人狼 JIN-ROH 00年
2020年11/8〜11/10タブレット端末にて執筆し昼前脱稿 同日お昼投稿
○○年振り 当時はビデオ、今回初めてDVDで視聴しましたがやっぱりこの物語苦手です なんでこんな鬱展開な物語がウケると思ったのかな? あと主人公とヒロインが棒読み演技なんで耐えられないお客様は英語&日本語字幕でどうぞ
【 1960年代末期から70年代初頭の日本における左翼闘争をベースに構成された架空の昭和暗黒史 当時ビデオで視聴し鬱展開とバッドエンドなオチに怒りすら抱いたアニメですが あれから早○○年 主人公が何を考え何故あんな結論となったか理解出来る程度には人生経験積んだけど……やっぱり悪趣味な物語だと思います 色々表現規制や制作スタッフの反対等々足枷が多いアニメでも屑に利用されまんまと道踏み外した学生と 無責任な暴徒達が革命の為の大義を口実に街を破壊しテロ行為繰り返してた時代を描こうとした作品が有りますよ と言う感じで流すべき作品かな 今の日本ではアニメ化し無けりゃ駄作に成り兼ねない物語でした。 】
★ベースになったのはペドフィリアを=少女を食う悪い狼として揶揄したペローの悪趣味童話 "赤ずきん" グリム童話の其れと違いエログロに走ってますが別に他意は有りませんよ 民主党大統領候補の息子とやらがやらかした其れは、まだ映像が出回ってるだけですから 明らかに怯えてる少女縛って触りまくってる写真だけですし……ね(黒い笑)
☆主人公みたいに組織の歯車やってると偶にそんな理不尽な命令がやって来ます 私は其れが受け入れられなかったから辞めた訳ですが……ツケも大きかったな 所属する場所が宗教団体や左翼過激派だと抜けたら死ぬしかないとマインドコントロールされる訳で年齢的に手遅れとなってからは更に悲惨です。
日本 アニメ劇場公開作品
原作&原案 押井守
犬狼伝説をベースにアレンジ
2018年半島実写リメイク版公開
❖PG12推奨作品 ギリギリの映像処理で誤魔化してますが
ノリはまんま後年のアニメ PSYCHO-PASS を彷彿させるグロシーン多数
まあ ランボー4 程リアルでは無いかな?
2020年11月8日 今日は昼過ぎ辺りからいきなり強さ増した北風と土砂降りな雨 とは言え相変わらず半袖短パンじゃ無いと眠れない程度には暑いです アメリカ合衆国に此れから訪れる未来を彷彿させる様な陰鬱な空模様だと書いたら怒られるかな NETニュースの記事や写真、リスク覚悟でライブ撮影した映像見てると リラベルと名乗る暴徒は自分達に逆らう意見を認めず気に入らない人間には銃を向けホワイトハウスには陰湿な嫌がらせ その手口はソビエトに操られた60年代末期の学生運動かナチス・ドイツによる "水晶の夜" そのまんまじゃねーかと感じてます 歪んだイデオロギー或いは薬物使って洗脳された様なこんな屑共に後押しされた痴呆症患者と麻薬依存症患者が政権乗っとってしまったら まぁお先真っ暗じゃねとなり連鎖反応的に思い出したのが "光の雨" であり "突入せよ!あさま山荘事件" でありこの物語でした。
よりにもよって反日反米な全体主義が蔓延してるあの国で数年前にリメイクされたらしいのですが 下手にあの国の作品取り上げた日にはこのサイト同様 自称正義の味方による検閲や嫌がらせが始まりますので丁重に無視させて頂きます 昔特亜系の半グレ組織と対立してたら家に無人でエンジン掛かった4WD突入したりバール持った阿呆が殴り込んで来た事有りましたからね 勿論物理的に経済的に倍返し致しましたが民事訴訟は時間が掛かるし賠償金の取り立ては尚の事 ただ泣き寝入りだけは御免ですので今も弁護士による取り立てが続いてます
