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突入せよ! あさま山荘事件 02年

2020年10/30〜11/1タブレット端末にて執筆し午前脱稿 即日投稿

此れ投稿してから某動画サイトの私へのお勧めが日本赤軍礼賛映画ばかりになりました 物凄く不愉快です(笑) 深夜の台所に現れるGを思わせるアレが湧いたのは1968年辺りからですが ネットもSNSも無い時代に世界で同時多発的に始まってる段階で扇動者の存在を疑えよ。

【 サブタイトルは "ヘラクレスの選択" 今も割と根強い県警の縄張り優先体質とか誰が主導権取るかとか権限がどうこうとかな脚の引っ張り合いに加え 視聴率90%越えなテレビ生中継が切っ掛けとなり滅茶苦茶増えた専門家気取りな自称市民とやらの強要或いは脅迫(アドバイス) 政治ゴッコの末にトップとなった責任者達に無茶振りされた 戦中生まれのブラック中間管理職の苦悩をリアルに追体験出来る物語 本当は原作通りに撮りたかったろうなと感じさせる描写が多々見られる作品です。 】


★原作はかなりお気に入りでしたが 俺の短歌を引用してると死刑囚(さかたひろし)に告発されて裁判沙汰 色々賠償金絞り取られたらしくかなり変更もされてます ついでに製作妨害とかもしつこかったからフィクション作品になりました 関係者の名前や性格 果ては犯人の実名すらも変更 それでも批判する阿呆な業界関係者が絶えないからテレビ放映も1度きり 動画サイトも予告編だけかな?


日本 劇場公開作品

英語サブタイトル:The Choice of Hercules

ヘラクレスの選択⇒ギリシャ神話における

ヘラクレス12の試練に掛けたモノ

原作:佐々淳行(さっさあつゆき)

連合赤軍「あさま山荘」事件

1996年 文藝春秋より出版

1999年 文春文庫化

❖映画版は一応フィクションと言う事になってます。



 2020年10月末 此処は漸く実りの季節、台風被害無かったから今年は豊作だった柿や見た目はアレだけど糖度がかなり高いタンカン狙って昼間はメジロ 夜間はバカでかい蝙蝠(フルーツバット)が群れなし例年に増して滅茶苦茶煩い日々が続いてます ついでにシークヮーサーも豊作だから親族に分けてるけどキリが無い 完熟させようかな 香りや糖度も凄いことになるし で、今回取り上げるのは書いてて危うく精神汚染されそうになった "光の雨" とは正反対の物語 前作同様に執拗な告訴と製作妨害に苦しめられてフィクションとせざるおえなかった 日本赤軍による浅間山荘事件を捜査官の立場から描いたこの作品です。


テロリストと彼等に味方するマスコミ 一般市民を自称する無責任な卑怯者達に人生の大半を滅茶苦茶にされた管理人夫婦が偽名なのは理解出来ますが なぜ立て籠りの末に警官と民間人の合わせて3人を射殺 その他警視庁や長野県警の捜査官達27名に重軽傷を負わせたバケモノ達の名前が匿名なのかは前回書いたから省略 原作はガチのノンフィクション 撮影当時は政界でブイブイ言わせてた俗に言うキャリアな人物のトホホなエピソードや 本編の其れとは違いかなり辛辣で毒気満載な主人公 佐々淳行(さっさあつゆき)のモノローグが滅茶苦茶強烈だったりします。 


なお史実において何故日本赤軍は全員生かして捕まえる必要が有ったのか 其れは彼等も関与した可能性が極めて高い都内の様々な無差別テロ 特に "土田・月石・ピース缶爆弾事件" の手掛かりだったから 結局 "山岳ベース事件"の捜査優先するため迷宮入りとなった此方も多くの犠牲者と冤罪案件 (捜査担当者が無能で多数の拷問不祥事発覚 結局容疑者18名は全員事件と無関係だった) が起きており 学生運動参加者のテロリスト化、そもそもの切っ掛けが 最近何かと話題な日本学術会議や 2020年現在、沖縄限定で新聞ネタとなってる尚学院に置けるパワハラ自殺の其れを彷彿させる教育現場の腐敗構造 (GHQ統治時代にトップをゴミに挿げ替えたツケ 右も左もアメリカに対する憎悪に繋がった) に遠因が有りました 


