ザ・シークレットマン 17年
2024年3/13〜3/16タブレット端末にて執筆し脱稿 即日投稿 新しいユーザーページと執筆システム……チマチマしてて滅茶苦茶使い辛い タッチミスでやたらエラー出るから書いた原稿の保存が出来ない 申し訳無いけど使い慣れるまで暫くは更新ペース落ちますご容赦下さいなm(_ _)m 良いね2つありがとうございます
【 ウォーターゲート事件によるニクソン大統領とその取巻き失脚に加担したホワイトハウスの内部告発者=ディープ・スロートことマーク・フェルトFBI副長官は何故第二次世界大戦後初めての共和党政権を裏切った? 人事に対する逆恨みか或いは故フーヴァー前長官に義理立てした末の組織生き残りを図ったのかそれとも…… 実はインタビュー時、既に92歳なフェルト氏が認知症悪化させ断片的にしか覚えていなかったらしいのですが真相はどれ? 】
★ペンタゴンペーパーズに準じた形で あくまでも娯楽ミステリー形式を貫き通した物語 真相は関係者全員が鬼籍入るまでないしょのまま
原題:MARK FELTZ : THE MANWHO BROUGHT DOWN
THE WHITE HOUS
マーク・フェルト/ホワイトハウスを崩壊させた男
アメリカ 劇場公開作品
2018年 日本 劇場公開
原作:マーク・フェルト&ジョン・オコナー
2005年5月ヴァニティ・フェア誌 独占インタビューより
令和6年3月13日 時事ネタになりますが3/12朝のワイドショー"めざまし8"で取り上げられていた朝の墨田区商店街で燃えるゴミに次々とライターで火を点け逃走した気違いのアレ 監視カメラにばっちり映ってたのでホームレスの内田和雄容疑者58歳が昨夜所轄署により放火現行犯で逮捕 実はこのオッサン、去年の7/15にも上野の商店街ゴミ収集場所2ヶ所を放火し現行犯で取り押さえられてたけど初犯であり精神疾患を理由に執行猶予付きで留置場から放り出されてたとか この間埼玉のコンビニ駐車場で中学生レイプしてたクルド人もそうだったけど本来なら刑務所や留置場から外に出したら必ず何かやらかす様な犯罪者を野放しにする事例があまりにも多過ぎる このまま治安悪化させるのが司法と現自民党&公明党政権にその他野党の意向なのかなと何か無性に腹立ちます
お昼のニュースで初の日本民間ロケット・カイロスが打ち上げ失敗 でちょっと落ち込んだタイミングで精々震度2ぐらいだけど割と長い地震が発生し何か気分転換をとブック・オフまで遠出 生憎とそう大した掘り出し物無かったから迷った末に冬目景先生の"イエスタデイをうたってafterward"を購入 そういやこのマンガ連載中は1巻買ってそれっきり そのうち古本屋に全巻並ぶだろうから何時か纏め買いをと思ってたけど中々見当たらない 明日は確か此処のサイトも午後からメンテナンス入るので天気が良ければ面白そうな本やマンガ探して遠出する予定 そういや"イエスタデイをうたって"ってアニメ化されてたよな 折角だから外国人観光客目当てに営業してるアニメイトが未だ残ってると聞いたので那覇の中心部にも脚伸ばしてみますか 転売ヤーが登場してからAmazonの通販サイト……なるべく使いたく無いんだよ
ではそろそろネタ切れ気味な時事ネタは此処までにして本編の前振りを 民主党の広告塔を長年続けるワシントン・ポストとニューヨーク・タイムズを筆頭に2024年現在も滅茶苦茶叩かれるアメリカ合衆国共和党 特に本当に苦労してアルバイトと学業両立させながら家族を助け ロー・スクールで学び海軍で最前線勤務熟し戦後は企業弁護士からスタートする成り上り人生歩んで来たリチャード・ニクソンに対するバッシングは下院議員選出時代から執拗を極めており ちゃんとその生涯追うと何でアメリカン・ドリームの頂点極めたこのアイルランド系のオッサンを忌み嫌うのか? 調べりゃ調べる程本当に分からない? やっぱり非米委員会に所属してたから? だけどロナルド・レーガン大統領は密告者までやってたけどそこまで嫌われてないぞ 多分メイフラワー号で新大陸降り立った上流階級(嗤)の血は1滴足りとも入ってないからだろうな 実はドナルド・トランプもそんな感じの成上り者だからこそリベラル名乗る御花畑な住民にはとことん嫌われてるのかも
