うる星やつら3 リメンバー・マイ・ラブ 85年
2014年3/29投稿 2018年12/25タブレット端末にて改稿開始〜2020年4/28深夜作業終了 本来はかなり支離滅裂な展開ですが無理矢理辻褄合わせました。 当時のアニメ映画は=マンガ映画 意味不明でも多少ストーリーが滅茶苦茶だろうがテレビは見るし映画館へも足を運ぶ……そんな時代の作品です。
【 それは宇宙を越え異星人と地球人の差異を乗り越え築かれた筈の繋がりに疑念を抱いた重度のマザコンにしてロリコン少年=ルウ君が引き起こしたドタバタ劇 敢えてネタバレ承知で書いちゃうと彼の肉親はこんな大きな子供が居るのに世代交代を繰り返しながらもラブコメ人生繰り返してた訳で 諸星あたるとラムの遺伝子ってラブコメ体質すらも遺伝するのかと当時ビデオ見て愕然としました。 この辺りから劇場アニメはその大半がテレビ放映が無くなります 今見返すと万人には受け入れられない捻くれた内容だったからかも知れません。 】
★御年10歳をマザコンはともかくロリコン呼ばわりは酷いと思うけど当時推定2〜3歳ぐらいのラムに惚れたと聞くと……ねぇ シャアか?
日本アニメ劇場公開作品.
同年ベータビデオ〜1991年にVHSビデオ発売.
2001年DVD発売.
マニア様の評価は厳しいけど
劇場だけでも単独収入11億円です。
劇場公開は舛田利雄監督.中森明菜様と近藤真彦のゲテモノ作品 “愛・旅立ち” のオマケ。 アイドル映画なのに基本コンセプトが “死後の世界は怖くない:by丹波哲郎〜ヒロインが悪霊化した挙げ句 ラストが東京が大震災で壊滅” だった事から映画館は阿鼻叫喚の地獄絵図と化したそうな でもこっちも売れました 10億円 (汗) 良かったぁ見に行かなくて 私当時レンタル店でメジャーだった、ベータビデオで見たんだよ。 “ションベンライダー”同様もしかしたら動画サイトで…と試しに検索してみたらまるで “リング” の呪いのビデオそのまんまなデータ検出し慌てて見るの止めました (笑) どうもジャニーズ絡むと色々危ないらしい。
多分この文章のリニュアル終了は年越し以降⇒随分先延ばしになりましたので旧版投稿時の話から 1985年にビデオでこの作品を見た私はいずれ大人になり彼女が出来たらこんなややこしい気分味わうんだろうなとそう無邪気にも思っていました(鏡見ろ?勿論反省してますとも。) そして2014年当時の私は恋愛関係で色々酷い目にあってましたし会社もリストラに近い形で辞めた直後でしたから彼等の面倒臭いラブコメを素直に楽しめなかった。
何はともあれ今回全面的に仕切り直しです 否定ばかり悪口だけでは読む方も書く方も色々疲れますので御理解下さいませ。 なんと言っても今作の目玉は年上&家庭教師のお姉さんで島本須美さん演じる “ラーラ” だったと思います。 ロリコンにしてマザコン拗らせた困った美少年 “ルウ君” のお母さんみたいな振る舞いは強烈でした 後年 “めぞん一刻” で音無響子獲得したのもむべなるかな。 以降の作品でアレに該当するのはアニメ版艦これに出て来た “PANPAKAPA〜N♬の愛宕さん” ぐらいのモノでは無いかと思うのです。
劇場版うる星やつらの、歴代主題歌&エンディング曲の中で私はステファニーの "Born To Be Free" と "Remember My Love" が一番好きでした。 後年これが聴きたいが為に主題歌集のCD購入 当時テレビアニメ版もステファニーだったし結構それ也の対価払ってサントラレコードも購入 流石にレコードは残ってなくてカセットテープ⇒MDに落とし込んだソレを所持してます。
