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ビクトリアの真珠  作者: 東武瑛
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新聞売りの少年

その頃、チャンは一人でカンフーの練習をしていた。

サンドバッグを突き、蹴りを叩き込む。全身から汗が吹き出してきた。

そこに弟分のシュウがやって来た。

「アニキ❗️タイガーの奴等が露店の新聞売りからショバ代を巻き上げています」

チャンはタオルで汗を拭いながら「分かった。行ってみよう」と言い、シュウと向かった。

露店では「お前達、誰の許可で商売している」とウェイは新聞売りの少年に言った。

「誰の許可って言われても親父の代から、ここで商売してます」少年は声を震わせながら答えた。

「じゃあ、今日からショバ代を俺達に払え。1日1000ドルで勘弁してやる」ウェイが言うと「1000ドルなんて払えません」と少年は答えた。

「じゃあ、ここで商売するな」とウェイは言った。

その時、チャンとシュウが駆けつけた。

「ウェイ。弱い者イジメは止めろ」とチャンは言った。

「チェッ。またお前か。おい。引き揚げるぞ」とウェイは言い、タイガーグループは去って行った。

「チャンさん。ありがとうございます」新聞売りの少年が言うと「困った事があれば、いつでも呼んでくれ。力に成るぜ」とチャンは言い、シュウと去って行った。

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