ガン・ストリート・ガール 15年
2025年5/11〜5/14 タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割込み投稿 当時も今もオールドメディアが報道拒否してるので当事者除き誰も知らない覚えてない1980年代半ばの北アイルランドにおけるあれやこれ 私自身、此れまでテロはIRAが一方的にやってたと2020年代まで思い込んでたっけ キリスト教にイスラム教そしてユダヤ教に共産主義&全体主義……寛容や多文化共生なんて欠片も存在しない狂信者相手にするなら心折れるまで徹底的に
【 ヒーローになろうとするな、たかが1人の異端者が抗った程度では壊れゆく北アイルランドは決して救えない 史実で起きた事件に事故を物語に取込みつつ孤立する主人公の焦燥感を描いた物語は更なる奈落の底へ………… なんつーか今回もオチは最悪だったりする訳ですが本当に日本で此れ売れたのかね? 】
★この頃になると世間すらも誰も見向きしない悪循環に陥ってる北アイルランド内紛 まがりなりにも同じ民族がたかがイデオロギーで憎しみ合うのが救えない
原題:GUN STREET GIRL
銃・街・女 多分意味の無い単語の羅列 繋げると銃街娼となるが多分違う
80年代半ば……この頃から愚民化進み意味不明な英題増えた
イギリス ミステリー小説
エイドリアン・マッキンティ 著
翻訳版は2020年 ハヤカワ・ミステリ文庫より
❖ダフィ警部補シリーズ 4作目
令和7年5月12日 迂闊にテレビ見ると最早嫌がらせ以外の何物でもない自民・公明・立憲共産党に都合が良いプロパガンダや問答無用で殴り倒したくなる自称総理大臣や外務大臣等な国賊に対する媚びへつらい 或いは何処ぞのタレントスキャンダルの垂れ流し映像延々と見せられるので近頃じゃ文字だけで閲覧出来るネットニュースや精々NHK沖縄のローカルニュースしか見てないのですが 先月4/22にインドはカシミール州バイサラン渓谷を訪れた観光客を狙った虐殺行為に端を発したインドvsパキスタンついでにどさくさ紛れの侵略狙った中華人民共和国による宣戦布告無しの殺し合いは 当事者各国が核兵器使用を仄めかした事でブチ切れたアメリカ合衆国の恫喝により一旦沈静化 とは言え紀元前から水利権巡り延々繰り返されてるヒマラヤ山脈の領有権巡る其れはこれからも多くの無駄な犠牲者を積み上げる事になるでしょう
創設当初から[アメリカ合衆国含む欧州全域は元々イスラムに領有権が有る]と妄言撒き散らすパキスタンのテロ組織[ラシュカル・タイバ]なんて病害虫は、そのヤサ毎ナパームで焼き尽くすべきなんでしょうが 判断出来ない責任取りたくないとその無為無策振りが最早目も当てられないレベルな国連安保理や安易に人道主義を主張するヴァチカンの其れ見てる限り"武力行使による治安維持活動は永遠に終わらない"かと だいたいアメ公だって3年目に突入してる露助によるウクライナ侵略戦争(多分次はポーランドとスロバキア)には腰引けてる 国民の半数以上が製造業や農業なんてやりたくないと株式売買なんて胴元丸儲けなギャンブルに勤しんでる彼の国は最早空母すらおいそれと作れないしオバマ〜バイデンまで続いた4軍装備や人材の空洞化は既にイエメンのテロリスト狩りにおける様々なウッカリとか60名を越える子供達が犠牲者となった米軍ヘリと旅客機衝突事故で表面化してるしなぁ…… イスラエルみたいに随時戦時下な所はともかく数値目標しか見てない財務真理教による国軍の弱体化や弾薬不足は何処も一緒かも 平和呆けは日本だけじゃ有りませんね