今作に登場する首都圏警察機構=略称首都警 俗称ケルベロスと セクトと呼ばれるまんま中核派や日本赤軍彷彿させる過激派組織の末路を描いた押井守原作&藤原カムイが コミカライズした "犬狼伝説" については何れ気が向いたら取り上げますが (内ゲバ嫌いだからあまり気は進みません) あのエピソードはまんまナチス・ドイツ台頭期に行われた突撃隊の粛清に226事件の要素を加えた其れだったから漫画は兎も角、文章化してもそんなに面白くは無いかも なお公開当時はやたらリアル寄りな登場人物に賛否両論だったそうですが 此れがもしCLAMPキャラみたいな其れだったら……間違い無く心が折れるかなりのトラウマ作品になったかと(苦笑)
あたしゃ未だにラスト登場人物皆殺しなテレビアニメ BLOOD-C が見れません 此れが実写ならある程度割り切れるのですがね
【 人狼 其れは過激派同様に先鋭化、過激化を強める首都圏治安警察機構が主人で有る公安や国内向けのテロリスト対策に乗り出した自衛隊や自治警察を含む全ての敵の謀略 諜報活動に対抗する為に生み出した人の皮を纏った狼達 社会構造の再偏が進み、狩るべき獲物を根絶やしにしてしまった彼等に対する組織縮小の流れは最早時間の問題でしか無い 新兵器開発導入阻止や公安調査庁内部に入り込んだ工作員の排除 自衛隊が編成した都市部戦闘専門の特殊部隊からの勧誘等々 後にケルベロスの反乱と呼ばれる彼等の決起と粛清は秒読み段階に有る。 】
★そういや藤原カムイ版の 犬狼伝説 では射殺を躊躇ったこの物語の主人公は2人目の赤ずきんに撃ち殺される結末迎えました 此れ書いてて今更思い出したなぁ。
失業者や学生を操り暴力デモや爆弾テロ等を繰り返す過激派と自治警察のぶつかり合いが続く1960年代末期の東京 凡そ半年前に訓練所を卒業し公安直属の対テロ部隊でプロテクトギア(要するにパワードスーツ)を纏うエリート=首都警の突入チームに配属されたばかりの伏一貴巡査の初出動は 未成年者のテロリスト射殺を躊躇った事で無残な結末を迎えた。
2月9日の夜、赤坂の幹線道路で始まった無届けの抗議活動は 2000名を越える学生や失業者達を掻き集めた過激派メンバー達による扇動により暴徒化 当初は道路に敷き詰められたレンガを剥がしての投擲程度 (史実に置いて道路がアスファルト舗装になり都内の熱中症患者が増えたのは此れが原因) だった暴力行為は セクトメンバーが持ち込んだ火炎瓶や投擲爆弾により機動隊員に死傷者が出るに至り武力衝突に雪崩れ込む 赤ずきんと呼ばれる過激派に憧れる未成年者を使った爆発物の運搬と地下水路を活用した武器供給支援により燃え上がる炎
だが自治警=機動隊との共同警備を口実に過激派の暗躍を監視していた首都警は 内通者が多い機動隊の許可を得ないまま秘密裏に突入チームを地下へ投入 マシンガンやパンツァーファーストで武装した5人のテロリスト達は 用済みとなった赤ずきん=阿川七生を囮にして逃走を図るが待機していた別働隊により殲滅される 独り生き残った少女は生まれて初めての銃撃戦に巻き込まれ半ば錯乱状態 あまりにも威圧的なプロテクトギアを身に纏った主人公達に怯えるあまり自爆 テロリスト射殺を躊躇った事で起きた爆発が原因で赤坂一体は停電 機動隊により取り押さえられた多くの過激派にまんまと逃げられてしまう
『伏巡査、君は何故撃つのを躊躇った?』
