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ジャスティス 02年

2022年8/1〜8/2 タブレット端末にて執筆し脱稿 本当は主な登場人物だけでも20名近くになるし上映時間も軽く2時間オーバーだけどバッサリカット ミスリードや小ネタ等に付いてはDVDをお楽しみ下さいな 特典映像としてカットされた映像も多岐に渡ります 本来ならTVシリーズで制作すべきだったかも視聴率は悲惨な事になりそうだけどね


ちなみに此れ投稿してる今現在 ペロシ下院議長訪台で沖縄近海では台湾も沖縄も中国の領土だとイキるプーの阿呆と合衆国空母機動部隊が睨み合いの真っ最中 最悪戦闘も有り得るかな(汗) 戦闘機のスクランブル発進準備してるしな 気持ち悪い事に鳥やセミも一斉に鳴き止んでかれこれ1時間経過しました

【 上位者の責務(ノブレス・オブリージュ) 特に多くの部下に対しただ死んでこいと命令する権利持ち 国家並びに国民の生命財産を守り場合によっては勝つために率先して命を投げ出さなければならない軍の高級士官に課せられた責務は何処までも重いらしいのですが この映画&原作小説の最大の突っ込み所は フィクションの世界除いて殆どの場合、此れを厳守した事が無いアメリカ人が上から目線で語る事だと思います 日本もフィリピン戦線で部下に全員特攻命じて置きながら 自身はお仲間共々飛行機で台湾経由で日本へ逃げ帰った卑怯者居るから決して嘲笑えないけどね 】


★此れで大統領に成り損ねたのが同じく部下置き去りにフィリピンから逃げたマッカーサー元帥 露助含む特亜の軍隊が紀元前の蛮族呼ばわりされる理由で ウクライナ軍はゼレンスキー大統領筆頭に此れを厳守 先進国を名乗るその大半は鉄則守れた試し有りません


原題:HART'S WAR

トーマス・W・ハート中尉の戦争 邦題の意味は 裁定

アメリカ 劇場公開作品

同年 日本 劇場公開

原作:ジョン・カッツェンバック Hart's War 1999年

❖テーマが必ずしも万人受けしないから翻訳版は今の所出版予定無し


 令和4年8月1日 未明からお昼過ぎまで久しぶりの大雨 此処数日に渡り連日連夜ナンパと縄張り争いに精出してた♂猫が思いっ切り力尽き燃え尽きた状態で私のベット占拠してますが 其れはさて置き今月初めの作品はどれにしようか色々悩むことになりました で……悩んだ末に取り上げたのが良作とは決して言えずかと言ってポンコツ作品呼ばわりする程酷くも無い見事にウィリス空間(元ネタは漫画家 平野耕太先生© 詳しくはマンガ版とOVAアニメ化されたHELLSINGを参照下さいな)と化したこの映画 莫大な予算掛けて数千人が暮らす実物大の捕虜収容所建設し線路敷いて当時使われた本物の蒸気機関車走らせ 主演に後にキングスマンで大化けするコリン・ファレル 目玉キャラにブルース・ウィリスを起用したにも関わらず テーマが特殊過ぎて制作費の半分も回収出来なかった困った代物 史実ベースにあたかもこんなエピソードが実際に有ったかの様に描くのは色々駄目だろう(-_-)


他サイトの感想やら作品のあらすじ紹介読んでみても "あのオチは流石に無い 色々頑張ったけど大脱走の二番煎じ" と貶され 内容も有色人種に対する悍ましい差別 徴兵制の無い国だと到底理解出来ない良い兵士の義務とかハーグ陸戦協定 小見出しにも書いた上位者の責務なんて殆どの人達はまず知らないと思います 多分理解し共感出来るのはノモンハン事件から大日本帝国の無条件降伏をリアルタイムで体験してる世代だけじゃ無いかな 私は1回目の試聴は何がなんだかわけが分からず途中挫折 DVD特典の監督&脚本家と出演者のオーディオコメンタリーにメイキング動画におけるインタビュー映像見て漸く分かったかもとなった所 此れ纏め終えたらカッツェンバック原作の他に映画化された作品 "ショーン・コネリー主演の裁判サスペンス 理由" 或いは "カート・ラッセル主演の 殺人の季節" でも探して見ようかと


