ウォール街 87年
2022年1/18〜1/19タブレット端末にて執筆&脱稿 同日投稿
やっぱり数字動かす株式取引は苦手です ストーリーだいぶ端折りました
【 GREED IS GOOD=強欲は正義だ インサイダー取引がれっきとした犯罪になった頃のアメリカ合衆国金融街を生きる株式仲買人を取り上げたストーリーですから随分昔の事になりますが 後年のサブプライムローンも含め全く同じ事やらかした挙げ句、金融破綻 負債何とかしようと世界中相手に押し込み強盗企んでる "恥知らずな自称超大国" を彷彿させるのでファミリードラマなだけじゃ無く 悪趣味なブラックコメディとしても楽しめる物語 マーティン・シーンとその息子チャーリー・シーンによる親子共演が目玉ですが 迷言製造機なマイケル・ダグラス演じる悪役相場師が美味しい所持って行きましたね。 】
★ただ当時は日本も土地バブルの真っ只中で ゲッコーみたいな相場師になりたいと自滅するアホが続出 捕まらなければ犯罪じゃ無いなんて理屈は欧米やアフリカ諸国に特亜………………あれ? 結構多いな(冷や汗) ファイト・クラブもそうだけど倫理道徳破壊しまくりな嫌な名作だと思います。
☆マイケルの父カーク・ダグラスとマーティン・シーンは 映画ファイナル・カウントダウン で共演してますね 2代続けてとは中々
原題:WALL STREET
元々家畜や先住民侵入対策に築かれた防護壁⇒後に商業地区
⇒金融街となった歴史有るとかで壁の街なんだそうです
アメリカ 劇場公開作品
1988年 日本 劇場公開
令和4年1月18日 BSのワールドニュース見てちょっと笑ったのが毎年恒例な旧正月=春節の中華民族大移動 オミクロン株を口実に海外からの外国人観光客やビジネス名目で入り込む有象無象を制限してる日本はともかく 裏金その他貰えるからと中国人大歓迎やってるシンガポールにマレーシアやインドネシアが感染者大量入国でエライことになってまして検疫が間に合わないとか 中国共産党の公式見解だと大陸にはオミクロン株もデルタ株感染者も居ない事になってますし 悪いけど商売する相手を間違えたと猛省しても手遅れかと そもそもシンガポールは元々住んでた先住民が英国が奴隷として連れて来た中国人苦力が持ち込んだ様々な伝染病で滅び華僑の国に 彼等が使ってた言語や文化が丸ごと綺麗サッパリ消えてしまった史実が有るから再び歴史は繰り返すのかもね
劇場公開&テレビ放映当時は、自分達では何も生み出せず他所様の金で濡れ手に粟な阿漕な商売やってる株屋そのものに全く興味が無く マイケル・ダグラス演じる相場師ゴードン・ゲッコーが格好良いとか テレビ画面の向こう側で自称経済学者を名乗るコメンテータとやらや 教室に転がってた古い男性向けファッション雑誌(確かブルータスだったかな?)の特集記事で "男ならこんな風にちょい悪オヤジを目指せ" とか今思い出しても妄言じみた発言で絶賛されてたから意地でも見るかよ(怒)とスルーしてたんですが 最近偶々BSでラストだけ見る機会が有り意外な主人公の決断にびっくりし映像に嵌まりまして そろそろ食わず嫌いを克服するのも一興かと で漸く "ホットショット2" で親子共演の形でこの映画宣伝してたギャグの意味が理解出来ました(苦笑)
折角だからと続編のみならず ブラッド・ピットやレオナルド・ディカプリオが株屋として出演した関連作も借りて来ましたので 一度 "怒りの葡萄" の初稿で取り上げようとして どうもしっくり来なかったから原稿から削除した "何故アメリカ合衆国は間違え続けた結果、大東亜戦争と言う形で日本を滅ぼしアジア全域で押し込み強盗やらかそうとして挫折したのか" あくまでも私の個人的見解ですが色々組み合わせてみようかと 上手く纏められなかったらゴメンナサイ
【 マンハッタン島 世界貿易センタービルをメインにしたオフィスビルの群れ 人口密度滅茶苦茶なディストピアの朝の出勤風景映しつつ流れるオープニング曲は 1954年アメリカ合衆国が未だ新たなる開拓地=月面着陸を目指してた頃に発表されたフランク・シナトラのスタンダード・ナンバー "私を月まで連れてって" 此れから始まるのは強欲に溺れ人道踏み外す愚か者達の物語 父親がウォール街の相場師だったオリバー・ストーン監督ならではの悪意に塗れてます(苦笑) そういや "新世紀エヴァンゲリオン" もこの歌使ったしシナトラ繋がりなら此処数年日本で真似する阿呆が多発してるホアキン・フェニックスの "JOKER" もそうですね 】
★私はリーマン時代 新入社員歓迎兼ねたカラオケでこの歌リクエストしてエライ目に……モニター画面に映されたのがブランコ乗ってスカート捲くれパンツ見えてる5歳ぐらいの幼女だったんだよ 即座にキャンセルしたけどもう滅茶苦茶
1985年ニューヨーク 中堅の証券会社 ジャクソン・スタイナム社に務める株式仲買人バド・フォックスの朝は過酷だ 堅苦しいスーツ姿で満員電車に揺られ街を歩く人々は常に早歩き 悪ふざけとしか思えないぐらい渋滞続く道で鳴り響く警笛に心の中で中指立てながら道渡り ぎゅうぎゅう詰めなエレベーターに駆け込み やっと辿り着くオフィスは撒き散らされたメモや書類ゴミで足の踏み場もない 朝9:30株式市場が開き取引終わる午後16:00時まではトイレ休憩も取れず 常に株価が表示される電光掲示板や今じゃ骨董品屋でもまず見掛けない初期のパソコンのモニター眺め 常に片手の電話持ち顧客の売り買い指示受けたり有望な株をお勧めする プライベートや癒やしなんかとは無縁な日々 恋愛も難しいからお世話になるのはその道のプロばかり
