表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1081/1232

FARGO/ファーゴ② 14年

2121年5/10〜同日 タブレット端末にて執筆し脱稿 5/11深夜投稿

【 身体や精神に何らかのハンディキャップを背負ってる人は 必ずしも品行方正で同情するに値する人物でなければならないのか? 令和3年4月に社民党の常任理事で車椅子活動家の伊是名とか言うクソババアが自身の立場利用してディズニーランドに子供料金で入園したり JR職員を奴隷呼ばわりし階段を担がせわざと他の乗客に大迷惑掛けた実例知ってると人それぞれだと断言出来ます。 昔からそういう人達が働く自立支援施設とそこそこ縁が有りましたが 良い奴も悪い奴も狡い奴も玉石混合 どこも何も変わりません。 】


★と言う訳で今回の小見出しは2話から登場する 聾唖な殺し屋レンチとその通訳兼殺し屋ナンバーズの話から



 そういやこのドラマ、不意打ちの悪ふざけ要素満載なブラックコメディだったねと我に返らせてくれた殺し屋レンチとナンバーズ その昔ラジオで聞いたのですが 故 永六輔の爺様が自身のトークショーに聴覚障害者に対応するため手話通訳雇ったら 勝手に話盛ったりどうせ手話知らない健常者はコッチ見ないからと彼等にしか分からないシモネタ話始めたり 雇い主に対する悪口ぶちまけたりとエライ事になり手話通訳を解雇するため本当に大変な目にあったそう 以降、日本赤軍よりも真っ赤に歪んだリベラルの権化みたいな彼のトークショーは聴覚障害者は出入り禁止となりました 世の中には健常者を食い物にするたちの悪い身障者も居るのよ 考えてみれば当たり前の話だけどね。


彼等が初登場する第2話のあのシーン ナンバーズは必ずしも正確な通訳やってる訳じゃ有りません 分かる人には放送事故レベルの爆笑ものな下品な発言やらかしているらしいのですが手話は国や言語毎に全く違いますので ある程度なら知ってる私でも微妙に意味が分からないのが凶悪でした 勿論字幕も入ってませんので何を言ってるのかは想像に任せます あの手の動き……どう考えても図書館が無いじゃねーだろ‼ そういや少し前までボケ担当がナニを言ってるのか聞こえないのが売りなダブル爺様コントやってたお笑い芸人(それはエアロスミスやがな)居ましたっけ



■第2話:おんどり王子 THE ROOSTER PRINCE


★例え見た目や行動が変わっていようが本質は何も変わらない 自分は本当は1匹の雄鶏なんだと奇胎な行為を重ねる王子にアドバイスした賢者の話 実はユダヤ人を揶揄したネタなのだが日本人には理解出来ないかも


 サム・ヘスを殺した男に報復を ファーゴの組織(マフィア)から送り込まれた処刑人は聾唖のレンチに通訳のナンバーズ ヘス家の人間よりは常識有りそうな運送会社(ヘス・サンズ)の共同経営者マックス・ゴールドと彼等の遣り取りはかなり面倒くさい手間暇が掛かった 容疑者(ローン・マルヴォ)の特徴をメモした2人は聞き込みを開始 何故写真や監視カメラ せめて似顔絵等のヒントが無いのか突っ込んだら負けです 科学捜査メインな東海岸や西海岸の連中と違って中西部の人間は物事をあまり深くは考えません 寒いから


殉職したヴァーンに変わりべミジー署の新署長に就任したのは 初老(ポンコツ)警官ビル・オズワルド 強盗に襲われ(パール)が殺されたのに犯人(マルヴォ)の顔や特徴覚えてないレスターが何となく気に入らないから執拗に付き纏っていた主人公(モリー・ソルヴァーソン)は捜査班から外され 凍死者(パンツ男)の事案を任される事になった。 ドタバタが一段落し漸く妻を殺した後悔に苛まれるレスターを悩ませるのは右手に入ったままの散弾の痛み 医者がウッカリ摘出するの忘れて退院させられたから薬局に鎮痛薬買いに訪れるが カウンターから顔が見えないレスターは店員に中々気付いて貰えない (ヴァーン)を無くしたショックから頓珍漢な殉職やらかした警官の小噺始め出すアイダ 不意打ちのギャグはあまりにも多いから省略させて下さいな


