第11話 厳しい現実の受け入れ方
「面白い男だな……」
一通り確認を終えたキャストン・クレフーツが退室したところで、陛下がそう呟く。
「バン、お前はどう思う?」
「……確かに、おそろしく腕は立つようですが、少々賢しいだけの悪ガキかと……」
陛下の問いにそう答えるのは、蒸した手拭いで顔に描かれた落書きを拭取っているバンだ。
「はは。確かに、恐ろしく腕は立つな……もし、あの男がその気であったならば、護衛の誰一人とて反応する間もなく、お前の首は落ちていた訳だからな……それとも、運び出された護衛だけは反応していたのか?」
「或いはそう……何だとッ!?」
「どうした?」
首肯しようとしたところで、突然大声を出すバン。
おそらくは、我々に気付かれぬよう、部下が何事かを報告したのだろう。
「そ、それが……先程運び出された密偵が……秘かに教会と通じていたようで……」
「ほぅ……」
真っ青になって答えるバン。
まぁ、密偵が余所と通じているなど、悪夢としか言いようがないからな……。
「これを偶然と考えるのは些か躊躇われるな……ロットはどう思う?」
「心情的にはただの偶然にしてしまいたい所ですが、ほぼ間違いなく気付いていたかと……」
あの男がスラム街で経営する高級娼館や高級クラブに潜入させた密偵が、自尊心を甚く傷付けたれて帰ってきたのは記憶に新しい。
「ははは。その顔は随分と苦労させられたようだな」
「遺憾ながら……バン、お前があの男を嫌うのは分からんでもないが、あやつがスラム街を制して以降、著しくその治安は改善されているのも事実だ。これは、本来であれば為政者たる我々が成し遂げねばならぬ事だった」
「だが、結局の所はあの小僧も他の貴族どもと同様に、スラムの住民を食い物にして稼いでいるのだろう?」
パニア教では、奴隷制も不貞行為も絶対に認めない。
それらを助長する性風俗もだ。
だが、それは相手が『人間』であればの話だ。
そして、教会の定める『人間』とは、信徒のみ。
献金を払えず、洗礼を受けていないスラムの住民は『人間』として扱われないのだ。
無論、表立ってそんな事を言う馬鹿は稀だが、事実としてスラム街には娼館がいくつもあるし、彼らを人と見做さず食い物にする輩は少なくない。
「それがそうでもないのだ……」
「なに?」
「『クラブ』という形態の店はあの男が作り出した物だが、その頭に『高級』と付くのは、模倣された店に比べて従業員の質が遥かに良いからだ」
「どういう事だ?」
「これは、あの男が経営する全ての店舗で言える事なのだが、あやつは従業員全員に対し、非常に高度な教育を施しているのだ」
「……それは……いや、だが……」
従業員に礼儀作法を初めとした高度な教育を施す。
これは、一見すると客単価を上げる為の必要経費とも取れるが、実際には自分の首を絞める行為でもある。
誰だって、騙して搾取するなら、賢い人間よりバカな人間の方が容易いからだ。
「更に、組織された自警団に所属する団員の力量は、我が国の騎士に匹敵するという報告もある」
これも、密偵の一人が散々実戦に付き合わされて得てきた情報だ。
正直、信じたくはないが……あのように必死な形相で報告されては、な……。
「馬鹿なッ?! 国の騎士は士爵位を得ると同時に、量産型とは言え魔剣を下賜されるのだぞ!? 士官学校出たての従者と間違えているのではないのか? それとも、スラム街には洗礼を受けずに魔法を使える天才ばかりが生まれるというのか?」
「確かに、それが事実なら、非常に興味深い話だな」
魔法の力は、教会で洗礼を受ける事によって発現する……というのが一般的だ。
洗礼を受けずに魔法を習得する、などという天才は極々稀にしか存在しない。
