ダンまち外伝 ソード・オラトリア① 17年
2020年9/9〜9/10深夜 タブレット端末にて執筆し脱稿 9/11深夜投稿
多分外伝原作12巻まで読み終えたお客様はアニメ版でのこれみよがしなネタバレ描写に色々思う所が有るでしょうが黙ってましょうね(-_-) 私は見て見ぬふりする事に決めました 本編アニメ3期とソシャゲ当たらないと外伝の続きアニメ化も難しそうですし 私は幼女版アイズの酒乱場面が見たい。
【 第1期は本編1〜5巻のエピソードをロキ・ファミリアの眷族達から眺めた物語になりますが 闇派閥や都市の破壊者との暗闘優先で肝心要のヒロイン=アイズ・ヴァレンシュタイン筆頭にメインキャラの掘り下げが後回しとなっただけでなく 突然沸いて出たヘタレ百合エルフ=レフィーヤ・ウィリディス魔導士がひたすらウジウジするドラマが前半のメインとなり色々不完全燃焼なエピソードとなりました。 確かに原作通りなんだけど物語が面白くなるのは Lv.3の筈なのに追い詰められたらすぐ泣き怪物に怯えヒロインに縋る等 何故冒険者やってるのか分からないタワケが多少冒険者として成長した4巻辺りからなんだよなぁ(ジト目) 何にせよアニメ版は色々詰めが甘いから原作版優先します。 】
★本編は読破済 此れから原作外伝読むなら敢えて "アイズ・ヴァレンシュタイン幼女回&本編8巻のエピソードに連動した" 9巻から手を出す事をお勧めします でないと外伝1巻のドラマや魅力が見えて来ないのよ。
☆正式タイトルは:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア Sword Oratoria となりますが長いので省略します。 小文字で二段重ね表記出来たら長いタイトルも纏められるし色々遊べるけどこの辺りは技術進歩待たないと駄目かな?
日本 ライトノベル TVアニメ化作品
大森藤ノ 著
はいむらきよたか 画
キャラクター原案 ヤスダスズヒト
SBクリエイティブ GA文庫より
2014年〜2020年2月時点で12巻
2020年9月も前半終了 映画版ダンまち オリオンの矢 の感想纏めて次はどうしようかと色々悩みましたが 先月同様、気分転換或いは煮詰まり解消も兼ねて読んだ本や映画の感想は割込み投稿で処理しながら此方も一気にアニメ2期ラストまでさっさと纏めとこうかと開き直りました 色々書き直し&反応悪いからと投稿オミットしたシリーズ物の整理等で話数が変わるのでご注意を 割込み投稿や原稿全面手直しは活動報告や後書き等で告知致します。
と言う訳でレンタル店ですらそもそも置いてなかったりする所も多い "外伝 ソード・オラトリア アニメ版1期" の感想と紹介です。 本編はコミカライズ版や大手企業とタイアップしたゲーム版も含め英訳されて海外に出回ってるものの此方は精々アニメ版の配信程度 (苦笑) カンの良いお客様は大体察しが付いてると思いますが、アニメ版の内容については肝心要のヒロイン=アイズ・ヴァレンシュタインの可愛らしさとか 色々足りてないその天然振りを魅せる場面が大幅にカット 尚かつアニメ版の彼女のキャラ設定がタレ目にへの字口に統一されちゃったもんだから色々厳しい評価喰らっているようです。
低評価の原因はアイズの掘り下げが後回しになった事と ベル君より遥かに強く "ミノタウロスを素手で殴り殺せるレベルの" レフィーヤが何時までもウジウジしてて物凄く視聴者を苛つかせるのがアウトなんじゃねーかと書かせて貰います。 実はつい最近まで3巻で切ってたのよ 以降のエピソードを図書館で読む機会が無かったら一生見向きもしなかったかも知れません はっきり断言しますが物語が面白くなるのは4巻からです 3巻まではストーリーはともかく レフィーヤに苛つかされ我慢大会だったね本当に (ため息)