人は必ず間違いを起こす 其れは徴兵された圧倒的多数の人々より厳しい教育を受けた上位者も変わらない 自身のミスで多くの部下を死地に追い遣った元エリートは罪に対しどう裁定(ケジメ)をつけるのか……私は足りない頭をフル稼働させてこう解釈してみましたが正直書いとくとイマイチ確信に欠けるかな? 令和3年に開催されたものの 電通とパソナによる予算中抜きによりかなりお粗末な開会式と閉会式となった東京オリンピック&パラリンピックに纏わる利益誘導と使途不明金の行方 自身の手も大概真っ黒な大手マスゴミが電通元専務で今回の醜聞の元凶となった高橋治之理事⇒容疑者とAOKI等関連企業捜査の推移を淡々と報じてる情けない現状を思いっ切り皮肉りたくなりこんな物語をセレクトしてみました



【 塩漬け状態だったこの作品取り上げるもう1つの理由は、令和3年4月29日深夜、静岡県富士宮市で起きた居眠り運転による交通事故 そば屋に車突入させ2人を轢き殺し1人に大怪我負わせた挙げ句5台の車滅茶苦茶にした容疑で被告となったアメリカ海軍士官 マルコス・リッジ・ハネマン大尉は事故の原因を高山病による失神と偽証 勿論そんな言い訳が罷り通る筈も無かったけど同年10月後半に下された判決は随分軽い懲役3年 ところが加害者家族と合衆国超党派議員は判決不服とし日米地位協定持ち出し大尉の即時釈放要求中 そもそも保険入らず運転してる段階で日本人なら滅茶苦茶罪重くなるのに何故と思ったから 】


★交通マナーや倫理観云々以前に士官として責任取れないその生き様が滅茶苦茶醜いと感じた私が間違ってるのかね 士道不覚悟って言葉知らんのか毛唐(アメリカ人)


☆令和4年7月29日 FOXニュースの記者まで担ぎ出した釈放要求と控訴は棄却 ハネマン大尉は駆逐艦下ろされ刑務所へ収監決まりました


★令和5年12月15日 アメリカ害務省と民主党上院議員とやらの圧力でマルコス・リッヂ・ハネマン受刑者はアメリカ合衆国に引き渡し(怒) あっちのマスゴミは日本の刑務所は厳し過ぎると喚き散らしてますが2人殺してたった3年しかも収監中断で舐めてんのか? DQN発言繰り返すその親子共々、二度と日本に入国するな あと日本の外務省と法務は屑ですな


 1944年12月16日 第二次世界大戦の最中のベルギー・アルデンヌの森 X'masまでにはこの戦争は終わる 上院議員の息子だからと前線勤務の許可下りず、歩兵司令部の事務要員としてこの戦いを終える筈だったトーマス・W・ハート中尉は ジープ運転しサンビースの前線へ戻る大尉を乗せ移動中、悪名高いスコルツェニーの偽MPと遭遇 大尉は戦死しなおも逃走中に運転誤り立ち木に激突し昏倒 おめおめとドイツ軍の捕虜となる 東部戦線のノリで行われる兵士に対する虐殺行為と情報聞き出すために恒常化した拷問 元々良いトコ出で士官の心構えが未熟だった主人公は危うく凍傷になる寸前で屈服 所属部隊の燃料保管庫を教えてしまう 列車に乗せられドイツ郊外の捕虜収容所へ 罪悪感から自暴自棄となっていたトーマスを立ち直らせたのは単なる兵卒でしかないアブラムズ だが彼も味方戦闘機の誤射を止め仲間救おうと必死で動いた結果、敢え無く命を落とした。