「残念ながら、全員魔法は使えず、純粋な技量で騎士に並ぶそうです。『魔剣と言えど、当たらなければどうという事はない』だそうです……」
「ふむ。真理であるな」
「いえいえ、陛下、お待ち下さい! 無能揃いの第一騎士団ならばまだしも、『騎士』になるには相応の技量も要求されます! それをただの自警団員が同等の力量を持つなどと!」
「では、バンよ。お前はロットが物を考える力を失い、こんなトンデモ情報を垂れ流すだけのバカタレになったと思うか?」
はっはっは、酷い言われようだ……まぁ、私もバンがこんな事を言い出したら、もしかしてと疑うだろうがな……。
「そ、それは……」
「まぁ、お二人とも、これらの情報は余興に過ぎません。極め付けの情報もあります」
「な、まだ何かあるのか?」
「ほほぅ、それは楽しみだな」
二者二様の反応に、性格が出ているな……。
「キャストン・クレフーツがスラム街で稼ぐ金額は……まぁ、良いとして、問題はこの金の行方です」
「派閥を問わず、お忍びで貴族が足繁く通っているそうだからな……『お忍び』なのに、『足繁く』という噂が立っている時点で、最早その金額はお察しだな……」
「それで、どこかを一度通して、洗ってから家に入っているのか? それとも、もう二、三箇所通しているのか?」
本来、一男爵家が稼ぎ出せるはずのない額になっているのだから、どこかを通して外見上は真っ当な金に見せる作業が必要になる事を言っているのだろうが……。
「残念ながら、何処にも通していない。と言うよりも、クレフーツ男爵家には1ゴールドたりとも入っていない」
「は?」
「キャストン・クレフーツはスラム街で稼いだ金、その全てをスラム街に分配しているのです」
「はぁッ?!」
「ほぅ……」
理解不能という気持ちを一切隠せないバンと、まるで公務に当たる時のように表情の読めない陛下。
「クレフーツ男爵家はどこからどう見ても、典型的最下層貴族の男爵家であり、隠し財産などもありません。あくまで男爵本人の財務局職員としての稼ぎだけで営まれており、家にはそれ以外の収入はありません」
そのせいで、最初にキャストン・クレフーツを調べた時には、スラム街を支配していた事に気付けなかった。
あの男から身柄を引き渡された連中が、盗賊ギルドの跡地で拷も……収容されていた事から、捜査範囲をスラム街にまで広げ、漸く掴んだのが、高級娼館の実質経営者という尻尾だった。
尤も、敢えて情報を開示するために掴ませたのだと、今となっては理解させられるのだがな……。
「無論、分配と言っても、施している訳ではなく、労働の対価であったり、環境改善の費用であったりですが」
これも、素性がバレた密偵達が、自尊心を犠牲に開き直って帳簿を見せてもらった事で得られた情報だ……。
「絶対に裏帳簿がある!」と失った自尊心を一時取り戻した者は、「そんな物は初めから存在しなかった……」と、更なる絶望に落ちて行ったのだがな……。
「それは、困ったな……」
と、ここで陛下が零す。
「はい……」
「…………」
バンに至っては、完全に苦みばしった顔だ。
流石に、これをお気楽に「良かった良かった」で済ませる訳にはいかない。
「自分達で稼いだ金で公共事業までやられると、もう完全に自治独立されているな……」
「かと言って、騎士団と互する力を有している武装集団がいる以上、力尽くで……という訳にも参りません」
王都周辺を管轄しているのは第一騎士団だが、ただでさえ半数は援軍派遣の名目で潰すのだ。
残す平民出身のまともな騎士達にまで損害を出したくない。
「…………」
バンは無言のままだ。
嫌悪や嫉妬、その他色々な物が頭の中を駆け巡っているのであろう。
元々、宰相の任に当たっていたのは、私ではなくバンだった。
当時のバンが最も力を入れていたのが、スラム街の問題改善だ。
