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ダンまち外伝 ソード・オラトリア④ 17年

2020年9/20朝〜深夜脱稿 タブレット端末にて執筆 9/21深夜投稿

此れ投稿してから借りてきたDVDのマラソン鑑賞会です 割込み作品及び改稿情報は後書きと活動報告に記載します。

【 少なくともウェブ版が存在してた本編と異なり 文字通り原作完成待ちだった外伝アニメ版製作はどんな風に転がったのか? 本編よりも多い重要キャラの内面掘り下げに失敗し原作よりも遥かに "脳みそお花畑でガチ百合モードなおバカ主人公レフィーヤ・ウィリデスの妄想シーン" を筆頭にギャグが尽く滑った上 戦闘場面に迫力や緊迫感感じなかったのは 時間が無かったからかなそれとも予算が無かったのかと 製作スタッフでも無い視聴者にそう感じさせてる段階で失敗だったと思います。 ぶっちゃけると本編2期のOAVよりも駄目です。 】


★折角ミノタウロスvsベル・クラネルの1騎討ち場面を再製作&新規アフレコしたり クライマックスをフィン・ディムナ団長役の声優さんが盛り上げたのに彼等の内面がアニメ版では見えて来なかった 本当に残念です。



 2020年9月下旬 身も蓋もない話ですがアニメ本編とゲーム版完成までの場繋ぎとして製作されたとしか思えない品質 (効率優先で場当たり的な原作解釈と粗欄製造のアラが見え隠れしてて本当に勿体ない) の此れをどう評価したのか悩んだもんですが 長年中々手を付けられなかった初期の原稿や新規割込み投稿で少しだけ気分転換出来たので 正直原作其れなりに読み込んだ (但し近所の本屋が軒並み品揃え最悪だったりそもそも本屋が消えてたりしててコミカライズ版は業腹だけど検閲だらけなamazon辺りに申し込まないと手に入らない) 私の場合極めて不完全燃焼だったラストエピソードを纏めたいと思います。


実はアニメ版のあの終わり方が物凄く残念だったから図書館でオラトリアの4巻以降借りてきたのだけれど 出版時期と今のアニメ製作スケジュール逆算してみるとあのラストは自転車操業で無理矢理纏めたとしか思えなかったのね。 そもそも原作読んだりコミカライズ楽しんでたお客様から見るとかなり見劣りする演出 特に最初から最後までフラワーロック以下だった食人花(アレ)とか敵対してる筈のダンジョンの怪物達とエニュオが生み出した新種モンスターの其れが原作無視して共闘したり エフェクト派手な割に動きに全く華が無いベート・ローガのヤクザキックやフィン団長の槍術 リヴェリアの魔法の滅茶苦茶さ加減と其れに負けず劣らずなレフィーヤの攻撃魔法 ガレスの非常識なまでの頑丈さと斧の力が見えて来ない 


実はベル君より遥かに強いラウルを始めとする平団員達の人間関係や冒険者の街オラリオの風情も皆無 せめてクライマックスはベル君の其れに触発された彼等の発奮が見える所で終わるべきだったかなと そもそもアニメ版をあんな最終回にしてしまったら……続きどうするのさ? と鬱憤晴らしてから今回は進みます 一応あらすじはアニメ原作遵守だけどもうね(溜め息)



■第10話:少年と英雄


 本編第3巻 外伝の4巻でフレイヤ・ファミリアの眷族がアイズ・ヴァレンシュタインとベル・クラネル&ヘスティアを襲撃したのは 独り動いてるオッタルから事情聞かされてない彼等の単なる八つ当たりだったのですが ロキ・ファミリアへの警告だと勘違いしたアイズによる報告から始まった首脳会談の議題となったのは赤髪の怪人レヴィやアニメでは未だ未登場な闇派閥残党の情報源が他のファミリア或いはギルド関係者に潜伏している可能性。 