数千名の捕虜は途中多くの凍死者や処刑者を出しながら12月31日未明に収容所に到着 見せしめで行われる3人のロシア軍捕虜の絞首刑により危うく心を折られかかるが 収容者の古株、ウィリアム・A・マクナマラ大佐率いる35人の士官達が 怯える捕虜を煽るナチ共を逆に嘲笑い 殺されたロシア兵に敬意示す栄誉礼を行った事でぎりぎり踏み留まる 弾薬工場が隣接し強制労働で酷使されるロシア軍捕虜が圧倒的多数を占めるムースブルク収容所は敗戦間近なドイツ軍士官及び兵士による捕虜の虐待や処刑が日常茶飯事 トーマス中尉は入所後早速管理委員会の呼び出し受けマクナマラ大佐と面談 他愛もない遣り取りや誘導尋問から信用するに値せずと見透かされ 士官御用達の宿舎から裏切り者の可能性が高い兵士が纏められ放りこまれている第27兵舎へ "炭鉱のカナリア役" として送り込まれる 


密告者の可能性極めて高いヴィク・EWベッドフォード軍曹の見せ掛けだけの善意にまんまと引っ掛かり 新しい靴と靴下を賄賂だと気付きもしない御人好しなら使い捨てても構わないか マクナマラ大佐とその取り巻きは新年の点呼整列観察し主人公を新年早々此処に連行された運のない2人の黒人パイロット=リンカーン・A・スコット少尉とラマー・T・アーチャー少尉共々、囮として使い潰す決断下す トーマス中尉に引率される形で第27兵舎に現れたスコットとアーチャー両少尉に敵意顕にする兵士達 軍曹(ベッドフォード)の策略で禁制品を盗んだ冤罪掛けられたアーチャー少尉は裁判無しでドイツ軍に処刑され主人公は怒り スコットは軍曹に憎悪の眼差しを向ける 翌日の夜何者かの手で首の骨を圧し折られたベッドフォードが見付かり容疑者としてスコット少尉が捕らえられた マクナマラ大佐と主人公の抗議と意見具申が認められ双方の関係者や見学希望者が立ち会う形での刑事裁判が始まる  


イェール大学法学部卒の主人公は少尉(スコット)の弁護士に 当初、少尉が犯人で有る事を微塵も疑っていなかったが 被告(スコット)被害者(ベッドフォード)を殺しては居なかった事実が早々に明らかとなる 実はアメリカ留学経験が有り主人公と同じイェール大法学部卒な元検察官=RG・シスク大佐から裁判はフェアにと渡されたアメリカ軍の法律書 此処に居る敵も味方も誰かの父親であり妻や子供との再会願う夫でもある皆が目を逸らす当り前の事実 東西から押し寄せる連合軍により滅びようとしているドイツ 敵同志で有りながらも偶には酒を酌み交わす程度には付き合い長いマクナマラ大佐とシスク大佐 調達屋ベッドフォードの正体はドイツ軍の内通者だと判明し主人公はシスク大佐を尋問するが軍曹を殺害したのはドイツ兵では無かった 被害者は背後から襲われ敢え無い最後を迎えている 顔の汚れの正体は新年のパーティーで使われていた靴墨……だとしたら黒人の容疑者がわざわざ顔を黒く塗るのか そもそも黒人嫌いの被害者が明らかに自分に殺意抱いてる少尉の前で無防備に背中向ける筈はない 犯人は同じ捕虜で白人だと絞り込んだもののシスク大佐から与えられた猶予期限は刻々と迫る