幸いにも仲間に庇われる形で命を拾い プロテクトギアにより打ち身程度の傷しか負わなかった新米警官に下された処分は、上層部の政治的な折衝の末に訓練所へ戻り無期限の再調整 突入チームメンバーから外され解雇寸前の主人公は訓練生からは腫れ物扱い 外出許可を貰い、独り街を彷徨い歩く主人公を監視する何者かの視線 あまり人が立ち寄らない博物館を訪れた伏巡査と合流したのは訓練所時代に知り合い色々有って首都警の選抜試験落ち 今は公安部に務める友人 辺見敬巡査
『目の前で自決した少女の名前と経歴、何処へ葬られたのか教えてくれ。』
事件当事者に対する捜査情報横流しはルール違反だが 自覚無しで罪悪感に押し潰されそうになっている友人の姿を見て見ぬ振りは出来ないと渡された手書きメモ 自爆した少女の名前は阿川七生 なまじ見目が良かったが為に高校に入り込んだセクトのシンパ達の薫陶を受けた少女は二度に渡る騒乱を引き起こし退学処分 半年前から過激派に合流し様々な非合法活動に従事していたと言う
『あなたは此処に来られないわ 此処に来てはいけないの。』
当初命令通りテロリストを射殺する積りだった主人公を躊躇わせたのはそう言い残し自決した孤独な少女の姿 "だが誰も来ない筈の無縁墓地には先客が居た" 故人の容貌を彷彿させる同じ赤いパーカーを纏った少女の姉を名乗る圭との出会い 自身の正体を明かした主人公を "だってあなたは撃たなかった" と許す彼女から託された遺品 "赤ずきん" を読み耽る伏巡査 翌日の突入訓練では幻に振り回され醜態を晒し教官にゴムスタン弾を叩き込まれる 訓練所を訪れ解雇寸前の友人の様子を伺う辺見と其れをいなす教官の会話 あの日以来、休暇を貰う度に圭との逢瀬を繰り返す主人公 実の所其れは、首都警解体を目指す自治警察と穏健派に転じた公安のリーダー室戸文明部長が仕組んだ罠だった。
元赤ずきんと逢瀬を重ねる特機隊員のスキャンダルを思い付いたのは縄張りを荒らされた自治警幹部達 公安部が内密に囲い込んだ元セクト非合法工作員 雨宮圭を使ったハニートラップは テロリストに偽装した自治警の暗部により2人共酷たらしく口封じされる事で 首都警解体への世論へと流れる筈だったのだが 端から何もかも承知していた主人公はその罠をまんまと喰い破る 自然史博物館の罠を突破し捜査官達の車を奪い逃走 銃器を所持する身元不明な男女のテロリストが街へ逃げ込んだ 自治警はそんな情報をマスコミへ流し多数の警官を動員する形で検問を続けるが 室戸部長と辺見捜査官は公安部が介入した証拠を隠滅するため2人を殺すべく動き出した 発信器の入ったカバンを手に主人公と逃避行を続ける圭
彼女の表情と立ち振る舞いから全てを察した伏巡査は廃屋で絶望感に苛まれながら身体を重ねる。
そして最後の時が訪れた 地下水路で待つ2人の前に現れたのは人狼と呼ばれる首都警に所属する5人の非合法工作員達 まんまと罠に掛かった公安部捜査官達を皆殺し 深手を負いながら絶望的な逃走を続ける辺見を追い詰めたのはプロテクトギアを纏い表情を伺え無い主人公の姿 激情のままに撃ち込まれるマシンガンにより挽き肉となる辺見 だが主人公を人狼にスカウトした教官は彼の覚悟を試すかの様に雨宮圭の処刑を命令する
『全てを知り何処にも居場所が無いテロリストは生かして置く必要が無い 遺体は我々で処分する。』
埋立地で行われた最終テスト……だが銃を渡された主人公は結局彼女を撃てなかった 抱き合う2人を背中から撃ったのは督戦要員として待機していた人狼の1人 誰も居なくなった埋立地に墓標の様に残された絵本が映る。
☆何故彼女を殺したのか? 例え釈放してもセクトの生き残りに捕まり裏切り者として総括されるか公安部や自治警の非合法工作員により消されるだけだからだそうですが 発想はまんまテロリストです。 だから首都警は最終的にあんな事になった訳ですが……完結編は出ないだろうな 多分。




