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#16 学園の授業

 ユキのお話書けなかった・・・。遅れてすみません。

~屋敷~

「おはよ~。」


「おはようございます。タク様。ルナ様はまだ起きておられません。」


「・・・今何時??」


「6:00です。」


「うん、だよね。この時間に起きるのって早い?」


「普通ですね。5:00起きの方も居ますから。」


「朝、苦手だったりするのかな・・・。」


「今日は何時に出られるのですか?」


「ん?あぁ、7:20ぐらいに。学校に25分ぐらいには着きたいから。」


「また跳ばれるのですね。でしたら、6:10に起こしてきます。」


「そうか。ん、分かった。よろしく~。」


「承りました。」


 といって、結局ルナが起きてきたのは6:20だったので、朝は苦手なのだろう。


 支度をして、屋敷を出たのは7:20だったので、タク的に遅刻はしていない。


「行ってきまーす。」「行ってきまーす。」


「お気をつけて、行ってらっしゃいませ。」


 いつもの通り、タクは跳ぶ。


~学園~

「おはようございます。」


「おはようございます。」


生徒と生徒での挨拶がある。門のところに、ユキが立っていた。


「おはようございます。どうしました?」


 タクとルナが声をかける。


「あ、おはよ~。いや~首席だと、生徒会?みたいなのやらされるんだけどね?その首席を奪っていった人は、学園の事を知らないらしいからね?継続して仕事をやってるの。」


「・・・なんか、ごめんなさい。」


「いいの。でも、覚えてもらうからね?」


「あ、はい。」

(昨日デレてたとは思えない言い方だなぁ・・・)


 そう思いながら、門を通ろうとすると・・・


「今日の帰りよろしく。」


 小声で、ユキが言ってくる。


(やっぱりデレてた。)


 そう思って、「任せろ。」とだけ言って、学園に入っていった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

~7-1教室~

 タク達よりも早く来ていたのはカールとセラの二人だった。


「「おはよ~。」」


「「おはよ~。」」

二人が返す。


「早いね~。」

 タクが言う。


「そう?早いのかな?」

 カールが返す。


「うん、早いと思うよ?二人しかいないし。」

 ルナが言う


「いや、4人じゃん。二人が来たから。」

 セラが言う。


「それもそうだね(笑)」

 タクは納得した。


「いつも、これぐらいに来てるの?」

 ルナが聞く。


「僕は・・・、4年の時からかな。」


「私は、5年。」


 二人が答えてくれる。


「そっか・・・。まぁ、これからもよろしくね~。」


 そういうと、二人は、「もちろん」と言ってくれた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 そうして、ホームルームが始まる。


「みんな~、おはよう。」


「「おはようございます!!」」


「え~、知ってると思うが、学園首席を初日で塗り替えたやつがこの中にいる。」


「知ってる(笑)」「誰~?」


 様々な声が飛び交うなか、ゼノが言う。


「タク、お前だ。」


「それ、本人にわざわざ言います?」


「だろうな(笑)」


 ちょっとした笑いが起きる。


「まぁ、とりあえずだ。何も断りなしに襲うと、返り討ちだろうから気を付けてくれ。

あと、やり過ぎるなよ?お前も。」


「問題児みたいに、言わないでくださいます?」


「ははは、悪かった。」


「まったく・・・もう・・・。」


「さて、お知らせは以上だ。後は通常通り授業だぞ~。」


「「「はい。」」」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

~進行で使う授業風景のみ?~

~1-1~

「おい、タク!!ドッジボールしようぜ!?」


「いいよ~。」


 今日も平和な1年生。授業では無いですね(苦笑)


「よし、人数集まったな!!いくぜ?そらっ!!」


ーヒュッ


「・・・一年生・・・投げる球早いな・・・。」


ーヒュッ、ヒュッ


「クソッ、アイツ当たらねぇぞ!?」


「そろそろ、反撃良いよね・・・。」


「ヤベッ・・・。」


ーヒュッ・・・バシ


 タクにボールが渡る。


「ボール投げとはこうやるのだ!!」


ービュンッ、


 ボールに回転がかかり、原理は分からないけど加速する。


「あっ、取り損ね・・・いてぇ!!」


「1人アウトだな。」


「タク強すぎるぜ・・・。」


 瞬く間に全員がアウトになり、タクチームが勝った。


~2-1~

「えぇ~、今日のこの時間は地理ですね。頑張って覚えてください。」


「「「「は~い・・・。」」」」


(みんな嫌そうなんですけど・・・。かくいう私も・・・嫌い・・・なんてね。)