【 此処まで読んだお客様は大凡察しが付いてると思いますが 私は外伝に登場するレフィーヤみたいなタイプがかなり苦手です そもそも何でこの娘が冒険者をやってるのかが11巻まで読んでも見えて来ないんだよなぁ ロキ・ファミリアに所属するメンバーの大半は肉親や恋人を殺されたり或いは フィン・ディムナ団長やベート・ローガそしてアイズ・ヴァレンシュタイン の様に生まれ故郷を怪物に蹂躙され滅ぼされた者も居るから誰よりも強さを求めるのだけど百合エルフだけはその背景が見えて来ないのよ。 】
★レフィーヤは教区と呼ばれる魔導士学校卒業⇒選抜試験突破しファミリアに入団 例えるなら先輩に憧れて大企業に入った 世間知らずの新人OLみたいなタイプです。
■第1話:剣姫と妖精
入団し神の恩恵が与えられた段階で既にLv.3 前途有望な魔導士としてロキ・ファミリアの50階層突破を目指す遠征メンバーに抜擢されたレフィーヤ・ウィリディスはメンタルが豆腐並みに弱かった。 安全地帯直前の危険地帯 大荒野 の障害 次々と現れる羊頭の怪物=フォモールの大群に怯え魔術詠唱が出来なくなったヘタレエルフを救ったのは敢えて仲間との連携を諦めた 剣姫=アイズ・ヴァレンシュタイン の無謀な単独突撃 怪物を殲滅しセーブポイントに到達した遠征隊は漸く小休止に入る。
ヘタレ魔導士を不器用に慰めるアイズ 無謀な突撃やらかしたアイズを抱き締めて叱るアマゾネス姉妹の妹=ティオナ・ヒュルテ 何時までもウジウジ悩むヘタレと百合な雰囲気に我慢が出来ず 剣姫と大切断のスキンシップに割り込むツンデレ狼人 ベート・ローガと女性陣の口喧嘩を止めたのは 小人族 フィン・ディムナ団長にぞっこんでキレると怖いアマゾネス姉妹の姉=ティオネ・ヒュルテ 此処3年程続く能力の停滞期に焦るアイズを育て面倒を見て来たフィン団長のみならず母親の様に接してきたハイエルフの副団長リヴェリア・リヨス・アールブ魔導士 立ち位置としてはお爺ちゃんなドワーフ=ガレス・ランドロックを交えての反省会で色々凹んだアイズの水浴場面を挟みつつ物語は正体不明な巨大芋虫の大群登場場面へ
時間の都合で食事休憩シーン 翌日残留チームと選抜チーム8名=1班4名に別れ始める総合治療組織から委託された51階層階層主 強竜 との直接戦闘避けつつ カドモスの泉からの泉水採取場面。 大蜘蛛や犀形怪物との戦闘シーンも全てカットと相成ります 勿論此処でも豆腐メンタルなレフィーヤの魔術発動は失敗続きでお仕事は専ら荷物運びと魔石採取。 流石のアイズでも単独で戦うのを躊躇する強竜の死体発見 向かって来る筈な怪物達のセーブポイントへと逃走を目撃した採取メンバーは慌ててキャンプ地へとんぼ返り
アダマンタイトの刃物をも跡形も無く溶かす体液を持つ巨大芋虫の大群との戦闘は困難を極めるが 小柄な身体と不釣り合いに見える槍で戦いながら的確な指示を出し続けるフィン団長により形勢は徐々に逆転。 アイズの風の付与魔法による魔法攻撃 肉弾戦が得意なベートは蹴りやパンチで虫達を殲滅し 普段のおしとやかさをかなぐり捨て、素手で虫の魔石引っこ抜くテイオネ アニメ版ではまるごとカットされたけど漸く攻撃魔法を繰り出し仲間をフォローするレフィーヤ 武器を軒並み虫の体液で溶かされてしまい戦線離脱 治療担当の眼鏡少女=リーネ・アルシェと共に負傷したサポーター兼任冒険者ラウル・ノールドを治療するティオナ
強竜を倒し捕食した人型の植物怪物登場(アニメでは出番有りません)で最後の最後でやっぱりヘタレたレフィーヤをフォローしたのはアイズの単独特攻魔法=リル・ラファーガ (命名はロキ ちなみに無詠唱でも使える事をアイズは知らない(笑) アニメではオミット) アニメではレフィーヤを補佐し何とか詠唱を間に合わせたリヴェリアの攻撃魔法で虫の大群は壊滅 役立たずだった百合エルフが尚更落ち込み 装備や食糧に医療物資も失った遠征隊は下層踏破を諦め帰路に付く。
