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うる星やつら2 ビューティフルドリーマー 84年

2014年3/30投稿 2018年12/29改稿開始〜

2020年11/6 何故か高橋留美子要素抜いた実写映画版の劇場公開開始

何かもう色々酷い(苦笑)

【 それは例えるならとある人気漫画家がファンだと名乗る同人作家が創作した二次創作により背負わされた悪質ないやがらせと書いても良いのかも 文句無く傑作なんだけど嫌味な男が勝手に拵えた最終回を超える原作作ってと期待された日にゃたまったもんじゃありません(笑) ウィキペディア読んで何故原作者=高橋留美子がビューティフル・ドリーマーを嫌ってるのか分からないお客様 つまりそういう事なんです 勝手に最終回のハードル上げた後、なら私が描き上げた結末をどう料理するの? という対決拒否して逃げ出したとなると尚更ね 産みの親はヤリ逃げなんて出来ないので 】


日本アニメ劇場公開作品.

同年ビデオ発売.

96年レーザーディスク化.

DVDは2002年発売.

実はBlu-ray化は2015年.


★同時上映は大森一樹監督.吉川晃司主演の“すかんぴんウォーク”何故かサングラス外すシーンで映画館内は大爆笑の渦だったそうですが(情報提供者…当時彼女連れてコレ見に行った友人より…)理由は知りません。



 チャリチャンミ…もとい押井守ってオッサンは本当に困った悪い癖が有りまして後年"甲殻機動隊"や"パトレイバー"でも同じ問題引き起こすのですが、作品作らせると必ず悪ノリしてその物語を最終回にしてしまうんです。 でそれの後を引き継いだ次作の監督や製作スタッフに余計なプレッシャー与えてしまう傾向が有りコレを超えるとなると物語の世界観を土台からぶっ壊し根本的に作り直すより他に無い…なまじ前作で押井臭を残したまま続編作っちゃうと“前作程では無かった”という厳しい評価を貰う結末が待ってます。 映画の興行収入が落ちる訳では無いんです、寧ろ最高利益上げたのに信者の口コミで評価がガタ落ちするんです。


なまじ才能が有るのみならず上から目線で悪戯に他人を扱き下ろし回る歪みきった独裁者だからこそ、集団作業が必須で2019年現在の原則4年前製作スタート前提なソレとは比べものにならない悲惨なスケジュールを遣り繰りする年中修羅場な製作スタッフや上層部と馬が合わず大喧嘩やらかしほぼ10年近く 表向きは独立開業名目で 業界から干された訳ですが辛うじて今も重鎮扱いされるのはその才能を惜しんだ周囲の大人達 (但しどいつもこいつも押井より遥かに年下(笑)) による地味な努力により作品を出し続けてる……まあ昭和の漫画業界で例えるなら梶原一騎で有りクラッシック音楽業界ならカラヤンみたいなモンだと考えれば良いのかな。 そんなおっさんと純粋に描くのが生き甲斐みたいな漫画家=高橋留美子が仲良く出来る筈は無いんです(苦笑)


この作品が大ヒットして以降、原作もテレビアニメも迷走と紆余曲折が始まります。 とは言えこいつはあくまでも当時家にダッシュで戻りアニメを鑑賞し、当時叔母と絶賛交際中だった伯父が月1単位でジャンプと一緒に持ち込んでたサンデーを貪り読んでた私が抱いた印象でしか有りませんがね。 原作の方では時折マトモなラブコメ要素が有った諸星あたるとラム、しのぶの三角関係が付かず離れずなドライな関係に変わり変なゲストが大暴れしたりサブキャラ達の恋愛や友情メインに方向転換。 特に激変したのはしのぶかな 竜之介と百合っぽい友情築いた挙げ句、因幡君って異次元の時間管理者と良い関係になってましたし 逆にアニメはオリジナル要素が強くなり原作では半ば忘れ去られてた“メガネ”“角刈り”“チビ”がヒロインに萌まくる そんな傾向が強まりました。 だからこそ物語をどう纏めるのか終わりが見えて来ない困った事態に追い込まれた訳です。


……あれから早○○年、私が4以降の劇場版“うる星やつら”を見れないでいる理由はどう考えてもこの作品による呪縛なのでは? そう思う様になりました。原作遵守の完結編はともかく豆腐屋の恋愛模様や悪ふざけ全開で作った記念作品ぐらいはそろそろ見てみようかなと思います。






