命した露助が見せられる光景はフロリダのディズニーランドのナイトパレード或いはラスベガスの夜景だそうです 此れで感動するのかと(呆れ)

❖元ネタ扱いな[原子力潜水艦、北へ 71年]は黒人刑事ディップスが活躍する[夜の大捜査線]書いたジョン・ポール御大の事実上の遺作 ソ連占領下なアメリカ合衆国から弾道弾ミサイル潜水艦を強奪⇒再核軍備で合衆国解放を目指すレジスタンスvsソ連GRUの謀略戦描いた名作でした 此方も文庫本が上下巻出てるけど神保町の古本屋に有るかどうかすら不明です。


❖データ非公表だけどタイフーン級潜水艦建造費は初期のニミッツ級空母とほぼ同額の推定6千648億円オーバー+年数十億の維持管理費となる 結果僅か6隻で生産打ち切られ稼働限界迎えた今も解体の見込みは立っていない

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