スラムというのは大きな街ではどうやっても大なり小なり出来てしまう物だが、そこから発生する問題を少しでも緩和させようと奮闘していた。
ところが、教国が魔族との戦争状態に突入した為、バンは任期の途中で宰相職を辞し、自領に戻って国の西側を警戒する事になったのだ。
図らずも、バンが途中で放棄せざるを得なかった問題が、言っては悪いが高が男爵家の、それもまだ後を継いでいない子供に非正規的に解決されてしまった。
それどころか、改善されすぎて新たな問題に発展してしまっているのだ。
しかも、非常に厄介な事に、今のスラム街は現在進行形でこの王都に多大な貢献を果たしてしまっている。
「西の城壁外に出来た難民窟。あれが最近縮小しているのも、このスラム街に人が流れているからだな?」
「はい……」
教国の状況は日増しに悪化する一方だ。
開戦とほぼ同時に最高権力者である教皇が崩御。
大陸中に拡がる冒険者ギルドのグランドマスターも戦死。
他にも枢機卿や大司教など、続々と戦没者が出ており、最早大陸最大どころか、一つの国としての形すら保てていない。
その証拠に、各地から銘々勝手に援軍の要請が、仮想敵国だったはずの我が国に来る始末だ。
そして、戦火に焼け出された教国の難民達が国境を越え、我が国にも流れ込んできている。
この王都にも、城壁外の西側に難民達が溜まり、一時期その治安が悪化して問題となっていた。
その難民達が、ここ最近は王都を挟んで反対側、東にあるスラム街に吸収されているのだ。
「いやー……全く、トンでもないな」
「はい。王都の東西に問題を抱えていたのが、東側だけに偏る事で」
「それは違うぞ、ロット……」
と、突然遮ってきたのはバンだった。
「お前が考えている以上に、これは異様な事だ」
「異様、とは?」
「考えてもみろ。難民とは言え、元を糺せば教国の人間だ。これ以上ないくらい敬虔なパニア教徒だ」
そうだ、そうではないかッ!
パニア教の信徒は表向きはどうあれ、心の底ではスラムの人間という信徒ではない者の存在を忌避する。
それは難民になったところで変わるはずがない……と、思う。
それとも、難民生活と言う、過酷な境遇を経験する事で、多少は変わったのか?
いや、そうだとしても、こちらの耳にも入るほど摩擦が生じるはずではないのか?
なんだ、あの男は一体何をしたんだ!?
「あの男が何の為に、何を考え、何を成そうとし、何をしたのか……それは俺にも分からん。わざわざ、『アーサーの廃嫡は決まっていない』と鎌をかけてみたのに、これも空振りに終わった」
「では、殿下の事は?」
「俺も確かに男で人の親だが、同時に王でもある。多少色に惑うくらいは大目に見んでもないが、流石にこれだけ客観的証拠が揃うと廃嫡は免れん。残る問題は、命を残すかどうかだな……だがな」
ここで、我らが王は不適に笑む。
「キャストン・クレフーツに関して、多少なりと判った事はある。まぁ、多少しか分からなかったと言えばそれまでだが……なに、まだ時間はありそうだ。それより、次の客人だ」
「フレア・クレフーツ様をお連れしました」
折好く扉がノックされ、案内の者が来客を告げる。
私も直接会った事はないが、世間一般では兄以上に優秀な妹と聞く。
まぁ、実の所キャストン・クレフーツは化物と形容するしかなく、単純にそれが世間では認知されていないだけなのだが……。
その妹というだけで、警戒するには十分な理由だ。
「入れ」
事実、まだ二人には話していないが、私にはあの兄妹と意外な因縁があったりする。
キャストン・クレフーツの化物と形容せざるを得ない実力に、納得できるだけの因縁が……。
「なるほど。どこかで見た覚えのある顔だと思えば、かの『百人斬り』の娘であったか……」
…………どうしてこうなった?
