夢は荒れ地を④ 03年
2024年10/4〜同日夜 タブレット端末にて執筆し脱稿 即日投稿 なお東南アジアにおいてそのカンボジアに追い付け追い越せとなってるのが聖書で言う所のソドムとゴモラと化してるインドネシアとバングラデシュ そういや昔は風俗やAV撮影時のチェック義務化等滅茶苦茶騒いでたけど対処療法と予防手段が確立してからは呆気無いぐらいパニック収まったよね ③ですがうっかり話数配分間違えたので4話⇒5話編成に変えてます まんま1話追加しただげです
【 令和6年でも新規感染者はカンボジアで1日平均4人 薬が買えない貧困層に取っては未だ死の病なままのAIDS 東南アジアで最も多くの犠牲者出してるカンボジアに持ち込まれたのは1992年2月末頃 感染源はUNTAC＝国連平和維持活動でやって来た自称先進国の軍隊とNGO まともな検疫義務を怠り華人マフィアやベトナムマフィアが経営する非合法の売春窟で疫病バラ撒いて誰も責任取らなかったのはある意味ポル・ポト以下だと思います 】
★今じゃ地雷被害よりも遥かに多くの孤児を生み出す病 犠牲者がずば抜けて多いのは麻薬も蔓延し注射器使い回すアフリカ諸国 だけど彼等を劣等民族と蔑みAIDSを神が与え給うた神罰だと唱えるのが地球温暖化説唱える癖に中華人民共和国の愚行には見て見ぬ振りな環境テロリストであり国連でありジェームズ・キャメロン監督みたいな典型的なリベラル…… 本来神罰受けないといけないのは何方かな？
令和6年10月4日 相変わらずワンコレベルで距離感バグってるラグドール系♀がベタベタ貼り付いて来るのを軽くいなしながら 此れ迄トータル18頭の犬と通いの半野良含む10匹の猫の面倒見てきたけど…… 出掛ける時は門の前まで見送り帰ってきたら走って大歓迎する犬猫なんてぶっちゃけゼロだったので変な感じです ある程度甘え終えたらさらっと距離置くし夜は狩りに遊びにと此れ迄面倒見てた連中と大して変わらない筈なんだけどね なおヤキモチ妬いてるのか顔面昭和のヤクザ映画な通いの半野良♂も最近ウザい 毎朝午前6時半に殺される様なデカい声で飯よこせと泣き喚くので通りすがりのOLが思わず吹いてた(笑)
とにかく図書館本だし県内の書店あちこち回ったけど文庫本すら見かけなかった本作 結局月明けから返却日迫る中を強行軍でストーリー纏め無いといけない状況も所詮フィクションだけど迂闊に感情移入しちまったから御年39歳のくせに未就学児童レベルの綺麗事喚き散らしカナブンレベルな危機回避能力しか持たない語り部兼主人公の振る舞いにブチ切れたり 実はレベル大して変わらん他の日本人にも滅茶苦茶キレ散らかした……いや面白いんだけどね だから尚更腹が立つ 物語も此れで終幕 此れ書き終えたら買い込んだ"鉄血のオルフェンズ"シリーズのガンプラ作って気分転換図る予定 ぶっちゃけタブレット端末で入力してたら指の指紋擦り減って痛い キーボード使ったりガラケーで執筆投稿してた頃よりはペース上がってるけど弊害はゼロじゃありません
第13話:象の背に運ばれて
❖読んでて思い出したのが最初は露助、次いで国連軍相手に宗教戦争続けたタリバンとアル・カイダの戦費調達方法 其れは保護植物のヒマラヤ杉の違法伐採とコカインの栽培と製造だった 結果アフガニスタンの砂漠化は留まる所を知らなくなり大地は連作障害による塩害で普通の農業すら不可能となった 満洲国で阿片生産してた日本も人の事言えませんが
令和6年の今もそうだがカンボジアでほんの1握りな富裕層を占めるのはクメール人ではなく人口のほんの5％でしかない華人系とベトナム系 かつてはその上にフランス系が君臨してたがクメール・ルージュ政権下で軒並み財産は没収されている 狙うのは専ら汚い金集めしてるマフィアだが[ラナ]こと越路修介が戦災孤児や貧困層の子供達 果ては元クメール・ルージュの兵士とその家族が貧窮に喘ぐ開拓村の莫大な支援費用を稼いでいたのはかつてはクメールの戦費調達方法だったルビーの露天掘りとジャングルに点在するクメール文明誕生以前の先住民が遺したヒンズー教古代遺跡からの盗掘