あれ程倒した芋虫型の怪物の魔石は体液で溶かされティオネが溶かされそうになりがら毟り取った1個だけ 色々換金出来そうな情報や魔石は手に入れたものの装備軒並みやられたから収益は良くてトントン 明らかにダンジョン産の其れとは異なる魔石に反応したのは17階層に現れたミノタウロス達 戦闘を放棄し何故か慌てて逃げ出したミノタウロスが上層階へ逃げ込んだら大惨事になる 怪物を追うアイズとベートのコンビの前に現れたのは明らかに素人同然な白兎=ベル・クラネル 血塗れ姿で寄声上げ逃げ出したトマト野郎にベートは爆笑し化け物扱いされたと勘違いしたアイズは軽く落ち込む事になった。
地上で動き出すディオニソスとフルヴィス ギルドで対応を協議するウラノスとフェルズ 物語の始まりは割と駆け足で幕を閉じる。
■第2話:試着と購入
ロキ・ファミリアの遠征隊30名は誰1人欠ける事なく本拠地 黄昏の館へ帰還 彼等を満面の笑顔で出迎えるロキのセクハラ攻撃の犠牲者となったのはやっぱりレフィーヤだった なお、付与魔法行使した反動で中身ボロボロなアイズの体調を見抜き独り心配してたのは主神だけなのだが勿論アニメではカットされる。 共同浴場での胸談議にやっぱり乱入して来るロキの登場と天丼場面は本編で楽しんで貰うとして 人型植物を討伐しステイタスは何処まで上ったのか期待を込めて挑んだ更新の結果に失望感を顕にするアイズ Lv.5からの長い停滞期への苛立ちともしかしたら此れ以上はステイタスが上がらないかもと感じる恐怖 其れはフィンやリヴェリアそして最古参のガレスにも覚えの有るかつて通った道。
『つんのめりながら走り続ければ いつか必ずコケる。』
何度でも言うが焦るな そうアドバイスするロキの顔はまるで母親の其れなのだが自分自身の事で目一杯な彼女は思わず目を逸らす 様子の可笑しいアイズを心配し廊下で待ち受けるレフィーヤとの会話場面 翌朝メンバーで手分けして行われる換金交渉 アニメ版では強竜の場面が丸々消えたからティオネとディアンケヒト・ファミリアの治療士 アミッド・テアサナーレ を相手にした買取り価格交渉場面は大半がカット カドモスの皮膜の代わりはユニコーンの角に変わる。 武器工房で作らせた武器を毎回の様に消耗し尽くす事から壊し屋呼ばわりされてるティオナと鍛冶士達のコメディ描写 壊れない筈の剣姫の相棒の劣化し摩耗した刃見て溜息つく神ゴブニュとアイズの対話 流石に溶解液の影響受けてる刃物は研ぎ直しが必須となり代剣借りる事になった。
遠征の打ち上げ会で集まるのは居酒屋 豊穣の女主人 酔うと刀振り回すから団員のみならず主神や店の主人ミアハからも酒を止められているアイズは水のみで食べるの専門 ぐでんぐでんに酔っ払ったベートの失言から始まるとある少年の食い逃げ?場面 翌朝、かつての自分を彷彿させる男の子を泣かせたと落ち込むアイズを心配するリヴェリアとの対話シーン 彼女を元気付けようとティオネ&ティオナ姉妹とレフィーヤに連れられ向かったのは服飾街 最初に立ち寄った場所=アマゾネスの洋服屋がまんま水着かランジェリーショップみたいな所だった事からレフィーヤの脳内で始まる阿呆なサービスシーンについてはノーコメントで(笑) まあバニーガールやら例の紐とか色々有ったけど最終的にアイズが選んだのは青いミニスカートに控え目に刺繍が施された白の単衣
ところでファッションの趣味がどうこう言ってるレフィーヤの其れは まんま林家パー子さんの衣裳そのまんまだし ず〜と着たきりスズメだけど大丈夫かね?
