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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 17年

2024年3/2〜3/3タブレット端末にて執筆し脱稿し即日投稿 タイトル見ると滅茶苦茶ハードル高そうだけどあの事件を本当にわかり易く娯楽作品として楽しめる様に撤したのはスピルバーグ監督とその愉快な仲間達 勿論音楽もジョン・ウィリアムズさん 大統領の陰謀は後日その隣に掲載予定 ザ・シークレットマンまで並べ見ればアメリカ近代史に興味持てるかも 勿論娯楽作品だから多少の嘘も混ざってますのでご注意を 良いね2つ有難うございます

【 フランスの後釜となり東南アジアに第2の植民地(フィリピン)を…… ソ連のバックアップ受けてる北ベトナム相手に南ベトナムとアメリカ合衆国は万が一でも勝てる見込みは皆無と報告されたベトナム戦争に関わる流出極秘文書をニクソン政権やFBIに逆らってでも報道で流せる覚悟は有るか? マスコミは反権力で中立で無ければならない 本当はそんな綺麗事当事者含め誰1人信じてないけど美談となり罷り通るのがアメリカ合衆国クオリティ 単細胞生物だから何も利益を享受出来ずブザマに負けたんだけどな 】


★多分トム・ハンクスさんとメリル・ストリープさん出演してなきゃ見なかった……そんな作品 ある意味ベン・アフレック主演なパール・ハーバーより悪質です だってベトナム戦争介入煽ったワシントン・ポスト紙が批判ってマッチポンプじゃん(笑)


原題:THE POST

勿論日刊紙ワシントン・ポストの事

別名ポトマック河畔(かはん)のプラウダ アベガーのアメリカ本拠地

アメリカ 劇場公開作品 2017年限定⇒2018年から拡大公開

2018年 日本 劇場公開


 令和6年3月2日 昨日は1日中雨だったけど今日は冬型配置の気温に戻り夜明け前には雨止んだのであちこち回ってました 最近母と妹が嵌ってるのがBSで駄々流れしてる半島ドラマと日テレの火曜サスペンス劇場の再放送 悪いけど其れなりの音量で此れ流されてると色々精神汚染進むのでヘッドホンで映画のDVD見るか音楽聞いてるしか無いし あの時代のサスペンスドラマってストーリーの辻褄合わせがどうこう以前に主人公の脚引っ張るばかりな若手刑事役の俳優さんや容疑者のヒステリックな振る舞いが神経に障る だから本屋回りDVDレンタルコーナー回り冷やかしを ……こんな時に限ってお目当ての本やDVDが見付かるモノです


そもそもニクソン大統領って何でこうもリベラルに嫌われてるの? ウォーター・ゲート事件って結局何の意味が有った? 私自身もリアルタイムで体験した訳じゃ無いので文献やらウィキ等の検索サイトに頼るしか無いのだけれど 要するに政治家として有能無能な話以前に、自由の国アメリカ合衆国で盗聴に反対意見者に対する陰湿な弾圧=中国共産党の習近平や露助のプーチンみたいな振る舞いやったのが致命傷となり 弾劾訴追に慌ててリーダーとしての職務全うせず辞職したのが誇り高き自由世界のリーダーとしてアウト 鳩山由紀夫や菅直人に小泉エネ次郎や河野コオロギ太郎、後何か顔も立ち振る舞いも気持ち悪い石原何とか(名前すら思い出したく無いなアレ(笑))そして名前すら此処に書くのも胸糞悪い岸田文雄(増税クソメガネ)なんて売国奴と俗吏を山程見て来た私はイマイチピンと来ないけど アメリカ合衆国の大統領って職務は下手な王族より権威有るらしいよ


此れはあくまでも私見でしか無いがあの時代におけるアメリカ合衆国の迷走は 第二次世界大戦前から始まったFBIの権限強化にその殆どが頓珍漢で惨めな集団ヒステリーでしか無かったある種の魔女狩り=赤狩り騒ぎと大統領=国家な時代錯誤にも程が有る戦時体制から脱却するには必要だったかも知れない(みそぎ)だったんじゃ無いのかと なおあれから半世紀以上経過して彼の国のみならず欧州にイギリスすらもやれLGBTQを特権階級にしたり 明らかに紀元前のケダモノ以下に退化した棄民甘やかしたりとやっぱり中世の魔女狩りや異端審問の時代に逆戻り進めてるけどさ そろそろそんな集団ヒステリーから理性取り戻さないと文明滅ぶぞ阿呆(怒)



