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戦火の勇気 96年

2023年12/25〜12/26タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割込み投稿

そろそろ視聴済な虚構推理の2期に挑戦する積りだったけどついふらふらと(苦笑) 本宅メインで別宅なおざりだったので本年度中にせめて1本ぐらいは間に合わせたいもんだ

【 此れ書いてる今から33年前 1990年8月2日のイラク軍によるクウェート侵略戦争から始まりアメリカ合衆国をリーダーに当時未だ残ってたソ連含む49ヶ国が加担した多国籍軍68万名による空爆や砲撃から始まるイラク軍54万5千名相手の殲滅戦の末に 翌年2月28日にイラク軍潰走しクウェート撤退による停戦合意でグダグダなまま終わった"湾岸戦争"って何だったのか? 今じゃこの戦争リアルタイムで見聞きしたお客様の方が少数派なんだろうなと思いつつ 極限状態下でのモラルの大切さを唱えた綺麗事を(苦笑) 元ネタは芥川龍之介先生の"藪の中"か後年其れをアレンジした黒澤明監督の"羅生門" 】


★とは言えそんな英雄譚すら呆気無く忘れ去られるのが世の中の常 露助によるウクライナ侵略の際、味方将兵や民間人逃がすためヘニェチェスク橋ごと自爆した海軍陸戦隊ヴィタリー・デミロヴィッチ・スカクン工兵(22年2月24日没 享年25歳)の冥福を心から祈りつつ 戦火を前に命投げ出す覚悟なんて何処までも我が身可愛いいアメ公には無いな まず絶対に


原題:COURAGE UNDER FIRE

戦火の中での勇気

アメリカ 劇場公開作品

同年 日本 劇場公開


 令和5年12月25日 多分本宅投稿は今年最後になる可能性も有るのでこんな前振りから 私が此処で駄文投稿するに辺り会社広報だった頃の自戒も込めて決めた自分ルールが"閲覧した事が無い創作物の感想を絶対に書かないこと"と"前振りで報道機関のニュースを題材にする際は可能な限り複数の媒体で裏取りすること" 勿論事実誤認が有れば必ず訂正することにしてます もし私が死んだとしても文章は半永久的に残る訳ですしね 流石に事実上隠居状態で血圧やら内臓疾患で病院通いやってる立場だから何処ぞのサスペンス劇場に登場する様な新聞記者とか謎のタクシー運転手や家政婦(笑)みたいに 現地回ったり関係者と会ってみたりなんてアクティブ過ぎるにも程がある行動力や経済的余裕も有る訳じゃないので 地理やら時代背景なんかについてはNETや図書館の文献頼りになるのだけれど そんな私でもしっかり騙されるのが現在の情報の送り手の顔やその意図が探り辛い動画配信 


今回紹介する本作にデンゼル・ワシントンと共にW主演 テレビ女優から転身し80年代から90年代後半のラブコメ映画でトム・ハンクス共々引っ張りだこだった女優メグ・ライアンが2000年代に入り事実上引退状態だった理由は 中華人民共和国で整形手術に失敗して日本の医療機関で長期治療とリハビリ受けてたなんてAIナレーションによるyoutubeの嘘動画にうっかり騙された私みたいなお客様は割と多いかと どうも色々調べてみると前夫と離婚しシングルマザーになったから此れ迄の莫大な映画出演料で糊口凌ぎつつ ずっとアメリカ国内で自身が産んだ子や中国から購入した養子の子育てに専念してただけだったみたいですけどね 子育てにある程度目処が付いた2018年に再婚 今更パパラッチなんかに人生台無しにされたくないから潜伏生活 色々有って気が付けば既に60歳を越えてたから今度は製作サイドに回るそうだけど 元々原理主義モードなリベラルらしいしヴィーガンでもあるなんて話も有り、深入りすればするほど駄目人間の見本市のレベルな地雷案件になるのでこのネタは此処まで ぶっちゃけこんなのが反日だろうが意識高い系だろうが知ったことじゃ有りません(苦笑)


