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ヘヴィーオブジェクト/アニメ1期① 15年

2017年5/3〜2021年11/5タブレット端末にて執筆し深夜脱稿 即日投稿

【 平均20万トンの重量で時速500kmで動き回り 核兵器直撃させても撃破する事すら敵わない阿呆みたいに分厚い装甲持つ直径50mの球体+アルファな巨体に据付けられているのは大小100門を超える火砲に無数のセンサーと照準システム こんなモノ壊すならM78星雲辺りから身長40mの銀色宇宙人(ウルトラマン) (但し必ずしも倒せるとは限らない アウトレンジからスペシウム光線撃っても機動力潰さなければ避けられる可能性が高いし……。) でも呼ばないと不可能なんだけど 毎回止むに止まれぬ理由で生身でジャイアント・キリングに挑む命知らずなお調子者の馬鹿2人の冒険譚 かれこれ5年振りに再視聴したけどやっぱり面白かった 本来こんな作品は欧米の御得意だった筈なんだけどね 】


★After all, war did not cease. But there was a change. “Object”, the super-gigantic weapon-this changed everteng of war. サブタイトルが長いです “オブジェクト投入以降戦争の基準が変わった様だけど実は”ってとこですかね。


日本 ライトノベル原作 テレビアニメ作品

英題:HEAVY OBJECT

直訳すると 超重量物 或いは 撃破困難な存在

第1期 全24話

原作:鎌池和馬(かまちかずま) イラスト:凪良(なぎりょう)

アスキー・メディアワークス⇒2018年よりKADOKAWA電撃文庫

2009年〜2021年10月 シリーズ外伝含め全20巻で一応完結

コミカライズに関しては犬江しんすけ、さいとう一栄等


 令和3年11月4日 某動画サイトで原作小説一段落したよと聞いたタイミングで漸くDVDレンタルやってる店舗見掛け再視聴 前振り書き終えたら今度はゆっくりストーリー再構成するため再々視聴致します。 実は2017年5月頃に取り上げる積りだったけどPV右肩下がりだったし当時の私じゃ他所様にこの作品勧めても思いっ切り空回りしそうだったから躊躇している内にズルズルと……ついでにDVDレンタルしてる店がドラッグストアに変わりお手上げ状態。 其れにガラケーではやれる事とやれない事も多かった 数ページ分をダイジェストで読んで澱みや単語の使い回しによる違和感とか確認したいなら文庫本読む感覚で楽しめるタブレット端末かパソコンがベストかな 流石にスマホは本当にメールと電話しか使ってません 


元々 "とある魔術の禁書目録" ファンでしたから原作小説は4巻にあたる "電子数学の財宝" までは読みました。 ちょっと本編で違和感が強く受け入れられない描写が有ったからドン引きし 以降の話は読む気になれず其れまで持ってたシリーズも全てBOOKOFF送り アニメ化&当時頼りにしてたレンタル店にDVD並ぶまで完全に存在忘れていましたよ よってお試しで借りた1〜4話で再び嵌ったニワカです 原作は専門用語だらけだから主人公達 クウェンサー=バーボタージュとヘイヴァ=ウィンチェル の色々お馬鹿な遣り取り 胸糞悪い合理主義を叩き潰す予想外の一撃メインで 流石に巨大兵器がぶつかり合う際の恐怖感は映像と音が無けりゃ理解出来ないかも 無印/採用戦争/巨人達の影+原作者書き下ろしエピソード入れたアニメ版がベストかと 


フローレンティアさんのエロさ可愛さは 伊藤静さんの声と映像無けりゃ楽しめませんぜお客さん(^_^)



■第1話:ガリバーを縛る雑兵たち アラスカ極寒環境雪上戦Ⅰ


★目玉はクェンサーが語る 少子化により国家崩壊し情報同盟に組み込まれても自治権確保を貫いた "島国" が生み出した超兵器 オブジェクト 第1世代1号機 "()" の活躍シーン。 21世紀末に実戦投入され空母機動部隊どころか核兵器の直撃喰らっても残った砲台使い14ヶ国連合艦隊の戦闘機や空母にミサイル原潜返り討ちにする光景 原作では精々数行程度の説明なんだけど映像化すると滅茶苦茶怖いし理不尽さが際立ちます。


