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ビクトリアの真珠  作者: 東武瑛
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手紙

翌日

ビクトリアは授業が終わるとスクールバスに乗らず、タクシーでスラムに向かった。

スラムに着くと新聞売りの少年に声をかけた。

「あのう、チャンさんに手紙を渡して頂きたいのですが」

少年は「チャンさんは兄貴分なので私が渡しますよ」と言い、手紙を受け取った。

「では、よろしくお願いします」と言い、ビクトリアはスラムを出てタクシーに乗った。

暫くして、チャンが現れた。

「チャンさん、イギリス人の娘から手紙を預かっています」と少年は言う、チャンに手紙を渡した。

チャンは手紙を読むと破って捨てた。

「あの女が来たらスラムから追い返せ」とチャンは言った。

「分かりました」と少年が言うとチャンは去って行った。

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