夢は荒れ地を③ 03年
2024年10/3〜同日夜 タブレット端末にて執筆し脱稿 即日投稿 相変わらず反応はアレですが……毒食うなら皿までもと開き直り中(苦笑) なまじ感情移入しちまうと読み進めるのすら辛い物語だけど終わりまでは付き合わないとね 良いね1つありがとうございますm(_ _)m 10/5までに返さないとアウトな図書館本じゃ無けりゃ正直死蔵してたな此れ 話数配分間違えた+1話増やし5話編成に
【 国連を名乗る愚かで惨めな自称正義の味方とその腰巾着なNGOがイベント盛り上がったと怠惰と不和に汚職官憲というゴミだけばら撒いて去った後何が有った? ゴミ溜めやイスラム化を辛うじて食い止めたのは 魚を与えるのではなく釣り方や養殖の仕方を教えるスタイルの日本の政府開発援助と個人&企業による戦災復興 地雷はクメール・ルージュがバラ撒いた負の遺産なんて嘘デタラメを真に受けつつも、述べ605億円もの予算を注ぎ込んだ結果が漸く明らかとなったのは割と近年に入ってから 】
★私が覚えてるのは杉良太郎&伍代夏子夫妻(芸名なんで敬称略)による述べ数十億円もの私財投じた学校と病院建設 玉石混交レベルでとあるマイナー芸人なんかも有名です だからこの陰惨な物語にも意味は有った
令和6年10月3日 本来なら今頃一時は風速70m越えてた巨大台風18号の強風域か暴風域だった筈なんですが台湾の山間部に直撃し弱体化 とは言え此れから突風に落雷伴う大雨や昨日の様に竜巻も予想されるとかで洗濯物は早々に取り込み家猫達も屋内避難 まぁ昨晩庭の柿やグァバ狙いちょっと引くレベルで滅茶苦茶集まった大型のコウモリ狩りに挑戦してたラグドール系♀は朝から精根尽き果てた雰囲気漂わせながら私の側に転がってます ずっと木登りしては空舞ったらそりゃあ力尽きるわ 先住猫に踏まれても目を覚まさないし
漸く折り返し地点越えた書籍版でも呆れるレベルでびっしり書き込まれる鬱展開と主人公の楢本筆頭に誰も彼もが餓鬼道に堕ちた20世紀末のカンボジアを舞台に御花畑な理想論振りかざしたり平和惚けにも程が有るわアホウと フィクションの物語に感情移入した挙げ句、阿頼耶識システム暴走させたガンダムバルバトスで飛び蹴りかましたくなる当時のリアルな地獄絵図綴ったこの物語から此れ書いてる段階で既に21年
大概の問題は金が有れば何とかなる……此れは中山七里先生の小説に登場する光崎藤次郎教授が言い切る世界の真理
留置所に壁蝨が蔓延り賄賂目当ての投獄は史実通りだったシェムリアップ市警察は近隣の多くのクメール朝時代の遺跡が整備されまともな観光客が押し寄せる様になってから何もかも変わり 幼児性愛者や特殊性癖持つ毛唐はインドのスラム街等へ流失し犯罪は随分激減 それでも治安レベルは老人家庭狙った武装強盗団が野放し状態な埼玉県に比べてもかなり劣るものの 近隣諸国のベトナムやタイ、果ては元支配者でモラル破壊の元凶だったフランスはパリよりも安全らしい 前は農業一辺倒だったけど中国見放した日本のアパレル企業等が進出し工場建設 ポル・ポト派の犯罪見世物小屋化した虐殺記念館への寄付と未成年者の性売買が唯一の外貨獲得手段だった頃に比べると雲泥の差 だからこそこの物語が昔話となるのは仕方の無い事かも かつての日本もそうだったけど誰も嫌な時代は思い出したくないものだしなぁ
第8話:西から来た日本人
❖地雷撤去に関わる全ての利権はカンボジア人民党に帰するモノ 勝手に撤去すれば罰則が科せられる 当時はそんな悪法が罷り通っていた 皮肉にもODAの現状がこんな形でバラされた事で漸く事態は動き出す
元自衛官 越路修介こと[ラナ]によりシェムリアップ市から奪われたオーストラリア製7台の地雷探知機の内3台はサソン村に託された チア・サミン大尉兼村長だけが知っている農業に向かない痩せた斜面の地雷撤去と開墾理由 此処はもうすぐプノンペンや其々の家畜小屋から助け出した売春窟の未成年者達を匿う避難所となる予定 だが一刻も早く寺院の再建をと焦る元僧侶見習いの老人ロト・ヌル(と書いたが内戦で平均年齢滅茶苦茶下がってるから村で最年長の54歳)は深夜密かに探知機持ち出したった1人で地雷撤去を続け誤って爆死 シェムリアップでは表向きは犯罪者として銃殺刑 本当は密かに村から追放されたフー・タル元軍曹が窃盗容疑で逮捕される
