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八百万の死にざま 82年

2025年3/14〜3/16 タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割込み投稿 入手諦めたタイミングで馴染みの古本屋が取っといてくれた……なお代金は定価の半額だけど言うほど安くはない(苦笑) NETのみならず図書館でも色々調べる形で裏取りしてて紹介遅れましたが勘弁を 映画版がどうして失敗したのか気になったんだよ 保安上の都合で舞台はロサンゼルス ハリウッドのリベラルなセレブもがっつり顧客だったコロンビアマフィアに喧嘩売りたくなかったから脚本を検閲、結果監督のみならず製作スタッフに出演者まで皆ヤル気無くしたらしい…… 端から原型留めて無い脚本没案の1部はレストランの無差別殺戮シーン等、ミッキー・ローク主演の[イヤー・オブ・ザ・ドラゴン]に組込まれてます 良いね1つありがとうございますm(_ _)m

【 ニューヨーク……かつてこの町を舞台とした実録犯罪風映画及びTVドラマでは"弱肉強食が絶対ルールな裸の町(コンクリート・ジャングル)"と揶揄されたマンハッタンは70年代後半には麻薬と組織犯罪に粗暴犯が蔓延るスラムと化した 『 此処にはもうあのドラマ(裸の町)のナレーションの様な八百万のドラマなんて存在しない 八百万の死にざまが有るだけだ。 』 という訳でマッドスカダーの警察サイド協力者 ジョン・ダーキン警部登場回 】


★なお本作で主人公(マッド・スカダー)44歳 ○○年前、此れ初めて書店で購入した私には到底理解不能な世界でした 少なくとも40越えないとついてけないしアル中もなぁ……酒に溺れたり逃避した経験無いので正直判らん


原題:EIGT MILLION WAYS TO DIE

八百万の死にざま

アメリカ ハードボイルド文学作品

ローレンス・ブロック 著

マッド・スカダー シリーズ5作目

翻訳版は1984年ハヤカワ・ポケット・ミステリー 88年に同文庫化

原形留めておらず悲惨だった映画版86年は

予告編しか見てないのでノーコメント(笑)


 令和7年3月14日 有志集まり全国12ヶ所の関連施設で同時開催された財務省抗議デモの最中、応援演説ついでに国賊本丸前に駆付けたNHK党の立花孝志氏が どうやら頭の中をTBSの[報道特集]にがっつり洗脳されたキチガ○(とは言え此れ主張してるのは動画投稿者だけどな 事実確認待ち)にナタで襲われほぼ首まで達する一步間違えたら即死だった大怪我 呆れた事に安倍晋三元総理暗殺事件同様に警護の警察官は傍観し対応は後手後手 自身も手傷負いつつ暴漢取り押さえたのは抗議デモ参加中だった一般人 既に○チガイの顔や名前も動画サイトに晒されてる訳ですが都合悪いので消されるんだろうな 私自身は例え殺されても見る気有りませんが朝日や毎日に東京新聞共々、数週間に渡り暗殺を煽った元凶の1つ=明日の報道特集がどう言い訳垂れ流すのか…… やはり全否定と誹謗中傷止めませんね 


最上あい…… いやアレ心底どうでも良くないか?


という訳で時事ネタ此処で打切り先日前置きにも書いた通り本当に入手諦めてた "ナタで被害者を生きながら原形留めない程解体するコロンビアから不法移民してきたキチ○イマフィア"が真犯人……○○年振りに再読しても主人公マッド・"マシュウ"・スカダーの酒に依存するアレやコレがやっぱり理解に苦しむハードボイルド文学作品の古典と言えるこんな物語の紹介を(此れ読んでたの本当に偶々ですよ) なお私がこのシリーズ読もうと思い立ったのは別館で紹介した泥棒探偵[バーニィ・"バード"・ローデンバーグ]と同じ原作者だったから 当時の私は中学生、偶々NHKの連続ラジオドラマ/山田康雄主演&大野雄二音楽な[泥棒は詩を口ずさむ]の再放送でローレンス・ブロックに興味持ち"多分面白いに違いない"と古本屋でジャケ買いしたのが初めてのチャレンジとなります ぶっちゃけ未成年者にはついていけない世界だったので途中で断念 知らない間に手元から消えておりついでに書いとくと映画化された事すら知らなかった