だだこんな風に如何にもな雰囲気で本人の写真や動画切り貼りし、さも此れが真実で有るかの様なyoutube動画出回ると日本文化大好きとか和食嵌ったに果ては此処で隠遁生活やってますなんて流れても何もかも眉唾ものに感じてね 私が日頃使ってるスマホもタブレット端末もAndroid搭載タイプだし検索サイトはGoogle使ってるから配信されるニュースや動画に写真も自分の神経逆撫でしない無難なモノか割と偏った情報送り込まれて無いかなと疑心暗鬼に とにかく端末機能を盲信しない様、常に留意したいと思います この間エッセイランキングのトップになったこのサイトで有りもしないエロ広告を止めてくれと未成年者の代表面したアホウをうっかり罵ったけど私自身も自我が肥大化(メタボ)しまくりな論破すれば勝ちなんて未来永劫嘲笑われるウジ虫(ひろゆき)になるのだけは御免だし


youtubeで安心して楽しめるのは楽曲に"ウマ娘プリティーダービー"の切り取り動画や犬猫映像だけかも 疑い続けてると性格歪むから閲覧しないのが冴えたやり方かもな 其れすらも素人記者排除したいマスゴミによる陰謀の可能性もあるけど



【 独立以降は対外戦争と民族内乱にクーデターで国内外で流血の大惨事繰り返してたイラクが何故クウェートに侵略戦争仕掛けたのかは文献かウィキペディア等のNET情報参考にして貰うとして 当時の私が強烈に覚えているのは営業回りの最中に度々AFNから流れてた戦地から家族に向けてのメッセージと基地住まいの家族から将兵に向けられ送られるメッセージに音楽リクエスト 何故か"映画グリンベレーのマーチ"とワムのラスト・クリスマスが滅茶苦茶多かったな ちなみに戦争介入反対したフランスは滅茶苦茶嫌われてましてフレンチフライがフリーダムフライに変更 勿論ジョン・レノンの反戦歌イマジンなんかは放送禁止 あの国(アメリカ合衆国)ってもしかして馬鹿ばかりなのかと思ったのは私だけじゃ無い筈だ 】


★イスラム社会じゃ民は無知で愚かな方が扱い易い クウェートがたった1日で占領されたのは国軍も公務員も居なかったから 戦闘機パイロット含め戦力の大半は傭兵ですらない雇われ外国人 道路工事すら自国民使ってません


☆題材がアレだけに合衆国4軍共に撮影協力拒否 よってM-1みたいな戦車は全部センチュリオン戦車改造でヘリはマニア所有のUH-1イロコイ 軍服その他もマニアからレンタル 趣味で戦闘機持ってる輩がうじゃうじゃ居る国だから出来ることかも 後日様々な映画で活躍したのは言うまでもないですね


 1990年8月のイラク軍によるクウェート侵略から始まった49ヶ国の多国籍軍vsイラク軍による湾岸戦争は最後の一押しとなる限定100時間の地上戦 (実は兵力多過ぎて此れ以上は燃料と弾薬が保たない(笑)) "砂漠の剣作戦"で幕を閉じようとしていた "砂漠の嵐作戦"と呼ばれる延々43日間に渡る事前砲撃と空爆後 91年2月26日深夜、ヘリの援護受けながらバスラの戦闘に投入されるM-1エイブラムス戦車隊を率いるのは"ナット"ことナサニエル・セーリング中佐 ガスタービン大出力エンジンの起動演出に殆ど暗闇にしても戦車の数は其れなりに多いサービス描写 慌てて掘った掩体壕で待ち受けいたT-72戦車の群れを瞬殺 逃げ惑ったり雑多な火器で抵抗続けるイラク軍歩兵を掃討する乱戦の最中、暗視装置の誤作動によりナット中佐の乗った戦車は手違いで部下ボイヤー大尉が乗った戦車を撃破 乗員4名全員即死の大惨事を引き起こす 


