表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
天刃  作者: 弐式
10/17

優しげな優しげな

弥生の怪我も治り、流頼の面々は神隠しが起きているリンブベルムへと到着。

聖王と出会う。過激思想なため弥生の事は内密である。文月は変装済み。そんな中、聖王が怪しい人物を捕まえたというので言ってみれば長月がいた。どうやらリンブベルムで活動していたところを捕えられたらしい。長月は如月と水無月を逃がすために捕えられたらしい。

如月、水無月の潜伏先を問われるが長月は答えない。そんな長月にシカイがアセレスティアの圧力を避けるためにズヴィア本国は君たちを守ることはしないだろうと言う。

長月は道具である自分らは与えられた任務を全うするのみと答える。埒があかないので長月を神宮に置き如月と水無月を探すことに。

しかし手がかりが無いため困り果てる。聖王の検索でも見つかっていないらしい、が確実に神隠しは起きている。

囮作戦を決行し如月と水無月の居場所を特定することに。ユラと彩が囮になることに。


囮作戦を決行しようとしている頃、如月と水無月は想像以上の外国家の抵抗に焦りを感じていた。そんな中、二人の前に睦月と師走が現れる。

一体何故来たのか、本国の守りはどうなっているのかと聞く如月に睦月は元博士からの命を受けて来たと答える。

その命は弥生、文月両名のみならずすべての人間の抹殺であると言う。そう、ズヴィアでさえも…


囮作戦を決行しようとしていたユラと彩の前に優しい笑顔の女性が現れた。困っていた二人を助けた優しい女性である。囮作戦を控えて不安な思いを持っていたユラと彩に優しくしてくれた。そして、そんな二人の後押しをするように女性は去って行った。


囮作戦決行後、弥生たちは二人の魔力を追って天刃の本拠地へとたどり着く。そこにいたのは如月と水無月である。如月と水無月と戦闘。勝利をおさめこれでズヴィアから派遣された天刃はもういない…そんなときであった。

突如武器をおさめるようにという声がかかる。そのほうを見ればユラと彩がこちらを除くように見ていた。疑問を感じた弥生たちが声をかければ動くなという指示。

困惑した状態でいれば睦月が現れた。何故本国防衛の睦月がここにいるのかと問われれば睦月は守る必要が無くなったからだと答える。

天刃の生みの親である元博士がズヴィアの汚点として処分されたと睦月は語る。

『自身は元を守るように設定されている。しかしその守る主がいなくなった今いったい誰を守ればよいのか。

守るものはいない。守りたかったものもない。壊したのは人間である。私は、彼とともに入れればそれでよかった。』

そういった睦月は高らかにすべての人間に破壊をもたらすと宣言した。

今までのようにこっそりとサンプルを回収するのではなく、堂々と殺す。という宣言を。

そのための駒として捕えられている卯月、皐月、長月を解放すること、そして弥生、文月が協力するようにと言う。従わなければ人質の命は無いと言って。


途中出てきた女性は言わずも名が、つーか関係なかったらださないお。

『守りたいものを守れない。

不甲斐無さは首を絞めて、少しずつ狂ってく』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