15ミニッツ・ウォー 19年
2024年6/17〜6/18 タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割込み投稿 何か虫の知らせが耳元で囁いたから借りて来たけど来月7/26からフランスはパリで33回目の夏季オリンピックだったねぇ 嫌な雰囲気が外れる事を願いつつ
【 1976年フランス領ジブチにおけるスクールバス・ジャック事件 其れは創設されたばかりのGIGN=フランス国家憲兵隊治安介入部隊が初の海外派遣で漸く達成した人質救出任務 但し全てが上手く行った訳でもなく時のポンピドゥー政権の迷走により要らぬ犠牲者出した苦い結末迎えたためにずっと情報未公開のまま ある程度はリアルに再現狙ってるけど何処までが史実で何処からが演出なのかは……興味抱いたなら検索を 】
★史実ベースですが報復テロ対策のため登場人物の名前変えたり 事件の推移を色々脚色したり……なんせフランスやベルギーのみならず欧州全域にテロ予備軍が沢山居るし
原題:L ' INTERVENTION
介入
フランス/ベルギー合作 劇場公開作品
同年 日本劇場公開
2024年6月17日 先日深夜に開票された沖縄県議会選挙は玉城デニーを支持するオール沖縄……ぶっちゃけ共産党や社大党が惨敗 但しアカと政権与党による愚民化計画が其れなりに功を奏し、投票率は50%を切ったとか 特に20代の投票数が下手すると選挙無効化出来るレベルで少なかったらしい 正直書いときますが私は今、滅茶苦茶ムカついてます(笑) 例えが下品過ぎるけど確かにカレー味の○○○か○○○味のカレーかレベルの罰ゲームの様相呈した候補者ばかりだったけどさ 何処ぞの増税クソメガネと一緒で何も決めない判断しない輩なんて生きているだけ無駄だから軒並み■ねよとすら思うんだ まぁ私は既に此処で家畜人生歩むアホウ共が大量に人民解放軍や北朝鮮の支援受けたテロリストに殺されないと危機感なんか抱けないととっくの昔に見放してますがね 自身と手の届く範囲だけ助けるけど後はもう知らん
なんか自民党が宏池会と増税クソメガネを党から放逐出来ない理由が薄っすらと見えて来たよ 今更絶望しても後の祭りだけどね
今年もやって来る慰霊の日関連で地元テレビ局は沖縄戦特集 流石に此れ取り上げるのはどうなのと思ったのは朝鮮人強制労働者なる連中の被害者ゴッコ……そもそも当事者殆ど鬼籍に入ってるのに自称孫だの曾孫だのが被害者面するのはゴッコ以外の何者でも無かろ 1944年から1945年、既に多くの成人男性が徴兵され人的資源が枯渇状態の沖縄に地下壕や飛行場を 破格の報酬で雇われ動員されたのが半島労働者で有り断じて強制労働の要素は皆無だとアメリカ合衆国の公文書にも記録残されてるのにまた歴史捏造するんかい なお沖縄戦をアメリカ軍側から撮影した写真や記録映像には米軍に愛想振りまき県民逃げ込んでるガマや弾薬保管施設への道案内してる彼等の掌返しが映されてます 与那国島に住民遥かに上回る朝鮮人従軍売春婦も大概だったけどやっぱりGの如く滅茶苦茶増えるんだろうな半島生物と日本市民 なんかこのネタも書き続けてると呪詛に塗れそうだから此処までに
という訳で小見出しにも書いた通り虫の知らせが囁き思わず手に取ったこんな作品を フランスのテロ対策? そもそもテロだの恐怖政治にアサッシンなる概念と単語やその手口を世界中に広めたのはフランスの革命政権だったよね 今更被害者面するなよと呆れつつ本編へ なお独立したものの早速内戦始まり殺し合い 令和6年のジブチはフランス軍/アメリカ軍/日本の自衛隊が治安維持のため駐留し、イスラム原理主義による泥沼の内戦状態な隣国ソマリア/エチオピア/イエメンなどから出入りするテロリストや海賊掃討の拠点になってます