カンボジア政府からビタ1文足りとも経済支援受けて無いクメール支配下のバイリン特別市 彼等が街の運営資金獲得の取引相手としているのはかつての怨敵 タイ国境警備隊第9大隊 ちなみにアニメ"装甲騎兵ボトムズ クメン編"でも彼等モデルにした傭兵部隊登場してるので良ければそちらもどうぞ 黒シャツ部隊とも揶揄される第9大隊は殆どの隊員が死ぬ迄最前線勤務と言い渡されてる懲罰部隊であり犯罪者と政治犯 恐らく疫病で滅亡したヒンズー教を崇拝する先住民の遺跡は此処では決して珍しく無い河川の氾濫を警戒し山の洞窟に設けられていた 第9大隊に守られやって来るインド人や華人マフィアにヒンズー寺院から切り出した遺構やルビー売る商売は少なくとも数百年に渡り繰り返されてきたこの国の闇 色々知ってしまった楢本辰次に届いた訃報 辛うじて生き残ったタム・マイの報告受けグエン・ドン・サンの部下は故ヌオンの妻ソラを轢き逃げ事件を装い殺害 既に楢本の手配書も出回っている
第14話:白い光の渦のなかで
❖1度誰かの善意踏み躙り裏切った者はまた必ず其れを繰り返す 典型的なのがヤク中であり万引き犯であり羽賀研二と田代まさしに小泉今日子(笑) なお船戸与一先生の小説でもお約束だし悲しいことに史実でも大概そう
[ラナ]や丹波と手を組み売春窟に売り飛ばされた未成年者達の避難所建設を進めるチア・サミン大尉兼村長のサソン村／パンナイ村のスオン・シール大尉兼村長／ミラボン村のナン・カオ大尉兼村長 極秘裏に進められていたその計画が破綻したのは拷問に屈したフー・タル元軍曹と端から人民党の潜入工作員だったチアも元上官ガエ・ボロ僧侶
計画失敗を報告し必ず裏切り者に鉄槌を
何もかも3人の村長による国家反逆罪で処置するため地雷原に追い込まれたチア大尉は逆に追手のコム・ミン少佐率いる人民党正規軍を対人地雷で返り討ちし撃たれ大怪我しながらも追跡を振り切った 満身創痍のチア大尉を匿ってくれたのは少数民族でイスラム教徒のチャム族が暮らすギャシム村 ポイペトへ向かう定期バスへ村の纏め役ムハンマド・ビンディンが付き添わせた若者達に守られ乗車 何とか窮地を逃れるものの、もう彼に戻る場所は無い
第15話:崩れ落ちた瓦礫のなかで
❖左の頬を打たれたら右の頬を差し出せ…… 其れは聖書に記された報復の連鎖を止める冴えたやり方と記されてるが 当のキリスト教を国是とする殆どの国で守られた試しが無いし神の子キリストは割とやられたら倍返しすら生温いと怒る武闘派ヤクザだった(笑) 相手が餓鬼道堕ちたひとでなしなら尚の事
トマン・タオが叔父によりタム・マイに売られ1週間 丹波明和はベトナムマフィアの内通者やってるポイペト警察のソマ・ラトゥ警部を通し多額の身代金と引換えにトマンをそして同じ様に親に売り飛ばさされた少女ミリの解放交渉を続けていたが タム・マイに端金で雇われたミリの父カオ・トコムにより保護施設の共同経営者ボカ・チオンとその妻プオイが惨殺された 丹波のボディガードのモカ・タキム等に付添われ合流したチア・サミン大尉によりカオ・トコムは自宅で処刑
何もかも遅きに失した以上 此処から丹波が姿を消さなければまた児童保護施設が狙われる タム・マイが部下と共に新たな拠点として住み着いたホテル・ジャックミースに火を放ちマフィア達を皆殺し ハマスやヒズボラみたいに餓鬼道に堕ちたひとでなしと交渉するだけ時間の無駄 あれだけ多くの人々殺しておいてキリスト教の戒律云々と惨めに命乞いを続けるタム・マイの口にマカロフ突っ込み頭吹き飛ばしたのは漸く軛から解かれた丹波明和 売り飛ばされた子供達を必ず助け出す チアと丹波は共に[ラナ]とその部下達が潜伏するバイリン特別市へ向かう
