#3 その力とイベント
場所は、簡単にいうと、左が森で右は開けた平原。そして、道があり、その道に降り立った感じらしい。
「さてと・・・何をすれば良いのかも分からないし・・・。まずは、作者に聞こうかな。聞こえてます~?」
『はいは~い。聞こえてますよ~。何をすればいいかだったよね?実際好きにしてほしいんだけど、このショウセツの方針として選んでほしいことがあるんだけど、良いのかな?』
「良いですよ?別に・・・。どんな選択肢があるんです?」
『大きな戦いとかで、苦戦する方がいいか、苦戦しているように見せかけつつ余裕がいいか、最初っから一発です。レベルがいいか。っていうのと、僕の知ってる全てのスキルや武器、設定を持ち出すのを許可するか、頑張ってオリジナルも使うかの2つかな。』
「じゃあ、苦戦しているように見せかけつつ余裕で、スキル、武器、設定は両方のなんでもありにしてください。」
『ずいぶん、すぐに答えをだしたね・・・?』
「僕、結構こういう小説とかアニメとかゲームとか見てて、結構・・・憧れてたんですよ~?」
『あぁ、なるほど。つまりやりたい放題したいわけね・・・?』
「そういうことになりますね(笑)」
『じゃあ、そういう方針で。じゃあ、知識は・・・ある程度は分かる。で良いよね?今からかなりメタくなるよ~?』
「了解です。このあと、イベントが起こるんですね?どうせ、結構スゴい商人か王女とかですよね?」
『そこまで分かってるとかこの主人公良いのかな・・・あ、今回は商人だよ。襲われてるだろうから、助けてあげて~。あと、そっちの世界の人がメタいんじゃなくて、僕らがメタいだけだからね?見てる人に話しかけてても察してくれないからね?』
「最初の呟きは無視しますね~。ところで、なんかスキルとかくれないんですか?レベル1ですよ?まだ・・・。」
『じゃあ、手っ取り早くレベルカンストのサブスキル1個とかで良いかな。流石にこんな序盤でホントの世界最強とかは面白くないし。』
「レベルカンストの時点でおかしいんですけどね?で、商人さん襲われてるんですよね?急がないとダメじゃないですか?」
『あれ、君のスキルはなんだっけ?』
「【作者と友達】ですけど・・・・・・・・・あっ・・・。」
『分かった?ご都合主義発動してるので~、大丈夫だよ。サブスキルは・・・うーん・・・無難に【炎】でいっか。すぐ増えるし。』
「じゃあ、行ってきます。使い方もなんとなくで行けるんですよね?あと、まっすぐですよね?」
『だいたいオッケーだね。鑑定スキルもあるけど、そのレベルの君を鑑定できる人はその商人のなかにはいないから大丈夫だよ。』
「心配してたことは無くなりましたね・・・。じゃあ、うまくやりまーす。」
『いってらっしゃい。』
「さてと、行きますかね。お決まりは・・・襲われている声がする!!助けにいかないと!!で良いかな。」
イベントが進行しました。
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商人がゴブリンとオークに襲われていた。
護衛に冒険者を雇っていたようだが、ゴブリンはまだしもオークとなるときつそうだ。冒険者も息があがっている。そこにタクがあらわれた!!
ゴブリンたちからしたら、ゲーム終盤のボスが来たイメージだろうか?まだレベル10なのに・・・
「大丈夫ですか!!助太刀します!!」
「何を言っている!!武器すらないじゃないか!!下がっててくれ!!邪魔になってしまう!!」
「大丈夫です!!離れてください!!」
(武器ぐらい持たせてもらえば良かった・・・)
作者(あ、武器忘れてた・・・まぁ、いっか(苦笑))
「【炎】!!」
「うわ、危ねぇ!!」
冒険者は飛び退いた。
ゴブリンとオーク達は適度に焦げて絶命していた・・・。
「大丈夫ですか、お怪我は・・・?」
「・・・・・・・・・」
「あれ、どうされました?」
「どうされました?じゃねえよ!!なんで、【炎】であの威力だよ!?初期魔法だぞ!?」
「まぁ、気にしないでください。って怪我してるじゃないですか!!」
「ああ?この程度問題ねぇよ。そんなことよりも・・・「いいから、ちょっと待ってください!!」(ビクッ!?)」
「作者!!」
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『呼んだ~?』
「呼びました。回復系統のスキルをください。あの傷が治るくらいの。」
『良いよ~っていうか、早速増えたね(苦笑)はい、【回復】。これで十分だよ。』
「ありがとう。使わしてもらいます。そういえば・・・話してたら変人・・・ですよね?これ・・・。」
『あ、言ってなかったね。僕との会話中とかは時が止まるよ。あ、そうだ!!読者の皆さんのために今からは時が止まってる間は~~~~で挟みますね。』
「・・・メタい・・・。もういいや。気にしないでおこう。とりあえずありがとうございました~。」
『ごゆっくりどうぞ~』
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「なんか、さ?しゃ?とか叫んでなかったか?」
「気のせいです。」
「いや、でも・・「気のせいです。」・・・分かった。」
「【回復】」
「ありがとうよ、【回復】まで使えたんだな。お前何者だ?まあいい、俺の名前はレオだ。」
「いえいえ、気にしないでください(苦笑)。レオさんですね。よろしくお願いします。」
「レオでいい。俺もお前に敬語じゃないしな?・・・ってお前何て言うんだ?名前・・・」
「名乗って無かったですね。すみません、レオ。私はタクです。」
「タクか・・・これからよろしくな。」
「えぇ。ところで、なぜ護衛があなた一人なんですか?」
「ここら辺はわりと安全な場所だったらしいんだよ。まぁ詳しくはそこの商人から聞いてくれ。俺の雇い主だ。今だけのな。」そういって彼は笑った。
商人はこちらに気付いて降りてきたようだ。
次回設定?みたいなものを挟んでその次に商人さんのレベルが分かります。
(ベテランだからあの道を護衛が一人だったり・・・?)