「兄の方は父親似という事でしょうか? あまり面影は感じませんでした」
「そういう事なのだろうな。しかし、そうと分かれば、ある意味納得せざるを得んな」
「そう、ですな……それにしても、ロットよ。あんな契約書を書いて大丈夫なのか?」
はっはっは……大丈夫な訳なかろう?
「流石に、あの状況下で俺が口を挟む訳にもいかなかったが……あの、ほぼ無条件で願いを叶えるという契約……期限を定める事を思い付かぬほど驚いていたのか?」
…………あ。
「どうやらそのようですな」
「やれやれ。どうやら、フォスターは徹底的にお前に祟るようだな……まぁ、元を辿れば、お前ではなく我が妹だが……」
ファティマ・フォスター。
フォスター男爵家の娘にして、学生時代における我々の後輩に当たる女傑。
そして、陛下の妹である私の妻と、同学年の才媛でもあった。
貴族としては文字通りの最下層である男爵家の出でありながら、学園入学から卒業までの間、当時第一王女であった妻と、本人の与り知らぬ影で比較され、勝ち続けた才媛だ。
……妻は今でも、金と権力と家柄以外で勝てなかった事に、絶大な劣等感を抱いていたりする……。
そんな影の才媛が、女傑だの『百人斬り』だのと恐れられる理由は一つ。
彼女に求婚した者は、上は伯爵から下は豪商まで、百人以上が悉く一蹴されていたからだ。
貴族でも自由恋愛が認められているとは言え、伯爵家の者がプライドを曲げて男爵家の娘に求婚したのだ。
それを一顧だにせず断ったとなれば、逆恨みする者は一人や二人ではなかっただろう。
しかも、「幼馴染と将来を誓った」という煽り付きだ。
普通ならば、本人、或いはその幼馴染に報復があるのだが……学園を卒業するまで、彼女らは何事もなく過ごし、反面、彼女に求婚した幾人かはその身を滅ぼしていたりする……。
まぁ、お察しという訳だ。
そんな得体の知れない実力者を母に持つのが、あの兄妹だ。
ある程度納得出来てしまうという物だ……。
はぁ……その片割れにあんな約束を取り付けられてしまった……。
これからどうなる事やら……。
「しょ、娼婦なんて出来ませんッ! 『愛』を説く光の女神の教えは、不貞を認めません!」
「では、信仰を棄てて下さい」
「そ、そんな事、出来る訳ないじゃないですかッ!」
「では、他に何が出来ますか? 料理は? 裁縫は?」
「か、簡単な家事ならできます! ですから」
「『簡単な家事』ですか……その程度だと、このくらいの給金しか出ませんが、構いませんか?」
「そ、そんな、これじゃ生活なんて……」
「スラムでなら、切り詰めれば一人分の生活費にはなります。料理も裁縫も掃除も、全て素人の見習いでしかない貴女に払える給金はそんなもんです。いま、この娼館で働いている娼婦以外の人間も、最初はそれより少ない給金だったんですよ?」
「で、でも、私には家族が……母と弟がいるんです……やっとここまで……父を亡くして……母も病気で……」
「なら、ご家族三人で働けば良いじゃないですか。ここはスラムです。子供や病人でも出来る真っ当な仕事もありますよ。まぁ、その分給料はお察し頂きますが」
「そんな! お願いします! 助けて下さいッ! 何でもしますからァッ!」
「ですから、多く稼ぎたいなら娼婦をやればいいじゃないですか? ここは娼館で、何でもするのでしょう?」
「そんなッ! こ、こんなに大きなお屋敷なんです、私達を助けるくらいの事は」
「黙れ、クソガキ」
「ヒッ」
「この屋敷はボスが我々に任せて下さったお屋敷だ。パニア教の豚が集ろうとしてんじゃねぇぞ」
「な、なんて事をッ!」
