#間話 タクの屋敷の機械達
短いかも?です。すみません。
※ストーリー進行には関係ありません。容姿は最後に一気に紹介します。
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~屋敷の朝~
7:25になったので、家を出ることにした。
「じゃあ、行ってくる。家のことは頼んだ。買いたいものあったら、
行ってきてもいいから。」
「はい、それでは、お気をつけて。いってらっしゃいませ。」
「行ってくる。【飛行】」
タクは魔法を唱え、空を飛ぶ。
彼らのマスターは、学園へ行った。
今、この瞬間からこの屋敷の責任は彼らに移る。
つまり、彼らに一任されている状態になる。
「シルバスさん。」
「なんでしょう?」
「他のメイドも、連れてきても構いませんか?」
「ええ、構わないでしょう。マスターは、そのくらいで
咎めたりはしないでしょうから。」
「感謝します。三人ほどつれてくる予定ですので、仕事の負担が後から減るでしょう。」
「そこまで、負担ではありませんがね(苦笑)」
「まあ、いいでしょう。行ってきますが、警備と・・・」
「言わなくても分かりますから、どうぞ。お気をつけて。」
「ありがとうございます。では。」
そう言って、軽く戦闘の用意と、多量の金を持って、自分達の仲間の
居るところへ飛んだ。(超高度技術の機械ですから?飛べます(笑))
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~国境近くの雑木林~
「遺跡の中に残ってる子がまだ居たのね・・・。ビックリ(苦笑)」
そう言いながらも、遺跡へと足を進める。
道中、トラップやら、よくわからないモンスター?やらが出てきたものの、屋敷の
管理と言う名目に警備が含まれている以上、エリン・・・いや、屋敷の機械達が
負けるわけがない。
透視機能や、マッピングも自らの記憶容量で行えるため、
すぐに仲間のところまで着いた。
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~遺跡の隠し管理室~
そこには、エリンとはまた違う美しさを持つ機械が眠っていた。
「あ・・・、起きてすら無いのね・・・?」
「起きてるよ~。」
「起きてるのね?」
「寝てるよ~。」
「寝てるの~?」
「いや、起き「はよ、出てこい!!」」
「う~ん?あ、エリンさんじゃないですかぁ~。どうしたんですか~?」
「新しいマスター見つけたから、貴女も来なさい?アルン。」
「どんなマスターなの~?」
「製作者と同じ転生型の日本人よ。」
「はーい、行きますぅ~。」
「ずいぶん素直ね?」
「エリン、幸せそうだからね~。私も幸せが良い~。」
「あら、そう?まあ、良いわ?一度屋敷に戻るから、そこでシルバスに仕事を
聞いてちょうだい。」
「分かった~。」
そして、行きとは違い、一体?増えて、屋敷に戻ったのです。
現在:執事1体、メイド2体(今後は何人で数えますね。人っぽいので。)
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アルンを屋敷に連れていった後、エリンはまた、出掛けていく。
次の反応は、他国からだった。
~ラーフィート王国~
※位置情報は、今度学園の授業で出しますね(苦笑)
この国は、奴隷制度が認められている。この国もまた、犯罪奴隷以外の
奴隷への人権がある。
ただ、ディンカース王国よりも規模が小さい。オルトが紹介しなかったのは、
このためだろう。
~入国審査~
「仲間がこの国に居るらしいので、しばきに来ました。」
「ああ・・・うん。分かった。身分証は?」
「どうぞ。」
「確かですね。では。どうぞ。」
タクは、メイド達の身分証もさらっと作ってきてくれていたので、困らなかった。
「さっさと、見つけて帰りましょう・・・。」
その反応は奴隷売り場からだった。
奴隷売り場へと入る。
「いらっしゃい?どんな方をお求めで?」
「会いたい方が居るのです。買うから、会いたいんですけれど・・・。」
「ええ、構いませんよ。お名前は?」
「どこに居るかは分かっているので、案内は結構ですよ。」
「えっ?」
「こっちですね~。・・・・・・こちらの方ですね。」
「はあ・・・、美しさによる査定で、高値がついております。
白金貨12枚になります。」
「余裕ね。はい、どうぞ。じゃあ、この子は貰っていくわね。」
商人の手には、13枚の白金貨が握らされていた。