フレイヤへの疑念は彼女のお気に入りドチビの眷族(ベル・クラネル)への懸想知ってる女神ロキに敢え無く否定され、映画版や外伝6巻で展開されるティオネ&ティオナのアマゾネス姉妹の過去を明かした港遠征や闇派閥と内通しているイシュタル・ファミリアに対する調査エピソードの前振りとなる場面なのですが……8話を目一杯変更しちゃってるからかなりグダグダになりました。 時間の都合でかなり端折られた首脳陣3人がロキにスカウトされた理由と彼等の野望 フィン・ディムナ団長は怪物に祖国滅ばされ散り散りとなった小人族(パルゥム)の再結集 王族(ハイ)エルフで長い時を生きる未来が待っているリヴェリア・リヨス・アールヴ副団長の野望(ゆめ)は、未知への探究 眷族最年長のドワーフの願いは強きモノへの挑戦 そのために俺達はもっと強くならなければならない 現状に満足したり慢心する者は此処には誰一人居ないのだ。 


フルヴィスとアイズに鍛えられ攻撃を回避しながらの並行詠唱身に着けたレフィーヤ (ベルくん)の成長スピードの秘密が知りたい アイズの下心やら何やらで始まった早朝訓練で著しい進歩を見せたベル・クラネル


『アナタには負けませんから(•ˇ_ˇ•)』


街中で偶然出くわしたベル君に宣戦布告する林家……もといレフィーヤ・ウィリデスのアレな場面挟みつつ ロキ・ファミリアは遂に未到達領域を目指す大遠征に挑む 今回支援チームとして参加するヘファイストス・ファミリアの椿(つばき)・コルブランド団長(ちなみにLv.5の戦士でも有る)は相変わらずツンデレモードなベート・ローガをからかい倒し 以前の探索でダンジョン内では中々食事しないし水すら飲まない剣姫(アイズ)にまともな携帯食を手渡すついでにギルド関係者(フェルズ)から託されたある種のモニタリングカメラを渡すルルネ・ルーイ 


大人数通過による上層階での混雑避けるため 遠征チームは2班に別れ18階層で合流する事になった そして先行するアイズ達が目の当たりにしたのはミノタウロスと戦うベル・クラネルに 彼等の一騎討ちをサポートするオッタルとの対峙 まあこの辺りのシーンは本編アニメでも書いたから省略するが 満身創痍で気絶したベル君と応急処置が施されたリリルカ・アーデを背負い運んだアイズとリヴェリアへ感謝する女神ヘスティア(おかあさん)母親(アリア)の幻視重ねて動揺するアイズと其れ見守るリヴェリアのシーンもかなり削られました。



■第11話:冒険と未知


 第1話でも突っ込み所満載だったけど相変わらずリヴェラの町が無いだけのアンダー・リゾート(18階層)にしか見えない50階層(セーブポイント) 初めてダンジョン深層部を訪れたヘファイストス・ファミリアの 椿(つばき)・コルブランド団長やレフィーヤ・ウィリデスを始めとする後続メンバーを驚かせたのはLv.6〜5クラスが揃ったロキ・ファミリアの腕利き達が何故かやたらテンション高めな事 其れはLv.6に到達したばかりの剣姫(アイズ)も例外では無かった。 自分達は何故強く成りたいと願ったのか? 何故命が幾ら有っても足りない冒険者になったのか? まるで自身の原点を思い起こさせる様な戦いを目の当たりにしたアイズ達 水浴時にティオナ・ヒュルテから御伽話(アルゴーノーツ)を彷彿させるミノタウロスvs白兎の戦い……ちなみにティオナはベル・クラネルを "くらべるねる" と間違えてるが 相変わらずギャグは滑りまくりだし突っ込み役不在のボケは書いてて辛いから省略。 


50階層を後方支援拠点にして少人数で59階層を攻略する 選抜メンバーはフィン団長 リヴェリア副団長 ガレス・ランドロック アイズ ティオナ ティオネ の6人と サポーター役兼任の支援メンバーとしてレフィーヤ・ウィリデス ラウル・ノールド そして椿・コルブランド団長の3人で計9名 ヘファイストス・ファミリアが準備していた"巨大芋虫対策"=不壊属性(デュランダル)を付与した武器の引き渡し 9年振りの対面となる椿団長とアイズの昔話 気負うラウルをからかったり励ましたりと忙しい猫娘アナキティ・オータムと眼鏡娘なリーネ・アルシェ その他諸々色々有ったが幾ら書いてもキリが無いので省略。