[ラナ]からの伝令と援助金の運搬役、そして学校建設の下準備や打ち合わせを兼ね丹波明和がサソン村を訪問 彼の好意で村で井戸の掘削が始まった 村の集会でチア村長から漸く明かされた斜面開墾の本当の目的 人民党にも影響力持ってるベトナムマフィア=グエン・ドン・ザンと敵対するのか? 村民の意見は真っ二つに分かれるも元クメール・ルージュとして抵抗運動続けた経歴持つ俺達ならきっとどうにか出来る 亡くなったロト老人の代わりとなる僧侶と学校教師は丹波が手配する事に 勿論鬱展開売りな物語なので碌な事にはならないけどね
第9話:未明の銃声
❖書き忘れてたけど当時ベトナムの傀儡だの汚職塗れの屑政府呼ばわりされてたカンボジア人民党は未だ第1党 フン・セン首相は現役退いたけど後釜はその息子 そういやシアヌーク殿下なる御飾りも既に鬼籍に入ってますな
御花畑で倫理観未就学児童レベルな平和惚け=楢本辰次二尉と通訳兼ガイドのヌオン・ロタは漸くギャンブルの街ポイペトへ到着 但し肝心要の丹波明和は[ラナ]と共にサソン村に出掛けておりすれ違い その代わりにベトナムマフィアで人買いのタム・マイやその護衛と遭遇し一悶着 丹波と共に漸く現れた越路修介こと[ラナ] 楢本から日本に残した妻子のその後と主人公との馴れ初め聞いた[ラナ]は此れで思い残す事は無いと覚悟決め 色々誤解していたヌオンは[ラナ]の理想に心酔 だが自身も御花畑な平和惚けの自覚皆無な主人公は カンボジア人民党に真っ向から抵抗し華人マフィアやベトナムマフィアとも敵対関係となり タム・マイの内通者だった根津を殺した[ラナ]を嫌悪する
タム・マイが滞在するベトナムマフィアのアジトを[ラナ]とヌオンが急襲 実の親に1人100$から200$で売り飛ばされプノンペンの売春窟に送られる筈だった未成年者20人を救出 運搬役5人のマフィアの内4人は仕留めたものの1人に逃げられ肝心要のタム・マイは此処には居なかった もし主人公含めて3人で皆殺しにすればこの物語はハッピーエンドを迎えた筈だが結局そのミスは高く付いてしまう事になる
第10話:麓の墓標
❖プノンペン大学は本当にスパイ養成機関だったのか? 所詮本作はフィクションだし真相は調べようが無いけど ポル・ポトなんて怪物生み出したフランスのソルボンヌ大学は冷戦時代は共産党シンパやテロリスト養成機関だった 日本だと京○や東○がそう(笑)
丹波と駆け付けた[ラナ]によりサソン村に井戸が出来た 此れで子供達使った片道四時間の水汲みはお役御免 チア大尉の副官として赴任してきた新たな部下は27歳のシリプ・ラオ軍曹 亡くなったロトの代わりに丹波が呼び寄せたのはチア大尉の元上官で内戦終結後出家し僧侶となったガエ・ホロン 今も反革命罪で少なくとも200人の老若男女を棒で殴り殺した過去に苛まれる彼はもう二度とあんな過ちを繰り返さないと早速道端で子供達にクメール文字を教え始める
ミラボン村へ丹波が手配した教師=プノンペン大学からこの地にやって来たボランティア4人を出迎えに向かうチア大尉 だが村長によると彼等の正体は元クメール・ルージュの反政府予備軍を監視し正規軍駐屯地へ密告するスパイだったと言う 拷問により全てを明かした彼等は4人共殺され密かに埋葬されていた 同じ元クメール・ルージュなのに[ラナ]の経済支援受け発展するサソン村と人民党による搾取に貧窮し子供を人買いに売り飛ばさざる終えないミラボン村との落差 少しずつ育まれる疑心暗鬼
第11話:眩しき影へ
❖闇に憧れる者はやがて闇そのものとなる 日差しが強烈な東南アジアだからそんなことわざか警句みたいなモノが広かったかも知れないが サイコパスって割と北欧の方が多くね?
