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アイル・ビー・ゴーン 14年

2025年5/6〜5/7 タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割込み投稿 タイトルがまんまアニメ[ラ・セーヌの星]主題歌サビ部分で正直吹いた(苦笑) 終始ストレスフルで陰鬱な主人公や原作者と違い私は悲惨な状況追い込まれると全力で悪ふざけに走ります

【 今度の獲物は大学で知り合い、その陽キャラ振りに憧れたもののやがて袂分かったIRAの武闘派テロリスト ついでに何故か選挙とは無関係な筈なのに上院下院議員や大統領目指すリベラルなアイルランド系アメリカ人が報道陣(オールドメディア)引連れ必ず訪れるのは北アイルランドのベルファストだったりする不可解な史実(笑) なお何故か奴等が此処でテロの標的となった事は1度足りとも有りません 】


★合衆国では絶対起きないIRAやアルスター義勇軍その他による無差別テロ……最近の訪問者はジョー・バイデン 今じゃ共和党保守に鞍替えしたけどケネディ1族は必ずベルファストにやって来てカトリック系過激派と揉めてます


原題:IN THE MORNING I'LL BE GONE

朝が来れば消え去る私

イギリス  ミステリー小説

エイドリアン・マッキンティ 著

翻訳版は2019年 ハヤカワ・ミステリ文庫より

❖ダフィ警部補シリーズ3作目


 令和7年5月6日 GW最終日ですが独神(ボッチ)なんで行楽地回る予定皆無、回ったのは本屋とか模型店ぐらいのもの 大型連休期間に変わった体験って精々昨日小学校高学年と覚しき痴女とニアミスしたぐらいです(笑) 数人のグループの1人だけど幾ら友達と遊ぶからってはっちゃけ過ぎにも程が有る 美少女の部類に入るが"ウマ娘のグランアレグリアの勝負服より遥かに少ない布面積な上に身体に食い込んでるデニム生地なタンクトップにショートパンツ(汗)" ゲームキャラならスパッツその他でガードしてるのでお腹や背中の大半露出しても陸上アスリートの其れ扱いで割り切れるけど明らかに下着履いてない着けてないのはかなり引く 水着姿の方がまだマシだったし書店員はスルーしてたけど親御さんが見たら絶対卒倒するぞ


とまあ詳しく状況書き残すとポリス沙汰かペドフィリア呼ばわりされた挙げ句、社会生命がっつり終わる危ない近況報告もそこそこにシリーズ3作目 曲がりなりにも親友だった同級生=現IRAテロリストとの殺し合いに加え 今回のラスボスに纏わるやっぱり救われない結末迎える事故死として処理されたとある密室殺人事件の顛末や 前作で主人公振り回し囮として使い潰したヒドイン=アリス・スミスが大方の予想通りMI5ベルファスト支部エージェント・ケイトとして再登場するなど小ネタ挟みつつ史実交えたフィクションを なおアイルランド系アメリカ合衆国人で政界進出する輩はほぼ9割が似非リベラル("金だけ今だけ自分だけ"な典型的な人でなし)ばかりなのは言うまでもない



【 あまりにも官製主導な冤罪事件が多過ぎた為、英国で死刑制度が廃止となったのは1969年からの事になる 警官殺しや民間人無差別殺戮に関わったIRA重犯罪者を収容するため北アイルランドに建築されたのが"メイズ刑務所(1971年8月〜2000年9月)" 過酷な自然環境と厳格な管理システムにより脱獄不可能とされて来たが1983年9月25日水曜日、組織的な脱獄事件が起きてしまう 看守殺害し刑務所から野に放たれたのは38名……内18名は即日捕らえたが残る20名は2025年5月現在においても消息不明となったまま 】


★収監者の多くが証拠捏造や自供強要によるモノだった可能性は否定出来ない 何故なら死刑廃止となってから現行犯はほぼ確実に射殺処分されてますので 死刑廃止はEU加盟の絶対条件でも有った


 という訳で今回のプロローグ[メイズ刑務所大量脱獄事件]は登場人物は皆創作だけど史実です。 IRA上層部でも持て余してた脱獄犯20名はかつての日本赤軍の様にテロリストを嬉々として受け入れるリビアへ脱出 其れから約半年後の同年12月、捜査に関する度重なる独断専行とより日頃の面従腹背振り何よりカトリック信仰してる異教徒で有る事から元々王立アルスター警察上層部に疎まれていたキャリック署殺人課[ショーン・ダフィ警部補⇒警邏隊巡査部長に降格]は 前回のデロリアン社が絡む案件でFBIからも恨み買い 今度は有りもしない轢逃げ事件の容疑者に仕立て上げられ依願退職に追い込まれる なお英国の其れは調べ様も無かったが日本の場合公務員でも依願退職後に退職金振込まれるのは3ヶ月後 其れまでは貯金切崩さないといけないのでメンタルぶっ壊れます。 


この手の酷吏にしてみれば定番とも言える様々なサボタージュの末にMI5=対テロ保安部ベルファスト支部がその事実を知ったのは年が明けた1984年1月 アメ公に忖度した阿呆共は此れから左遷降格か解雇が決まっている 同年3月、何もかも投げ出し自殺志願者に成りかけていた主人公(ダフィ)に接触したのは前作でダフィをまんまと囮に仕立て上げたトム捜査官とアリス・スミス改めケイト捜査官 警部補復職&MI5の特別捜査官待遇でキャリック署に戻された主人公に依頼された案件は脱獄事件の主導者の1人で爆弾テロのエキスパートなIRAメンバー[ダーモット・マッカン]の捜索 脱獄後、仲間と共にリビアに亡命しIRA上層部にお伺い立てなくても破壊活動を再開するに充分な資金と物資を手に入れたテロリストのターゲットは何処なのか?