結局226事件の時と同じで この時代に操り易い学生(エリート)使って安保闘争をやらせ 大学に入り込んだ異物の末裔が令和2年の老害教授達な訳です 原作者が彼等を最後まで毛嫌いしたのが本当に良くわかります。



【 映画(フィクション)化に辺り徹底的に泥を被って貰ったのは長野県警でした 実際は盗聴事件まで引き起こした朝日新聞(マスコミ)の違法行為 軽井沢に乗り込んだ神奈川県警や群馬県警の捜査員達との軋轢 警視庁から派遣されて来た機動隊員の上から目線な振る舞いから来る喧嘩 義勇兵のノリで現場に潜り込もうとした多数の民間人や警察に敵対する過激派引き連れた大学教授に自称宗教家等々 その混乱振りは原作バージョンの方が詳しいかも知れません 但し其れ描いたら2時間どころじゃ終わらないし観客もダレます あくまでもあの時代の1部を切り取り再現した娯楽作品として楽しんで下さいな。 】


★勿論神様じゃ無いんだから日本赤軍の描写はバッサリカット 事件当時は奴等単なるテロリストでしたしね 加藤倫教とその弟2名は上の兄・能敬を総括した事で洗脳溶けてたし当時未成年だからと数年で釈放。 少なくとも2人の警官殺した坂東國男に至っては超法規的処置で北朝鮮へ逃げられました アレが死ぬか報いを受けるまで事件は終わってません。



 昭和47年 (1972年) 2月19日 午後2時 長野県軽井沢 1年前に神奈川の真岡銃砲店を襲撃し12丁の銃と大量の実弾を奪った犯人達が群馬県警の包囲網を突破し此処に潜伏している可能性が高い 騒乱の無風地帯だった長野県警が本格的に過激派対策に乗り出したのはこの日が初めて 仲間と逸れ軽井沢駅に向かった4人は既に捕まっている 映画では冬場は誰も近寄らないレイクニュータウンの宿泊施設に潜伏し食糧を漁っていた赤軍派メンバー5人と偶発的に遭遇した長野県警機動隊員達との間抜けな鬼ごっこから始まった 


陰惨なテーマとは裏腹なアイルランド民謡風の明るいBGM 久しぶりの青空から愚か者達を馬鹿にする様に鳴いているトンビの声 なお機動隊班長が持ち出してる拳銃は多分コルトかブローニング 戦前輸入し将校に貸与された年代物です。 


逃走の末に赤軍派が身を潜めたのは当時は河合楽器の保養所として使われていたあさま山荘 駅へ宿泊客を出迎えるため外出していた管理人の小雀彰夫(こじゃくあきお)に留守を頼まれ山荘に独り残っていた小雀真理子(こじゃくまりこ)を人質に立て籠もる5人の身元が分からないまま始まった籠城戦 東京者になんか手出しさせない 百数十人を包囲に向かわせた長野県警本部は捜査本部設置に大わらわ 電話交換手の1人 里見品子(さとましなこ)は次々掛かって来る電話の対応に追われ遂に交換機が壊れてしまう。


警察庁では3週間に渡るイギリス出張から戻り 取り敢えず警察庁警備局付警務局監察官⇒略して局付(きょくつき)=要するに幹部間の連絡要員となったばかりの主人公 佐々淳行(さっさあつゆき)警視正……以後 "局付(きょくつき)或いは佐々警視正" が報告書や入手した爆発物処理の最新マニュアルを整理中 次々と入って来る情報にやきもきしながらも機動隊や特科装甲車両の出撃命令出しながら定時に帰る準備を進めていたが 逃げ道を塞がれる形で後藤田(ごとうだ)正晴(まさはる)警察庁長官に呼び出された


