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空の境界/未来福音 extra chorus 13年

2018年12/20〜12/25タブレット端末にて執筆し脱稿 12/25深夜投稿

割り込み投稿初挑戦(笑)

【 出版&文庫化されなかった未来福音/武内崇のコミカライズ版アニメ化ですがたった30分ちょい んなワケ有るかと時計確認して驚く程度には内容濃厚な3本の短編ストーリー。 まあ何にせよ第三章:痛覚残留でDQNによるレイプ被害に失恋ともう目茶苦茶不憫だった浅上藤乃がそれ也に悔やんでいても生きていてくれてホッとした作品でした 後本編楽しんだ後でニュースサイトで主演二人の声優さんの婚姻発表知らされ あ〜あ御馳走様(笑)となったのは……まあノーコメントで。 】


アニメ.劇場公開作品.

省略しましたが本来は劇場版のタイトルや長い英文入ります

the Garden of sinners / extra chorus

受刑者の箱庭/エキストラ・コーラス.

2008年.夏コミ発表〜委託販売品.


★架空の登場人物の生き死にで騒ぐなと怒られようがあの娘には死んで欲しく無かった…ええそれだけの話です(-.-)


 第三章:痛覚残留の後日談となるちょっとだけクスッとくる誰かさんそっくりな頑固な黒猫のエピソードと第一章:俯瞰風景で描かれた名前が無かった犠牲者を巡る心揺れる物語……そして大晦日、三年前の約束を果たす為との口実で幹也を誘い神社へ向かう(ヒロイン)の姿。 スケッチの様に描かれたそれぞれの新春へ向けた祈り。本当は真夏から始まった短編集の筈なのに何故か冬 しかも雪が降り出す直前の静寂を感じる作品でした。 そういや今回暴れたのは式では無く能力過剰使用により殆ど視力を失った浅上藤乃でしたね 何故か()がれとやってる彼女は心底愉しそうです(汗) なおウイキペディアによると劇場特典で瓶倉光溜や瀬尾静音同様彼女のその後も軽く触れられてますが2010年時点で交際5年目の婚約者が居るけど本業が(泣)となってるそうです。


★藤乃を演じた能登さんは2018年漸く結婚出来ました。目出たい事です。


実は2014年当時DVDが販売されたと知ったのはAmazonの購入サイト見て初めて知った口で御座います。で通販では購入しないで偶々立ち寄ったとある○○倉庫とかいう怪しげなお店の店頭で割引一切無しで…ぶっちゃけもう待てなかったのですよ。コレ以降のDVDは全て通販で購入してますから多分これが直接手に入れた映画としては最後の作品になります。好きな作品では有るのですがあくまでもコレは最低でも未来福音を見てからでないと楽しめないオマケみたいな映画です。俯瞰風景や痛覚残留を見てたら尚更、藤乃の背負う後悔や自分勝手な思春期特有の我が儘の末に親友を死へと追い遣った宮月理々栖が慟哭する意味が理解出来るかな…まあそんな物語で御座います。


【 それは物語が終わった後に繰り広げられる登場人物達に捧げる後日談の様なモノ 両義式が初めて黒桐幹也に抱いた細やかな怒りと八つ当たり。 誰も救えなかった浅上藤乃がちょっと過激な人生相談をおこなった顛末とあの事件の犠牲者へ捧げる祈り。 そして始めての年越しに挑戦する寸止めカップルと鮮花の敗北を 其々の登場人物が眺める雪景色を描いた物語。 】


■1998年8月.feline-August,1998


 最初の物語は第三章“痛覚残留”の後日談。浅上藤乃(あさがみふじの)との戦いでヒートアップのあまり左腕を失った“(しき)”は魔術師にして人形使いの雇い主“蒼崎燈子(あおざきとうこ)”が拵えた義肢に未だ違和感を感じていたが構いも慰めもせず黒猫預けて姿晦ました鈍感な幹也(みきや)に怒りを抱き八つ当たり…気が付いたら違和感は消えていた。


まんま普段の両義式そのものな黒猫に翻弄される鮮花が良い味出してる…そんなショートストーリーで御座います。彼女(ねこ)は結局黒桐家の居候になりました。


■1998年10月.daylight-October,1998


 醜い世界を憎み自殺願望を抱く礼園女学院の生徒.宮月(みやつき)理々栖(りりす)が背負う事になる罪は親友.安藤由子(あんどうゆうこ)が背負う絶望に気付かないまま彼女を死に追いやった罪。視力を殆ど失いながらも生き続ける道を選んだ浅上藤乃(あさがみふじの)を惨めであさましいと軽蔑していた彼女(りりす)はその夜・本物の殺人鬼(あさがみ)に出逢う。思春期迎えた少女の軽薄で無様で肥大しまくったソレを理解したいとはこれっぽっちも思いませんが救いようのない絶望の中で笑顔を見せ言葉を遺した安藤由子のソレはとても美しい……心揺さぶられ思わず泣いたエピソードでした。


なお歪曲を使いこなす藤乃さんの楽しげに歪んだ笑顔と輝く瞳が怖いです(笑)


■1998年12月.say grace-December,1998


 大晦日の夜、3年前の約束を忘れていなかった式と幹也…二人だけで過ごす年末は黒桐鮮花にトラウマモノな黒歴史を刻んだ(笑) なんつーか二人のイチャイチャよりも翻弄される鮮花と巻き込まれる藤乃…その惨劇をうっかり未来視してしまう瀬尾静音の味の有る表情がコミカルなそんなエピソードでした。


とまあ空の境界…おそらくラストとなるエピソードはKalafinaの歌とそれぞれの登場人物が迎える年の瀬に雪景色で締めとなります。


ではまた次回。





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― 新着の感想 ―
[良い点] 一応、原作とDVDを「未来複音」まで押さええいる自分は見たほうが良い作品なのでしょうか(笑) [気になる点] 何故に著者様が「空の境界」に嵌ったのか興味津々。 どうやら小説版をお読みのよう…
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