【 本作も割とリベラル目線で描かれてますが 1924年から亡くなる1972年5月2日まで事実上のアメリカ合衆国における最高権力者は クーリッジ大統領からニクソン大統領まで続く歴代合衆国大統領の弱みのみならず上下両院議員の全員と司法省の歴代トップに果ては大手企業経営者やコーザ・ノストラにユダヤ系ロシア・マフィアにシカゴ・マフィアまで掣肘してる怪物ジョン・エドガー・フーヴァーFBI長官でした 健康不安説が囁かれる中で1971年に起きたペンタゴンペーパーズ流出事件 マーク・フェルトFBI副長官の任務はともすればフーヴァー粛清に動くニクソン政権の監視役 此処まで書いたら色々想像付くかと思います 】
★とはいえフーヴァー長官の懐刀だけどニクソン大統領とは仲良かったらしい だから何故裏切ったのかは本人も思い出せず苦慮してたそうです
1971年7月14日 第1次ニクソン・ショック=翌15日に突如発表された中華人民共和国への電撃訪問による雪解けムード前日 ペンタゴンペーパーズの流出報道で激化の一途を辿るベトナム戦争反対デモで周りを包囲されたホワイトハウスに突如呼び出されたマーク・フェルトFBI副長官を囲みパワハラかます大人気ない男達 ベトナム戦争のテレビ生中継や官製不況の不安感 激化続ける徴兵反対運動に黒人差別反対を訴える公民権運動 29件に及ぶ爆弾テロで影を投げ掛ける左翼系学生運動組織ヴェザー・アンダー・グラウンドの跳梁 (武器供給と財政支援は中共暗部がガッツリ関わっていた) 此れは悪趣味な革命ゴッコだと反政府運動続ける彼等に対し、逮捕拘禁等のより強硬的な締め付けを求める大統領法務顧問と大統領副補佐官や共和党上院議員
フーヴァーFBI長官の引退勧告に秘密資料の引渡し要請 政権への権利委譲に否定的なフェルト副長官は強烈な反撃をかます 電話回線盗聴にマフィア経由で入って来る様々な人々からの御注進 文春&新潮よりえげつない在任半世紀近いFBI長官の下に集まる様々なスキャンダルは場合によってはアメリカ合衆国そのものを崩壊させかねない両刃の剣 フーヴァーメモは敢えて使われない事で政治家や最高裁判官を含む全ての権力者の暴走を掣肘する安全装置 在任そろそろ30年、長官の懐刀として合衆国内を駆け回る50代後半のフェルトを支えるのは妻オードリーと気心知れた腹心の部下達 映画冒頭部分の肖像写真に映る娘ジョアンは転勤族で仕事一辺倒な両親に反発するかの様に学生運動にのめり込み今は行方知れず もしかしたら娘もヴェザー・アンダー・グラウンドの協力者となったのか気が気じゃない 何にせよこのまま順調に行けば次期FBI長官は間違いなくフェルトが務める筈だった
1972年5月2日 ジョン・エドガー・フーヴァー長官が自宅で脳卒中により死去 事前の打ち合わせ通り始められるフーヴァーメモの全廃棄処分 抜打ち監査と葬儀の打ち合わせ理由にL・パトリック・"パット"・グレイ司法次官等が到着する前にメモの消去は何とか間に合い知らぬ存ぜぬを貫き通す しめやかに行われるフーヴァー長官の葬儀 場を乱す様に入り込む元FBI暗部で主人公のライバルだったビル・サリバンの登場 司法省にCIAに浸透するニクソン政権子飼の非合法組織"大統領再選委員会" まるで中共の紅衛兵かかつての非米委員会を彷彿させる其れは元FBIや亡命キューバ人を掻き集め入手し損なったフーヴァーメモに代わる非合法な情報収集活動を始めようとしていた FBIを掌握するため大統領再選委員会が送り込んだのは"パット"グレイ長官代理 其れは順当ならば新長官に就任する筈だったフェルトに対する報復人事 妻はそろそろ潮時だと早期退職を勧めるものの職務に殉じる主人公の態度は頑な
1972年6月17日深夜2時ウォーターゲート事件発生 民主党本部に忍び込み盗聴器仕掛けたり書類撮影やってた数々の証拠 本来ならグレイ長官代理経由で報告上げ司法省や記者会見発表行わないといけないホワイトハウスに伝えられる進展情報を敢えて断つ形で始まるFBIの捜査 フェルトが警戒したのは5人の容疑者の大半がCIAやFBIの元同業者であり"大統領再選委員会"のメンバーだったこと ニクソン大統領も容疑者の1人となるから勿論報告出来ない グレイ長官代理から48時間以内の捜査打ち切りを厳命される 執務室に出入りするジョン・ディーン大統領特別顧問 ホワイトハウスに捜査情報流出させていたのは長官代理だった 最悪CIAも敵に回る可能性大だし頭御花畑な民主党は役立たず フェルトが最初に敢えて情報リークさせたのは友人のニュース雑誌TIME記者サンディ・スミス この辺りのレストランでの言質取らせないで相手に答え出させる遣り取りは私も良く使ったなぁと色々感慨浮かべつつ 物語は同時進行で家出中の娘=ジョアンを探すFBI捜査官ならではの手紙使った独特な炙り出しシーンを描き出す