 国連や超大国が崩壊し、従来の価値観や(ことわり)が何もかも一変しても戦争は終わらなかった。 世界は主に正統王国/情報同盟/資本企業/信心組織と呼ばれる4つの国家連合に再統合されつつあるが 其れはモザイク状に入り組んだ飛び地の領土と国境線を生み出し天然資源や領土獲得を巡る小競り合いが日常化 物語の語り部となるのは第1世代オブジェクト=ベイビーマグナムの支援にあたる 正統王国第37機動整備大隊に所属する2人のお調子者 血統優先な王国で平民だけど手っ取り早くオブジェクト設計士(大金持ち)になるため戦地留学生として整備士見習いやってる クウェンサー=バーボタージュと 貴族としての箔を付け婚約者と添い遂げるため志願入隊 確かレーダー分析官の筈だけど割と何でも出来る器用貧乏 ヘイヴィア=ウィンチェル上等兵  


同じく色々訳有りで主人公達同様、未成年で有りながら貴族で志願入隊組な大隊司令 フローレイティア=カピストラーノ少佐の命令で零下11度の屋外にて滑走路の雪掻き(多分罰則かな?)してるシーンから始まるが 最前線なのにも関わらず不味いレーション (フローレイティアさん曰く食べれる消しゴム) の代わりにヘイヴィアは体長5m程のヘラジカ(正式にはアメリカ・アカシカ)捕まえようと銃持ち出し 民間人扱いだから爆薬しか持てないクウェンサーは池に穴掘り釣りに挑戦 第1話からシャワーシーンで視聴者サービスやってたお姫様こと ミリンダ=ブランティーニ中尉との他愛もないけど割とヘビーな技術談義 


1発日本円換算で数万円のスマートバレット使った鹿狩りバレて 和風味全開なフローレンティアの事務室で正座で譴責処分+アルファで20kmランニング受ける馬鹿コンビ 緊急脱出装置の整備トチリ、うっかりお姫様に拘束プレイ強いたクウェンサーが整備主任に殴られ 口の中切れた痛みと戦いながらほぼ半年振りの肉を堪能………ちなみに日本の鹿ととても同種には見えない桁違いのサイズから北米やカナダでヘラジカ(エルク)と呼ばれる其れはコレステロールの塊 お姫様(ミリンダ)が警告してましたが野菜も一緒に食べないと早死にの元です 日本の鹿だけは何故か低コレステロールでヘルシーなのは食べてる物がそもそも違うらしい そんな感じで始まる微笑ましい展開が一変したのは吹雪に襲われた翌朝未明 敵のオブジェクトに撃破されるベイビーマグナム 射出座席で飛び出したものの状態が判らないお姫様 愕然と立ち尽くすクウェンサーとヘイヴィアの表情映し物語は次回へ続く



■第2話:ガリバーを縛る雑兵たち アラスカ極寒環境雪上戦Ⅱ


★ちょっと気になるのが "何処ぞのダンジョンで出逢いがどうこうなアニメ" とかなり曲調似てるBGM 製作スタッフ結構被ってるもんなぁ(汗)


 お姫様(ミリンダ)が操るオブジェクト=ベイビーマグナムは旧式機(スタンダード)の第1世代 どんな環境下でも移動ユニットの交換すら行えば動かせる汎用性の高い機体でも有るが 特定環境における戦闘に特化した第2世代のオブジェクトには太刀打ち出来ない可能性が高い 先日釣りに勤しむクウェンサーにお姫様が話した懸念は的中してしまう 国境線を接する信心組織が投入して来た第2世代ウォーターストラーダ(アメンボ)は四脚を使い山であれ崖であれ まるで水面走り回るアメンボの様に自由自在に動ける雪上戦闘の機動力に特化したオブジェクト 予想外の箇所への攻撃により自爆装置が誤作動起こしたベイビーマグナムは健闘むなしく撃破され 戦闘は正統王国側の降伏⇒領土明け渡しで終わる筈だった


だが敵信心組織の指揮官は白旗や降伏信号を無視する形で 第37機動整備大隊の殲滅作戦を遂行 前線基地は移動整備車両諸共プラズマ砲により滅多撃ちにされ味方兵士は次々と戦死に追い込まれる大惨事に 辛うじて脱出に成功したお姫様がわざとエマージェンシー信号流し囮を引き受けた事で生存者は撤退行動に移る 例えエリートで軍人だろうがたかが14歳の少女を生贄に差し出し逃げるのか ブチ切れモードのクウェンサーは反対するフローレンティアやヘイヴィアを説得 独り戦場に取り残されたお姫様を支援するため 少しでも味方の脱出の時間稼ぎを図るため震えながら渦中へ飛び込んだ 平然と綺麗な戦争のルールを踏み躙った敵は必ず逃走中の正統王国軍兵士を皆殺しにして証拠を隠滅する可能性が高い お姫様捕虜にレイプや拷問処刑の算段つけてる屑そのものな敵兵士4名相手に狙撃 3人撃ち最後の1人はお姫様が斃したが仕留め損ねた敵がグレネード撃って来た 吹き飛ばされる寸前のクェンサーの首根っこ掴み退避させたのは後から追い付いて来たヘイヴィア