【 此れは今から半世紀以上も前、SNSもインターネットも極1部の限定的な存在でしかなく人々が信用出来る情報を取得する手段が新聞のみだった頃の物語 既にテレビとラジオは赤狩りから始まる司法省やFBIによる検閲が罷り通り 斜陽産業な新聞もいずれ後を追う筈だった頃の徒花がペンタゴンからの流出文書だった 勿論その背後にはアメリカ合衆国は自由と公平を守らなければならないという官吏に叩き込まれた理想論が存在した お天道様に顔向け出来る生き方を……其れが出来ない国はどんな優れた指導者や国民が居ようと必ず滅ぶ 】


★他にもLIFE等、写真週刊誌も存在してたけど 創刊時からやっていたスキャンダル捏造や扇情的な偏向報道が少しずつバレやっぱり斜陽産業になってます 個人携帯のカメラや8ミリ撮影機⇒ビデオカメラの普及で嘘が見抜かれる様になった


 1966年南ベトナム・ハウギア省 フランスに丸投げされアメリカ合衆国及び同盟国がベトナム戦争に全面介入始め2年目の雨季 共産圏の支援……特に人海戦術行使を躊躇わない中共とソ連の核兵器持ち込みを恐れていた合衆国側は戦力の逐次投入という最悪の泥沼状態に陥っている 朝鮮戦争の悪夢再びを恐れたジョンソン大統領はロバート・マクナマラ国防長官とその側近達を戦地に派遣 此れ迄CIAと政治的配慮で行われていた最悪の状況を少しでも良くするための視察と言う名の調査が続いていた 醜悪で無能な傀儡政権が纏めた南ベトナム軍は文字通り役立たず 随員の1人として直接将兵等と共にジャングルでのベトコン狩りに同行した軍事アナリストのダニエル・エルスバーグが下した結論はこの戦争には勝てないどころか近隣諸国のカンボジアやラオスまでもが共産圏に下る未来


だが視察直後、マスコミと世論相手に敗北主義者と絞め上げられるのを恐れた国防長官は戦況はアメリカ優位で進んでいるとコメントするしかなく"ペンタゴン・ペーパー"を纏めた調査チームの報告は握り潰される ジョンソン政権末期にベトナムからの撤退或いは和平交渉を進言しマクナマラ国防長官は辞職を余儀なくされ以降再起の機会は与えられなかった 


1969年ニクソン政権誕生、自身がもう手が付けられない最悪のババを引かされた事に気付いた大統領は中国共産党と国交を回復する事でベトナム戦争から手を引かせる事に成功するもその後の国内治世を尽く失敗 此処でベトナム戦争から撤退すれば到底2期の大統領就任は望めない 増税に次ぐ増税と官製不況、そもそもアメリカから1万6000km(世界基準)も遥か彼方の時代錯誤な植民地戦争に加担する事に何の意味が有る フィリピン女(グッグ)が蛮族のままで居たいなら放っておけば良い……今も昔も高慢なクセにビックリするぐらい世間知らずで田舎者の世論なんて割とこんなモノなんだけど 誰よりも視野を狭めていたのはニクソン大統領御本人 合衆国の迷走と低迷の時代は此処から始まった 総力戦の覚悟持てず南朝鮮半島以下な傀儡政権操り何とかしようとしたトルーマン大統領始めアイゼンハワー大統領やJFケネディ大統領にジョンソン大統領がCIAと軍部に丸投げする形で積重ねた失策を公表すれば延々死んでもニクソンが罵られる事にはならなかったんだけど……


エリート様はどいつもこいつも逆境に弱い だからこんな馬鹿騒ぎが始まった 継戦派から和平またはベトナム戦争からの撤退派に考え方を変えたエルスバーグは警備がザルなランド研究所に死蔵されていた予備の"ペンタゴン・ペーパー"を持出し 兄弟や甥が最前線に派遣されている官僚仲間やFBI捜査官やCIAの造反メンバー達と共に密かに準備していたアジトで資料をコピー その際、どうしても最高機密文書の表示を切離さないといけないからページはバラバラに 有志により最初にコピー持込まれたのは反権力で端からベトナム戦争に懐疑的だった新聞社N.Yタイムズと徴兵拡大に反対するマイク・クラベル上院議員の手元に持込まれ其々ニクソン政権に反旗を翻すのだが詳細は尺の都合でバッサリカット(苦笑)