【 ところで何故に今回のメイン舞台が友引メルヘンランド ようするに遊園地のオープンイベントだったのか説明すると、当時劇場公開の数週間後につくば科学万博が控えてたからで確かこの辺りから地方自治体の活性化狙ってテーマパークの建設ラッシュが始まります。 なお携帯の原型ショルダーフォンとか個人用のビデオカメラもこの頃から普及スタート 今じゃかなりニッチな使い捨てカメラに軽くて安価な使い捨てカイロが普及したのもこの辺りかな? 】
☆当時ビデオで見た時も人として最底辺な生き物だった主人公 あれから約数十年……最早人間扱いすら不可能な異世界生物に成り果てました(笑) 感情移入した日にゃ "柱の男化し" 別の宇宙へ飛ばされかねませんので独自解釈で進めます。 公式の粗筋は余所を検索下さい。
★本当に久し振りにこのアニメ見たけど友引町メルヘンランドって微妙にテレビアニメ版 "天城ブリリアントパーク" に似ています。 背景美術担当してたメンバーの1部は後年京都アニメに移った筈だけど……まさかねぇ(汗)
其れはこの物語のヒロイン=ラムの誕生に纏わる17年前のちょっとした手違いから始まり 彼女の遠い子孫である少年と肉親よりも身近な家庭教師の女性により無かった事にされたエピソード。
そもそもの原因は身体の調子崩しかなり僻みっぽくなっていた後のランの呪いの師匠 "樫の木森のオババ" がしょーもない勘違いから恋愛妨害の呪いを代行サービスが作った水晶玉に封じ込めた事に始まる 勘違いに気付いたオババは慌てて呪いのキャンセルを依頼したが運送会社のミスで水晶玉は行方不明……それから長い年月 (具体的には300年後) が流れ去り当事者達が全てこの世界から去った2267年 何がどうしてこうなったかは不明だが ちょっとした空間跳躍や時間移動が可能となった遺物と化した水晶玉はとある少年 "ルウ" に拾われる事になった
先祖代々ラブコメ体質でショタ趣味の危ないお姉さん達に貞操その他色々狙われるルウは時間空間跳躍のみならず自由に姿を変えられる能力で存分に宇宙を飛び回り有りとあらゆるモノを手に入れ我儘し放題のピーターパンに そしてとある星で若干2〜3歳程の母親に良く似た美幼女に1目惚れ 『私の母になってくれるかもしれない女だ』ご先祖同様、ものの見事に面倒臭いストーカー人生を邁進する事になるのだった……多分三倍の速さで飛ばないし地球にアクシズも落としません。
1985年1月 年を跨ぐ形で漸く完成に漕ぎ着けたテーマパーク 友引町メルヘンランド。 プレ・オープンイベントに集まった多くの招待客を出迎えるのは様々なキャラクター衣装を纏う従業員の筈だったが紛れ混んでいたのはこの世界の存在だけでは無かったらしい……異変は既に始まっている 例によって "諸星あたる" と "ラム" の関係に横槍入れようと乗り込んだ "メガネ.パーマ.角刈り.チビ" が遭遇したのは6歳の頃の自分達 "三宅しのぶ" と共に流れるプールに浮かぶ海賊船のデッキから望遠鏡でラムの姿を探していた "面倒秀太郎" が再会したのは寿命で死んだ筈のタコ=梅千代……まあそれはどうでも良いのだが 例によって父親ともぐりの弁当販売に勤しむ "藤波竜之介" は女の子らしく着飾ったもう1人の自分に出会い混乱状態。