【 GIGNが編成された切っ掛けは1972年ミュンヘンオリンピックで起きたイスラエル選手団に対する悪趣味なテロとドイツ連邦警察の無様な対応 そして1969年にフランス国内ジロンド県 71年にビュッフェとボンタンで起きた人質立て篭もり事件 フランス国内の其れも犯人は射殺出来たものの人質死亡という最悪の顛末を迎えていた 1974年に編成された特殊部隊だったがこの物語で取り上げる事件が初介入 世論に阿る大統領や政権与党を無視する形で強行された人質奪還作戦は土壇場に腹括れない政府上層部や現地フランス外人部隊の妨害により困難を極めた 此れは虚構を交えその過程を追体験する物語 】
★勿論当時の西ドイツより酷かったフランス・マスコミには関係者が退役するまで情報非公開 日本もあさま山荘事件じゃ本当に酷かったからな
海上中継貿易の拠点となる湾岸地域を提供する代わりに我が国をイタリア王国の侵略から守って欲しい 元々エチオピア王国領だったジブチが割譲されフランス海外領に組み込まれたのはそんなに古い話でもない 欧州による植民地争奪戦のみならずこの農業すらままならない痩せた土地はソマリア系イッサ人とエチオピア系アファル人による諍いが絶えない場所でもあり要は治安維持を丸投げされたと書いたら理解出来るだろうか 第2次世界大戦後始まった民族主義の台頭とソ連を頭目とするワルシャワ条約機構によるテロ支援や軍事顧問団派遣 1970年代半ばにおいてジブチは周辺諸国が軒並み共産主義による人民革命輸出国家へと成り果てていた
ソマリア革命政権が黒幕なイスラム教徒のイッサ人独立派=FLCSソマリア沿岸解放戦線による襲撃や拉致事件の急増 同じイスラム教徒でも遊牧民のアファル人は優遇されてたし割と現実主義者だったので独立に否定的 1976年、既に多くの経済植民地を失ったフランス政府が頼りにしたのは外人部隊 フランス政府への忠誠と軍務の対価は其れなりに多い危険手当に除隊後の市民権取得 ジブチはフランス永住を求める東欧亡命者を中心とする最後のよすがでも有ったしスエズ運河を使った船舶輸送の中継港として多大な外貨を齎す収入源となる
1976年2月3日朝7時 フランス駐留軍や在ジブチ外国人家庭の子供達を学校へ送り迎えするスクールバスを任されたアファル人運転手を相手に弟の仮病を揶揄する少女ルイージとのほんわかさせる遣り取り 小学校には始業準備の為1足早く出勤するアメリカ人教師ジェーン・アンダーセン 穏やかな朝を一変させたのは卑劣なテロリスト達 19名の子供達と運転手を人質にソマリア国境近くのロワイヤダ村へ そのまま国境越えソマリアに逃げ込む筈が国境警備隊との戦闘の末にバスは故障し緩衝地帯へ 人質解放の条件は駐留フランス軍の即時全面退去とジブチ内外に勾留されているイッサ人政治犯達の無条件解放 此れは到底飲める条件では無かったし相手も端から交渉が成立するとは思っておらずテロリスト達はソ連軍事顧問団の出迎えが到着次第人質連れソマリアに逃げ込む予定だった