何故私を助けに来たの(怒) 内心平和ボケした味方兵士を羨み憎んでさえいたお姫様の激昂シーンと そんな彼女を泣き笑いさせるクェンサーとヘイヴィアの遅滞戦闘参加理由 エリート捕獲失敗に気付いたアメンボ野郎が追って来る 奴等はお姫様捕獲に執着してるから見境なしに撃っては来ない 洞窟使った囮作戦で少しは時間稼いたがこっちが駄目なら撤退中の正統王国軍に刃を向けるだろう 相変わらずハイテンションなクェンサーが考えているのは 人を散々ブチのめしてくれたアメンボ野郎にどう一矢報いるか? このままでは例え降伏しても殺されるし本国へ逃げ戻っても社会的に殺される 考えるしか無い どうやっても倒せないオブジェクトをどうにか出来る方法を



■第3話:ガリバーを縛る雑兵たち アラスカ極寒環境雪上戦Ⅲ


★Blu-rayとセル用DVDは3話編成ですがレンタル用は2話編成 ちなみに原作1巻は次回以降のジブラルタル海峡とオーストラリアのドタバタ アニメ版ではきっちりオチまで描かれた本国でのラスボス戦まで続けてます だからアニメよりダイジェスト編成だし読後の疲れが結構キツイ 他の作家さんならアラスカ編だけで終わらせるのに詰め込み過ぎです。


 雪上環境では無敵と思われたウォーター・ストラーダの弱点は何処に有る そもそも何故、37機動整備大隊の殲滅を一旦中断し整備補給に戻ったのか だいたい脱出したお姫様の捕獲は支援部隊の兵士達だけで充分だった筈 整備士見習いのクェンサーが出した結論はアメンボ野郎は案外脚が弱い可能性 幾らリニア方式だろうか本体だけでも20万トン超える重量支え時速300kmで動かすにはあの脚はあまりにも華奢過ぎた。 お姫様に後方掩護を頼み建設途中で放棄された見張所から前線基地を監視 集結する信心組織軍とオブジェクト整備施設を発見したクェンサーとヘイヴィアは建物へ潜入 大量に積み上げられた脚の交換部品を前に整備用端末にアクセス あの忌々しいアメンボ野郎の弱点を探ろうとするが 戻って来た敵オブジェクトを引き付けようとしたお姫様は再び捕虜に


小細工を施し未だ絶望的な撤退作戦を指揮しているであろう上官(フローレンティア)にとある方法で一方的な救援要請を送ったタイミングで信心組織の捕虜になる 既に勝った積りの敵指揮官は狂信者そのものだった 自軍のオブジェクトを神の兵器プロメテウスと名付け崇拝対処にしてる阿呆は主人公達を火炙りにお姫様を魔女呼ばわりした挙げ句アレの生け贄にする積りらしい 流石に聞くに耐えないから容赦無く煽るクェンサー 人が作ったモノは必ず人の手で壊される センサー抜いて脚一本破壊したら勝手にシステム暴走させた末に敵オブジェクトの自爆装置が稼働 信心組織の前線基地はオブジェクトごと吹き飛ばされ大ダメージ 尚も抵抗続ける狂信者達の心圧し折るためあちらこちらにバラ撒いてたC4を起爆 人を悪魔呼ばわりし満身創痍な状態でクェンサーに拳銃向ける指揮官の頭をヘッドショットしたのは全軍率い駆け付けたフローレンティアの狙撃銃 オブジェクト以外は携行火器だけ正統王国軍の兵士や戦闘機に戦車で追い立てられた敵の残存兵力は降伏


かくして物語は大団円 オブジェクトを生身で倒した英雄として本国で表彰されるクェンサーとヘイヴィアを喜ばせたのは 和装ドレスで悩殺モードなフローレンティアの艶姿と清楚なドレスで現れたお姫様(ミリンダ) 心暖まる遣り取り終えて式典会場へ そんな主人公達に渡されたのはメダルだけじゃ無かった(苦笑) 次の赴任先はジブラルタル海峡のど真ん中 もしかしてアレは二階級特進の前払いなのかと愚痴る2人は呟く ようこそ糞ったれな戦場へ



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