52階層で脅威となったのは58階層に潜むヴェルガントドラゴンが行う火炎狙撃 遺跡を思わせる廊下に待ち伏せしていた蜘蛛型の怪物に狙われたラウルを庇いレフィーヤがうっかりドラゴンが開けた穴に落っこちた。 重力魔法で墜死の心配だけは無いがテンション上がりまくりなティオナとティオネそしてベートが彼女を追い掛けて穴へと突入 空中戦でウィル・ワイバーンを討伐し待ち伏せていたヴェルガントドラゴンと戦う4人を追って現れたガレス 全速力で58階層に駆け付けたフィン団長やアイズを始めとする残りの5人も合流し 何故かダンジョンの怪物達と共闘する巨大芋虫の群れを殲滅 そのまま小休止に入った攻略メンバーは戸惑いを隠せない 本来なら59階層は氷河が連なる極寒地帯 此処も以前攻略した時は結構寒かった筈だが何故蒸し暑いのか 答えは明らかだった。


59階層に入ったフィン達が目の当たりにしたのは例の芋虫の群れと熱帯雨林と化した元氷河地帯 芋虫を捕食し強化し続ける不気味な食人花が進化し現れたのは人語を話す女性型の怪物 其れはアイズをアリアと呼び襲い掛かる。



■第12話:神々と眷族(ソード・オラトリア)


 『アリア 貴女を食べさせて』 怪物の正体は闇落ちした精霊だった 食人花や巨大芋虫の群れを指揮し人語を解するだけでなく全属性魔法の高速連続詠唱やらかし魔力が無くなれば配下の怪物達を喰らって即座に回復 頑丈な外皮と刺されても切られても回復する出鱈目振りに苦戦が続く主人公達だったが 未だ産まれたばかりで本体がさらなる下層から遠隔操作してるリモコン怪獣なんてよくよく考えたら敵でも何でも無い 強烈な攻撃魔法はリヴェリアとレフィーヤが展開する防護魔法や障壁で防ぎ フィン団長が檄を飛ばしつつ槍でバケモノを刺し貫きブチ切れモードの椿団長がくりなす二刀流やガレスが振り下ろす巨大斧 相変わらず威力だけは強烈なベートのヤクザキックにレフィーヤが放つ飽和攻撃魔法。


何かどっかの地下迷宮 (原作11巻まで読んでるお客様にはお馴染みの場所 人造迷宮(クノッソス) 但しアニメでは説明無し) でひたすら魔石食いながらパワーアップ図ってる怪人レヴィアとエニュオの部下 闇の使徒(エイン) の解説してるようでただ駄弁ってるだけのお茶の間コント アイズに託したモニタリングカメラに映された映像を同じく見守りながらギルド地下の祈祷室で意味不明な会話繰り広げてるウラノスとフェルズ 延々1話殆ど費やして繰り広げられたかなり中途半端な最終決戦を制したのは仲間と共に戦う道を選んだアイズ・ヴァレンシュタインの必殺技 ちなみにバケモノが隠していた取っておきの魔法は根性で一撃喰らわせたレフィーヤの魔法により無効化された。


なお原作ではアニメ製作の段階で未だ登場していない5巻で現れた闇派閥のテイマーが操るバケモノとか 1人1殺の道連れ攻撃やらかす謎の冒険者相手に苦戦し18階層まで撤退を余儀なくされたロキ・ファミリアの冒険者達と満身創痍な状態で偶然此処に迷い込んだベル君達との交流とか壮絶な戦いが待ち受けてるのだが アニメではバケモノ倒してサッサと帰還 宴会打ち上げとロキのセクハラ攻撃を初めて撃退するレフィーヤ その他諸々で幕を閉じます 本来なら長々と最終回は凄かったよと書きたい所ですが 何故だろう……ドラマ要素軒並み端折ったせいかイマイチ感動が薄い(笑) 


案外ノベルタイプのゲームで演れば盛り上がった筈だけど アニメの安普請振りになんか違う意味での涙が出て来るのはどういう訳だ。



2020年9/24 追記:原作版ソード・オラトリア12巻漸く楽しませて頂きました 熱く壮絶な展開に物凄く心揺さぶられたけど此れ読んだお客様がこのアニメ見たら……違う意味で泣けてくるだろうなぁ(TT) 例えるならアニメ最終回は最高の食材使って作り上げた○国料理 美味いも何も阿呆みたいに怪し気な食品添加物使ってるから食材の味がしない或いはボケている そんな感じです。



2020年9/23 暫定623話 トロピック・サンダー/史上最低の作戦 08年 割込み投稿致しました。

2020年9/27 暫定45話 エイリアン 79年 全面改稿致しました。

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