アメリカン・ドリーマー 理想の代償 14年
2021年8/29〜8/30タブレット端末にて執筆し午後脱稿 同日夕方18時投稿
炎天下急ぎ書きまとめたから見落としやアラも有ると思いますがこんな物語
スター・ウォーズのⅦ〜Ⅸで脳筋エースパイロット ポー・ダメロン演じたオスカー・アイザック主演作品 見た目40代後半に見えるのは仕様だと思います。
2021年9/4追記:次の原稿まだ書いてる途中なので此処で感謝を 累計PV40万突破致しました あからさまにメジャーとは程遠いジャンルですが 読んで頂いてると分かると励みになります。 ありがとうございます。
【 理想を貫き通す人生は本人にとっては満足で幸せなのかも知れないが 本人の自己満足の代わりに悪役や嫌われ役を引き受けさせられた友人や周りの家族は鬱屈が貯まるし ポリコレで自分の人生台無しにされた部下にしてみれば溜まったものじゃない 妥協するタイミング間違えても誠実さや優しさを弱さだと勘違いしてるケダモノ達に体良く利用されるだけ とかく実力主義や効率主義が幅を利かす1神教或いはイデオロギー社会は金持ちも貧乏人もストレスが溜まります 何事も程々に その判断を後悔しない人生なんてこの世界には何処にも存在してません。 】
★見てて連想したのがただ家族や従業員を幸せに成功者にしたかっただけなのに 疫病神に纏わり付かれて何もかも失ったテレビシリーズ版ファーゴ1期に登場する地元スーパー経営者のエピソード 誠実さも信心深さも彼の国が抱える長年積み重なった歪みが齎す悪意に対し何一つ役に立たないのが現実ですが 救いがない(泣)
原題:A MORST VIOLENT YEAR
最も暴力的な年=1981年 合衆国ニューヨークを表した単語
アメリカ劇場公開作品 2014年4ヶ所限定上映
好評だったから2015年より全米公開
2015年 日本劇場公開
令和3年8月末 秋が近づくに連れますます暑さが激しくなる昨今 西日差し込む時間長くなったし風が吹かないから此処数日は文字通り32度越えの猛暑に苦しめられ頭が中々回らない (夜も精々28度までしか下がりません……暑い) 相変わらず巷ではパラリンピックネタが報道賑わしてますが 沖縄は此処3日間程、中華人民共和国の無人偵察/攻撃機が母艦代わりの哨戒機共々 威力偵察目的で宮古島領空ギリギリをウロウロしてまして自衛隊は毎日スクランブル発進 武漢コロナより反基地闘争と中共詣でが最優先な売国県知事やオール沖縄と立憲民主党が騒ぐから追い払う事しか出来ないけど 何撒いてるか判らないなら撃墜するべきだと思います。 何せあっちはドローンとは名ばかりミサイルや爆弾搭載可能な無人機だし目的は訓練中のイギリス空母艦隊か嘉手納基地かな ちなみに地元新聞2誌は元より信用性皆無 記事も書かない権利行使中
邦題タイトルや小見出しでも軽く突っついた通り 今作のテーマは理想主義を貫き通す或いは中途半端に妥協した愚か者や経営者が血迷った結果巻き起こる弱者の切り捨て 表向き無い事になってる人種差別や陰湿な嫌がらせ 1920年代からずっと利己主義に邁進し社会的責任放棄して久しい金融機関の無能さ加減が原因で続く資産隠蔽体質 (言い直すとアメリカの金持ちは何故使い切れないお金を貯めるのかと言う疑問の答え 保険会社や銀行の信頼性が皆無だからです 車やバイク同様阿呆な規制無けりゃ……つまりTPPに巻き込んでたら日本の銀行が利益切り取り放題だったのにね) ポリコレ優先な歪んだ銃規制により令和3年現在も続いてるNYの治安悪化 あの国で何故未だマフィアが生き残っていられるのかなんて描写も入ってまして 中々興味深い物語でした…………但し鬱描写でハッピーエンドには程遠い結末だから 現在進行系で同じ病状進みつつ有るものの 今現在はそんな歪みとは無縁な日本じゃ見向きもされないかな DVD版には吹替版すら入ってないし 割とエゲツない描写有るからテレビどころかBS放送も難しいかも
今回はあくまでもこんな作品有りますよと選んだテーマですので重いとかキツいと感じたらブラウザバックお願いします 映像は綺麗だし雰囲気有るし せめてファーゴみたいにブラックユーモア入ってたら良かったんだけどね この監督明らかに今作の主人公=アベル・モラレスを嫌って突き放してます。
私も綺麗事だけで世の中渡れると勘違いしてる こんな男は大嫌いです(苦笑)