『学生運動の対処も大学封鎖の経験も無い長野県警と野間(のま)君(県警本部長で警視監)じゃ心許ない 佐々警視正(きみ)ちょっと行ってきて現場の指揮やってくれ』


漸く自宅でゆっくり出来る筈がまた無茶振り しかもただでさえ不仲な長野県警と警察庁のサンドイッチ 階級を盾に指揮官任務は先達で上司の丸山昂(まるやまこう)警視監に丸投げする事に成功するが補佐として軽井沢送り ついでにと 人質は必ず生きて取り戻し犯人を英雄にさせない様、銃は使わず必ず生け捕りに (光の雨でも書いたけど上赤塚交番襲撃し射殺された赤軍派 柴野春彦(しばのはるひこ) は当時のマスゴミとそっち系の教員(せんのうしゃ)達から殉教者扱いされ 部下を救うため犯人射殺した警察官は辞職に追い込まれてます。) 民衆を味方に付けるため報道機関との連携強化 県警を立てながら味方に殉職者を出すな等々 全部で6項目もの無理難題を追加で押し付けられる。 



 突然の出張準備で官舎に戻れたのは夜遅く 妻幸子(さちこ)は待っていてくれたが留守を引き受けてくれた母と3人の息子達は既に夢の中 まるでヘラクレスに与えられた12の試練みたいな無茶振り聞いた妻には あなたは何時も無茶するから前線には出ない様にと釘を刺される 蒸れるし周りが見えにくいヘルメットや異様に重く咄嗟に動けない防弾チョッキが嫌いな局付(しゅじんこう)は生返事 とにかく2〜3日中には戻るよと丸山警視監と共に駅へ向かう 冬は殆ど誰も来ない筈の軽井沢駅は既に厳戒態勢に入っていた 現場へ向かう大久保(おおくぼ)警視率いる九機機動隊員や高見繁光(たかみしげみつ)警部率いる特科車両チームと共に雪山を登る。


『万里の長城 戦艦大和 特殊装甲放水車(とくがたしゃりょう)は無用の産物。』


頭の固い事務方には予算の無駄だと叩かれたが導入をゴリ押しして正解だった 実際イギリスの装甲車(サラセン)とは比べモノにもならない装甲車モドキが無ければ長野県警や機動隊員の犠牲者はかなりの人数になっただろう とは言え導入されたばかりの車両は余りに少ない そのツケを支払うのは現場の警察官達となる 対策本部は煙草の煙で真っ白 本庁からお飾りとして派遣されかなり冷遇されて来た 野間(のま)県警本部長は歓迎の態度を示すものの他の幹部達は露骨なまでに喧嘩腰 警察庁長官から託された無理難題に1方的に激昂する馬鹿を諌めたり 無線機の電波問題や初動捜査のお粗末振りに内心頭を抱える事になる そもそも立て籠もる犯人達の身元だけで無く備蓄されてる食糧や電気に水道はどうなっている? 会議は延々と深夜までもつれ込んだ


東京からやって来た機動隊や特科チーム 主人公達の宿舎となったのは軽井沢署の独身寮 氷点下の室内では靴紐外すにも沸かした湯が必需品 いきなり薬缶から革靴に熱湯ぶっ掛けられ慌てるコメディ場面や 暖房無いから持ち込んだウイスキー回し飲みしながら始まる打ち合わせ 定例記者会見は2回から1日6回に変更させる 面割写真から犯人の1人の身元が坂東だと判明(映画では中野某) 母親による説得は無意味なモノとなった 持ち込まれた仕出し弁当は寒さで凍りとても食えたモノじゃない 地元住民が手分けして差入れてくれるおにぎりや豚汁、日清食品のカップヌードルを分け合いながら放水し催涙ガス弾を撃ちまくる 



 犯人達に1方的に撃たれる映像は詰め掛けた各局のテレビクルーにより生中継され 警視庁や長野県警には何故撃ち返さないとクレームの電話が殺到 本庁の人間は何故指揮を取らないと東京で出撃待機中の第二機動隊の隊員達と他部署の警官達による乱闘騒ぎまで起きてしまう 首脳陣の許可を取り付け無いまま強行された偵察で長野側の機動隊員が2人撃たれ後送 杜撰な警備をすり抜けた民間人があさま山荘に入り込み頭を撃たれ病院へ搬送される。 負傷者を出しながら撮影したカメラのフィルムは36枚撮りだからと残りの枚数使い切るまで現像に回されず 事情聞いて慌てた主人公が介入するも漸く仕上がった其れは全てピンぼけで誰が誰やら分からない 軽井沢署には俺が人質の代わりになると全国から駆け付けた自殺任務志願者や 売名目的で現れた有象無象が目白押し 事務員達は電話攻勢のみならず阿呆共の対処にも追われる事に 