【登場人物】

◆諸星あたる◆

今回観たシリーズ中で唯1作り手側の悪意を感じませんでした。ちゃんと主人公やってます。


「お兄ちゃんはね、好きな女[ひと]を好きでいる為にその女[ひと]から自由でいたいのさ。

…わかんねだろうな。お嬢ちゃんも女だしなー(苦笑)」

※ツンツン・ツンデレ野郎です(笑)


◆ラム◆

原作では1話限定のゲストキャラ予定だったのに「しのぶ」から主人公もヒロインの座も実力で奪い取ったとんでもない女性です。


「うちダーリンの事が好きだっちゃ。

ダーリンとお母様やお父様やテンちゃんや終太郎やメガネさんたちとずーとずーと楽しく暮らしてゆきたいっちゃ。」


※なにこのカワイイ生き物(笑)


シリーズ中ダントツで電撃攻撃が映えます。というかスゲーです(笑)

彼女が夢邪気に魅入られたのが全ての始まりになります。


◆三宅しのぶ◆

原作初代ヒロイン(笑)いつのまにか力持ちキャラになりました。

男運は無いです。間違い無く。

※仏滅高校総番

(総番と書いて「ばけもん」と読みます久しぶりに映像見て軽く腹筋死にかけました)

といい面堂や純情キツネといい…


給湯室でのラムとの会話シーン


「それはね、つまり、ある人がある人を気にして残ってるんで。私としては、そのある人が気になるから残ってるわけよ。ただそのある人が気にしてるある人はその事に全然気づいてないわけ。これって解る?」


『全然わからないっちゃ』

※サクラ先生が代弁してますが同感です(笑)こいつら見てると飽きねーわ。


夢邪気に幻覚見せられるシーン(風鈴)でスダレの向こう側にいる人が「ある人」ですよね(苦笑)


◆サクラ先生◆

保健室の主。

物語前半の主人公。

バイクアクションが今回見所です。


「友引高校という竜宮城でドタバタ続けて月日が経つのも夢の内…お主カメでも助けたか?」


◆温泉マーク◆

友引高校教師。

問題児共のおもり役

初めに事件に気が付いた人。


「私ら学園祭の前日という日を何日も繰り返しておるんじゃないでしょうか?」


物語の恐怖を1気に盛り上げてくれました


◆白い帽子の女の子◆

物語のキーパーソン

あまり詳しく書けないので台詞だけ。


「責任とってね。」


※夢邪気と「がしんたれ」については全略(笑)


※後はまあいつものノリのいつものメンバーです(笑)

面堂がアホキャラやってんのは珍しいけど男の話してもツマランし(笑)


【みんなにパチら……カバーされたテーマ】


 終わらない祭りの準備。繰り返す日常。夢のまた夢……。


影響受けた作品はたくさん有ります。


笹本祐一の「ハレーション・ゴースト」

※いずれ取り上げたい物語です。→更に影響受けた片山愁のコミックも有りました。


菊池秀行の「夢なりしD」「無限舞踏会」。


谷川流の「ハルヒ」のエピソードもそうですよね。


海外では映画「インセプション」も間違いなく影響受けてます。他にも沢山有り過ぎて数え切れないです。


【真面目に考えるとハゲますよ(笑)】


 Wikipediaでも2ちゃんねる等のポータルサイトでもクソ真面目な討論やってる奇特な人が多い作品ですが、楽しければいいと思うのは間違いですかね?


「胡蝶の夢」も「浦島とカメ」の話も第三者の観察がなければ確認なんて取れません。


夢か現実かなんて自分だけで判断しようがありませんから、面白い物語が創りだされます。


ま、そんな程度の話です。


【余話】

◇給湯室のシーンでサクラ先生の彼氏

「ツバメ」の話が出て思わず笑いが……いたね影薄い奴が。


◇竜之介(女性です)知らん腐女子が見たら誤解されますな。


◇しのぶの夢のシーン(夢邪気に閉じ込められた後のアレ)

面堂タコ殴りしてるんですがいいんでしょうか(笑)



書いても書いても切り無いです。

完結編そう言えば未だ観た事無いので原作についてはまたいずれ書きます。


安永航一郎と小学館の2大変態製造機として活躍してましたし(笑)


リアルタイムで読んでましたから。

結構思い入れがあります。




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― 新着の感想 ―
[良い点] 興味がありましたのでココに飛びました(笑) 正直に言いますと「どこが名作なのか」未だにYOUTUBEで見ても分からない作品です。 これは後に述べますが「順序が逆転」しているせいでしょう…
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