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妖精族の姫と、アグニス。
ごめんなさい、すごく中途半端ですが、明日仕事が休みなので一気に更新します。
深夜4時なので眠すぎて・・
「此処に来るのも久しぶりだな……」
俺は今、故郷のすぐ側に隣している森に来ている。
一度、盗賊団の連中による事件があってから、森の周辺には人間族を遠ざける役割を担った結界が張り巡らされるようになった。
結界に入るにはこの森の奥地に住む妖精族から許しを得なければいけない。
それは通行証のような物品では無い。
俺もイマイチ把握はしていないのだが、妖精族によって加護を与えられなければ、結界を通る事は出来ないらしい。
加護を受ける際に、何か特別な事をする訳でもないので、今でも加護という物についてピンとこないのだ。
「アグニス様!」
結界を通り抜け、妖精族もとい、エルフの里を目指していると聞き覚えのある声が聴こえた。
その声の元を探してみるがその姿は一向に見つからない。
はて、耳がおかしくなったのか。
まぁいい。取り敢えず進むか。
「戻って来られてたのですね、アグニス様!」