この後に及んで本庁の偵察は要らんとイキる現場担当者の挑発に 丸山警視監(せんぱいじょうし)はブチ切れ寸前 そんな最中飛び込んで来たのは搬送された民間人 田中保彦(たなかやすひこ)の死亡報告 不祥事やらかした長野県警に此れ以上甘い顔をするな 警察庁長官から直々に電話口へ呼び出され散々発破掛けられた佐々警視正(しゅじんこう)が現場を仕切る事に 本部長の許可を得ない独断専行を行った者は以後職務を解任 ついでに対策本部はこの時を持って禁煙とする まずは山荘の電気を止め情報を遮断 実際犯人達は持ち込んだポータブルラジオで警察無線やマスコミ報道を傍受し動いていた事実が明らかになったのは事件が解決してからの事 犯人達を眠らせるなと山荘の電話は絶えず鳴り続け 県警機動隊による運動会じみた投石作戦も実行される 


追い詰めらた犯人達が強行突破を図る可能性も有る 問題なければ深夜に嫌がらせ兼ねて信号弾を1発射 犯人が飛び出して来たら信号弾は2発撃て 疲労困憊となった隊員達が交代で仮眠を取るが 信号弾を任された隊員の点火ミスにより信号弾が2発打ち上がり思わぬ大混乱に 宿舎場所も無いまま持ち込んだ中継車やテントで休んでいたマスコミ関係者達も大激怒 だが加熱報道繰り返すマスコミ側もミスを犯す 現場を取り仕切る佐々警視正の顔写真とプロフィールが雑誌に流出 赤軍シンパが家族襲ったりマスコミが自宅に押し掛ける可能性も出て来た 官舎には警備のため警察官が貼り付く 東大紛争の時は却下された鉄球攻撃作戦の許可が出た 無茶振りに協力してくれる民間企業のクレーン車チームが雪山を登る 写真が駄目なら音声で……寒さで集音マイクがまともに動かない やっと取れたのはトイレの音だけだった



 内田尚孝(うちだなおたか)警視指揮下の第二機動隊と宇田川信一(うたがわしんいち)警視率いる警視庁第一課コンバットチームに漸く出動命令が下る 2月27日 鉄球とクレーン車が現場到着し装甲板を貼り付ける突貫工事が始まった 突入準備を犯人側に悟られない様、機動隊員達は最前線で命懸けの挑発行為を続行 人質解放を理由に史上初の報道協定締結 明日早朝突入作戦に踏み切ります 佐々警視正と妻を心配する小雀彰夫による遣り取りから浮かび上がる貧乏クジ男の原点 多くの怪我人に殉職者も出る可能性が有るヘルメットの階級章は犯人に狙われるから外せ 病院や救急車の手配と鉄球攻撃の障害となる電線の撤去を県警側に依頼 だが連日連夜の攻防戦と一般市民を名乗る人々からの突き上げやマスコミ相手の折衝で疲労困憊な隊員達と首脳陣は此処に来て細かなヒューマンエラーを繰り返す事になる 


勤務を交代し宿泊施設に戻った主人公も半ば壊れていた 鼻歌を歌い凍った靴紐を溶かそうと薬缶片手に踊る迷場面 もしかしたら殉職するのは俺かも知れないと皆んな妻や家族へ最後になるかも知れない電話を掛ける 2〜3日で戻る予定だったが軽井沢での泊まり込みは既に9日を越えた どうしても弱音が吐けず甘えられない不器用な主人公と妻の遣り取り 弾の届く所に出ないで下さいね 嘘が付けない無骨者は明日には帰りますとだけ言い残し受話器を下ろす 


2月28日朝7時 遂に突入作戦が始まった。 苦労して山中へ運び込んだ放水銃の水は貯蔵プールの中で半ば凍りかけている 隊員総出で氷を砕きパイプを装甲車へ繋げた 防御用の盾は二枚重ねにしたがそれでも直撃すればライフル弾は隊員達を貫く 鉄球攻撃と放水……実際は晴天下で行われた無謀な真昼の突撃 映画では隊員達を犯人達の銃撃から護るかの様に雪が降り注ぐ 次々と撃たれ後送される機動隊員達 追い詰められたテロリスト達は隊員の顔面を狙い始めた 主人公の伝令役を志願した隊員が撃たれ後送されるもヘルメットが守ってくれた 