其れ以外にも敵の砲撃によりナットの部隊はもう1台の戦車と4人の乗員失ってるけど主人公に監督や脚本家も計7名の戦死者のフォローするの忘れてます


物語は其れから約半年後、査問会の結論出るまでハーシュ・バーク准将直属の部隊本部オフィス預かりとなっている主人公(ナット)は未だ精神的に立ち直れず妻や子供達との距離感も掴めないでいる このままではアイツ潰れるなと准将が提示した臨時の任務は湾岸戦争で撃墜された味方救難ヘリの生存者救い出すため戦車や重火器持つ数百名の敵部隊を相手に命懸けで救難任務を全うした初の女性名誉勲章候補カレン・エマ・ウォールデン大尉の調査 3人の兵が戦死し1人は片足切断、だがカレン大尉の活躍で生還果たした5人の兵士や元兵士の聞き取り調査(インタビュー)は無難に纏まったものの問題は大尉のヘリに同乗し共に戦い生還した4人の兵士達だった 


撃墜された際、肺を撃たれ3日間昏睡状態だったレイディ元中尉は不具者となり軍退役しトレーラーハウス生活 レイディ自身は置き去りにせず命救ってくれた元上官を尊敬しているものの恩給と生活保護頼りな貧窮状態に追い込まれた妻アニーは夫をキズモノにした女ゴリラと故人を悪様に罵る 訓練教官しながら退役後はボクサーデビュー予定 偶々その日ヘリに同乗し護衛引受けた本来なら部外者のモンフリーズ軍曹は故人(大尉)を臆病者で判断を誤ったと批判的 今は軍病院で看護師の職務に就くイライオ衛生兵によるとまずは重傷負った副操縦士(レイディ)を先に到着した救難ヘリに搬送しろと敵の夜襲で大怪我負った大尉(カレン)は独り残ったタイミングで迫撃砲により戦死したと証言するが 其れはモンフリーズ軍曹や別途助け出された5人の兵士の証言とはあからさまに食い違うモノだった 大怪我負いながら衛生兵(イライオ)に両親へ渡してくれと託された筈の消えたカレン大尉の遺書は一体何処へ? 敵部隊殲する際、最後まで援護続けたM16自動小銃は誰が撃っていた?


探偵役の主人公も誤射事件以降、悪夢じみたフラッシュバックで酒が手放せないし家族と向き合うことに罪悪感を感じ続けている 実際会ってみると割と親身だった主人公達の誤射事件を追っているワシントン・ポストのベテラン記者トニー・ガートナー 11月11日の復員軍人の日(ベテランズ・デイ)における式典でカレン大尉の名誉勲章授与計画してるのに迷走続ける主人公に業を煮やし調査官の任務剥奪する准将 ロッカーからコカインが見付かり軍病院から姿を眩ませたイライオ衛生兵 劣化ウラン弾に被爆してステージ5の癌を発症、スキャンダル恐れる軍上層部により病院転々と回されてる最後の当事者スティーブン・アルタマイヤー軍曹の居場所掴むためガートナー記者を頼る主人公 漸く見付かったアルタマイヤーは昏睡状態となりながらも未だ生きていた大尉を置き去りにしナパーム弾投下を止めなかった自身の臆病さを詫び続ける 実は副操縦士も取り残された別のヘリ乗員も見捨て逃げようとし揉み合いの中で大尉(カレン)を誤射 瀕死の重傷負わせた罪悪感と極限下で顕になった自身の卑怯者振りに自己嫌悪に駆られていたモンフリーズ軍曹は自首を説得する主人公の目の前で車走らせ列車に体当たりし自決


ガートナー記者の伝手で遂に潜伏中のイライオ衛生兵と再会 罪悪感から依存する様になったコカイン中毒により見る影もなく痩せ細り身体も心も死に掛けているイライオが語る本当のカレン大尉の最後 副操縦士を先に搬送させ独り自動小銃撃ち続けるカレンを戦死したとヘリを離脱させたのはモンフリーズ軍曹だが臆病風に吹かれていたイライオもアルタマイヤーもその暴挙を止めることに躊躇し大尉ごと焼き殺した真相が明らかとなる もしかしたら裏切りに対する告発が書かれているかもと思いつつも罪悪感から中身の確認も捨てることも出来なかった彼女から両親や娘宛に書き残した遺書を託される主人公 漸く始まった主人公の査問会で明らかとなる誤射事件の詳細とその後主人公が敢えて危険犯し行った現場指揮 