だからこそ無為無策な政権与党も、犯罪者の人権優遇する法曹界も、財務省を始めとする視野狭窄起こし意固地になってる無能な省庁も根こそぎ潰さないと日本のみならず人類はお先真っ暗になるぞと愚痴りつつ前回に引続きエイドリアン・マッキンティ作品を 今回のテーマは北アイルランド唯一の黒字企業でかつては"ショート・サンダーランド飛行艇"や"スターリング重爆撃機"製造等で大戦期航空機製造で御馴染みの航空&軍需産業[ショート・ブラザーズ社]を悪役に仕立て上げる筈だった[イラン・コントラ事件]及び他史実で起きた犯罪や事故をフィクションな物語に組込んでますので前もって事件事故の概要をネット等で調べておけばより楽しめます
【 今回登場するミサイル=ジャベリンは70年代末期にショート・ブラザーズ社が英国陸軍と共同開発した個人携帯型対空ミサイル 電子機器の発展により即座に陳腐化し90年代半ばに運用終了 露助のウクライナ侵略戦争で活躍してる携帯対戦車&対航空機ミサイルなジャベリンはアメリカ合衆国が開発し名前だけ受継いだ2代目となる その後ショート社は1989年にカナダはボンバルディア社子会社となり民間航空機に部品製造納入するスタイルに切替えた 】
★なおボンバルディア社は表向きカナダ企業だけど中華人民共和国の紐付き 2025年現在北アイルランド子会社従業員数は5000人程で未だ彼の地での最大雇用主になるそうです
1985年11月 IRA側もアルスター義勇軍も将来的に必ず行うと決まった英国駐留軍の完全撤退と民政化を条件に上層部主導でテロ活動の封じ込めに入るが此処に来て増えたのが紛争継続を望む其々の国からの軍事支援とテロ指南 何方側かは明らかとされてないがプロローグは無差別テロを目的としたアメリカ合衆国からの武器密輸取締り MI5/特別部/王立アルスター警察上層部による合同捕物は逆上したテロリストを逮捕では無く原則射殺する形で幕を閉じる 小説では敢えて状況説明してないけど死刑廃止で大量殺人犯すら娑婆より良い生活が待ってるのを皆知ってるから端から皆殺し前提 あくまでも此れを強制捜査と言い張る面々にうんざりした主人公=王立アルスター警察隊警部補 未だキャリック署付きな[ショーン・ダフィ警部補]は部下と共に早々に引き上げる
紛争地に入り込み揉め事起こすのはテロリストだけじゃない スコットランドに拠点築きキャリックファーガスの少女を合同結婚式の商品とするため軟禁してた統一教会を襲撃し貫目上げたUDA=アルスター防衛同盟で主人公の命の恩人でもある[ボビー・キャメロン]の小ネタや 新しい上司[ピーター・マカーサー警部]も途方に暮れるハリウッド俳優が非合法の売春宿で仕出かしたDV事案の処理 冒頭部分ではまさか此処まで大事になるとは予想外だった"ケリー夫妻殺害事件" 30代後半迎えても未だ浮いた話無いので定期的に通い詰める婚活パーティーで知り合うジャーナリストな新ヒロイン[サラ・オブライト]
馬券販売で1代で成り上がったケリー夫妻は"抵抗傷も残さず後頭部を撃たれ死んでいる" 凶器の出処と被害者夫妻と諍い絶えなかった状況証拠から容疑者として上げられたのは過剰服用による名士の娘が亡くなった麻薬パーティー(なお史実)でオックスフォード大学に居られなくなった堕ちた元エリート[マイケル・ケリー] 程なく容疑者は不可解な遺書を遺し車毎崖下に落ちている形で見付かるも事情を知っている筈な容疑者の交際相手[シルヴィー・マコニクル]も何かに怯え事情聴取で黙秘貫いた挙げ句自殺を装う形で変死 前回の事件はMI5の都合で無かった事になり事実上未だキャリック署にオフィス構えてるだけのお客様状態な[ショーン・ダフィ警部補]は捜査指揮任された元部下[マクラバン=クラビー巡査部長]や新たに殺人課に配属された2人[アレクサンダー・ローソン巡査刑事]と既婚者な[ヘレン・フレッチャー巡査刑事]のバックアップを貫こうとするも捜査はそう上手くは運ばない