だが次に狙われた放水車や催涙ガス弾射撃を指揮する特科の高見警部は殉職 鉄球攻撃はバッテリー故障で止まり (映画では水被ってどうこうと言い訳してるが本当は別の原因) ヘルメットの階級章を外さなかった内田警視も部下を庇うかの様に撃たれ殉職 内部に突入した第二機動隊を襲ったのはテロリストが所持していたパイプ爆弾 忽ち副隊長を含む5名が重軽傷を負い至近距離で散弾銃を顔面に撃ち込まれた隊員は失明 マスコミ側にも銃弾が降り注ぎ重傷者が出たがそれでも突入作戦は続行される 事件を終わらせるのは長野県警の機動隊員で無ければならない 死んでこいなんて命令を出せるか 前線指揮所の中で会議は紛糾 


県警から志願してくれたのは映画冒頭場面で犯人追跡に出遅れた機動隊員の木戸(きど)巡査達 あの銃撃戦で同僚や先輩2人が撃たれ病院送りとなっていた彼等にしてみればこの戦いは雪辱を果たすチャンス 夕方5時30分 隊長と副隊長を続けざまに失い意地でも撤退しないと激昂する第二機動隊員達を無理矢理下がらせ 第九機動隊と県警機動隊 主人公や宇田川警視率いる7人のコンバットチームも山荘へ再突入、漸く発砲許可は降りたものの拳銃は役に立たなかった 放水銃で壁を破壊し隊員に向けられた猟銃を素手で掴みテロリストを次々と取り押さえる 


壮絶な死闘の末に人質=小雀真理子を遂に奪還 とある理由から拘束も猿轡もされていなかった (総括を彷彿させる行為を犯人達が嫌がり 閉じ込めはしたもの弾除けの御守り渡され暴力は振るわれていなかった 後に其れはあらぬ誤解を招きマスコミ側にバッシングされる事になるが……まあ詳しくは原作読んで欲しい マスコミ側や犯人が書いた本では無かった事になっている。) 仲間を撃たれ激昂する報道陣の前を顔を剥き出しにして歩く事になった犯人達 先導役は決死隊に志願した木戸巡査 主人公と宇田川警視等コンバットチームの8人は内部の後始末を終えてから最後に現場を去る 事件解決から数日後、東京に漸く戻り殉職した2人の部下の葬儀や入院した隊員達の見舞いを終えた主人公は疲労困憊 他にも様々なエピソードを挟みつつ もう辞めるやってられるかこんな仕事と呟く局付(しゅじんこう)を叩き起こす長官からの電話


『はい! 此方ヘラクレス…………。』


佐々淳行警視正の試練は尚も続く。



★かなり内容端折りましたが登場人物の細かなギャグや陰険漫才が目白押し 特に野間本部長演じた伊武雅刀のアレは……かなり笑えます。


☆佐々警視正……この後も山岳ベース事件やハイジャック事件 沖縄ではひめゆりの塔でのテロ未遂に巻き込まれたり ベトナム出張命じられてサイゴン陥落に巻き込まれたりと波瀾万丈にも程が有る人生が待ってます。 警官2人と民間人1人を射殺した坂東國男 現れた母親にも銃を向けた事で色々壊れた彼の父親は首吊り自殺 世間から執拗にバッシングされた母親や赤軍派メンバーの親族達は心労からの早世が続く事になりました。


★当時の警察無線はちょっとした改造施したラジオで傍受可能でした 家にも1台有ったなぁ なお当時の機動隊員用ヘルメットは物凄く蒸れますし手元に警棒や服装一式持ってますがあれは服じゃ無い 防弾チョッキは高々厚さ2mm程度の鉄板しか入っておらず洗濯すら出来ませんので物凄く臭いです。


2020年11/5 暫定63話 オーガストウォーズ 13年 全面改稿致しました 数年振りに再視聴しましたがあのヒドイン やっぱり好きになれません(苦笑)

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