「お客様、一枚多いようですが・・・?」
「あの子をどこで手に入れたか、と言えば分かるかしら?」
「えっ・・・。あっ。」
「美しいからって、手を出すと・・・、身を滅ぼすわ。口止め料と思っといて。
じゃあね。」
「は・・・はい。毎度あり~・・・。」
その商人は、遺跡の存在を墓場まで持っていったという。
ちなみに、商人は奴隷にしただけでマスター登録はしていません。
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ラーフィート王国を出て、帰り道。その奴隷だった女性と話す。
「久し振りね、ナツ?」
「ええ、久し振りね。エリン?」
「単刀直入に言うわ。いいマスターが見つかったの。来ない?」
「ええ、行くわ。でも、ただじゃないでしょう?」
「・・・私達が造られた目的を知らないの?」
「年月が、経ちすぎて、忘れたわ。」
「メイドよ。屋敷の管理とか。」
「なるほど。で、それをしろって感じ?」
「ええ、そういうこと。」
「なら行くわ。もともと、そのために造られたのなら、簡単でしょうし。」
「やっぱり、話が早いわね~。とりあえず、屋敷へ戻るから、シルバスに(略)」
そうして、三人目が増えた。
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~最後の1人~
「アイツ、各地を転々としすぎじゃないかしら・・・。」
反応が、一ヵ所に留まっていないのだ。
「まあ、そういう子だからね・・・。」
そう言いながらも、すぐに、その反応のところへ向かう。
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「ちょっと、修行終わりにして~。」
「ん?誰?」
「エリンよ。新しいマスターを見つけたから、貴女も来ない?面白そうよ?ラン?」
「え~、修行・・・。」
「マスターは、貴族で、しかも冒険者だから、警備と冒険、どっちもできるわよ。」
「行く。」
「(ちょろい・・・)」
と、なんやかんやで、メイドが4人まで増えました。という、話です。
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タクに報告したら・・・
「僕が言うのもなんだけど、チートって凄いね。服とかも自由にどうぞ(笑)」
だ、そうです。
「仕事完璧だし、普通に高性能で終わらせられる代物じゃないよ(苦笑)」
とも、おっしゃってました。
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~機械達の役割と容姿など~
シルバス
No.01 執事型ロボット(*ゴーレム)
彼が行うのは、メイド達の統括。家事全般も可能。無属性魔法は使える。
彼の容姿は、白髪、色白、タキシードのお爺様系イケメン?
「お爺様執事はこんな感じ」をそっくりそのまま姿にした感じ。
エリン
No.02 メイド型ロボット(*ゴーレム)
彼女は、メイドの中でもお姉様に当たる存在。万能型。
彼女の容姿は、スカーレット色の髪をポニーテールにした肌は薄橙色の女性。
スタイルも良い。胸は小さめ。頭も良い。
アルン
No.03 メイド型ロボット(*ゴーレム)
彼女は、癒し?担当?あ、あれ忘れてた!!を処理してくれるいい子。穴埋めは?得意。
彼女の容姿は、淡いピンクのセミロングで肌は薄橙色の女性。胸が大きい。おっとり。
太ってはないけど、痩せてもない。頭は悪そうだけど、そんなに悪くはない。
ナツ
No.04 メイド型ロボット(*ゴーレム)
彼女は、しっかりもの。料理以外完璧。
彼女の容姿は、黒髪ロングで色白の女性。胸は中くらい?さっぱりした性格。細い。
頭は、エリンと並んで良い。
ラン
No.05 メイド型ロボット(*ゴーレム)
彼女は、戦闘メイド。警備以外出来ないけど、彼女の警備を掻い潜ることはほぼ不可。
彼女の容姿は、緑髪のショートで褐色。胸は小さい。戦闘以外の事については頭が
回らなくなるが戦闘になると、誰よりも頭の回転が早くなる。
*この世界にロボットの概念はないためゴーレムとなる。
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案の定チートな屋敷の執事とメイド達でした。
飛ばして書きすぎた?と思いますが、今後の活躍に期待です。
次回は、学園の授業一部分とユキの家庭?の話も入れれたら良いなぁ・・・。