「ハッ! 膝が笑ってんぞ、クソガキ。オメーは見た所、教国の貴族か豪商の娘って所か? 多少やつれてはいるが、なんともまぁ、贅沢な生活をしていたようだなぁ?」
「そ、そうです、私は教国の子しゃ」
「まぁ、ンなこたぁどーでもいい。んで、『大きな屋敷なんだから私達を助けろ』だっけか? ハッ、そんじゃあ、助けてやるよ……教国のお偉いお偉い貴族様が、貧困に喘ぐスラムの住人を助けてきた数だけ、俺もテメーを助けてやんよ」
「んなッ?!」
「で、何人助けてきたんだよ? 百か? 二百か? 俺がボスから任されている資金だけでも、テメーら難民の百や二百は無償で助けてやれるぜ? ほれ、言ってみろよ? 敬虔なパニア教徒様は、『人間』と見做さねースラムのケダモノを、何人助けてきたんだよ? 神に誓って宣言しろや、あ?」
「そ、それ、は……さ、さん……」
「おら、もっとはっきりと、大きな声で、大好きな神様に誓って言えや」
「さ、さん…………一人も、いませんわ……」
「はっ、流石に神様に嘘は吐けませんってか。まぁ、いいだろう……テメーの前には三つ、道がある。一つ目は、このまま難民窟へ帰り、神様が助けてくれるまで待つ。二つ目は、神様棄てて、真っ当な仕事で小銭を稼ぎつつ、手に職を付ける。三つ目は、神様棄てて、娼婦としてここで生きる。さぁ、好きなのを選べ」
「なッ?! どうして二つ目も信仰を捨てなければいけないのですか!?」
「あのな……ここは『スラム』なんだよ。お前らパニア教徒が『人間』と認めねー連中の溜まり場だ。そこで職を得ようってんなら、テメーも『人間』のままじゃ生きていけねーよ。無論、毎日毎日、難民窟から王都を挟んだここまで、歩いてくるってんなら止めねーけどな」
「そ、そんな……それに、母は今すぐ医者に診せないと……」
「はーん、そうかい。なら、三つ目しかねーな。うちの娼婦になれば、最初にレッスン料として金を貸してやる。その借金を返済するまでは、この娼館から出られねーが、返済した後は自由だ。娼婦やってる間に手に付けた職を活かして独り立ちするもよし、そのまま娼婦を続けるもよしだ。どうする?」
「……レッスンというのは?」
「ボスの方針でな。うちは高級志向。顧客は貴族って名前の金持ちの豚共だ。こいつらから、ガッポリと金を搾り取るために、娼婦は全員礼儀作法必修! それ以外にも、何か芸事を最低一つは身に付けてから客を取らせている。詩やダンスや刺繍なんて、貴族のご令嬢染みた芸が客から人気だな。どうだ? テメーなら稼げそうに思うが?」
「それ、は……」
拙い作品にここまでお付き合いくださり、ありがとうございます。
王国の頂点達が気付かぬ内に、王都のスラム街がただの貧民窟ではなくなっていたという話。
「貧乏人」という理由で国籍を与えず、国が庇護してこなかった集団が、ほぼ自力で一定の秩序を保つ『社会』を形成し、首都のすぐ隣で難民を吸収して成長中。
こんな大それた事態だというのに、これまで宰相達の耳に入って来なかったのは……まぁ、「自分達の失態を必死こいて隠そうとし、更に傷口を広げる」からこそ無能と誹られる……と、お考え頂ければよろしいかと。
さて、次話でこの『宰相は辛いよ』編もラストです。
何とか、ここまで閣下の胃は無事に済みました。
いやー、良かった良かった……え、オチはもう読めている?
……うん、まぁね。
ところで、お正月特別編とかって、需要あるのでしょうか?
本編と直接関係ない話なら即興で書けるんですが……そんなの書いている暇があるなら、本編さっさと書けや! という声の方が多数でせうか?