映画では敢えて説明しないが彼女達も其々夢を持ち成り上がるためニューヨークへ 奨学金の返済額が中々大変だからこの商売に手を出している 学費無料な公立高校のカーストが未来を決めるど田舎なら 元チアリーダーやアメフトのクォーターバックは元英雄として持て囃されるかも知れないが そんな奴は弱肉強食が当たり前なこの世界じゃ決して成り上がれない
口の回らない奴は端から相手にもされないから一昔前と違い仲買人の平均年齢は20〜30歳代 40歳過ぎてこの業界に居る奴は重役か負け犬だけ 下手なヤミ金融顔負けな奨学金制度までも利用し漸く1流大学を卒業 仲買人としての給与は20年以上航空整備士続けてる父の給与顔負けな月5万ドル だが住宅バブルな都心のアパートの家賃は基本1万4千ドルも掛かり 住民税も収入の中から月4割は国に支払うため天引き 顧客との交際費に常に新品要求されるスーツ代とそのクリーニング代もバカにならない 取引相手として信用出来ない顧客の尻ぬぐい押し付けられ損失補填させられたらもう最悪 結果あれ程低収入と内心馬鹿にしてた父カール・フォックスに泣き付き月500ドル程借金申し込まないと日常生活もままならない
「 金額こそ桁違いだが株式仲買人の仕事は顧客から貰うチップ頼りなヤクザな商売だ そんな何時解雇されても可笑しくない仕事はさっさと辞めて 低収入でも将来は堅実な医者か弁護士を目指したらどうだ? 」
成り上がり莫大な収入片手に30歳手前で引退 マイアミで連日ハーレム集めて大麻パーティー……なんて左団扇な人生送りたいからとこの仕事を選んだ主人公の憧れは アイルランド系アメリカ人らしく堅実に生きてきた父親とは真逆な人生歩んで来た投資信託会社の経営者ゴードン・ゲッコー 推定40代の古狼でユダヤ系 学閥のコネがまかり通るこの世界で普通の大学卒業し金融街へ 強欲は正義だ! 金は眠らないぞ‼ 等々独自のモットーで成り上がってきた業界の英雄 ゲッコーの誕生日にお気に入りのハバナの葉巻手土産に自分を売り込み 偶々父親から聞いた職場ブルースター航空に降り掛かったトラブルのネタに飛び付いたゲッコーは仲買人として主人公を指名 其れはある意味インサイダー取引と言えるモノだったが確定した利益は莫大 ゲッコーのお気に入りとなったバドの快進撃が始まる
人心掌握術に長けたゲッコーに半ば弟子入り 色々不味い手段を選ばない遣り口に当初は躊躇するバドだったが成功収めれば滅茶苦茶甘やかされ パーティー会場で一目惚れしたコールガール=ダリアン・テイラーを紹介される事でまんまと骨抜き 敵対してる相場師尾行したり 大学卒業以来没交渉だった弁護士の友人訪ね情報収集 フルハム石油やブラント資源の株式取引で莫大な利益上げるバドとゲッコーはまるで親子の様な関係に
気が付いたら経営不振気味な父親の会社の買収工作に駆り出され清掃員として潜入し内部情報持ち出したりと色々やらかし 息子の暴挙に激怒する父親と大喧嘩 ブルースター航空の敵対的買収はまんまと成功しバドは航空会社社長に就任 放漫経営が問題となっていた父親が務める職場を原点回帰で立ち直らせる筈だったが師匠であるゲッコーの本当の目的は会社清算による莫大な利益の巻き上げ 会社解散の危機に追い込まれ 幼い頃から顔馴染みの従業員達がリストラされたり 組合長として会社の存続頑張ってきた父親が心臓発作で倒れ緊急入院 漸く自分が仕出かした事がまともに働く人々を食い物にして利ざやを稼ぐ商売なんだと気付いてしまったバドは師匠裏切り 長年ゲッコーと敵対して来たイギリス人相場師ラリー・ワイルドマンと手を組んだ
主人公が流すインサイダー情報を活用し再び始まった敵対的買収 まんまと罠に嵌ったゲッコーが経営する投資信託会社は想定外の損失に追い込まれ経営破綻 何とかブルースター航空を守り抜いたものの内部情報を株屋に流した容疑で証券取引所が動き主人公は逮捕 裏切りに激昂するゲッコーは不肖の弟子を殴り倒しボコボコにするが司法取引により集音マイク取り付けられ囮役を演じきったバドに今更後悔する理由は何処にもない 漸く退院した父親が運転する車に乗り出頭する主人公と 今度こそ破滅し司直に捕らえられるゲッコー インサイダー取引で稼いだ利ざやは迷惑掛けた経営者達に返却 刑期短縮して貰ったとは言え此れから待ち受ける刑務所生活の事考えると顔色が冴えない主人公を慰める秘書と父親
「 安易な形で手に入れた金より実の有る人生だ。 償い終えたら他人の資金で利ざや稼がず自分で利益を生み出せは良い 」
駐車場へ車回してくる父親や秘書と一旦別れ 独り裁判所へ向かう主人公は怯えながらも前を向く 彼等の姿を遠くから撮影し物語はエンドクレジットへ 敢えて色々ストーリー端折ったけどこんな感じかな
2022年1/21 暫定85話 名探偵登場 76年 新規割り込み投稿致しました。
2022年1/23 暫定86話 名探偵再登場 78年 新規割り込み投稿致しました。




