北極星からの言葉の錬金術
この世は日頃から災いがある。その「災い」と戦う人はほぼ魔術を使って戦っている。
しかし、魔術を使うこの世には、魔力をもたない人がいる。
この世で絶対に必要な魔力。その魔力をもつかもたないかによって生きるか死ぬかが決まる—。
そんなこの世の中には3つの呼称がある。
1.魔力をもち魔術が使える人を〈ルナリス〉。
2.魔力をもっていても魔術が使えない人を〈アリン〉。
3.逆に生まれつきから魔力をもたない人を〈セイン〉。
なぜ、魔力をもっているのに魔術が使えないのか…
単純な話だ。言い換えれば「料理」みたいな感じだ。
料理(魔術)は材料(魔力)がないとまず作ることすらできない。
それに加えて、レシピ(知識)を持っていないとできないし、初めて料理をする人も初めからそう上手にいかない(経験)。
魔術は魔力をもっていても知識と経験がなければ魔術は使えない。だから料理を魔術は似ている。
* * *
王都ステラージュ国には「災い」と長い間戦い、平和を保たせている、国民にも貴族にも認められている〈天星の12使徒〉がいる。
その組織は、魔女や魔術師、戦士や呪術師が魔術を利用して〈災い〉と戦いながら、〈災い〉ではない他の争いごとや疫病から民を守る、他の国も圧倒する力を持った人達が集まる組織だ。
しかし、〈天星の12使徒〉は世界の頂点とされているため、ここ最近他の国の人々が12使徒を目指し移住し国民が増えステラージュ国には権力が集まり過ぎている。そのため、他の国は〈災い〉が増え不安や不満が高まっている。
その中で一番〈災い〉が増えている国はアステリア国。とても小さい国で王都の北に位置する。アステリア国国王は国の権力をあげるにつれて魔術師が増え〈災い〉を減らすためにルナリスやアリン、セインも通える剣術と魔術の学園を創った。その学園の名はアストラノヴァ・スクール。
「聞いてくれる?これは前世で感情を持つことをやめた〈音零の少女〉が音のない涙をもつある日のこと」
はじめまして。羽蘭と申します。
今回は序盤、ストーリーが飛んで先読みしてからスタートします。
さて、今回はこの物語において最も重要なこと、基本的なことを説明させていただきました。
特に魔力をもっている者の名前などは覚えていただけるとこれからのストーリーが分かりやすくなると思います。
これから夜巡りの星継者をよろしくお願いします。