1971年 メインとなるのは躁鬱拗らせ自殺した夫に代わり暫定的に日刊紙ワシントン・ポストのオーナーに担ぎ上げられた未亡人(ヒロイン)キャサリン・グラハムの苦悩と家族も交えたその決断 ヒロインお気に入りの分からず屋な編集主幹のベン・ブラッドリーのドタバタ 百戦錬磨な編集局次長ベン・バクディキアンによる元同僚ダニエル・エルスバーグへの接触による裏取り取材が描かれる 堪え性が皆無なニクソン大統領の逆ギレによりニール・シーハン記者をリーダーに据えたN.Yタイムズのスクープ記事は最高裁判所に機密文書流出訴えた共和党政権から圧力掛かり続報止められ 反乱者達が2番目に告発協力者として選んだのがワシントン・ポスト 社内の法律顧問やキャサリンを操り易い傀儡として担ぎ出した重役達 運用資金不足を遠因とした株式公開に踏み切ったワシントン・ポスト社を投機ゲームの金蔓として搾取する積りだった大手銀行の暗躍等々 ノリは殆どサスペンスドラマな展開の末にペンタゴン・ペーパーのコピー入手したワシントン・ポストはキャサリンの判断で負ければ破滅必至の賭けに出る


ワシントン・ポストによる告発に賛同する全ての新聞社がペンタゴン・ペーパーに記された様々な醜聞を相次いで告発した事で世論は動き 国家反逆罪と機密文書公開をニクソン政権に訴えられたN.Yタイムズ及びワシントン・ポスト社の告訴は6対3で否決された 隠遁生活送るマクナマラ元国防長官に対し古くからの友人として根回し進めたキャサリンと 博打に打って出る突撃馬鹿な上司(ブラッドリー)のバックアップに徹する編集次長(バクディキアン)の活躍のみならず 日雇いでただ同然で扱き使われる大学生インターンの活躍とか其々の家族による支援 迂闊にリストアップすると到底捌き切れない大勢の登場人物達の心理描写や無名扱いな印刷技術者や今ではその技術すら失われたであろう写植技術者達に配送業務者の活躍シーンも描かれる


そして物語は2期就任が絶望的となったニクソン大統領とその取巻き主導で行われたウォーター・ゲート事件へ 深夜民主党本部に盗聴器仕掛けようと忍び込んだ不審者に気付いたのは黒人警備員のフランク・ウィルズ その物語はロバート・レッドフォードさんとダスティン・ホフマンさんW主演の映画"大統領の陰謀 76年"と当時ディープ・スロートと呼ばれた正体不明の反逆者をリーアム・ニーソンさんが演じた映画"ザ・シークレットマン 17年"で綴ってみようと思う ついでに横道逸れる形になるので泣く泣くオミットした沖縄返還密約すっぱ抜いた西山事件における毎日新聞と週刊新潮の嫌らしさやひとでなし加減もネタに出来ればね



❖映画では敢えてそんな演出してますがペンタゴン・ペーパー流出の際、敢えて削られたトールマン大統領からジョンソン大統領までの歴代のアメリカ合衆国大統領とCIAや軍部を頭目とする長期に渡る裏工作やクーデター加担 果てはトンキン湾事件や民間人虐殺を含めた全資料が公開されたのは多くの関係者が既に鬼籍に入った2011年になってから その結果真相知って燃えたスピルバーグ監督はこの映画製作に踏み切った経緯が有ります。 事態隠蔽し問題の先送り化で軟着陸目指したニクソン元大統領の悪名も高まったのは言うまでも無い(苦笑)


❖グッグ=珊瑚含む砂が海藻により共に分解され長い時間掛け泥化した物 実は美容成分豊富で沖縄やフィリピンにベトナム沿岸部では此れを泥パックや洗髪に利用している その様が原始人の泥化粧(実は其れも虫除けだけどな)に見えたからアメリカ人は蛮族罵る際にそんな呼称繰り返した…………で、本当に愚かで野蛮なのは何方かね? ちなみに"スクワラン"と名付けられた其れは通販でも購入可能だし沖縄ならそこら辺に転がっている 食べても健康や新陳代謝に効く其れは昔から和菓子の黒蜜 専らメインは奄美と沖縄になるけど黒砂糖にも含まれる


2024年3/7 暫定449話 嗤う淑女 15年 新規割込み投稿

2024年3/10 暫定450話 ふたたび嗤う淑女 19年 新規割込み投稿

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