ポイペトを離れプノンペンから日本へ帰国するため楢本はヌオンと共に出立 途中で遂に車が故障し[ラナ]の手引きで修理部品調達するため2日間バッタンバッタンに滞在 ホテルに籠もっていればベトナムマフィアの追跡をやり過ごせる だがうっかりカジノでジャックポット当て勝てない筈のギャンブルで大儲けした2人は要らぬ注目を浴びてしまう 深夜ホテルをチェックアウトし急ぎプノンペンへ ベトナムマフィアと彼等に雇われた現地警察官が道路工事を装い待伏せしていた 駆け付けた[ラナ]の救援によりマフィアや警察官は何とか皆殺しにしたものの自動小銃で滅多撃ちにされヌオン・ロタは死亡
元クメール・ルージュのノラムとアラ夫妻が2人の子供と共に運営してる[ラナ]のセーフハウスに潜伏 未だクメール支配下に有るバイリン特別市経由で安全圏な隣国タイへ送られる事を主人公は頑なに固辞 例え殺されることになってもヌオンの妻に夫の訃報伝え詫び入れないと……………… 殺し殺される覚悟も無いくせに周りの無関係な人々を死地へと追い遣る疫病神か蛍光灯に体当たりかますカナブンみないな奴はさっさと死ねよと架空の物語なのに読んでる此方は色々ブチ切れつつクライマックスというか何もかも台無しとなる結末へ(笑)
第12話:ジャーナリスト訪問
❖海外に出掛けてもそこら辺の路地裏で身包み剥がされ死体となり転がるのがオチだだから奴等は安全な場所にしか乗り込まない 映画"ワンス・アンド・フォーエバー"でも屑そのものなロイターやBBCにCNN等大手報道機関のど腐れ振りは明らかにされてたけど 個人発信のSNSによりその実情は丸解り だけど当時のジャーナリストはまだ現地出掛けるだけマシだった 今じゃ国内取材すら会社から出て来ない(笑)
[ラナ]&ヌオンによる国連NGOカンボジア人民団結の家とは名ばかりな未成年者売り飛ばす奴隷集積場の襲撃から5日後 事件そのものは殺されたマフィア構成員以外にもポイペト市警の警官居たので隠蔽されてるが噂だけが広まる中、相変わらず針の筵状態な丹波明和にパワハラ続ける在プノンペン日本大使館の伊達安春参事官に付き添われやって来たのはスキャンダル雑誌記者 住友昭人 出会い頭にいきなりカメラ向け写真撮影 端から戦災孤児や貧困層の子供達に対する保護活動を全否定しボディガード帯同してる丹波をマフィア呼ばわりする平和惚けも甚だしいアホウに対し売り言葉に買い言葉
数日後歓楽街へカメラ片手に乗り込んだ住友は路地裏で惨殺死体として発見される 保護施設に身を寄せる少女トマン・ノアを訪ね叔父がポイペトにやって来た 勿論其れはタム・マイと結託した叔父の策略で有り彼女は拉致され行方不明に 日本人ボランティア殺害から次々起きるトラブル マフィアとよしみ結んでる輩だらけのポイペト警察からも圧力が掛かり始める
❖私は致命的な間違いをみとめ謝る人間は嫌いになれませんが 羽賀研二みたいに卑屈に謝る癖に自分が悪いなんて端から思ってすら居ない被害者様はその場で殺してやりたくなるぐらい大嫌いです 此れに最後まで付き合えたら"機動戦士ガンダム・鉄血のオルフェンズ"もラストまで視聴出来る耐性持てるかもと思いつつ