友引町を変貌させかねない異変に気付いていたのは錯乱坊とサクラ先生のみ 彼女達の目に映るのは誰も乗ってなど居ないのに動き続けるアトラクション 建設途中で放り出され 廃墟の様な雰囲気を漂わせている誰も居ない広場から聞こえる子供達の笑い声と空へ舞い上がる無数の風船 結界と化した其処へどうしても入る事が出来ないでいる。 全てはヒロイン=ラムが不幸な境遇に有ると水晶に思考誘導されたルウの仕業 能力を使い関係者を洗脳する形でパークを支配下に置いた彼の狙いは 全ての元凶とも言える 諸星あたるへのお仕置き……とは言えそれよりも優先するのは1年前から溜め息や憂鬱な表情が増えた彼女を拐い笑顔を取り戻させる事 そもそも10歳の子供もとい "マザコンとロリコン拗らせた世間知らずな箱入り少年" に恋愛の機微など分かるはずも無くルウの暴走を止める者は誰も居なかった
とある事情からルウに恩義を感じ悪戯の手伝いをする様になったタヌキのO島に誘われまんまと罠に嵌った諸星あたるは魔法でピンクのカバに変えられ 同世代の魔法使いに変装したルウに翻弄されたラムは罠に嵌り異空間に設けられたルウ達の隠れ家代わりの帆船へ軟禁されてしまう。 そもそも日頃の行いが悪過ぎた主人公に同情する人間は肉親やラムの両親も含め皆無 行方不明となったヒロインは自ら姿を晦ました事になり味方になってくれたのはラムの親友である弁天にお雪そしてランちゃんだけ どうも不可解な事象やあたるをカバに変えたその能力は呪いのエネルギーだったらしい という訳で原因となった樫の木森のオババを問い詰めたり呪物製造請負会社へ何時もの如く殴り込みをかけてみたもののラムの行方に繋がる手掛かりは存在せず やがてテンや彼女達も呪いの影響受けて記憶を失った事に気付かないまま地球を離れてしまう。
ループしていた時間が動き出し 今まで当たり前だった何もかもが消えてゆく
しのぶの怪力にタコと会話出来た筈の面倒の能力も消え 友引町じゃ日常茶飯事だった様々な怪異も全て姿を晦ました 程なくカバから人間に戻った主人公は昔の様にガールハントに勤しむ様になるが 誰一人ラムが居なくなった事に疑問を抱くどころか記憶を消され……主人公達は高校3年生に進級 最早狂ってるとしか書きようが無い無意味な声掛け (今なら痴漢扱いでポリス沙汰(苦笑)) を続けていた主人公が変わり始めた世界に疑問を抱いた事で物語は漸く動き始める……なんか色々違うぞとDVD見たお客さんから総ツッコミ受けそうだけど ごめんね私音楽と映像は別だけどこのエピソード色んな意味で嫌いなんだ ギャグも当時から尽く滑ってるし……
突然諸星家に現れたのは 今回の騒ぎを起こした黒幕=ルウ専属の家庭教師兼母親代わりの美女 "ラーラ" あからさまに年齢不詳な彼女は常に評価スタンプ持ち歩いてるらしく 主人公評価し早速 マイナス10点のスタンプ額に押す等の小ネタ披露しつつも 事態解決に動き出す。 ルウや0島に邪魔されながらも結界からの脱出図る等抵抗を諦めないラム 雑念と煩悩塗れで中々目指した空間へ辿り着けないあたるに振り回されるラーラ 多少ゴタゴタは有ったものの何とか再会を果たした2人に尚も立ち塞がろうとするルウ 実は彼主人公とヒロインの遠い子孫なんだと言う事実が判明しルウの洗脳は解けたのだが コントロール相手を失った呪いの水晶は暴走を開始 違う世界で違う生命体に生まれ変わっても切れない主人公達の縁に耐えられず水晶はひび割れ……まあ当時見ててげんなりしたアレは悪趣味な脚本家がやらかしたんだと言う事でスルーしときます。 とにかく事態収拾を図るためルウとラーラは時間軸を巻き戻し何もかも無かった事に
そして友引町を含む優しい世界は再び1985年の1月へと戻り何時ものドタバタが始まった。 明日は町の郊外にプレ・オープンした "友引メルヘンランド" へ遊びに行こう とまあこんな感じで物語は強引に締められます。