戻る途中ティオナに精神的ダメージ与えたロリ巨乳女神様との遭遇とか 神の会合に出掛けるロキのセクハラ攻撃を挟みつつ物語は遂に怪物祭のエピソードへ 実は外伝のこのシーン本編に転用されたんだけどやっぱり使い回し? いいえ新規作画と録音だそうな。
■第3話:祭典と勇気
貧乳でも女神なロキがガネーシャ・ファミリアの根回しパーティに参加した目的は勿論ドチビが開いたファミリアに入団希望した変わり者の情報仕入れついでにからかう為だったが意外な組み合わせに声を掛けられる事になった。 天界ではロキ同様自滅思想持つ危険物だった神ディオニソスとオラリオへ農産物を供給している女神デメテルの珍しい組み合わせ まぁそんな胡散臭い神々の些末事よりもまずはヘスティアが優先 まんまと怪物祭に行く方向に誘導されたとロキが気付いたのは事件が片付いた後の事
少しでもステイタスを伸ばしたいアイズはレフィーヤ連れてダンジョンへ 其れは彼女1人ぐらいなら守ってあげられると言う慢心からだと自覚したのは お怒りモードで彼女達の帰りを待っていたお母さんに叱られた時 長引きそうなお説教を止めたのはフレイヤとの対峙に急遽護衛が必要になるかもと言い出したロキ アニメ版では百合モード拗らせたレフィーヤの妄想劇場が始まりますが正直野郎の其れとどっこいどっこいだから オジサンにはついてけません ちなみに原作ではアイズのスカートの中覗いたロキがしっかりお仕置きされてますが……勿論中にスパッツ履いてたそうな
そしてダンまち本編に転用された女神フレイヤとの軽食会 護衛としてアイズを引っ張り出した本当の目的は 放っておけば怪我も厭わずダンジョンへ潜りかねないお転婆娘に息抜きさせる為だと公言するロキに驚くフレイヤは何故ベル・クラネルに興味を抱いたか話し出す。 そもそも剣姫は女の子としてはかなりポンコツだった 3年前にファミリアに加わったティオネ&ティオナ姉妹に女同士の付き合い方を 母親代わりに彼女の面倒見てたリヴェリアからは髪の梳かし方や身嗜みの大切さは教えて貰ったが 異性との付き合い方をそもそも理解しておらず
装飾品よりも市場に並ぶ武具や刀剣にまず興味示す其れを多少は修整しないと拙いだろう(汗) 何だかんだ言いつつもお母さんは彼女の将来が心配だった。 尺の都合でアニメ版ではじゃが丸のエピソードだけ ちなみにかなりの甘党で有るアイズの好みは他のお客さんから色物扱いされる小豆クリーム味 何とか間接キスには成功したもののロキは顔色必死に誤魔化してます。
ベル君に試練を与えるためにフレイヤが行った怪物への魅了魔法に反応したのは ガネーシャ・ファミリアが持ち込んだモンスターだけでは無かった オラリオの街へ逃げ出した怪物を追うアイズやガネーシャ・ファミリアの眷族等と共に事態打開に動くティオネ/ティオナ/レフィーヤの前に現れたのは地下水道に何者かが放っていた植物型の新種モンスター 魔力に反応し襲い掛かる其れはレフィーヤを吹き飛ばし 現場に駆け付けたアイズの付与魔法を食い始める 借り物の剣が折れても逃げ遅れた子供を庇うため戦い続ける彼女達に少しでも近付きたい ギルド職員達に助け出されたレフィーヤが始めた魔術詠唱によりモンスターは氷漬けとなり消滅 逃した最後のモンスターを倒すためアイズはロキが投げ渡したレイピアを手にダイダロス通りへ駆け付け 其処で怪物へ必死に挑む白兎と再会する事になった。