深夜外出禁止の兵舎から密かに抜け出す士官達 証拠探して同じ様に毎晩殺人現場を調べていた主人公は気付いてしまう ベッドフォードを裏切者として殺害したのはマクナマラ大佐達だった 臨時裁判所として使われる多目的ホールに密かに掘られた長いトンネル マクナマラ大佐達35名は裁判を囮に此処から脱走する積もりだ 尋問に屈し仲間を売った 祖国に戻っても恥知らずと罵られる将来しかないと覚悟している主人公はマクナマラと交渉 自身の弁護と裁判を囮に少尉(スコット)の脱走手引きを取り付けるが とある夜、マクナマラ大佐から茶番劇の真意と家族へ渡して欲しいと写真や遺書が同封された聖書を託されていた少尉(スコット)は自分だけ逃げる訳にはいかないと時間稼ぎに加担 そしてタイムリミットを迎えた最終弁論の最中起きる弾薬工場の大爆発 マクナマラ大佐以下35名の士官の目的は脱走ではなく命懸けの破壊工作


ドイツ軍士官に扮した軍服脱ぎ捨て正規のアメリカ軍士官姿に着替え収容所に独り戻るマクナマラ大佐 彼を筆頭に士官達は戦争が終わる前に拷問に屈し同僚や部下を死地へ追いやった贖罪を為す必要があった 此処に集められた捕虜全員を報復で処刑してもシスク大佐を待ち受けているのは軍法会議の末に銃殺刑 俺達の戦いは共に負けたんだ……全ての罪を背負う形で大佐により討たれるマクナマラ 彼の遺体は処刑後埋葬 事件から3ヶ月後、ベルリンは陥落しドイツ第三帝国は滅び収容所は連合軍により解放 主人公もスコット少尉も含めあの光景を目の当たりにした男達は祖国への帰途についた


廃墟と化した収容所の全景映しつつ語られる主人公の道徳的なモノローグ 画面はそのままエンドロールへと突入する



★スコルツェニーの偽MP:バルジの戦いにて悪名馳せた偽アメリカ兵 勿論ハーグ条約違反だから捕まればその場で銃殺刑 パラシュート降下で送り込まれた空挺部隊と共にアメリカ軍を大混乱に陥れたのは有名な話だけど多分平成生まれは知りません 1944年12/16〜1945年1/25まで続いた戦闘による損失は凄まじい数となるが…………実は沖縄戦におけるアメリカ陸海軍の損失より遥かに劣るとか 負け戦だったから客観的に取り上げ再現した映画はマーケット・ガーデン作戦同様殆ど有りません アメリカ軍だけでも2万人が捕虜となりドイツへ連行されています。


☆ストーリー説明が冗長になるからオミットしましたが 志願しなければそもそも前線に送られる筈も無かった2人の黒人パイロット 偶々生き残ったスコット少尉が裁判で語るドイツ軍捕虜のヌルいにも程が有る厚遇(どうせ海越えて逃げる事は不可能だから 外出やアメリカに住む親族との面会、果ては映画館行ったり街で買い物もOK)は呆れた事に史実です。 代表的なのは後年2人の大統領出したブッシュ家 戦後は元ヒトラーユーゲントのアメリカ移住の支援もやってます 彼等ドイツ野郎の待遇が変わったのはバルジの戦い以降から、流石に捕虜の処刑や民間人の虐殺死体 民主党が必死に隠蔽してましたがドイツ本国に入り目撃する事になる強制収容所の惨状目の当たりにして漸く世論が変わります その反動で捕虜の虐待や民間人の凍死に餓死が続出したから慌てて保守の共和党がフォローに回る事になりました JAP? 亡くなった婆ちゃんから死ぬほど聞かされましたけど割と近年まで人語話す猿扱いでしたとも


2022年8/5 暫定125話 わらの犬 71年 新規割り込み投稿

2022年8/7 暫定126話 ハーモニーベイの夜明け 99年 新規割り込み投稿

2022年8/10 暫定490話 ロスト・リバー 14年 新規割り込み投稿

2022年8/12 暫定77話 グレート・レース 65年 全面改稿致しました

2022年8/14 暫定177話 ナイス ガイズ 16年 新規割り込み投稿

2022年8/15 暫定685話 GATE : ZERO 自衛隊銀座にて、斯く戦えり 前編 21年 新規割り込み投稿

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