事件当日 不審者(マルヴォ)を見逃す形になったダルース署の警官ガス・グリムリーは(グレタ)に諭される形で事件の単独捜査に動き出し 2日間の休暇をべミジーで漫喫した処刑人ローン・マルヴォは郵便局で新たな身分証と次の依頼を受け取った そうか今度の俺の職業は神父なのか 今度の依頼人はミネソタのスーパーマーケット王 スタヴロス・マイロス 今時珍しい切り貼りの脅迫状を送り付けた犯人を探し処分して欲しい 有力な容疑者は現在離婚調停中の妻ヘレナだと言う 偶々脅迫状にべったり付いていた日焼けクリームから容疑者はヘレナの専属スポーツトレーナー 言動がまんまおネエなドン・チャムだと判明したものの………この仕事、どうも厄介事の匂いがする。 突然大金持ちになったスタヴロス 本来荒事担当して来たセメンコ警備部長の妨害をスルーしたマルヴォは色々考えていた 


レンチとナンバーズはストリップ嬢と店のオーナーの証言を参考に 度々サムとトラブル起こしてた酒乱の常連客をボコり運送会社へ連行するが人違いだった しようがないから泣き叫び命乞いして来る阿呆の手足縛り 湖の氷にドリルで穴掘って其処へ捨てた ヴァイオレンスな場面とはあまりに場違いな能天気な古いヒット曲をバックに行われる処刑シーンが今回のオチとなる


☆なおガス君が警官だと知ってて脱衣してる隣の変態さんのアレについては本編見て判断を……流石にストーリーに組み込め無いです。


★新しい偽名はピーターソン神父ですがタイトル同様中身は変わりませんのでマルヴォと書いときます。



■第3話:泥の道 A MUDDY ROAD


★仏教の説話 老僧と若い雲水が旅の途中で泥濘んだ道に難儀している若い女性と遭遇 彼女を背負い乾いた場所まで運んだ老僧を雲水が教義に反するとからかうが見事にやり込められるエピソード 敢えて言い直すとやる事やってさっぱりしてるスケベより何もしないで妄想拗らせたムッツリスケベの方が気持ち悪い(笑)


 2006年1月18日の夕刻、パンツ男ことフィル・マーコミック会計士が拉致された原因は借金の踏み倒しだったらしい マルヴォに拉致され車から脱出 雑木林に逃げ込み気が抜けたら凍死していた 1月19日の午後、偶々その日モリー副署長が通り掛かり事故車を発見していなかったら彼の発見は更に遅れていたかも知れない オフィス街を訪れ故人の評判や監視カメラに残された記録映像を提供して貰い久し振りに友人とお茶を楽しむ 婚期を焦り物凄いまでの阿呆の子と化したかっての学友にドン引きする主人公 


割とファザコンなモリーには未だ浮いた話は一つも無かった。


殴られたら殴り返せ 自らのルールに従いマルヴォは反撃を開始 そもそも依頼主は嘘を付いていたから仕方がない 脅迫状を作ったドン・チャム(スポーツインストラクター)に接触 素直に質問に答えたチャムを気に入り助手に採用 脅迫金額を100万ドルに上乗せし 処刑代踏み倒す積もりだった信心深いスタヴロス・(スーパー・)マイロス(マーケット王)を脅しにかかる 今の俺は聖職者だ マルヴォが選んだ嫌がらせの方法はモーゼの出エジプト記に基づいた10の災厄だった マイロスを追い詰めるため麻薬を盛る 組織から送り込まれた薬剤師はマルヴォから見てもかなりファンキーな男 対ゾンビ用装備 (ショットガンにナタとヨードチンキのセット) を買わないかとセールスされたが丁重に断わった


職務復帰したレスターの新しい顧客は、マフィアから損切りされたジーナ・ヘス 元ストリッパーな彼女は相変わらず阿呆晒す馬鹿息子達(ミッキーとモー)と縁を切り 保険料受け取り家を売却処分して暖かい場所で新生活をといきなりレスターを押し倒す ダルース署のガス・グリムリー巡査は新たに見付かった証拠をどうするか迷った上に娘グレタを連れにべミジー署へ 直談判したものの現在の署長は かつてモリーの父ルー・ソルヴァーソン巡査とハンク・ラーソン保安官の脚を引っぱった役立たず(ベン・シュミット) マフィア絡みの事件には関わりたくないと警部補(シュミット)はグリムリー巡査に丸投げ