反政府テロ組織による国防総省爆弾テロ 幸い怪我人すら居なかったが ウォーターゲートに潜り込んだこそ泥に構けてばかりでFBI捜査官達はテロ組織を追詰めようとすらしないと怒り狂う長官代理 マスコミリークの八つ当たりも兼ねた人事で現場から外された捜査官は30名に上った 世論は未だニクソン政権に好意的だが捜査打ち切り命じられてはホワイトハウスの腐敗を止められない フェルトが接触したのはサンディ同様付き合い長いワシントン・ポストの新人記者ボブ・ヴッドワード 長官代理が横流ししてる資料を元に捜査内容をリーク だが民主党が推す対立候補があまりにも御花畑過ぎてニクソン大統領は11月7日に2期目の当選果たす
1973年1月、フェルトに掛けられた内通者の疑いを口実に 大統領特別顧問の進言によりグレイ長官代理はそのまま新長官に就任決まり 勇退命じられたフェルトの後任はビル・サリバンが内定 何処までも"大統領再選委員会"に頼るニクソン政権に疑念抱くFBI捜査官ややCIA職員の大量解雇が始まろうとしていた 危機感に欠けるTIMEやワシントン・ポストにフェルトがリークしたのは大統領再選委員会がやっていた両院議員とマスコミ関係者を標的とした盗聴盗撮にスキャンダル漁り この国をソ連や中共の様な全体主義国家にしてはならない 長官を引責辞任に追い込まれたCIAもニクソン政権に反旗を翻す 漸く見付かったフェルトの娘ジョアンの潜伏先はカリフォルニア州ベンロモンドのヒッピーコミューン・ジェネシス 共に暮らすヒッピーの中にはFBIがテロリストとして行方追うメンバーも含まれる
TIMEやワシントン・ポストの記事を切っ掛けに始まった上下両院議員によるウォーターゲート事件公聴会 部下全員の離反で追い詰められたグレイ長官代理から語られるディーン大統領特別顧問を通しての大統領再選委員会への捜査資料横流しは82件に及んだ 長官代理が逆らわなかった理由は此れがニクソン大統領からの口頭命令だったから ボブ・ホールドマン首席大統領補佐官とディーン大統領特別顧問は引責辞任 証拠揉み消し命じられた司法長官も抗議の意思示し勇退 後任のメンバーもそれに続く悪名高い"土曜日の虐殺" 1974年8月9日ニクソン大統領は辞意を表明し後任はジェラルド・フォード副大統領に託される フェルトと妻オードリーは5000km彼方のカリフォルニア州へ シングルマザーとなったジョアンとの長い長い家族会議 そしてフェルトはFBIを退職 式典に家族揃って参加した主人公等を拍手で送り出す局員達
だが穏やかな日々は続かない 1976年、テロ組織ヴェザー・アンダー・グラウンドに対する盗聴を始めとする様々な違法捜査を問題視した民主党主導で始まった事実上の異端審問 容疑者兼重要参考人として呼び出されたマーク・フェルトを司法取引ちらつかせながら責め立てる検事に対しあくまでも仲間を庇うフェルトの姿 大学教授となり傍聴席に居たボブ・ヴッドワードが問い掛けた質問"ディープ・スロート"の正体について頑なに口を閉ざすフェルト 弾劾裁判の心労原因で妻オードリーは自殺 ヴッドワードに離反されたフェルトに味方したのはニクソン元大統領を始め多くの共和党政治家達 収監は免れたものの高額の罰金刑課せられたフェルトの名誉が回復したのはレーガン大統領政権下 2008年12月18日マーク・フェルトは95歳でその人生を終える 娘ジョアンと顧問弁護士に勧められ認知症による記憶の欠落や思い違いに苦しむ最中行われた2005年に行われたファッション誌ヴァニティ・フェアの独占インタビューで明らかとなるディープ・スロートの正体とリークに関わるその動機 だが此れが事件の真相なのかは明らかにされてはいない
❖本作取上ようと思った理由が此れを自身のサイトで良くわからないからつまらないと抜かしたとある人物に反発心抱いたので 私自身、本質的には捻くれ者だからこそ分からなけれは調べてみようとなるのだけれど此処まで3本見て漸くウォーターゲート事件の恐ろしさを理解出来たのかも知れません 数年後には其れすらも勘違いだったりする可能性も有りますが其れは其れ(苦笑) 何か文字入力のシステムも変わったぞ(汗)
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