「生きていくのに必要なんだから、頑張ってくださいね。」


ーーー

「と、ここがヒューマー大陸ね。こっちは魔大陸。ここは、ファーガ大陸。」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

~作者~

 「さも、当然のように、大陸の名前のみ出していますが、今度、この世界の地図を挿絵で入れる予定があるのでそれまで、お待ちください。イメージとしては、四枚花びらです。北を上としたとき、上から反時計回りに、魔大陸、ファーガ大陸、ヒューマー大陸、(ネタバレ)、となります。準備が悪くて申し訳ないです。ヒューマー大陸の拡大図もお出しします。それでは・・・。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「あなたたちがいるのは、このヒューマー大陸で、その中のアークヴェスト王国の学園にいることになりますからね。」


「「はーい。」」


~3-1~

「今からは、魔法の知識について学んでいきます。」


「実践はないんですか?」


「まだ、危なすぎるので・・・といっても、入学してすぐだからという理由です。知識を学んですぐに実践できますよ(笑)」


「そうなんですね!!やったっ!」


「では、どんどん行きますね。まず、魔法の属性について知っている人は何人いますか?」


「知ってる!!光属性!!」


「俺も知ってるぜ!!炎とかだよな。」


「はい、その通りです。ですが、それがすべてではありません。すべて言いますから、きちんと聞いてくださいね。【炎】、【水】、【雷】、【風】、【氷】、【地】、【木】、【光】、【闇】、【無】、です。なんと、十属性もあるんですよ!!」


「そんなに多いの!?」


「はい。でも、すべて使える人はよほどでない限りいません。多くても4つですね。」


「そーなんだー。」


「はい。それでは、次に、難しさ、難易度の話をしますね。」


「はーい。」


「まず、初級。皆さんが最初に覚える魔法です。そのあと、中級、上級、超級、王級、帝級、天級、神級となります。これだけ多いのは、存在が確認されているかどうかも分からないものもあり、世界に及ぼす効果が大きいものもあるためといわれています。」


「もう、覚えられないよ・・・。」


「上位の魔法になればなるほど制御が難しくなります。ええと・・・、タクなら、何か使えたりしますかね?」


「いきなり話を振ってきますね・・・(苦笑)ええとですね・・・、文献とかで、魔法の詳細がわかれば、使えますよ。」


「そうなんですね・・・。使えないって言ってほしかったです・・・。さてと、話を戻して・・・。皆さんがこの学園で使えるようになってもらいたいのは、大体上級あたりまでです。それ以上は、才能や適性もありますし、並々ならぬ努力も必要になります。学園で義務として教えられるのは、上級までです。」


「ってことは、上級まできちんと使えて、あわよくば超級ぐらいまで使えたら満点?」


「少なくとも、上位の成績でしょうね。」


「よし、頑張ります!!」


「(笑)属性についてもう少し詳しく話しますね。【炎】は、その名の通り炎を操ります。【水】も、水ですね。【雷】は電気を使った魔法ですね。【風】は風を使います。【氷】は氷を使います。水に近いですが、より特化しています。【地】は大地に干渉する魔法です。防御に強いと言われています。【木】は自然をよく使います。森だと厄介です。回復魔法もあります。【光】は魔に対する絶対的な力です。回復、浄化などが有名です。【闇】は・・・なんか影とかイメージしてください。奴隷とか、召喚は闇が多いですよ。【無】は便利系の生活魔法で、攻撃はありません。こんな感じです。」


「・・・分かりました・・・。」


 と、こんな感じに授業は進んでいくのだった。








 遅れてごめんなさい。前回の土日分も必ず出しますね。すみません。

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