独断専行がバレて受付業務やらされてる副署長(モリー・ソルヴァーソン)子持ちヤモメな警官(ガス・グリムリー)はこうして合流 かすがいとなったのは父親よりしっかりしてる12歳の娘(グレタ・グリムリー) 何時もの如くルーのダイナーで始まった推理と情報交換 昼間危うくレンチとナンバーズに拉致されそうになったレスターは(チャズ)の家を訪ねスタンガンを盗み 弟おだてて銃の使い方を教えて貰う 胃薬に混ぜられた麻薬で半ば精神不安定気味なマイロス 深夜シャワーを浴びるメタボに降りかかったのはタンク数個分の豚の血だった。



■第4話:知らぬ存ぜぬ EATING THE BLAME


★仏教の説話 山菜汁を作っていたら材料に蛇が混ざっていた このままでは汁は食べてはいけない生臭料理になってしまう 調理を担当していた修行僧は蛇を人参だと誤魔化し責任取って其れを食べた 説話と言うよりヴィーガンの悪ふざけですよね此れ? 本来仏教で禁じられたのは四足持つ獣肉 但し其れは特定の宗派だけ


 一文無しとなり妻と子供を連れボロボロの車で債権者から逃げ回る スタヴロス・マイロスの人生が転機を迎えたのは1987年のミシガン州 真冬の国道でガス欠となり通りすがりの大型トラックに救援要請するも弾き飛ばされた 俺達は此処で死ぬのか……失意の中神へ祈るマイロスが見付けたのは変な目印と雪の中に隠された92万ドル 其れは小悪党カール・(詳しくは)ショウォルター(映画版を)が埋めたジーン・ランディガードの身代金 資金を元手に始めたスーパー・マーケットは時流に乗り大成功 だがマイロスは今人生最大のピンチを迎えようとしている。


早朝呼び出し点検して貰ったが血のシャワーの原因は判明しない 怯えるマイロスに余計な茶々入れた水道屋(チャム)は予定通り屋敷を追い出された 勿論水道屋に化けたのはマルヴォが仕掛けた証拠品を持ち帰るため グリムリー巡査は白血病で長期休暇に入った生活安全課の警官に代わり愛犬惨殺されたマイロス邸に向かう途中マルヴォを目撃 のらりくらりと追求躱す処刑人を逮捕しダルース署へ連行 急ぎべミジー署へ連絡するが上司への報告を怠っていた主人公(モリー)に激怒したオズワルド署長は彼女に留守番を命じ部下達と共にダルースへ急行 ところがマフィア関連の厄介事を嫌がるベン・シュミット署長の暗躍と 偽造したIDと演技力でお人好しなオズワルド署長の追求を上手くスルー 証拠不充分でマルヴォは釈放される事になった 偽の身分と名前を使いピーターソン神父として署を立ち去る男にローン・マルヴォの名前出して動揺させる事に成功したものの グリムリーは不可解な謎掛けを投げ付けられる。


べミジーに大型のブリザードが近付いている 中西部州の警察官達は捜査後回しで災害対策に大わらわ レスターに掛かって来たナンバーズからの殺害予告電話 こんな寒い所で何時迄もチンタラやってられるか レンチとナンバーズはルーのダイナーで朝食かきこみ色々知ってそうなちっちゃい奴(レスター)を拉致 今すぐ湖に沈むか何もかも話せ 咄嗟に隠し持っていたスタンガンでナンバーズを昏倒させ道路へ逃げるホビット(レスター)と其れを追い掛ける2人組 偶々駐車違反取り締まるパトカーと警官に遭遇 説明してたら2人共殺される 慌てて警官に暴力振るい公務執行妨害で取り押さえて貰った 此れで一晩は時間が稼げる その場凌ぎで難を逃れても何も事態は解決しないのに 同じ頃スーパー・マーケットにぶち撒けられた無数のコオロギ そんな昆虫見た事も無い地元の買い物客は大パニック 此れは天罰なんだと心折れるマイロスと立ち尽くすセメンコ警備部長 マイロスは身代金の支払いに合意 脅迫者からのメッセージを待つ


拉致作戦は大失敗 バーで痛飲するレンチとナンバーズ グデングデンに酔っ払った2人は喧嘩をやらかしべミジー署の留置所へ だが彼等はツいていた 雑居房に転がっていたのは拉致する筈だったレスター・ナイガード 此処ならどこにも逃げ出せないし聞きたい事は山程有る。




ちょっと笑えなかったのが2021年5/6 神戸市北区でこのドラマみたいに事故で畑に落っこちた車からコンビニ店長の遺体見付かった件 運転手は救助者と顔馴染みだったから即座に逮捕 もう1人の容疑者を追跡中らしいのですが全容判明するの時間掛かりそうですね なお容疑者の氏名はまだ公表されてません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