第16話:夢果つるとき
❖此処バイリン特別市の様に子供達が平和に安心して暮らせる理想郷をカンボジアに打ち立てる UNTACで越路修介元三等陸尉は何を目の当たりにし自衛官の職を辞し妻子を棄ててでもそんな戦いに身を投じたのか? 物語の中では曖昧模糊のまま終わる なお彼を破滅させたのは徹頭徹尾疫病神そのものな主人公の軽挙妄動なのは間違い無い
楢本と[ラナ]に最悪の報告が届いたのは数日後 奴等だけじゃないこの国で戦災孤児や貧困層の子供達を幼児性愛者の慰み者にしているありとあらゆる組織や傍観するカンボジア政府にそのリスクを思い知らせてやる ターゲットはプノンペンで売春窟を営むグエン・ドン・サンとその部下達に顧客となった外国人の変態や人買い共 どう考えても生還は望めない殴り込みに志願したのは[ラナ]の活動当初からの部下9人の内、5人が志願するも共に行けるのは2人だけ 最終的に選ばれたのはマフィアに内通してるカンボジア政府軍に口封じで殺されたミラボン村長の従兄弟ナン・ノイにサソン村でチア大尉の脱出支援した部下の兄ソム・リル 自分のせいで大勢の無辜のクメール人が死んだ 楢本はその場で上官に辞意を携帯電話で伝え丹波もトマンを取り返すためチームに加わる
第17話:終わりなき明日
❖しつこいけど念の為 本作は当時のカンボジアの現状を滅茶苦茶リアルに描いてますがあくまでもフィクション ベトナムマフィアも華人マフィアも実在しますが此処まで酷い犯罪やってるかどうかなんてもう調べようも有りません
プノンペン市街地 [ラナ]とチア大尉率いる総勢7人の決死隊が潜伏するのは[ラナ]の協力者で植民地時代から此処に住み続けるフランス人の老人ジェラール・コクトー なお勿論偽名で此れ迄も裏切り重ね多くの同胞を死地に追い遣る形で生き延びてきた卑怯者の今の主はカンボジア人民党だが主人公達は老人が政府の内通者だとは気付いてもいない 曲がりなりにも戦災復興途上の人民党政府にしてみれば勝手に世直し始めた[ラナ]や丹波に元クメール・ルージュな面々はマフィア諸共共倒れして欲しい邪魔者でしかなかった 僧侶に扮した[ラナ]等の殴り込みはまんまと成功 グエン・ドン・サンの館は自動小銃と手榴弾で大勢の構成員諸共炎に呑まれたが グエンにレイプされ心折れたトマン・ノアは丹波の手を振り切り自害
結局誰も殺せ無かったもとい[ラナ]やチア大尉等によりその機会を徹底的に奪われた楢本は[ラナ]の当て身で気絶し車乗せられ強制帰国 彼等が口封じされた後の組織存続は丹波明和に託される 売春窟から60名以上の少年少女達を助け出した[ラナ]＝越路は囮となるためマフィアや人買い達を巻き添えに自爆テロを敢行 お前達は必ず生き延びてくれ プノンペンから離脱するチア大尉とソム・ソルにナン・ノイを待伏せていたのはコクトーの密告受け待機していたヨン・ラシン少佐率いる口封じ部隊 降伏を拒否した3人は文字通り蜂の巣にされる 何とか生き残りバイリン特別市へ 車駆る丹波と漸く意識取り戻した楢本との遣り取り 2年後落ち着いたらまたカンボジアに丹波に会うため必ず戻って来る
お願いだから二度と来るな疫病神と思ったのは私だけじゃない筈だ。
❖という訳で月明けから強行軍だったけど船戸与一先生の初めての大長編紹介 図書館本返却期日までに間に合った 此れから軽くガンプラ組立てで気分転換と軽く現実逃避に励みます 実はまだ1冊未読の本も有るので明日の返却期日までに読見終えないといけないし
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