当初は麻薬密売に絡む案件だと当たり付けるも、容疑者としてリストアップされてるのは英国貴族階級子弟や合衆国大使館駐留武官 北アイルランドからわざわざ英国首都圏のテムズバレーまでやって来た主人公達捜査班相手に露骨に行われるサボタージュや捜査妨害 単なる逆恨みとやっかみ、そしてメンツ潰されたFBIに対する忖度から英国首相や保安部の命令に逆らい続ける王立アルスター警察上層部による主人公冷遇に痺れ切らしたMI5はショーン警部補を保安部特別捜査官にスカウトすべくMI5ベルファスト支部の[ケイト・プレンティス支部長]と[ミス・ケンドリック捜査官]を動かした 合衆国駐留武官と3人目の被害者そして航空兵器産業の元警備担当社員[ナイジェル・ヴァードン]が絡む案件は麻薬密売に関わる物では無かった
監視中でわざと泳がしてる容疑者に粉掛けるなと、キャリック署を訪問したアルスター警察特別部[マーティン・マクリーン警部]と[ピーター・スペンサー警部補]により明らかになる"ショート・ブラザーズ社から密かに持ち出された数発のジャベリン携帯対空ミサイルの案件" 駐留武官やナイジェル共々容疑者と目されるのは[トミー・ムーニー労働組合代表] 証拠を残さないが故に逮捕免れ続けてるロイヤリストの殺し屋 マイケルやシルヴィーを自殺を装い殺害そして息子の仕出かし知ったケリー夫妻を殺害した真犯人 その後暴動で心折れた[ヘレン巡査刑事]が辞表提出し夫に付き添われる形でアイルランド離れるエピソードやサリーとケリー其々とうっかり関係持ってしまう主人公の制御不能な下半身 やっぱり暴漢装い主人公ボコる多分FBI捜査官達等色々小ネタ挟みつつ MI5にアルスター警察特別部の合同捕物に見届け人として参加する主人公達 そして冒頭部分とまんま被る降伏勧告拒否したムーニー代表とその2人の部下は銃を手に撃ち返してきたから結局特別部により殺処分 真犯人が射殺された事でケリー夫妻殺害から始まる連続殺人の真相はまたしても闇へ葬られた
今度こそ警察上層部に愛想が尽きた 主人公は密かに辞表準備しMI5のスカウトに応じる形でキャリック署を離れようとするが予想外のご近所トラブルに巻き込まれ絶対安静の大怪我 辞意表明も新たな職場も怪我治ってからとスカウトされたばかりの彼を乗せる筈だったヘリを自宅療養しながら見送る事に………………そして物語は再び主人公を奈落の底へ突き落す。
❖イラン・コントラ事件/1985.8/20〜1987.3/4: 当時サダム・フセイン率いるイラク共和国の侵略受け女子供どころか北朝鮮やキューバから送り込まれた自称義勇兵まで総動員してたイラン・イスラム国にアメリカ合衆国が密かに持ち掛けたのは西側武器やメンテナンス部品密輸申し出 其れはレバノンで国連軍治安維持にあたってたアメリカ軍将兵がテロリスト=ヒズボラに拉致され行方不明となったことから シリアと共にヒズボラ支援してるイランを窓口とした物納な身代金交渉は、モサドにより結局拉致された米兵が拷問の末に皆殺しとなっていた事実判明し交渉決裂 別途行われていたイスラエル経由での戦闘機部品調達やエンジン整備も取り止めとなった なお中華人民共和国は其処に付け込む形で数十機を越える飛べ無いMig21及びMig19戦闘機に数百越える走らない撃てない戦車売込んだ 此れが何故ニカラグアの反政府勢力コントラに対する軍事支援となったのかは当時の出版物で検索を なお私は航空ファンの時事ニュースでこの事件知ったけどCNNのみならず日本のワイドショーやNHKニュースの説明は支離滅裂だったことを覚えている
❖同件で北アイルランドにて武器調達等の工作活動やってたのが[オリバー・ノース海兵隊中佐] 駐在武官[ジョン・コノリー]と名乗りうっかり麻薬密売容疑者として王立アルスター警察に捕まったのは史実である なお本人は[ショーン・コネリー]と名乗ったが思い切り訛ってたらしい(笑)