ミシェル・サンピエリ国防大臣はGIGNのチームを緊急呼集 アンドレ・ジェルヴァル大尉をリーダーにピエール・カズヌーヴ中尉/ジョルジュ・カンペール/ジャン=リュック・ララン/パトリス・ロルカの5名の狙撃兵+途中カイロで合流するアメリカCIA軍事顧問フィリップ・シェファ―を含めた6人は陸路を移動 観光客を装う形で現地へ潜入し人質奪還任務にあたることになった メッセンジャーとして解放された運転手と入れ替わる形で人質解放交渉をするため飛び込んだ女教師が結局捕まり人質は再び20名 バスを占拠するテロリストは4人 奴等の注意力が散漫となる夜明け前の同時狙撃で20名の人質を無傷で取り戻す だが外人准旅団を率い現場取り仕切るファヴラール将軍はソマリア政府軍との全面戦争を恐れパリの意向を伺うばかり 裏事情説明するとアルジェリアの件でド・ゴール大統領支持し反乱起こした前科持つ外人部隊は再び反乱の疑い掛けられた末の粛清を警戒しており 正直人質がどうなろうが知った事じゃない
ソ連軍事顧問らしき人物がソマリア側に増援部隊引き連れ到着 土壇場でヘタレたフランス政府はバスを占拠するテロリストが1人にならない限り狙撃はままならんと厳命 勿論そんな事態は起きる筈もなく人質となった幼い子供達も狙撃ポイントについた主人公達も燦々と照り付ける炎天下の太陽に苦しめられる 熱中症と脱水症状に苦しめられる子供達の姿を見兼ねた食糧と飲料水運搬任された憲兵がせめて子供達だけでも解放して欲しいと話し掛けるが逆上したテロリスト達のリーダー・べーカードは憲兵を射殺 此の期に及んでもファヴラール将軍はパリへ手間暇掛けて支持を仰ぎ 肝心要なフランス政府も何1つ決断を下せない 遂にブチ切れたジェルヴァル大尉は部下やシェファ―軍事顧問と共に外人部隊やフランス政府の意向を無視する形でたった6人による人質救出作戦を決行する
子供達には睡眠薬入りの水飲ませ意識奪い起きているのは女教師と4匹のひとでなしだけ 緊迫感が漂う中、緩衝地帯の向こう側で戦闘準備整えるソマリア正規軍に気付かれずに実行犯は皆殺し 後は静かに車寄せ女教師と19人の子供達を連れ出すだけだったが 女教師をレイプしようとバスに乗り込んできたソマリア軍士官にばれ 中隊規模のソマリア正規軍及び国境警備隊相手の壮絶な銃撃戦が始まった とはいえ250m先から車内彷徨くテロリスト4人を同時に狙撃する主人公達は滅茶苦茶強かった ソマリア側に潜り込み敵のトラック入手してきたシェファ―の活躍も有り何とか任務は達成 だがソマリア正規軍の無差別発砲により冒頭出てた少女が即死 主人公達も2人が撃たれ負傷するなど満身創痍 指揮官や軍事顧問も戦死したソマリア正規軍が多くの犠牲者残し撤退したタイミングで漸く現場に駆け付ける外人部隊の車列
パリからの応援許可を待っていたと言い訳するファヴラール将軍は主人公達を褒め称えるが主人公達は躊躇無く怒りをぶつける もっと早く決断を下せば人質の少女も憲兵も生きていた可能性が高い 挙げ句の果てにテロリストだけでなく多くのソマリア正規軍将兵が死ぬ事になった なお後日マスコミ通し公開された救出作戦の詳細は9人のGIGN特務と第2外人空挺連隊そして第13外人准師団による共同作戦という事にされ射殺されたテロリストや多くの戦死者出したソマリア正規軍の損害状況は非公開 写真はちゃんとNETで検索出来るけど……此れ明らかに再現ヤラセ写真じゃね? 助けられた綺麗な作り笑顔浮かべる子供第と外人部隊の記念写真は滅茶苦茶気持ち悪い(笑)
物語はお祭り騒ぎやってるマスゴミと子供達迎えるその家族の喜びの姿を他所に 正体知られちゃ困るから再び通りすがり観光客としてジブチを離れる6人の漢達に別れのハグしてるアンダーセン先生の其れを最後に幕を下ろす
❖テロであれ監禁事件であれ人質を無事解放するに辺り妨げとなるのが当時急速に普及したカラーテレビと共に問題視された現場からの生中継 盲点突いて突入する筈がテレビで丸見えだから即座にテロリスト側にも丸分かり あさま山荘事件を始め日本じゃ此れで多くの捜査関係者が殉職してるけど報道機関が法的責任を問われた例は皆無です