本作が出版され映画撮影がロサンゼルスで始まった当時、合衆国東海岸はコロンビアからの不法移民に紛れたマフィア構成員によるヘロイン等の麻薬及び違法採掘されたエメラルドの密輸[グリーン・ウォー=エメラルド戦争]の真っ只中 当初マンハッタンのチャイナタウンで撮影予定だった[イヤー・オブ・ザ・ドラゴン]も葬儀シーン含め殆どがスタジオ内で製作されてます この辺りの陰惨さは同じく別館で紹介したチャック・ノリス主演[野獣捜査線]を参照下さいな 敵対者の家族にまでも手を出すのは屑以下の振る舞いとされたシチリア系を始めとする従来のマフィアと違い無辜の部外者すら巻き添えとなった報復殺戮を終わらせる為に合衆国はコロンビア国内に出兵余儀なくされてます 湾岸戦争よりも官憲や特殊部隊側に多くの殉職者や不具者出した組織摘発と殲滅作戦が漸く成果上げたのは90年代中頃 だけど其れに代わり台頭して来たのが共産圏崩壊で野放しとなったロシアやウクライナを筆頭とする東欧系マフィアに中華系や韓国系の其れ 綺麗好きなリベラル=ジョン・F・ケネディ大統領やロバート・ケネディ元司法長官の愚かな失策は未来永劫続いた訳だ


奴隷欲しさに不法移民を受け入れたから治安滅茶苦茶にされたんだけどね



【 『 この(まち)で暮らす或いは此処から出られない私達は児童書[ウォーターシップダウンのウサギたち]で登場する半飼育状態なウサギたちに似てませんか…… 』 本編ストーリーから寄り道となるエピソードだけどこのシリーズの本質貫いたえげつない例え話が滅茶苦茶刺さります 偶々皆が見落した殺された被害者の飼ってた猫の面倒見てた隣人なお婆ちゃんが其々の部屋が施錠され入口には24時間常駐の警備員が詰めてるアパルトメントの抜け穴をすり抜ける方法が本編クライマックスの伏線だったりする訳です 】


★なお児童書にしては[漂流教室]並にえげつないオチだけど 半飼育状態な野ウサギに餌を提供し囲い込んでる理由は適当なタイミングで罠仕掛け新鮮な食肉(ジビエ)とする為 外が怖いから出られない だから時折仲間が間引かれても見て見ぬ振りでそんな奴は最初から居なかった事になる…… 読んでてゾッとした


 ニューヨーク市警時代からの付合いとなる高級娼婦(エレイン・マーデル)の紹介で彼女が訪ねて来たのは水曜日の午後 折から降り出した雨に濡れた亜麻色の髪 身体の半分が脚なんじゃないかと印象付けるスキニージーンズにミンクのコート姿で現れた二十代前半のエレインの同業者キム・ダッキネンの依頼は彼女の庇護者兼ヒモ=チャンスとの縁切りの仲介 物語をミスリードさせる為、正体不明な黒人ギャングと勘違いさせる演出入るが 実はアフリカ系には珍しく裕福な両親の元で何不自由無く育ち、芸大では美術を専攻 だが白人のみならず同じ黒人からも異端扱いされる事に悩み休学しベトナム戦争に志願従軍 多くの同僚が次々と戦死する中で両親の急逝と家の没落契機に20代で名も過去も捨て此処(ヒモ)に堕ちたチャンスは 這い上がれるなら機会を逃すなとキムの娼婦廃業を快諾 このエピソードは穏やかな結末を迎える筈だったがそうは行かなかった