故カレン大尉の遺族へ議会名誉勲章を授与よる政府主催の復員軍人の日 理由を話し敢えてイベントを早退した主人公が向かったのはボイヤー大尉の両親が暮らす家 今まで軍機と罪悪感により真相語れなかった事実を詫びる主人公に故親友の両親は感謝の言葉を語り掛ける 物語の最後は不幸な結婚の末にシングルマザーとなりながらもヘリ操縦士の夢を諦めず仲間の信頼を裏切らない様、自らの責務を全うすることを そして両親や娘を置いて独り逝くことを詫びるカレン・エマ・ヴォールデン大尉の遺書のモノローグ 彼女の墓に自身の名誉勲章を取外し捧げる主人公が向かったのは漸く戦場から戻って来た夫で父を待ち侘びる主人公の家族が暮らす家 本当はあの日あの場所で何があったのか 報告書を准将に渡しゲストで招いたガートナー記者にも閲覧する様頼み込む主人公 其れが例え目を背けたくなるような醜聞であろうとも全てを明らかにしないと彼女の様な立派な兵士が命を捧げた意味はない 物語はそんな感じで締め括られる



❖本作はあくまでもフィクションですが誤射による同士討ちや備蓄弾薬爆発による事故が多発したのは史実 専らやらかしたのは敵味方識別装置すら当時搭載してなかったA-10攻撃機 その辺りの話は此れから取り上げる予定な別の映画……具体的には"ジャーヘッド"で


❖生まれた時からガラケー有ったしSNS有った平成生まれなお客様は想像つかないかも知れないけど長距離での兵士達の生存報告や戦死した際の連絡遣り取りはラジオが1番安価な媒体でした クウェートには有線の電話回線有ったけど優先的に使えるのは軍上層部限定 あとはベトナム戦争同様に偏向報道やってるマスゴミ頼りだからえげつないデマが流布 映像閲覧出来る死の回廊とか油まみれの鳥の写真なんてその最たるモノかと


❖多国籍軍総数7000台vsイラク軍6000台の戦車戦は延々43日に渡るアパッチヘリやA-10神等の活躍により一方的なタコ殴り 唯一ぶつかり合った戦闘は1991年2月26日午後3時〜4時頃までアメリカ軍M-1戦車28台&M-3A2歩兵戦闘車37台にその他支援車両がイラク軍T-72戦車36台と歩兵戦闘車や支援車両の援護受けた兵員900名を相手にした"73イースティングの戦いのみ" アメリカ軍側が歩兵戦闘車1台損失し乗員1名戦死に負傷2名だったのに比べイラク軍は戦車30台以上にトラックや支援車両85台と兵員多数損失し残る戦力も捕虜となるワンサイドゲームに終わる 勿論夜間の戦闘は誤射多発するから行えなかった


❖元々アメリカ合衆国4軍は海兵隊の前線勤務や海軍の軍艦乗組員除き第二次世界大戦参戦の1942年から女性の志願入隊を受け入れてます とは言え戦闘参加が公式に認められたのは割と最近で2015年から 本当は当時問題になってた湾岸戦争時における女性兵士をターゲットにしたイラク軍及び味方の筈のアメリカ軍将兵によるパワハラやレイプ事案もネタにしようとした雰囲気有りましたねこの映画 まあドラマシリーズでその問題取り上げたライ・トゥ・ミーでそのうち取り上げますか でも現地民間人狙ったアメリカ兵によるレイプ殺人事件はゼロとはいかなかった なお実行犯は誰一人罰せられておりません 精々不名誉除隊程度まで

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