【 主人公達に体良く使い捨てられたこの物語のもう1人の主人公=ジュリアンを追い詰めたのは 合衆国内でもかなり厳格なニューヨークの銃規制 携帯許可証さえ有れば他の様々なアレコレがかなり緩いテキサス州やフロリダ州に比べ銃の携帯は原則違法 例え相手が銃持った凶悪犯でも撃ち返したり威嚇発砲しただけで強盗よりも重い罪となる阿呆なルールが罷り通ってるからこんな結末迎えた訳ですが 最近じゃ此れに加えて窃盗や粗暴犯罪により逮捕された収監者が余りにも多過ぎて刑務所の運営費嵩むので 少額の万引き程度なら見逃したり軽い罰金刑で見逃した結果が路上で誰かが殴られ死んだとしても見てるだけなあの体たらく ニューヨークの治安と住民のモラルは1981年当時よりも明らかに悪化し続けてます。 】
★平以上の警察官や会社経営者が自宅置いてる近隣州が逆に銃規制緩くしてケダモノの流出や入り込むの抑えてるのは最早ギャグ マンハッタンじゃバイクや自転車も乗り入れ駄目だから渋滞や排気ガスもインド並みに酷いのはどうしたものか 今回の選挙も期待出来ないだろうし
☆銃の個人所有者が多い所は事件少ないけど事故や自殺も銃原因だから 統計いじれば酷い事に 映画サンキュー・スモーキングでもそんな描写有りましたっけ
1981年アメリカ合衆国ニューヨーク 冬の季節 夜明け前に自宅を出て早朝ランニングに励んでいるのは30代半ばでスタンダード石油の社長まで上り詰めた主人公 アベル・モラレス チリ1つ落ちてない閑静なアッパーイースト街の高級住宅地から倒壊寸前の廃墟が建ち並ぶブルックリンを通り抜け壁の落書きが特徴的な黒人街からイースト川を目指すルート 例え早朝でもアベルが路上強盗やチンピラに絡まれないのは 彼の周りをこっそり警護してる男達が居るからだが画面の隅に捉えられる事も無くまた人の善意を妄信してる彼自身も気付いてない 夫の日課に合わせるかの様に身嗜みを整え何処かと連絡取ってる妻アンナ 配達業務を始めるスタンダード石油のタンクローリーが出発する光景 登場人物が持ち歩くラジオから流れるとても文明圏からは程遠い凶悪犯罪のニュース
8時35分 マンハッタンへ向かうフリーウェイの料金所を抜けたジュリアンのタンクローリーが二人組みの強盗に襲われた 散々打ち据えられ顎を砕かれて無様に転がる若いヒスパニックに手を差し伸べるドライバーは誰も居ない 渋滞が始まる前に職場へ みんな朝はとても急ぐのだ。
景気回復を図る目的と自国の資源保護、イスラエルに対する反発とイラン革命が切っ掛けとなり東側へなびこうと動く産油国に対する西側勢力引き留めを狙い始まった原油調達 合衆国政府の戦略転換により今後ガソリンの価格は以前よりも高止まりで安定するから儲けは右肩上がり。 ヒスパニック移民のアベルが全資産を注ぎ込んで相談役のアンドリュー・ウォルシュと動いていたのはイースト川沿いに建ち並ぶ石油貯蔵施設の買収 ちなみに地権者で取引相手のユダヤ人司祭 ジョセフ・メンデルスゾーンの表向きの職業は衣料品売買業だけど勿論修羅場慣れした暗部です。 銀行振込やローン支払いでは無く現金一括購入希望なのは 金融機関の業務介入警戒してるだけでなく 税務署や検察局の監査を免れるためでも有る
手付金を払い終えた直後に入って来たタンクローリー車強奪の情報 襲撃は今年に入り右肩上がりで増え続け 運転手は大怪我を負い次々と辞めてゆき盗まれた運搬車は大概数刻後見付かるもののタンクの中身は抜き取られている 肝心要の警察は凶悪犯罪が多過ぎて対応は後手後手に回りまともな現場検証すら行われない 其れは主人公がヒスパニックの成上り者で政治的なコネが無いのみならず 彼の妻がアイルランド系マフィアの末娘で有る事実も後押ししていた 検察局を取り纏めるローレンス検事長に至っては 襲撃事件をヤラセと睨み脱税や背任を疑っており 娘の誕生パーティをわざわざ妨害する形で家宅捜索を敢行
同業他社は結束して影に日向にスタンダード石油の営業を妨害 アンナとアンドリューは襲撃事件をライバル企業の妨害行為だと断言 被害受けている従業員等と共に暴力には暴力をと主人公に懇願し 多くの派遣ドライバーを取り纏める "全米トラック運輸組合"(ちなみに此方も準暴力団組織だけど物語ではスルー) は銃携帯許可証をニューヨーク市へ申請すべきだ……でなければ派遣運転手を引き上げると警告するが法を守る事に頑なに拘る主人公 自宅襲撃目的で現れたチンピラの銃を娘が拾い危うく事故になりかけたり 取引銀行への融資申込み帰りに巻き込まれた鹿との衝突事故で発覚した妻アンナの拳銃不法所持 口論の末取り上げたものの始末する方法が見付からず そもそも自分や従業員だけでなくその家族も狙われている可能性に思い至り中々銃を手放せない