疑心暗鬼の末に傍観者に徹するキャリック署新署長カーター警視は左遷確定 主人公をバックアップするのは昇格した元相棒[マクラバン=グラミー巡査部長刑事]と相変わらず目端が利く鑑識官[マティ・マクブライド巡査刑事] 北アイルランド出身で良い所出らしいケイト捜査官に監視同行されながらも女衒に引っ掛かり売春&麻薬中毒に成りかけてたダーモットの妹[オーラ]を助け出した主人公に接触して来たのはダーモットの元義母[メアリー・フィッツパトリック] "IRAやプロテスタント系武装組織よりも古く英国諜報機関でも探り当てる事が不可能な諜報機組織"取り仕切る彼女がダーモットの居場所報告と引き換えにダフィ警部補に再調査を依頼したのは 4年前に事故死として処理された彼女の娘[リジー]の事件再調査 プロの興信所もさじを投げた其れは当初密室殺人の様相を帯びてくるがそれこそが真犯人が犯した致命的なミスだった


暗殺された2人の兄や父親同様にベルファストへマフィア票による支持求めやって来た不祥事塗れな四男[エドワード・ムーア・ケネディ民主党上院議員]を巡るゴタゴタでプロテスタント系互助会(マフィア)との伝手と借りが出来、偶発的に事件の真相に辿り着いたものの既に物的証拠は何も残っておらず しかも彼女を殺した真犯人には妻や産まれたばかりの幼い娘が居る リジーが殺された理由は真犯人が犯した財産目当ての父親殺しの共犯者でもあったから 1人殺せば2人目からは作業となる 被害者は真犯人に心底ぞっこんだったが彼女の背後に居る其れを疎んじていた(真犯人)は躊躇わなかった


そして漸く始まるIRAテロリスト(ダーモット・マッカン)との対峙 リビアから送り込まれたテロリスト達によりキャリック署を始め多くの所轄署が迫撃砲の餌食となり殉職者や負傷者発生 死亡した捜査官の中には偶々女性警官と珈琲片手に良い雰囲気だったマティ・マクブライド巡査刑事も含まれる ダーモットとその相方マーティンの目的はイギリス首相マーガレット・サッチャー及び政権中枢部のメンバーや周囲の民間人をも巻き添えにした爆弾テロ 例によって同行してたMI5のケヴィン捜査官等殺され自身も満身創痍となった主人公は元盟友とその相方殺し辛うじて最悪の事態を阻止するものの爆発に巻き込まれ緊急搬送 後日自身が救った相手がよりにもよってあのサッチャー首相だと知り心底がっかりする事に(笑) なおFBIに忖度してた派閥の圧力を跳ね返すに充分過ぎる功績を上げたものの自ら瀕死の友人にトドメ刺しなおかつリジー謀殺案件も強盗装ったマフィアにより真犯人が処刑された事で何もかも投げ出し北アイルランドを離れようとパスポート手にフラフラ港へ向かった主人公を翻意させたのは…………という訳で3部作構成の物語第1シーズンは此れで幕


IRA武闘派には犠牲になってもらう 勿論オレンジ党やアルスター義勇軍そして治安維持にあたる王立アルスター警察の平警官達も エンディングでケイト捜査官が語る北アイルランド紛争に関するIRA上層部との密約に関しては本作より先にジャック・ヒギンズの名作[非情の日]や同じくサッチャー暗殺未遂事件扱った[テロリストに薔薇を]の方がわかり易くお勧めなんだけど何方も古本屋を気長に回るしかないか(汗) 皮肉にもフォークランド戦争に圧勝したけど莫大な戦費で青色吐息だったイギリスはアメリカ合衆国民主党リベラルが提示した撤退プランに乗る一方、インドや他のヨーロッパ諸国に管理し切れなくなった空母を売却したり陸海空軍人員削減に舵を切る事と相成ります そのタイミングで起きたのがインドにおけるガンジー首相暗殺事件 勿論パキスタンのバックに居たのは中華人民共和国であり当時は未だソビエトだったロシアでした。


一応日本で翻訳出版されたのは2部の最終巻となるシリーズ6作目 普通の書店ではやっぱり出回っておらずとあるリサイクル店で見掛けたけど値段が足元見たのか転売価格が酷すぎる 買うかどうかは手痛い出費となった4巻と積読状態だった5巻まで読んでから考えます。

❖本作で主人公ぶん殴るアメリカ合衆国民主党の重鎮エドワード・ムーア・ケネディ上院議員が亡くなったのは2009年8/25 享年77歳で死因は脳腫瘍 バラク・オバマのアメリカ合衆国大統領をバックアップしてた輩のトップだった

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