残り半額1000ドルの成功報酬+㌁で彼女の最後の顧客(意味は判りますね)になったその翌日 AA=断酒互助会に定期的に通いつつも自身がアル中だと認めたくない主人公マシュウ・"マッド"・スカダーを激昂させたのは酒を絶っても通うのは止められないアームストロングの店でその朝拡げた新聞に掲載されたとある記事 依頼人(キム・ダッキネン)が殺された、しかも顔を中心に全身をナタでズタズタにされる形で 今で言うタワマン暮らしで警備員常駐し住人が招かない限り余所者が入り込めないアパルトメントでの惨殺事件 状況証拠は明らかに黒人ヒモ(チャンス)による報復殺人 元同僚の伝手を利用し事件を担当する所轄署(ノース署)の刑事ジョー・ダーキン警部と容疑者の情報提供を手土産に接触 惨たらしい遺体写真や捜査資料閲覧させて貰いつつも後悔の念に苛まれるマッド・スカダーに告げられた以外な事実 キムの惨殺を聞き付け真っ先に彼女の身元確認等、捜査に協力していたのは主人公以上に激昂していたチャンスだった


せめて彼女の遺体は生まれ故郷へと 多分所轄警察は高々娼婦殺しなんかに深入りはしないだろう 主人公に接触したチャンスの依頼はキムを手に掛けた殺人犯の割出し チャンスが警戒していたのは割と軋轢も多いこの業界の誰かが嫌がらせ目的で彼女を殺した可能性 手掛かりはキムがこの商売を辞める決心に至った経緯 警部補時代は顧客兼用心棒な関係だったエレイン・マーデル 刑事を辞め離婚、荒んだ生活送るスカダーが再び立ち上がる切っ掛けとなった古参AA会員ジム・フェイバーや主人公同様、アル中に苦しんでる彫刻家で本作当時は閨を共にする交際相手だったジャン・キーンのアドバイス受けながら続ける捜査で浮かび上がる被害者の交際相手エイドリアン・ブロースタインの失踪 キムの家族だった愛猫は何処へ消えた? ヒモと言うより同業者が見捨てた厄介さんの面倒見てたチャンスの意外な出自 そのチャンスが入れ込んでた娼婦の1人サニーことソーニャ・ヘンドリックスの服毒自殺による早世と葬儀立会い 


情報屋ダニー・ボーイ・ベル経由で届けられたコロンビア・"エメラルド密輸"・マフィアによる犯人を追うな殺すぞとの警告 主人公を強盗目的で襲い逆に返り討ちとなったオカマの街娼クッキーがキムと同じ手口で殺され 後日浮かび上がるその意外な正体 チャンスが囲い込む残る4人の娼婦の1人詩人志望なドナ・キャンピオンが書いた詩で明らかとなる殺されキムから奪われた重要な手掛かりミンクのコートにエメラルドの指輪 キムが暮らしたアパルトメントから突如行方眩ませたコロンビア人警備員 消えたエイドリアン・ブロースタインはコロンビア・マフィアに雇われ合衆国に違法採掘したエメラルド持ち込み現金化する闇バイトで荒稼ぎしていた事が判明 何もかもマフィア裏切る形で縁切り図ったエイドリアンを出発点に始まっている ノース署捜査班に全面協力する形で始まったマシュウ・"マッド"・スカダーを囮とした殺人鬼を捕らえる罠 作戦は敢え無く頓挫するも主人公が暮らすホテルに宿泊客として潜り込んでいた実行犯ペドロ・マルケス 防弾チョッキで殺人鬼を翻弄した主人公がこっそり携帯していのは惨殺されたオカマの街娼から咄嗟に奪い取ったあの22口径 


実行犯には報いを与え 殺人鬼を送り込んだコロンビア・"エメラルド"・マフィアの摘発その他後処理はジョー・ダーキン警部等に委ねられる 4人の街娼は廃業し其々別の道へ 1人セーフハウスに潜伏していたチャンスから成功報酬受け取るついでに事件の全容明らかにする主人公 ヒモ廃業を決意するチャンスを送り出したスカダーは今回の事件で足枷となった問題と向き合う決心を固めAAの集会にて漸く自身の現状を語り始める


❖寒さや雨は平気でも雷はアウトらしい同居猫に朝4時叩き起こされ ずっとしがみつかれながら執筆(苦笑) 幾分天候回復し何時もの寝場所で熟睡してるので今のうちに入浴と髭剃りを あと日曜日だからウトウト仮眠ぐらいは取れるかな?

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