そんな最中に不祥事が起きた 現場復帰を果たしたジュリアンが再び料金所で強奪犯に襲われ不法所持していた拳銃を発砲 結局双方共に無傷で切り抜けたが目撃者に通報されジュリアンは追われる身に 同じ祖国から妻と共に自分を頼りやって来た弟分を説得し自首させようとアベルは動くが 会社と他の従業員を守りたいアンドリューは主人公に内緒でジュリアンを解雇 例え出所しても収入の宛は何処にも無いし頼るべき親族も居ないジュリアンは結局警察官の前から逃亡し行方を眩ませた。 報道を聞き付け取引銀行は融資を撤回 このままでは貯蔵施設買収は失敗し全財産を賭け勝負に挑んだ会社経営も傾いてしまう 偶々懇親会で知り合った闇金融業者と接触 高額な利子と引き換えに50万ドルを融資して貰ったが未だ足りない 唯一の肉親となった弟に会い連帯保証人になって貰ったりと悪あがきを続ける 失意の中再び目の前で行われたタンクローリー強奪 カーチェイスの末トラックは転倒事故をおこし潰れた相棒見捨てて逃げるチンピラを拳銃片手に追い詰める主人公
地下鉄で取り押さえ誰に雇われたと銃の引金引こうとし すんでの所で思い留まる 食い詰め者達が持ち込んだ石油を安値で買い叩いていたのは友人だと思っていた床屋の常連で同業他社ファーロ・カウェイ石油会社を経営するアーノルド・クライン アーノルドを脅し付け翌朝迄に2万5千ドルを支払わなければ警察沙汰にするぞと脅迫 残り60万ドルを何処から調達するのか? 義兄で収監中の義父に代わりアイルランドマフィアを取り仕切るピーター・フォレンテに相談したら意外な資金源を紹介してくれた 慌てて自宅へ戻り今夜も遅くまで経理事務を続ける妻と対峙 皮肉にもローレンス検事長の疑念は的を得ていた 世間知らずな主人公と違い幼い頃からこの国で修羅場を潜って生き延びて来たアンナは税務署に探られない形で緊急資金をプールしていた。
こんな汚い裏金を使って良いのか? 葛藤する主人公を思い留まらせたのは何も知らずベッドで眠る二人の娘 全てを知っていて黙っていた相談役と共に最終取引 多少金額で揉めはしたもののタンクの中身込みで石油貯蔵施設を手に入れた主人公達 タンク郡の向こうに広がるのはイースト川に繋がる大型タンカーも積み降ろし作業可能な船着き場と川向うに見えるマンハッタン島の美しい全景 此処数週間は本当に大変だったけどまるで世界を手に入れた様な気分だとはしゃぐアンナとアンドリュー だが其処で主人公等を待ち伏せていたのは逃亡生活に疲れ果て自暴自棄となったジュリアン
「アンタのせいで俺は何もかも失った。」
情緒不安定となったジュリアンは銃を3人に向け引き金を引こうとするが なおも此処からやり直そうと弟分を説得する主人公の姿にすんでの所で思い留まり………残された家族を頼むと言い残し自らの頭を撃ち抜く 跳弾した弾がタンクに当たり風穴があいた血液の様に噴き出す黒い石油を慌ててハンカチで塞ぐ主人公は怯える妻と相談役に警察を呼んでくれと懇願 脳漿撒き散らし転がる弟分に見向きもしない3人 警察の現場検証と死体回収が終わった頃、ローレンス検事長が現場へ到着 此れから何十年も裁判争う覚悟は出来ているが家族や会社を守るためそんな瑣末事に関わっている時間が惜しい アベルは検事長に個人的な司法取引を申し出 正義の執行よりも自身の政界進出を望むローレンスはその手を握る
人は皆野心を持つ 最も正しい道が最短距離とは限らない。
8/30追記:本編とは無関係だから此処で書き逃げしときますが……モデルナ製ワクチン接種後死亡した30男性2人の調査⇒マスゴミが即座に副作用で死亡したと鬼の首を取った様に騒いでますね 金属アレルギー持ちの女性格闘家ネタも絡め 調査にはある程度時間が必要となります とは言え検査終わる迄接種止めようなんてやってたら千葉真一さんみたいに感染し亡くなったり野々村真さんみたいに生死の境彷徨う羽目に陥る訳ですので………悪い事は言いませんマスゴミだけは信じない方が無駄死にしなくて済みますよとだけ書いときます。
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